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ハゼ釣りの時期・シーズンやおすすめの釣り方・ポイントとは?【初心者入門】

小気味良いアタリがたまらない、初心者におススメしたいハゼ釣り。ハゼ釣りはそれほど難しくなく仕掛けも簡単でフィールドポイントや潮の流れ・時期・シーズンを知れば簡単に爆釣も夢ではありません。今回は初心者の方も簡単に始められるようにハゼの時期などをご紹介します。
2020年8月27日
pomesmix
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初心者でも分かる ハゼ釣りの時期・季節

ハゼ釣りの大切な時期・冬は狙い目

ハゼ釣りは基本1年中楽しむことが出来ますがその中でもベストシーズンとなるシーズン・季節があります。それが6月・7月・8月・9月です。このシーズン・季節は普段よりもハゼの食いがよくとても釣りやすくなっております。事実、夏に入ってからは全国各地の堤防や河口では初心者の方や子供でも入れ食い状態になっているのをよく見かけます。それだけハゼは簡単に釣りやすく初心者でも入れ食い状態を楽しみ易い魚となっています。一応6月と書いてありますがちょうど梅雨の時期なので無理してまで雨の日に行くのは避けてください。雨の日の釣りは思わぬ大物も釣れたりしますがその分、危険が伴うので初心者の方にはお勧めしません。 そして、ベストシーズンが終わり寒くなる冬の季節の冬序盤~冬の終わりまでのシーズン・季節はハゼが10メートル程度の深場に移動しますので釣りづらくはなりますが冬のハゼは大型で脂ののった絶好のシーズン・季節となります。冬のシーズン・季節でのハゼ釣りは投げ釣りがお勧めになります。

ハゼ釣りのフィールドポイント・時期

初心者必見 ハゼ釣りの基本と冬時期ポイントを絞る

ハゼ釣りの基本としてハゼは汽水域を基本好み生息します。その為、干潟周辺や河口域などを狙ってハゼ釣りを楽しむのがおすすめとなります。その他に河川が近い場所にある港の岸壁や堤防も好フィールドとなります。ハゼは基本的に全国各地、毎年同じポイントで変わらず釣れますので地元の釣り雑誌や釣具店・ネット情報でポイントを調べてから出かけられるのがいいでしょう。ハゼはベストシーズン・季節が始まると体調10センチ程に成長していますのでポイントごとに最初の一匹から数匹釣ってハゼのベストシーズン・季節が後どれくらいかを予想することも重要になります。そして冬頃に訪れた時、大型の脂の乗った冬ハゼを釣り上げる為にポイントをいくつか絞っておきましょう。

ハゼ釣り 満潮・干潮(時期)

ハゼの成長時期で変わる

ハゼを狙うときのポイントとして満潮時の前後は岸よりのポイントを積極的に狙い、干潮時の前後は小深いちょっとした水深のある場所にハゼが集まりやすいので満潮・干潮前後はそういったポイントを狙って行きましょう。ただし満潮・干潮時でもハゼが食べるであろうエサが溜まり易い場所が見つけれるのであればそこも積極的に狙っていきましょう。基本的にハゼは堤防などの海底のかけあがりや船が通る船道・障害物の周辺・ミオ筋・捨石のきわなどがポイントとなります。そして、ハゼはシーズン・時期の始まりは小型のハゼが多くそれらは比較的に浅場に集まりやすくなっています。それからハゼが成長するにしたがって少しずつ深場に移動します。ハゼを釣る際のもう一つのポイントとしましてはこれから釣ろうとする河口エリアや港付近で「潮が動いているか」を確認してください。これはどの魚にも言えますが基本的には潮止まりと言われる状態になっていると、どれだけ釣りの上手いベテランアングラーでも釣果がかなり下がります。この状態になったポイントはアタリすら全くないので事前に釣具屋などで潮位表などをもらい確認しておきましょう。

ハゼ釣り えさの種類

ハゼ釣りの餌はシンプルで分かり易い


ハゼを釣るには餌で釣るのが昔ながらの基本で初心者の方は基本的に使われる「アオイソメ」を使用することをお勧めいたします。ベテランの方はジャリメなど複数の餌を用意してそのときのハゼにあわした餌で釣果を上げていきますが初心者の方がいきなりそんなことをしても餌が余ったりどの餌にするのかを迷ってしまいますのである程度慣れてから挑戦してみるといいでしょう。ハゼ釣りにおいて餌をつけるときは「通し刺し」にして餌の長さが5センチ前後になるよう心がけましょう。その後、ハゼのアタリが少ない場合は餌を少し大きくしてハゼにアピールしてみましょう。餌を素手で触れない方は釣具屋などに専用の道具が売っていますのでそういった道具や手袋などを用意しておけば初心者の方でも簡単に針に餌をつけることが出来ます。

ハゼ釣り方 王道の餌釣り

ハゼ釣りの基本の釣り方・餌の時期

エサでのハゼ釣りは基本年中使用することが出来ます。エサによる仕掛けの誘い方はまず、ポイントとなる場所へ仕掛けをキャストして仕掛けが着底するまで待ちます。仕掛けが着底したらリールを道糸が軽くピンッと張るまで巻きます。その状態で後はハゼのあたりがくるまで竿先に集中して待っていましょう。ハゼは上から落ちてくるモノに興味を示しやすいので、仕掛けが着底した瞬間はしっかりと集中しておきましょう。その後、あたりもまったくない状態になったら今度はリールを巻きながらアピールしていきます。仕掛けをキャストしたポイントが根がかりの心配のない砂地ならば「ズル引き」と言われる方法を試します。ズル引きはゆっくりとリールを巻き、仕掛けが海底をズルズルと引きずられる状態のことを言います。もう一つが根がかりの心配がある場合に使われるのが仕掛けを跳ねさせる方法です。ロッドの先端を軽く上に「ヒュン」とあげて仕掛けが着底する前に軽くリールを巻いて数秒食わせのタイミングを与えるために静止することを繰り返していきます。

初心者 ハゼの釣り方あわせかたのポイント

確実に食わせてあわせよう

ハゼのアタリとアワセ方についてですが、ハゼのシーズン・季節、最初のアタリは竿先から手元に通じて伝わってくるハッキリとした分かり易いものが多いです。この時のあわせ方はアタリが竿先を通じて分かった瞬間にすぐさまロッドを立ててあわせを入れていきます。あわせが決まったらリールを巻いていきましょう。そして、シーズン・季節がどんどん深まるにつれてハゼのアタリは小さくなっていきます。シーズン・季節初めに感じたアタリが後半になると分かりづらくなるので初心者の方は気づきにくく、釣果を落としがちになってしまいます。なので、しっかりとシーズン・季節の前半・後半は別物と考えてあたりに集中しましょう。後半のあたりは竿先に少しでも何かしらの違和感が感じられたら集中しタイミングよくあわせてみましょう。ハゼはその日・その場所によって早あわせの場合と遅あわせの場合がありますので試してみてその時の状況を把握しておきましょう。

ハゼ釣り方 ルアーゲーム

ハゼ釣りのルアーでの釣り方 ・ルアー時期

ルアーフィッシングはハゼのみに限らずそのゲーム性から様々な魚種に使用される釣り方の一つでタックルもシンプルなことに加え、生きている虫餌を触ることがないので虫が苦手な女性や子供などにおすすめする釣り方です。ソフトルアーのワームとして人気を集めている「パワーイソメ」は姿かたちがとてもアオイソメなどに近く釣果の実績もあるので初心者の方にはおすすめできるワームとなっています。その他にはガルプといった匂いの強烈なワームがあり、これはかなりの集魚効果が見込めますのでアタリが少ないときに使用すれば釣果アップすることは間違いないでしょう。これらのソフトワームは生きエサと同じ釣り方で出来ますので特にこれといった特殊なロッド操作はいりません。次にハードルアーですがこちらは「ハゼクランク」といわれるハードルアーを使用します。初心者の方は最初、ロッド操作が難しく感じるかも知れませんがその独特なゲーム性に慣れてこればエサ釣りと変わらない釣果を期待できます。初心者の方は初めはとにかく、底が目視できるポイントにキャストしてクランクのディップが海底を突く感じに動かし砂煙でるようになるまで練習してみましょう。その際、ロッドに伝わる感覚やロッドディップがどのように動いているかを確認しておきます。

ムツゴロウもハゼの仲間・時期は?

1.ムツゴロウとは?

ムツゴロウとは有明海や八代海を含む東アジアに生息しており日本では有明海が有名なポイントとなっている。有明海の沿岸では「ムツ・ホンムツ」と呼ばれており英語ではMudskipper(マッドスキッパー)と呼びます。ムツゴロウは成魚で全長15センチ~最大で20センチの大きさになりだいたいトビハゼの倍近い大きさになる。身体の色は褐色や暗緑色で全体的に青や白の斑点があります。また、ムツゴロウの両目は頭の一番高いところに突き出ていて広く周囲を見渡せるようになっており、威嚇・求愛のさいにムツゴロウは2つの背鰭をこれでもかと大きく広げ目立つ行為をします。軟泥干潟にムツゴロウは1メートル前後の巣穴を作り生活します。夜間や満潮時・敵に追われたときは巣穴に隠れます。干潮時の昼間は巣穴から出て活動し始めます。ムツゴロウは干潟での移動は胸鰭を使って這ったり、全身を使い飛び跳ねながら移動します。


2.ムツゴロウとは?

ムツゴロウが干潟の水のない空間で生活できる理由は、ムツゴロウの口の中と皮膚に含んだ水を使って呼吸する為と言われています。しかし、いくら呼吸が出来るからとはいえ陸上生活をずっとは続けられません。ムツゴロウは皮膚が乾燥してしまうと生きていくことが出来なくなるのです。その為、身体を転がして全身を濡らし乾燥から防ぐ行動が見られることがあります。ムツゴロウは直径2メートル前後の縄張りをもっており同種のムツゴロウや同じエサを食べる生物「ヤマトオサガニ」などにも激しい攻撃を仕掛けて追い払います。ムツゴロウの食性は植物食性で底生藻類などの干潟の泥表面についたものを食べます。

ムツゴロウが釣れる時期・季節

時期をみてムツゴロウ漁を体験しよう

ムツゴロウが1年でもっとも活発に活動するシーズン・季節は初夏となりこのシーズン・季節にムツゴロウ漁が行われます。そしてこのムツゴロウ漁は一般の方も体験できる場所があるのです。それが日本で一番広い干潟が広がる有明海です。ムツゴロウ漁はムツゴロウを引っ掛けて釣り上げる方法でこれを「むつかけ」と呼び、昔ながらの伝統的な漁法となります。このムツカケを体験できる施設が「ガタリンピック」という干潟のスポーツ大会の舞台「道の駅鹿島」にありますのでもし気になる方は是非寄ってみてはいかがでしょうか?

有明海のハゼは日本最大級・時期はいつ?

この時期に釣りに行こう

有明海に生息している日本最大のハゼ。それがハゼクチと呼ばれる種類で最大ともなると50センチを超えると言います。一般的なハゼが10~15センチですから驚愕の大きさです。ハゼクチは有明海全域に生息しているのですが狙うシーズン・季節がありましてそれはハゼグチが産卵のために岸へ寄ってくる冬季のみとなります。このシーズン・季節にしか釣り上げれないとなると希少価値が高く感じます。ハゼグチは一般的なハゼの仕掛けで釣れますので初心者でも問題ありません。ただ、ハゼグチは針に掛かろうがまったく「暴れない」魚ですのでいつの間にか釣れてたなんて事はよくあります。一般的なハゼより大きいのに一般的なハゼより暴れないともなると少しゲーム性には欠けますが釣り上げた後のインパクトは大きいので多少の引きなどのゲーム性は我慢しましょう。もし、初心者の方が有明海で釣りをする際は絶対に潮の満ち引きを釣具店などで確認しておいてください。有明海は日本一、干満差が激しい海域ですので下手すれば物理的に釣りが不可能の可能性もありえます。

初心者必見 絶対触ってはいけないハゼ

ハゼはすべての種類が安全な訳ではない

ハゼ釣りをする際に初心者の方に絶対気をつけて頂きたいのが「むやみに名の知らないハゼを触らない」事です。これはハゼに限らずどの魚種にも言える事ですが一部の魚には毒をもった危険な生物も存在します。そして、そのほとんどが意外と近場で簡単に釣れてしまい強力な毒性をもっています。身近な魚で言えば「カサゴ」根魚で穴釣りなどの釣り方で簡単に釣れ食べて美味しい、人気の魚ですが実はあのカサゴにもヒレに微弱ながら毒を含んでいるのです。いくら微弱と言えどその毒は手が痺れ、「アンパンマンのように膨れ上がる」ので気をつけなければいけません。 そして今回、ご紹介しているハゼにも毒をもった種類がいます。それは「ツムギハゼ」という種類でツムギハゼはふぐ毒である「テトロドトキシン」を含んでいます。テトロドトキシンが含まれる部位は筋肉・皮膚で触ることも食べることも出来ません。 ツムギハゼの特徴は15センチ程度の大きさに「黄褐色の身体で頭・目が大きく」尾びれにかけて「黒色斑点が3つ」あるのが特徴的になります。この特徴は必ず覚えておいて下さい、特にお子様がいらっしゃるご家庭は必須事項となります。

日本全国のハゼ釣果統計

今の全国平均とは?


2017年12月28日現在の全国平均 〇ハゼの平均サイズ・・・・・・15.0cm 〇季節別釣果トップ3位・・・・「1位 9月」 「2位 7月」 「3位 4月」 〇シーズン別全国平均サイズ・・「1位 12月18.8cm」「2位 11月16.8cm」「3位 1月14.2cm」 〇ハゼ時間別釣果・・・・・・・「1位 14時」「2位 17時」「3位 15時」 〇気温とサイズ・・・・・・・・ハゼ最大サイズ時 5度前後

ハゼ釣りはキャッチ&リリース

時期によって大きさはバラバラ

ハゼは季節・シーズンによって、とても小さいサイズが釣りあがる事がよくあります。特に多い季節・シーズンが冬越しの終わった春先~夏手前の季節・シーズンです。基本的に海釣りをする場合は食べる為に持ち帰る事が多いですが県や町村によっては資源保護の為、何センチ以下はリリースして下さいと義務付けられている事がありますので初心者の方は一度自身の住む町村の条例を調べてみましょう。

ハゼの文化

ハゼ釣りと合わせて深くハゼを知りましょう

ハゼの漢字は「真沙魚」や「真鯊」と書き、ハゼを表した漢字は蝦虎魚・弾塗魚・破世・沙溝魚などがあります。 ハゼは釣りの人気対象魚としてポピュラーゆえに地方によって様々な呼び名があります。宮城県ではカジカ・信越地方ではカワギス・北陸地方ではグズ・浜名湖ではフユハゼ・鳥取ではカマゴツ・島根ではゴズ・長崎県と大村湾ではクソハゼと地方名がついております。また、ハゼの成長過程によって小さい当歳魚の事をデキハゼとも呼びます。

ハゼの食文化

ハゼの食文化は昔から各地に馴染んでおり東京では「江戸前の魚」として有名で佃煮や天ぷらとして親しまれ、宮城県や仙台では伝統的な雑煮の出汁として「ハゼの焼き干し」が有名です。ハゼは各地で様々な食文化に取り入られておりそれだけ日本の歴史に深い関係を持った馴染み深い魚だというのが分かります。 ハゼは白身の淡白な身をしており、「天ぷら」や「から揚げ」「煮付け」「甘露煮」「刺身」「南蛮漬け」と様々あり、さらにハゼの真子は「煮付け」「塩辛」に調理でき珍味として人気があります。また、ハゼはとても簡単に捌くことが出来ますので捌いたことのない初心者でも一瞬で出来ますので挑戦してみてください。手を切るのが怖いと言う方はハサミ一つでも捌けてしまいますのでハサミを使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?簡単に釣れるポピュラーな魚で初心者の方も釣り方や季節を難しく考えずにすぐ始められますので手軽な釣りの対象魚となっています。ベストシーズンの夏と大型を狙える冬では少しポイントが変わりますがそれほど釣り方は変わりませんので是非一度、お試しください。そしてハゼは入れ食いになりやすい魚でもあるので仕掛けをキャストしてボトムに着く前にすぐに食いついて簡単に釣れてしまい、またキャストしたらすぐ釣れたなんて事がよくあります。自身の経験上や周りのアングラーから話を聞いたりすると延べ竿で1分間で20~30匹前後釣るなんてことが何度もありますので手返しが良ければものすごい数が釣れるでしょう。