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ストリンガーおすすめ4選!使い勝手抜群なストリンガーと使い方まとめ!

「ストリンガー」は、釣れた魚を水中で生かしたまま保存するできるアイテムで、鮮度や食味を保つうえで不可欠なアイテムです。この記事では、ストリンガーの特徴や使い方、さらには、筆者一押しのおすすめ人気ストリンガー4選についてご紹介します。
2020年8月27日
cgjpm705
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この記事で紹介しているアイテム

昌栄 アシストハーケン V型(3本セット) NO.553-1

【チヌ、シーバスなど様々な魚に対応】 頑強 ステンレス ストリンガーセット 5個セット ロープ 4.5M 付き チヌストリンガー ストリンガー 【KUMBAYA】

ベルモント(Belmont) ストリンガー100ロープ付セット5pcs MP094

ベルモント(Belmont) ストリンガー150ロープ付セット 5pcs MP-176

ヤマワ産業(Yamawa Sangyo) パーフェクトストリンガーセットL / フラッシュイエロー

「ストリンガー」とは?

「ストリンガー」とは、釣りが終了するまでの間、釣れた魚を水中で生かしたまま保存する際に使用するアイテムのことで、フックに魚を固定し、水中に魚を投入して使用します (詳細は後述)。 陸からの釣りであれば、フィールドを問わず使用できるアイテムで、釣った魚の鮮度や食味を落とすことなく、おいしく頂くためのマストアイテムと言えるでしょう。

ストリンガーの基本構造は?

詳細については後述しますが、ストリンガーは、魚を固定するためのフックと、フックを固定するためのロープとで構成されており、フックの魚を固定した後、フックにロープを通して使用します。 なお、ストリンガーの種類によっては、フックとロープ以外にも、ロープを巻いておくためのボビンや、固定した魚を水面付近にとどめておくためのフロートなどが付いたものも市販されています。

ストリンガーの特徴を解説!

釣れた魚を水中で生かしたまま保存するためのアイテムは、「ストリンガー」のほかに「スカリ」があり、使用目的は同じであるものの、それぞれ特徴が異なっています。 ここでは、ストリンガーの主な特徴を、スカリの特徴と比較しながら見ていきましょう。

ストリンガーの特徴1【食味が悪化しにくい】

スカリは、狭い網の中に閉じ込める形で生かしておく作りになっているため、魚はのびのびと泳ぐことができず、魚に多大なストレスを与えてしまいます。 魚は強いストレスを感じると、身に含まれるうまみ成分の量が減ってしまい、食味は大きく悪化します。

出典: https://www.amazon.co.jp/TAKAMIYA-%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%A4-%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%B7%BB%E6%B4%BB%E3%81%8B%E3%81%97-TG-422-30cm/dp/B007BGZOOI/ref=sr_1_1?s=sports&ie=UTF8&qid=1514283754&sr=1-1&keywords=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AA

それに対し、ストリンガーは魚の周囲に、泳ぎの障壁となる網がありませんので、閉所に閉じ込められることによるストレスを魚に感じさせず、食味の悪化を最小限に抑えながら、魚を長時間生かし続けることが可能です。 また、足元から水面までの高さが高い釣り場でスカリを使用する際は、魚が釣れる度にスカリを水中から引き上げなくてはならず、投入と回収を繰り返すことも、魚にストレスを与える大きな要因となりますので、そういった意味でもストリンガーの利点は大きいのです。

ストリンガーの特徴2【使い方に慣れが必要】

スカリの場合、釣った魚を網の中に入れ、投入口の上部のロープを締めるだけで使用することができ、誰でも簡単に扱うことができます。 一方の ストリンガー は、使い方に多少慣れがいりますし、各種作業に手間取っていると、魚を弱らせてしまう恐れがありますので、「使い勝手の良さに関しては、スカリに分がある」と言えるでしょう。

ストリンガーの特徴3【小型魚には使用できない】

前述したように、スカリは網の中に魚を入れて保存するようにできていますので、大型化には限界があり、2匹以上の大型魚を入れて使用することは困難です。 一方、ストリンガーは魚の口にフックを固定する使い方をするため、ある程度口の硬さが硬い魚でないと、しっかりと確実に魚を固定することができませんので、フックに固定するのに十分な硬さの口を持っている、大型の魚に適しています。

また、ストリンガーのロープに装着されているフックの数は、多いものでも5つ程度のものが多く、それ以上の魚を固定することができないという欠点もありますので、数釣りを楽しむ釣りにも不向きでしょう。


ストリンガーの使い方の手順を解説!

ストリンガーは非常に利便性が高く、有意義なアイテムですが、使い方を誤ると、固定しておいたはずの魚がフックから外れて逃げてしまったり、固定しておいた魚が死んでしまったりする恐れがありますので、正しい使い方について知っておく必要があるでしょう。 ここでは、ストリンガーの使い方の「3つの手順」を、分かりやすく解説します。

ストリンガーの使い方【手順1】

ストリンガーのロープを固定する

ストリンガーを使用するためには、まず、ロープを固定する必要があります。 魚をフックに固定した際の負荷が掛かった場合でも、動いてしまったり外れてしまったりする心配が無い場所に、しっかりと固定するようにしましょう。

海で使用する場合は 注意したい点がある

海で使用する場合は、潮汐による水位の変化を考慮に入れ、水面方向に垂らす係留ロープの長さは、足元から水面までの高さよりも2m程度長くします (短すぎると干潮時の水位変化に対応できず、長すぎると根掛かりの危険がある)。 なお、船の係留ロープを固定しておくために港湾施設に設置されている、「ボラード」と呼ばれる突起にロープを固定する使い方をする場合には、ロープが長めのストリンガーを選ぶ必要があるでしょう。

固定できる場所が無い場合は 追加のアイテムが必要

昌栄 アシストハーケン V型(3本セット) NO.553-1

出典:Amazon
出典:Amazon
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ストリンガーのロープをしっかりと固定できる場所が周囲に無い場合は、先端にリングが付いたピトンを地面に打ち込み、そのリングにロープを固定する必要が生じます。 頑丈なものであれば、磯にも打ち込むことができますので、必要に応じて用意するようにしましょう。

ストリンガーの使い方【手順2】

ストリンガーのフックをオープンさせる

ストリンガーのロープをしっかりと固定したら、現時点で魚が固定されていないフックの中で、最も先端に近いフックに魚を固定する作業に入ります。 フックに魚を固定するためには、フックをオープンにさせなければならず、フックのオープン方法は、ストリンガーの種類によって異なりますが、一般的なスプリング付きスナップ方式のストリンガーの場合は、スプリングを下げると、フックの先端が広がることでオープン状態になります。

口からエラに掛けて フックを通してはいけない

フックをオープンにさせたら、魚にフックを装着するのですが、魚をフックに固定する際は、口からエラに掛けてフックを通して固定するのではなく、必ず、魚の下あごにフックを貫通させる形で固定するようにしてください。 魚のエラブタの内側には、「さい葉」と呼ばれる、エラ呼吸を行う器官や、「さいは」と呼ばれる、水中からプランクトンをこし取る器官など、魚が生命を維持するうえで不可欠な器官があります (エラブタから見える赤い部分のこと)。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%82%89#/media/File:Tuna_Gills_in_Situ_cut.jpg

口からエラに掛けてフックを通す方法で魚を固定してしまうと、エラブタの内側の重要な器官を傷つけてしまう可能性があり、魚が血を吐いて死んでしまう恐れがあります。 ですから、魚の下あごの硬い部分の内側から外側に掛けて、フックの先端を貫通させるように固定することで、エラブタ内側の器官を傷付けることなく、長時間元気な状態で魚を生かしておくようにしましょう。

ストリンガーのフックをクローズさせる


ストリンガーのフックのクローズ方法も、オープン方法と同様に、ストリンガーの種類によって変わってきますが、一般的なスプリング付きスナップ方式のストリンガーの場合は、フックを内側にゆがませながら、フックの先端の上にかぶせるようにスプリングを上げると、クローズ状態になります。 なお、スプリング付きスナップ方式のストリンガーでは、スプリングの位置によっては、強い力が加わると、フックの先端がオープンになってしまうものもあるため、注意が必要です。

ストリンガーの使い方【手順3】

魚をフックに固定したら、あとは水中に魚を投入するだけなのですが、うっかり全てのフックを水中に投入してしまうと、次に釣れた魚を固定する際に、使用可能なフックを、固定済みの魚と一緒に回収しなければならなくなってしまい、魚を弱らせる原因になりますので、魚が固定されていないフックが陸に上がっていることを確認してから、魚を投入するように心掛けましょう。 また、魚を水面にたたきつけるように乱暴に投入することも、魚へのダメージになりますので、そういった行為も避けてください。

おすすめの人気ストリンガーをご紹介!

市販されているストリンガーは一見すると、どれも同じように見えるのですが、実は細部の構造や特徴が異なっているものが少なくありません。 ここでは、普段ストリンガーを愛用している筆者が自信を持っておすすめする、「人気ストリンガー4選」をご紹介しますので、皆さんのストリンガー選びの参考になれば、筆者も幸いに思います。

人気ストリンガー【おすすめ1】

KUMBAYA-ストリンガーセット

【チヌ、シーバスなど様々な魚に対応】 頑強 ステンレス ストリンガーセット 5個セット ロープ 4.5M 付き チヌストリンガー ストリンガー 【KUMBAYA】

出典:Amazon
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◆ ロープの長さ: 4.5m ◆ フックの全長: 14cm ◆ フックの数: 5つ

◆ 使用可能な魚 (全フック数の7割のフックに魚を固定する場合): 25 - 40cm程度のチヌなど ◆ オープンやクローズの方式: スプリング付きスナップ方式 ◆ ロープやフックの頑丈さ: ★★☆☆☆ ◆ コストパフォーマンスの良さ: ★★★★☆

このストリンガーのおすすめポイントは?

「KUMBAYA」が製造するストリンガーです。 このストリンガーのおすすめポイントは、「2017年12月26日現在、ストリンガーとしてはAmazon最安値 (商品本体価格)であり、大型魚を狙う釣りでなければ問題無く使用できる点」です。

人気ストリンガー【おすすめ2】

ベルモント-ストリンガー100ロープ付セット 5pcs

ベルモント(Belmont) ストリンガー100ロープ付セット5pcs MP094

出典:Amazon
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◆ ロープの長さ: 8m ◆ フックの全長: 10cm ◆ フックの数: 5つ

◆ 使用可能な魚のサイズ (全フック数の7割のフックに魚を固定する場合): 25 - 40cm程度のチヌなど ◆ オープンやクローズの方式: スプリング付きスナップ方式 ◆ ロープやフックの頑丈さ: ★★★★☆ ◆ コストパフォーマンスの良さ: ★★★☆☆

このストリンガーのおすすめポイントは?

大手アウトドア用品メーカである「ベルモント」が製造するストリンガーです。 このストリンガーのおすすめポイントは、「大手アウトドア用品メーカーの製品だけあって、作り込みが非常に良く、安心して使用することができる点」です。


人気ストリンガー【おすすめ3】

ベルモント-ストリンガー150ロープ付セット 5pcs

ベルモント(Belmont) ストリンガー150ロープ付セット 5pcs MP-176

出典:Amazon
出典:Amazon

◆ ロープの長さ: 8m ◆ フックの全長: 15cm ◆ フックの数: 5つ

◆ 使用可能な魚のサイズ (全フック数の7割のフックに魚を固定する場合): 40 - 70cm程度のシーバスなど ◆ オープンやクローズの方式: スプリング付きスナップ方式 ◆ ロープやフックの頑丈さ: ★★★★☆ ◆ コストパフォーマンスの良さ: ★★★☆☆

このストリンガーのおすすめポイントは?

ベルモントのストリンガーです。 このストリンガーのおすすめポイントは、「大型魚の固定に最適なストリンガーとしては、最もリーズナブルな価格で購入することができる点」です。

人気ストリンガー【おすすめ4】

ヤマワ産業-パーフェクトストリンガーセットL

ヤマワ産業(Yamawa Sangyo) パーフェクトストリンガーセットL / フラッシュイエロー

出典:Amazon

◆ ロープの長さ: 不明 ◆ フックの全長: 不明 ◆ フックの数: 3つ

◆ 使用可能な魚のサイズ (全フック数の7割のフックに魚を固定する場合): 50 - 100cm程度のシーバスなど ◆ オープンやクローズの方式: スナップ方式 ◆ ロープやフックの頑丈さ: ★★★★★ ◆ コストパフォーマンスの良さ: ★★★☆☆

このストリンガーのおすすめポイントは?

「ヤマワ産業」が製造するストリンガーです。 このストリンガーのおすすめポイントは、「ロープストッパー兼用ピトンが付いているため、非常に使い勝手が良く、通常のストリンガーでは固定が困難な大型魚にも使用できる点」です。

ストリンガーを活用して おいしく魚を頂こう!

ストリンガーは、食味を落とさずに魚を保存することができるだけでなく、いけ締めに割く時間を釣り終了後にずらせるというメリットもあります。 ですから、食用に魚をキープする釣りにおいて、ストリンガーは欠かすことのできないアイテムなのです。