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カービングスキーと普通のスキー板の違いとは?滑り方と上達方法も解説!

1990年代に登場したカービングスキーは、スキーヤーのスキーライフを確実に向上させてきました。その結果、現在製造されているスキーは全てカービングスキーと言っても過言ではありません。今回は、カービングスキー登場以前の板と比較し、その魅力に迫りたいと思います。
更新: 2023年1月17日
ichi
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カービングスキーの歴史

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それではカービングスキーの簡単な歴史から普通の板との比較で、カービングスキーがどんなものか?探っていきたいと思います。

カービングスキー開発のきっかけは?

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そもそも、なぜカービングスキーが開発されたのでしょうか?それは、ズバリ、カービングターンをするためです。カービングと言うのは、「切り込む」と言った意味があります。カービングターンは、雪面にスキー板を切り込ませて滑ると言う意味になります。

競技スキーから発展

現在でこそ、「より楽に、より楽しくターンができる」と言ったイメージが定着したカービングスキー。当初は、「今よりももっと効率的に、より速く滑るためにはどうしたら良いか?」そんなアスリートやスキーマテリアル開発者達の純粋な思いから開発されたのです。

カービングスキーとカービングターン

アルペン競技に関わる人たちの熱い想いによって発展したカービングスキーとカービングターン。初心者の方もその熱い想いに触れて見るのも良いかもしれません。

カービングターンとは?

このカービングターンとは、普通のスキー板を使用していた時代からあったスキー技術です。簡単に説明するとターン中に最大限スキーのズレを抑えてエネルギーロスのない滑りを目指した技術となります。

一般スキーヤー向けではない技術だった

ですが、このカービングターンは時速100キロ前後の高速滑ることができる体力的に恵まれたプロスキーヤーが、限られた条件のなかでしか再現することのできないと言われるほど超高等スキー技術でした。

トップアスリート達に磨かれた技術

そのため、主にレーシングスキーのような、コンマ数秒を競い合う競技スキーの中で発展してきました。その技術は、極限のスピードの中で、世界最高のアスリート達によって磨き上げられた最高の技術と言えます。

カービングスキー登場以前

数十年ぶりにスキーに再挑戦する方や初めてスキーを履く初心者の方もいらっしゃると思いますので、まずは、カービングスキーの特徴まとめる前に、普通の板との比較をご紹介します。

普通のスキー板

最近は、普通の板自体がカービングスキーになっている事が多いのですが、ミドル世代のイメージでいくとカービングスキーが登場する以前に使用されていたスキー板を普通のスキー板と呼ぶ事が多いようです。

この記事でも「普通のスキー板=カービングスキー登場以前のスキー板」と定義します。特徴は、身長より長く、板の側面はまっすぐになっています。若い人はお父さんに聞いてみると想像できるかもしれませんね。

普通の板でカービングターン

この長く、まっすぐなスキー板でカービングターンを行うためには、スキーヤーはターン前半(入り口)から積極的にスキー板に働きかけてスキー板をしならせる必要がありました。スピードが出ると、外力により3次元的な動きがしやすくなります。

これを利用して、縦に横に動きながら板を雪面に切り込ませて言ったのです。早いスピードで安定して滑るためには、スキー自体に剛性が必要です。そのため、スキーヤーには高い筋力も求めらたのです。

カービングスキーの外見的特徴

それでは、カービングスキーの板の外見的特徴を説明て行きます。大まかに説明すると、カービングスキーは先端と後方が広く、中央が細くなった形状をしています。これを板のスリーサイズと呼んだりします。

スキー板のスリーサイズ

出典: https://www.tanabesports.com/fs/skier/c/2017043001

カービングスキーはトップ(スキー板の先端)、ウエスト(スキー板のセンター幅)、テール(スキー板の末端)の横幅で回転半径を決定しています。そして、この3要素を一般的に、カービングスキーのスリーサイズと呼びます。

トップの幅はターン初期の安定性

トップの幅はターンの初動に関わってきます。特に、トップの幅が広い場合は直滑降などターンをしていない時は不安定に感じることが多いです。意図していないタイミングでカービングスキーが勝手にターンを初めてしまうなんてことも考えられます。


ウエストはターンの切替易さと雪質のトレードオフ

一般的に、ウエストサイズが細ければ、ターンから次のターンに入る時のエッジの切替が楽になります。また、ウエストサイズが太ければ、スキー板の浮力が高くなるので、パウダースノーに代表されるような柔らかい雪質では滑りやすく感じるでしょう。同じサイドカーブの板でも、ウエストサイズが細いタイプと太いタイプの2種類が存在することになります。

テールは次のターンへ入り易さ

テールの太さはターン後半から次のターンに入る動作に関わってきます。テールが太すぎると、いつまでもターンが終わらずに次のターンに入るのが遅れやすくなります。「ターンの抜けが悪い」なんて表現をしたりします。

サイドカーブ・ラディウス

出典: https://www.tanabesports.com/fs/skier/c/2017043001

カービングスキーのスリーサイズによって決められるスキー板側面のカーブのことをサイドカーブ・ラディウスと呼びます。一般的にはサイドカーブで通じてしまうでしょう。このサイドカーブの回転半径が小さいほど、スキー板が自分からターンをしようとする能力が高くなります。

カービングスキーで初心者が気をつける選ぶポイント

出典: https://www.tanabesports.com/fs/skier/cd26611/

①スキー板のサイドカーブはキツすぎないモデル

サイドカーブはあった方がターンが楽になるイメージもありますが、雪山における様々なシチュエーションを考えると、扱いにくさの方が目立つことが多いです。初心者の場合は、それなりで抑えておく方が良いでしょう。一般的には、R=17mくらいが良いと言われています。

②スキー板のウエスト幅は細すぎないモデル

ターンの切り替え易さも大切ですが、初心者から中級者くらいまでは、ウエスト幅は細すぎないモデルを選ぶ方が良いです。キツすぎないサイドカーブで浮力などスキー板のスペックバランスを考えると、普通の板よりは若干ウエストの太いモデルが選択肢に入ってきます。具体的には、70mm前後を基準にしていくと良いでしょう。

③スキー板の長さを決めるのは身長だけではない

一般的には身長から10〜15cmマイナスした長さと言われています。短い方が扱いやすく感じることが多いでしょう。当然、好みやスキースタイルでも違ってくるので悩み所ですが、自分のホームゲレンデの広さで決めて見るのも面白いかもしれません。ホームゲレンデに広めの斜面が多い場合は、思い切って長い板にするのも気持ち良いクルージングが味わえますよ!

④スキー板に装着された高めのプレートには注意

上級者モデルに多いのですが、ブーツとスキー板の間にプレートが入っているモデルがあります。滑っていて必要性を感じないのであれば、必要なレベルではないと思ってください。それよりも、オーバースペックによる膝の事故の方が怖いです。よく、カービングスキーは膝に悪いなんて言われていましたが、このプレートが悪さしている事も多いと思います。

カービングスキーの今後

カービングスキーの進化とレギュレーション

現在のカービングスキーは様々な用途に合わせて、スリーサイズやサイドカーブも様々に用意されています。注意したいのは、競技スキーのレギュレーションです。カービングスキーやスキー技術の進歩によって、競技スピードが上がりすぎて競技の危険が増してきた場合などにルールによって規制をかけていきます。

F1やゴルフなど道具を使うスポーツでは当たり前に行われています。このレギュレーションはカービングスキーの進化とは逆の流れになることが多いです。しかし、競技スキーはアルペンスキーの技術体系における頂点に位置しているので、全体に与える影響も少なくありません。

よりハイスペックな板がカービングターンを行うのに適した板とは限らないことを十分理解して下さい。

カービングスキーでゲレンデ体験に出かけよう!

道具が揃ってしまえば、あとはゲレンデに行って滑るだけ。だけど、普通の板よりも見た目も違うし、テクニックも変わってくるんじゃないか?なんて心配している初心者の方もいるでしょう。他では教われない耳寄りな情報を説明していきます。

初心者にとって滑り方は変わらない

カービングスキーの初期の目的は、様々な条件下でカービングターンを行うことでした。結果、道具の進化がターン自体を楽に出来るようにしました。だから、「初心者がカービングスキーを選ぶポイント」で説明した通りの基準で選んでいれば、テクニック的に何かを変える必要はありません。初心者であるほど、黙っていてもカービングスキーの恩恵だけを受けることが出来ます。

カービングスキーの恩恵とは?

ターンはいくつかの要素が組み合わさり行われています。技術的側面から考えると、このいくつかの要素をサポートしてくれるのがカービングスキーと言えます。

例えば、スキー板を自らの足でターン内側へ向ける動作。「捻り」と言います。この捻りも、カービングスキー自体が回転しようと働いた結果、初心者でも楽にターンがでるのです。まだまだ、いくつかあるのですが、これらがカービングスキーの恩恵です。

カービングスキーで初心者がゲレンデで楽しむために

特に初心者の方がカービングスキーの恩恵を受け、ゲレンデで楽しくスキーを滑るためのポイントを紹介いたします。

道具選びは慎重に!

しつこいようですが、上級者モデルのスキー板や過度なサイドカーブのスキー板には手を出さないように注意してください。スキー板の特性が強すぎて、必要な技術が身につかないなんてこにもなりかねません。これでは、いくらスキーを練習しても滑り方が上達しませんので注意してください。

深く考えずスキーを楽しむ


スキー滑走中のターンは複数動作をバランスよくその時々の状況に合わせて同時に行うことで成り立っています。どんなスキー板を履こうが初心者の最初の壁は、これらの動作をバランス良く同時に行うことの難しさにあります。

だから、カービングスキーだからと頭で先に考えすぎると上手くいきません。特に普通のスキー板しか乗ってこなかった人は、昔の感覚を取り戻すように楽しみながら練習することをオススメします。

スキーのスピードコントロールを身につける

滑走中に「スピードを出す」「スピードを落とす」「しっかり止まる」と言った、楽しく安全にスキーで滑るための選択肢の一つにターン技術があります。パラレルやカービングスキーの特性を生かした滑り方を目指したいのであれば、少しスピードを出す必要があるので、しっかりとスピードコントロールの方法は身につけたいですね。

スキーのスピードコントロールの練習方法

スキーのはじめはプルークボーゲン⑴

初心者が安全にスキーのスピードコントロール方法を学ぶためには、プルークボーゲンは欠かせません。ターン中に足裏でスキーが減速するポイントやスキーが加速するポイントを確認しながら滑ると良いでしょう。

スキーのはじめはプルークボーゲン⑵

プルークボーゲンはスキーをハの字に開いて滑る方法です。こうすることで、スキー滑走中のターンに必要な要素を意識することなく準備することが出来ます。ですから、もうパラレルができるという方も、もう一度、練習してみるのも良いですね。うまくターンができない人は、スキーの八の字が大きく崩れている事が多いですよ。

スキーの練習では斜面を良く考えて

練習において大切なのは斜面設定です。自分が余裕を持って取り組める斜面を選ぶようにしてください。しかし、緩やかすぎると必要な要素を感じることができない場合もありますので、漕がなければ進まないような斜面は早く卒後したいですね。思った通りのスピードで思った通りにターンができるようになれば、その斜面は卒業と考えて良いと思います。

少しずつスピードを出す

スキーの上達には少しスピードを出す必要があります。プルークボーゲンからパラレルに移行するにも、少しだけスピードを出す必要があります。ちなみに、パラレルを覚える利点は、外力が強くても両足で支える事が出来るのでプルークボーゲンより楽に滑れる点です。せっかくの大自然の中でスキーを満喫するには、やっぱりパラレルは目指したいところです。

カービングスキーで脱プルークボーゲン

やはりスキーの上達に斜面選びは欠かせない

少し上達したら、スキーで練習する斜度設定を変えて、スピードを上げる工夫をしてみてください。少し急な斜面と余裕のある斜面を交互に滑ると、両方で得られた良い感覚を効率よくフィードバックできるはずです。

体が倒れる

ターンのスピードが上がってくるとスキーと体にかかる外力も強くなります。そのため、初心者でも自然に体の軸を内側にしてバランスを取るようになります。この時に、今まで出来ていたプルークボーゲン(スキーのハの字)の形が崩れるはずです。しかし、そのままま崩して体の感覚に忠実に滑って下さい。

実はカービングスキーの恩恵を受けている

この段階が初心者にとって一番カービングスキーの恩恵を受ける時期となるでしょう。スピードが上がってくると、どうしてもスキー操作が雑になりがちです。そこで、カービングスキーの性能が活躍します。少しスピードが出て怖くなっても、体の軸を内側に入れるだけで、スキー板が反応してくれます。昔のスキー板であれば、スキー板のサポートがなく転倒する事が多かったはずです。

大回りを練習する

どんどんスピードを出す練習をしていくと、ターン中に内足が邪魔になってくるはずです。カービングスキーを履いていれば、体の軸を倒してもターンができます。だから、軸を倒すのに合わせて内足を少し持ち上げるように荷重を抜いてみて下さい。そうすると、内足がターンの邪魔をせず自然に外スキーと同じ方向を向き始めます。ここまでくると、初歩のパラレルターンは完成です。

スキーの滑走中のスタンスに注意

初歩のパラレルターンの滑り方はスタンスが広いままです。無理にぴったり膝やスキー板を揃えるようにすると、せっかく練習した体の動きがおかしくなるので注意してください。現時点では写真ぐらいスタンスが広くても問題ありません。

小回りを練習する

大回りでパラレルができるようになると、やっぱり次はカービングスキーの性能を生かしたカービングターンにも挑戦してみたくなりますよね。出来れば、少し焦らずに小回りの練習をしてください。

スムーズかつ安全ににカービングターンの練習をしたいなら小回りの練習はしておく方が良いです。カービングターンは今までにないほどスピードが出てくるので、ターンの最中に人を避けたり、狭いエリアでも止まれる技術があると恐怖心がなくなり滑り方に集中できます。

カービングターンにチャレンジ!

せっかくカービングスキーを履いたのなら、ぜひ挑戦したいのが、スキーの横ずれが少ないカービングターン。カービングスキーの特性を生かし滑走性の高い滑り方はクセになります。

カービングスキーの特性を生かした滑り方


初心者や初級者のスキーヤーがカービングターンを練習する時にハマりやすい落とし穴があります。それは、今まで練習してきたスキー板を横滑りさせる滑り方よりもカービングターンは非常に大きいターンになるという事です。

導入段階では、今までよりも①浅く(ターンの横移動が少ない)、②落差の大きターン(ターンの縦移動が大きい)をイメージすると勝手にスキーが雪面に切れ込んでいく感覚が味わえると思います。

①浅いターンをイメージ

まずは、ターンの横移動を減らします。今までの半分くらいの感覚でも良いかもしれません。この滑り方を練習する場合は、緩斜面→中斜面という順番が良いでしょう。スピードが出るので、余裕のある斜面設定から始めましょう。

②落差の大きいターン

落差とはターンの縦の長さです。主に中斜面から急斜面で、今までの自分の感覚よりも少しだけスピードを出すように意識してみてください。体が下へ引っ張られる感覚が味わえると思います。

急斜面から緩斜面に変わるコースがおすすめです。急斜面のスタートからスピードを出すのではなく、中盤から終盤にかけて緩斜面が見えてきた段階で落差を意識してスピードを出し駆け抜けるように緩斜面に突入すると比較的安全に効率よく練習できます。

縦長のターンを描く

①浅いターンをイメージ、②落差の大きターンを組み合わせる滑り方ができると、カービングスキーは勝手にカービングターンを始めます。ターンをSの字で例える事が多いのですが、この縦長のターンは潰れたSの字ではなく、細長いSの字をイメージして下さい。

この時のターンは今まで自分が思っていたターンの形とは別次元になっているはずです。このターンの大きさをイメージ出来るとカービングスキーの特性を生かした最高に気持ちの良い滑り方が出来ます。

さらに上を目指すなら

カービングターンの基礎の形と感覚が身についたら、その感覚を残したまま様々な大きさのターンを描く滑り方に挑戦するのも良いでしょう。スキー板に積極的に働きかけることで、板をたわませて、サイドカーブより小さい回転半径のターンを描くのです。

板と雪面の反動がより感じられて躍動感溢れる滑り方が出来ます。このレベルになると、一人で練習を続けながらレベルアップするのも難しいかもしません。スクールに入るのも良し、誰か仲間を見つけるのも良し。新たな出会いが、また、スキーに最高の体験をもたらしてくれるでしょう。

カービングターンのパート練習

カービングターンの基礎の形をレベルアップさせたいのであれば、ここから部分練習が必要となります。全てのメソッドを紹介することは出来ませんが、有名なメソッドをいくつか紹介してきます。

レールターン

両膝をターンの内側に傾けて、エッジを立てることでズレの少ないターンを引き出します。特にターンの前半に板がズレやすい滑り方をしている人は練習すると良いでしょう。ターン前半に必要とする時間(数秒単位)と動作スピードやエッジング最中の力の方向を確認できます。緩斜面から中斜面がオススメです。

斜滑降からターン

斜滑降から、膝、体を内側に傾けることで山回りのターンを練習します。ズレの少ない板操作の感覚を低速で安全に身につけることができます。また、すでにカービングターンの基礎の形が出来ている人は、今まで以上に体を傾けて自分の限界に挑戦する滑り方をイメージする練習にも適しています。

この練習は、緩斜面よりも急斜面で練習する方が良いです。ターンが続かないので一旦スピードが出てもコントールできない状況になることは稀です。くれぐれも、横移動が多い練習なので上から滑ってくる人には注意して下さい。

斜面設定が大切

パート練習のポイントは斜面設定です。緩斜面が良い練習、急斜面が良い練習とはっきり分かれていることが多いです。

雑誌やWebで探したメソッドを練習する場合、斜面設定が書かれていないことがありますが、写真や映像からどれくらいの斜度か判断するのも一つです。中斜面は緩斜面に適した練習の場合にはレベルアップ用に、急斜面に適した練習の場合には導入段階に使用すると使いやすいと思います。

終わりに

現在のモデルは、ほとんどのスキーにサイドカーブがあるため、販売されているスキーはカービングスキーのカテゴリーに入ってっくるでしょう。技術も進化しているのでしょうが、競技規則による変化か?新たな技術の発見なのか?の判断は一般スキーヤーには難しいです。

今回取り扱った練習方法は、時代が変化しても変わらない基本的なものを用意しました。今も昔も変わらないのは、「スキーを楽しむ!」と言う気持ちだと思います。