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ダイソーのはんだごてでDIY!簡単&おしゃれな活用術を紹介!

ダイソーのはんだごてで、楽しいDIYをはじめてみませんか。はんだごてでどんなDIYができるのか、はんだごての使い方や、具体的なアイデアも交えてご紹介します。DIYに必要な道具も素材も、全部ダイソーで揃えることができますよ。
更新: 2021年2月7日
沢可
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ダイソーではんだごてが売ってるの?

ダイソーといえばいわゆる100均ショップの最大手です。色々な商品が目白押しで、毎日通っても飽きないという人もいるとか。そんなダイソーに工具が売っているのは知られていますが、はんだごても売っているのでしょうか。

さすがダイソー、はんだごても売ってます

常に新しい商品を世に送り続けるダイソー。便利なアイテムにおしゃれなコスメ、最近はUSBポートや充電器も売っていて、いったいなに屋さんなの?!と驚きの連続です。 そんなダイソーには、DIYに使えるアイテムも盛りだくさん。DIYコーナーがあるお店もあって、そこにはなんと、はんだごてまで売っているんです。

ダイソーなのに100円じゃない?!

ダイソーではほとんどの商品価格が100円(税込み108円)ですが、一部の商品はサイズや電化製品であることなどの理由から、例外的にお高めの値段をつけられることも。 はんだごてもそんな高価商品のひとつで、現在のお値段は500円。

工業用など高額なものもあるはんだごての中では比較的安価の部類です。以前は300円や400円だったと聞いたこともありますが、段々値上がりしているようです。それだけ、性能が上がっているということでしょうか。

はんだごてとは?

「はんだ」+「こて」=はんだごて

はんだごては、はんだ(半田と漢字で書くことも)という柔らかい合金を熱で溶かし、金属を溶着するための工具です。はんだを溶かすコテだからはんだごて。シンプルで覚えやすいですよね。

はんだごては加熱機器

合金を溶かすことのできるはんだごては、かなりの高熱を発することができる工具です。初心者でも扱いやすいはんだの融解温度でも183度、少し触れただけでも火傷を負ってしまう熱を持ちます。その熱を利用してDIYに活せるのではないかというのが、今回はんだごてに目をつけた理由です。

ダイソーのはんだごてを比較

種類が異なるダイソーの2つのはんだごて

ダイソーのはんだごては、ワット数ごとにそれぞれ20w、30wと種類別されています。はんだごてのサイズは同じ大きさで、先端の太さや長さも変わりません。

正直に言って、持ち手の色以外見た目では判断できませんが、20wと30wはそれぞれちゃんと違いがあります。判別するときはパッケージや持ち手にある表記をよく見て、20Wか30Wかを確認しましょう。

2つのはんだごての違い

2種類のはんだごての違いはこての温度です。20wと30wでは、30wのほうがより高温を出すことができます。最高温度は20wが少し低く340度。30wは400度が最高温度です。

温度が違うと、はんだを溶かしたり焼付けにかかる時間が変わってきます。20wより30wのほうが短い時間で溶解するので、長い時間近づけていると溶けてしまうプラスチックなどに溶着する場合は30wのほうがおすすめです。

焼付けや素材をわざと溶かすディティールアップなど、じっくり時間をかけて作りたい場合は温度の低い20wを使ったほうが、失敗したときの修正もやりやすいかと思います。

ダイソーのはんだごての用途


はんだづけで修理、工作

はんだごての主な使い方は、やはり名前のとおりはんだを使った作業。たとえば電子基盤の導線を修理したり、はんだを接着剤のように使って模型作りなどの工作をするのに活躍します。

ダイソーのはんだごてなら、電子基盤の修理には20w、30wの両方が基盤のサイズに応じて使えます。できれば焼き切れを防ぐために、細かい基盤は20w、それ以外なら30wと使い分けるといいでしょう。

金属などの工作にも20w・30w両方が使えます。ただし素材によっては熱で溶けてしまうので、熱に弱い素材を扱う場合は20w、高温でも耐えられる素材は30wと使い方を分けたほうがよりよいかと思います。

高熱を活かして、焼付け作業

みなさん、焼きごてはご存知ですか?金属を決まった形に作り、その金属を高温に熱することで様々な素材に形を焼き付けたり、あるいは表面だけを焦がすというものです。

はんだごてははんだを使った作業以外にも、その高熱を活かして焼きごてのように焼付け作業もできます。ダイソーのはんだごてならペンのように持つことができるので、文字や絵を自由に焼き付けられます。

ダイソーのはんだごての使い方

はんだごてがどのような道具なのか理解が深まったら、次は実際に使ってみましょう。ダイソーのはんだごてはシンプルな構造なので、たくさんの手順は必要ありません。それでは、どのような使い方なのかみていきましょう。

近くにコンセントが必要です

ダイソーのはんだごてを使うには、電源コードが届く範囲にコンセントが必要です。はんだごて本体から直接コードが伸びているので、コードの余裕がないと使いにくいかと思います。作業する卓上に延長コードを置いておくと便利なのでおすすめですよ。

はんだごての一時置き場も100均で

もうひとつ、作業前に準備しておくといいのははんだごての一時置き場。作業の最中、出来を見たりちょっと席を外したいとき、高熱を発するはんだごてを直接机の上などに置くと思わぬ事故に繋がる危険性があります。

電源を切ってもすぐに熱が冷めるわけではないので、はんだごての先を保護しておけるような置き場を作りましょう。

ダイソーにははんだごて専用の台も売っています。灰皿などで代用する方もいるようですが、先端が当たったりと危険回避の面では期待薄。しっかりホールドしてくれる専用の台を使うほうが安全です。

使い方はペンを扱うように

ダイソーのはんだごての使い方はとても簡単。コンセントを差したら加熱が始まるので、十分に加熱されたら持ち手の部分をペンのように持って使うだけです。

はんだづけに使用するときは、接着したい面とはんだをしっかり加熱して溶着します。加熱したはんだや溶着部はかなりの高温なので注意が必要です。 焼き付けに使用するときは、焦げ目をインクに見立てて強弱を意識しながらこてを素材に当てると様々な表現ができます。

ずっと当て続けていると素材が燃えてしまう可能性もあるので、なるべく短く当てていくのがコツです。

ダイソーのはんだごてでウッドバーニング!


ウッドバーニングとは、はんだごてで木製やコルク製のアイテムに文字や絵を描く焼付けの手法を利用したDIY。手軽にできてしっかり形に残せるのが人気の、花マル急上昇中なDIYなんです。

ダイソーで揃うウッドバーニングの材料

まずは簡単、コルクから

ウッドバーニングは名前のとおり、木(Wood)を焼くように(barning)して細工するDIYです。でも、はじめから木材に焼付けをするのは案外難しかったりするもの。そこでおすすめしたいのが、柔らかい素材で簡単に細工ができるコルク材です。

ダイソーのキッチン用品コーナーや雑貨コーナーに、コルク製品は色々置いてあります。ウッドバーニングに使うなら、無地のものを選びましょう。おすすめは手頃なサイズのコースター。1枚のコースターに1つのデザインを描いて、使い方の練習をしてみましょう。

世界でひとつだけのオリジナルコースターを作ろう!

コルク材を使ったウッドバーニングでは、コースターが簡単おしゃれで大人気!自分や家族の名前を入れて専用コースターを作ったり、オリジナルイラストを入れてみるのもいいアイデアだと思います。 もっと大きなデザインをしたい人にはコルクボードがおすすめ。ダイソーならコルクコースターやコルクボードの品揃えもばっちりです。

必要なのは2つだけ

ウッドバーニングに必要なものはたった2つ。はんだごてと、コースターや木製の食器など焼き付けたいアイテムだけでOKです。はんだごては温度の低い20Wがおすすめです。30wを使う場合は、強い焦げ目がつきやすいので注意して使ってください。

色々な素材や道具を揃える必要があるほかのDIYと比べると、ウッドバーニングは本当にお手軽で、なのにアイデア次第でおしゃれなアイテムが作れます。人気になるのも頷けますね。

はんだごてウッドバーニングでの素敵なアイデア

練習として文字を書いたり、好きなキャラクターを模写してみるのもいいけれど、オリジナルのデザインを作りたくなるのがDIY魂というもの。でもなかなかいいアイデアを思いつかなかったりしますよね。そんなときは、他の人が作った作品からインスピレーションを受けるのも手段のひとつです。

色をつけても可愛い!

コルク材なら、簡単にペンや絵の具などで色をつけることができます。カラフルにしてみたり、使う色を厳選して独特の雰囲気を出してみたり、アイデア次第で作品はどのようにも変化します。

ワンポイントが素敵なカッティングボード

こちらは空に吼えるハスキーがクールな印象を与えるカッティングボード(まな板)。インテリアとしてのボードなら中央にデザインを刻むのもアリですが、実用的なものにウッドバーニングを施すなら、このようにどこか一角だけに留めておくと空白部分がおしゃれ度をぐっと引き上げてくれます。

形を生かしてペンダントトップ


こちらは、小さめの木片にその形を生かしたシルエットを刻むというアイデア。丸や多角形など、そこから想像できるシルエットは人それぞれ違います。作る人のセンスがキラリと光る逸品になること間違いナシです。

ガーデニングと併せたい、温かみのある表札

板の木目や、枝そのものの良さを活かすアイデアとして表札はいかがでしょう。ガーデニングをしているお家ならお庭ともマッチしますし、温かみのある木の表札はそれだけで玄関先のおしゃれなインテリアになります。

はんだごてDIYの魅力はウッドバーニングだけじゃない

簡単におしゃれなアイテムが作れるDIYとしてウッドバーニングをご紹介しましたが、はんだごてを用いるDIYはそれだけではありません。はんだごて本来のはんだ付けを活かしたDIYにも、魅力的なものはたくさんあるのです。

レザーバーニング

木材に焼き付けるからウッドバーニング。なら革に焼き付けると?そう、レザーバーニングになります。無地のレザーバッグやコインケースにも、ちょっとしたワンポイントを入れるだけでぐっとおしゃれになります。

ステンドグラス

DIYで作るステンドグラスの枠組みにもはんだごてを使います。色とりどりのガラスを縁取るぷっくりとした線、あれがはんだです。はんだは銀色ですが、黒染めという技法を使って黒い縁取りにすることもできます。

アクセサリー作り

はんだごては、アクセサリー作りにもおすすめの道具です。ステンドグラスの応用でアクセサリーパーツを作ったり、パーツとパーツを固定するのにも便利です。

ダイソーのはんだごてまとめ

ダイソーのはんだごては、ワット数が低めなので消費電力も工業用のはんだごてより少なく、自宅でのDIYに適しています。低めのワット数ですがはんだづけや焼付け作業を行うのに不足はありません。

ウッドバーニングやレザーバーニング、ステンドグラス、アクセサリー。お手軽な使い方がおすすめのダイソーのはんだごてで、楽しいDIYをはじめませんか。