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ウリハムシとは?被害を予防する効果的な対策、駆除方法もご紹介!

ウリハムシは葉や野菜を穴だらけにしてしまう食害の害虫です。ウリハムシとはいったいどのような虫なのでしょうか。幼虫時代からその生態や対策、発生や天敵、どんな農薬が効くのかなど駆除の方法をご紹介します。ウリハムシ被害に困ったらぜひ参考にしてください。
更新: 2021年12月15日
佐藤3

目次

ウリハムシとは

ウリハムシはウリ科の植物やハクサイやインゲン豆などにもつくことがある害虫です。大きくなった苗なら植物の成長の方が早いので放置しておくという人も多いですが、根を食べてしまう幼虫やあまりにも数が多い場合はその対策が必要となってきます。 まずはウリハムシの基本情報からご紹介します。

ウリハムシ/生態・特徴

ウリハムシは名前の通りウリ科の植物につく害虫です。とても大食漢で繁殖力も高い昆虫です。大きさは7ミリ程度、茶色く硬い甲殻に覆われています。 ウリハムシは円弧状に葉を食べ、食べられた後は網目状になるのも特徴的です。葉だけでなくきゅうりやかぼちゃ、ズッキーニなど野菜も食べてしまいます。


ウリハムシ/幼虫

ウリハムシの幼虫は土の中で育ちます。その時植物の根を食べるので、ウリハムシは幼虫の頃から害虫として多くの農業従事者から忌み嫌われている存在です。 春になると土の中からでてきます。

ウリハムシ/発生

ウリハムシは春から発生します。しかし、その発生ピークは何といっても成虫になり卵を生むまでの7月から9月ころでしょう。 ほとんどがその場所で生まれて、葉や野菜を食べ、卵を生んで死ぬという生態サイクルを繰り返していますが、あまりにも一箇所に多く発生すると食料が足りなくなり他の畑から飛来してくる場合もあります。

ウリハムシ対策


ウリハムシの被害を受ける前に、ウリハムシをまず予防する対策が大切です。ウリハムシの予防には2つの方法があります。

ネット

ウリハムシだけでなく飛来してくる虫には防虫ネットが効果的です。食害による害虫の被害が大きい、幼い苗のうちは特に防虫ネットをしっかり設置して、虫からの食害を防ぎましょう。

あんどん

防虫ネットを使わなくても、苗のまわりに4本の支柱を立ててビニール袋を被せる「あんどん」でも食害虫の被害を防ぐことができます。 家にある材料で簡単にできる防虫方法なので、葉をウリハムシに食べられてしまうまえにぜひお試しください。


ウリハムシに効果的な農薬は

ウリハムシは見つけたら農薬を散布するか手で捕まえるしかありません。しかし、ウリハムシはすばしっこい虫なので捕まえようとするとサッと飛んで逃げてしまうことも度々。殺虫剤を散布すれば少しずつですが数を減らすことができるでしょう。 特に根を食べてしまう幼虫には農薬や殺虫剤の効果があらわれやすいのでおすすめです。

殺虫剤

ウリハムシが発生してしまったら殺虫剤の薬剤散布が効果的です。ウリハムシには「ベニカベジフルスプレー」や「マラソン乳剤」「モスビラン細粒水溶剤」「スタークル細粒水溶剤」などの殺虫剤、農薬を使用します。

幼虫に効く農薬

ウリハムシは成虫だけでなく幼虫も根を食べてしまうので苗の元気がなくなってしまいます。春から夏にかけてウリ科の植物が元気がなくなってきたなと感じたら地中にウリハムシの幼虫がいる可能性があります。 そんなときに使える農薬が「ダイアノジン粒剤」です。 種をまく時や植え替える時に土に混ぜておくとよいでしょう。

草木灰

ウリハムシの駆除には草木灰も効果的といわれています。朝早い内、まだ朝露が葉に残る頃に撒くのがポイントです。 草木灰は自分で作ることもできますが、最近では消防法の影響で庭で物を燃やすこともままならない人も多いでしょう。ホームセンターなどで草木灰を買うことができますので、家庭菜園なら買ってきてしまった法が手間がかからずよいでしょう。

ウリハムシの天敵

ウリハムシの予防には天敵を利用するのがよいでしょう。生き物や無機物でもウリハムシの天敵となるものがあります。ウリハムシを完全に予防、駆除するのはなかなか難しいので色々な方法を併用して対策していきましょう。

コンパニオンプランツ

ウリハムシの天敵はウリ科の植物のコンパニオンプランツと呼ばれる植物たちです。天敵であるニラやネギを近くに植えることで、ハムシが寄ってくるのをしっかりと防いでくれます。

光るもの

ウリハムシの天敵は何も生きていものだけとは限りません。ウリハムシは光るものが苦手です。シルバーマルチを敷いたり、ウリ科の植物を植えた周りに銀色のテープをめぐらせることでもウリハムシの成虫を防ぐことができます。

ヒト

ウリハムシを何とかしたいのであれば、薬剤散布の他にも人の手で捕まえるという方法もあります。ウリハムシは人が近づくとすぐに飛んで逃げてしまいますが、午前中ならまだ動きものんびりとしていて人が近づいて捕獲するスキもあります。 水を入れたペットボトルを持ち歩き、ウリハムシを見つけたらその中に落としていくとよいでしょう。水によって水没処理することができます。

まとめ

ウリ科の植物の葉や実を穴だらけにしてしまう害虫ウリハムシ。大食漢で繁殖力が高い虫なので、気づいた時には「大切に育てた野菜がみんなウリハムシに食べられてしまった」などということもある困った虫です。 そんなウリハムシの被害を避けるためにも、早めに見つけてしっかり駆除していきましょう。ウリハムシは食べるものを求めて他から飛んでくることもありますが、ほとんどが同じ場所で生態サイクルを繰り返しています。一度ウリハムシが発生したら翌年もウリハムシ対策を考えておいたほうがよいでしょう。 そのためには、ご紹介したウリハムシに効果のある殺虫剤なとの農薬や予防法をぜひ参考にしてみてください。