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ドアノブの修理・交換方法!突然の故障の原因と正しい直し方を解説

ドアノブの交換修理が必要になったという経験のある方も少なくないでしょう。閉じ込められた時の対処方法からドアノブのトラブル別修理方法、ドアノブの交換方法などを動画を交えて紹介しています。やり方がわかれば意外と簡単にできるものです。
更新: 2021年3月15日
kaorin007
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ドアノブの構造を知ろう

ドアノブを構成する様々なパーツの名称と働き

◆ドアノブ・・・ドアの開閉時に持つ取っ手の部分です。丸いドアノブやレバー式のドアノブなどいろいろな種類があります。主にラッチボルトの出し入れをおこなうパーツです。

◆丸座・・・ドアとノブの間にあるカバーです。ドアノブによっては、このパーツのないドアノブもあります。 ◆固定用リング・・・ドアの開閉の際、ノブが回らないように固定するパーツです。

◆ラッチボルト・・・ノブの回転でドア側に入ってしまう部分です。先端が三角形のような形をしていて、指先で押すとドア側に引っ込んでしまうパーツです。

◆デットボルト・・・このパーツは、鍵がかかるドアノブにあるパーツです。施錠の際のカンヌキの役割をします。キーやサムターンで操作します。

◆サムターン・・・デットボトルを操作する際に使用するパーツです。このサムターンを横にすると鍵がかかります。
◆ケース・・・デットボルトなどが収められている箱で、ドアの中に収めるものとドア面に取り付けるものがあります。

ドア開閉の仕組み

ドアの開閉は、取っ手部分のドアノブを回すことでラッチボルトがドアの内部に収納されドアを開けることができます。その後、ドアノブをもとに戻すことでラッチボルトが元に戻りドアが閉まるのです。

カギをかけることができるドアには、デットボルトがありサムターンで操作することにより施錠することが可能です。 ドアノブも消耗品です。経年劣化が原因で壊れることが多いので、修理の必要がなくても10~15年に1度のペースで交換することをおすすめします。

ドアノブの壊れた原因を知ろう

自宅でも古くなったドアノブが空回りしたり、ドアが開かないことがあります。ドアノブの外から見ただけでは、なかなかわかりづらいですが、このような場合は内部に何らかのトラブルが生じているといえるでしょう。 原因として考えられるのは、次のようなものです。

◆ドアノブの経年劣化による部品の摩耗 ◆ドアノブの内部パーツのサビつき ◆ドアノブ内部の部品の損傷

ドアノブが開かない時の対処方法

ドアノブを修理する際にドアが開いている場合はいいのですが、開かないままの状態で修理するのは大変です。そんな時は、ラッチボルトが動くかどうかにより対処方法が変わります。

ドアの内側に閉じ込められた場合、ラッチボルトが動くようなら簡単な方法で脱出できます。

テレホンカードのような薄くて丈夫なカードを準備してください。そのカードを、ドアノブのある位置に差し込めば、ラッチボルトの斜面側がカードによって押されドアを開くことができます。

ラッチボルト自体が壊れて動かない場合は、ドアノブを外すしか方法がありませんね。閉じ込められた場合は、外にいる人に連絡を取ってドアノブを取り外して修理してもらいましょう。

ドアノブの修理・交換する時に準備しておくもの


壊れたドアノブの修理などをおこなう時に準備しておくと便利な道具は次の通りです。 ◆プラスドライバー ◆マイナスドライバー ◆千枚通し ◆プライヤー(ペンチより開口幅が大きいので便利)

ドアノブの上手な外し方手順

ドアノブを外す

ドアノブの修理で最初におこなうことは、取っ手部分であるノブの取り外しです。ドアノブの側面にある小さな穴に千枚通しを差し込み取っ手の部分を引き抜きます。

丸座を外す

ドアノブの修理の際に丸座がある場合は、丸座の側面にある切り欠き部分の穴にドライバーを差し込みテコの応用で浮かせて外します。

固定リングを外す

ドアノブの修理で次に取り外すのが、固定リングです。固定リングは、ネジなどで固定されているのでドライバーなどでネジを外して取り外しましょう。 固定リングを取り外した後に反対側のノブを引き抜けば、取っ手部分の取り外しは完了です。

ケース部分を取り外す

ドアノブの部分を取り外せば、後はラッチボルトなどが収納されているケース部分を取り外すだけです。ドアノブを外した部分からケース部分を外に押し出せば、簡単に取り外すことができます。

ドアノブのトラブル別直し方

ドアが開かない時の修理交換


ドアノブの修理で多いのが、ドアが開かないという故障です。ドアが開かないという場合は、ドアノブ自体の故障やラッチ部分の故障など様々な原因が考えられます。

とりあえずは、ドアノブを外してみて内部に故障がない確認してみましょう。取っ手部分がまだ使えるようなら、トラブルが生じた部分だけの交換でも大丈夫。

取っ手がぐらつく時の修理交換

取っ手がぐらついてきている場合は、一旦ドアノブを取り外して内部に損傷がないかを確認します。損傷がなければ再度付け直してしっかりとねじを締め、緩み直しをおこないましょう。

ただし、ドアノブが結構古い場合など経年劣化が気になる時は、速やかにドアノブを交換することをおすすめします。そのまま放っておくと、突然ドアが開かないというトラブルにもつながります。

内部部品がサビついている時の修理交換

ドアノブ部品のサビつきが原因なら、きれいにさびを取り除き動作確認でスムーズに動くようなら交換しなくてもしばらくは使えるでしょう。あまりサビつきがひどければ、交換する方が安心ですね。

ドアノブの直し方に関するコツや注意点

ドアノブの緩み直しのコツと注意点

ドアノブがガタついている場合、交換修理をおこなう前に内部にトラブルがあるかどうか確認することが大切です。 ドアノブが緩んでいる程度ならノブの部分や丸座などを外し、固定リングの部分のネジをしめなおすだけでドアノブの緩みを改善することができます。ネジを締めなおす際には、しっかりと締めることが大切です。

ドアノブ外れの付け方のコツと注意点

玄関ドアなどが急に外れたという場合は、まずドアノブを差し込んで円座の部分を回してみましょう。この時に便利なのがフライヤーです。開口幅が広いので、ドアノブの丸座をしっかりと締めることができ便利。 ドアノブが外れた時は、ただ差し込んでおくだけでなく必ず丸座の部分をしっかりと締めておきましょう。

ドアノブを購入する前に気をつけておくこと

ドアノブが壊れた場合、交換修理に使うための新しいドアノブを購入する必要があります。その際、修理交換の前に調べておく必要のある項目が何点かあります。

次にあげるそれぞれのサイズを調べておくことで、修理をする際にサイズが合わないなどのトラブルを回避することができるでしょう。 事前に調べておきたい項目は次の通りです。

◆ドアの厚さ ◆フロント板の幅 ◆フロント板の長さ ◆フロント板を留めるネジの中心の間隔 ◆フロント板からドアノブの中心部分までの長さ


ドアノブ修理の時間はどれくらいかかる?

壊れたドアノブを修理するには、どれくらいの修理時間がかかるのでしょう。修理時間に多くの時間を費やすようなら、業者に頼んだ方がまし。でも、こちらの動画を見る限りそんなに修理時間はかからないようですね。

これならDIYの範疇で、ガタのきたドアノブを交換することも出来そうです。その際には、年配の方や小さな子どもにも使いやすいレバー式のドアノブに交換修理してみるのもいいでしょう。

ドアノブ修理の際には、動画のようにネジが表に出ているものと丸座がついているものがあるので、それぞれの外し方や直し方を良く理解したうえで修理をおこないましょう。

ドアノブが空回りする場合の対処方法

ドアノブが空回りする原因

ドアノブが空回りして開かなくなったという経験をした人もあるでしょう。ドアノブの空回りは、どちらかというと室内用のドアに多いようです。 このドアノブの空回りの原因は、ばねなどの内部部品にトラブルが生じていることが多いといえます。これにより留め金部分とドアノブ部分が連動しなくなり空回りを生じるのです。

ドアノブの空回りの修理方法

ドアノブの空回りを修理するには、ドアノブの交換修理がもっとも良い方法です。ドアが開かない場合は、まずドアを開けてから修理に取りかかりましょう。 ドアによっては、金属ガードなどがついている場合もあり修理作業がしづらくなることもあります。ドアの構造をしっかりと理解したうえで修理することが大切です。

まとめ

ドアノブの修理は、修理に手間がかかって難しそうだと思っていた人も多いでしょう。でも、意外とドアノブの修理は簡単です。ドアノブの構造がわかっていれば、女性でも簡単に修理することができます。

家のドアノブが少し緩いと思ったら、修理時期かもしれません。早めの修理対応で、閉じ込められるトラブルを避けることができるでしょう。ドアノブの交換修理の際に便利なレバー式の取っ手に変えてみるのもいいですね。