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オイルステインとは?おすすめの塗装No1のわけを解説!ブライワックスとの違いは?

DIYをはじめたばかりの人でも綺麗に塗装できる塗料として人気が高いのがオイルステイン。オイルステインとはどんな塗料なのでしょうか。オイルステインの人気の秘密を徹底解剖していきます。ブライワックスとはどんな違いがあるのでしょう。
2020年8月27日
佐藤3
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目次

オイルステインとは

オイルステインのステインとは着色のこと。普通の塗装は木材などの上にカラーの膜を作るのと違い、オイルステインは塗装するものに浸透して色付けする着色料です。 ニスのようにサラサラとして塗りやすいのもオイルステイン塗装の特徴です。

オイルステインとは塗装が簡単

オイルステインの使い方にもいくつか方法がありますが、はじめて使う人にも簡単に失敗しにくい使い方をご紹介します。まだオイルステインに慣れていない人や、はじめて使う色のオイルステインでどのくらい着色できるの不安だという場合はこの方法がおすすめです。

オイルステインの使い方①

ゴム手袋などをしてから、布にオイルステインを染み込ませて塗っていく方法です。ステインが木材に固まってつかないように、素早く塗り広げていくのがコツです。

オイルステインの使い方②

木材にオイルステインを塗ったあと、3分以内ならステインを塗り広げることができます。塗装にムラができないように均等になるよう、しっかりと手早く布をこすりつけます。


オイルステインの使い方③

好みの色になるまで1と2を繰り返します。この方法は比較的ステインの着色が薄く仕上がるので、何度も塗り重ねることで色を濃くしていけます。

オイルステインおすすめの使い方

白いペンキの上にオイルステインを使うと、白くペイントした家具が時間を経てダメージを受けたような感じをあらわせます。また、木材だけでな金属にオイルステインを使うことにより使い込んだようなアンティーク感を出すこともできます。 オイルステインを重ね塗りする場合は、乾くのを待つよりも乾く前にどんどん塗り重ねいく方がうまく綺麗に色が濃くなっていきます。

オイルステインとは初心者向け

オイルステインやブライワックスの人気が高いのは、その塗装のしやすさもあります。塗装しやすい=失敗が少ないということ。誰でも気軽に使うことができて塗りミスや塗りムラを調整できるので、DIYや塗装初心者の人でも安心して扱うことができます。

塗装しやすい水性オイルステイン

オイルステインなのに水性というのはおかしいと思うかも知れませんが、オイルステインの特徴そのままに水性にしたのが水性オイルステインです。

水性オイルステインの特徴


オイルステインの特徴を持った水性ステインが水性オイルステインなので、水性オイルステインも使いやすさの点ではオイルステインと全く変わりありません。 サラサラとして塗りやすく、塗装面に浸透していく水性塗料が水性オイルステインということになります。

ニオイの少ない水性ステイン

水性オイルステインと油性オイルステインの特徴でひとつ違うことは「ニオイが少ない」ということです。ニオイが少ないので室内でも気にせず使うことができます。

光沢

それでは、オイルステインではなく「水性ステインを選んだ方が良いのか」と思われるでしょうが、油性ということでオイルステインの方が光沢が出た仕上がりとなります。 塗装後の仕上がりに光沢が欲しい人はオイルステインがおすすめです。仕上がりや屋内で使うのか、屋外で使うのかによって水性ステインとオイルステインを選ぶとよいでしょう。

オイルステインはブライワックスとは違う?

オイルステインと人気を2分する塗料にブライワックスがあります。こちらも木目を活かした仕上がりで、アンティーク調に木材の家具などを仕上げることができます。ここでは、オイルステインとブライワックスの違いについて見ていきましょう。

ブライワックスとの違い

ブライワックスとオイルステインの大きな違いは、木材に浸透するか表面に皮膜を作るかの違いです。オイルステインが木材に浸透するのに対して、ワックスは木材の表面に膜を作ってなおかつ木目の美しさもそのまま出してくれる塗料です。


状態の違い

オイルステインはシャバシャバした液体の塗料です。ブライワックスは半固形タイプでやわらかいロウのような感じです。広い範囲に一気に塗るにはオイルステインが向いていて、細かいところを塗装するにはブライワックスの方が使いやすいでしょう。 塗る場所によって使い分けるのもひとつの方法です。

着色の特徴

木材には年輪があります。色の濃い冬目と呼ばれる部分と色の薄い夏目と呼ばれる部分です。オイルステインは夏目によく浸透して色が濃くでます。夏目と冬目の差が強くハッキリ着色されます。 一方ブライワックスも冬目よりも夏目に色が多くでますが、かすれたような感じに着色されます。

ブライワックスxオイルステイン

オイルステインを縫った後にブライワックスを重ねて塗ることでまた違った味のある塗装をほどこすことができます。ブライワックスはオイルステインと比べてムラになりやすいですが、そのムラが独特の風合いを出してくれることを狙った使い方といえるでしょう。

まとめ

オイルステインは塗りやすくて塗装の失敗も少なく初心者でも簡単に使える塗料です。ニオイの気になる人は水性のオイルステインがおすすめです。 同じように人気のある塗料にブライワックスがあります。木材にアンティーク調の塗装ができるという点では同じような感じですが、オイルステインは木材に染み込んで色をつけるもの、ブライワックスは木材の表面に色の膜を作るという点でまったく違う塗料です。 自分の目的にあった塗料を選んで素敵な作品作りに活かしてください。