ビクトリノックス 【VICTORINOX】 クラシック SD
VICTORINOX(ビクトリノックス) スイスチャンプ
ビクトリノックス ハントマン
ビクトリノックスソルジャーナイフ
ビクトリノックス スイスカード
VICTORINOX(ビクトリノックス) マルチツールオイル
VICTORINOX(ビクトリノックス) デュアル・ナイフシャープナー
はじめに
これからキャンプやアウトドアに行きたいと思っている皆さん!非常事態や万が一の場合に備えて道具や工具は万全にしておきたいですよね?しかし、工具などをあれもこれも持って行こうとするとかなりの重量となってしまいます・・・かと言って手ぶらでキャンプに向かうわけにはいきません。 そこで活躍するのがマルチツールです!マルチツールを上手に使ってキャンプを楽しみましょう!有名どころで言うとビクトリノックスですね。ここではそんな便利なマルチツールについていくつか自分のおすすめを紹介していきます!
アーミーナイフ(マルチツール)とは?
アーミーナイフとは、軍隊が採用している戦闘以外の用途(主に日用的)で使用されているツールナイフの俗称です。 日本だとマルチツールや十徳ナイフ、万能ナイフと呼ばれることが多いですね。マルチツールは「軽量ゆえに携帯が楽」かつ「高い万能性」を持っていて、多くの用途に使用するできるためアウトドアでは非常に心強い存在です!
アーミーナイフ(マルチツール)の機能
主なアーミーナイフ(マルチツール )に備わっている機能としてはナイフ、はさみ、缶切り、栓抜き、コルク抜き、ヤスリなどがあります。コレだけですでに万能なのですが、製品によってはスプーンやフォーク、USBメモリを備えたマルチツールもあるんです! 最近ではアウトドアだけではなく、普段使い向けのマルチツールのラインナップも増えてきています!自分好みのマルチツール を探してみましょう!
アーミーナイフ(マルチツール)の種類
これまではざっくりとマルチツールについて紹介しましたが、そんなマルチツールは大きく分けて2種類に分けられます。自分の用途に合ったマルチツールを選びましょう。
スイスアーミーナイフタイプ(ビクトリノックスなど)
ナイフがメインの機能となっていアーミーナイフは「スイスアーミーナイフ」と呼ばれています。ビクトリノックスなどが有名ですね。その用途はロープを切る、肉・魚を捌く、えんぴつを研ぐ、などの物を切ったりするシーンに大活躍するでしょう! スイスアーミーナイフはメインの刃の他に、サブブレードと呼ばれるメインブレードよりひとまわり小さい刃が付いている場合が多いです。メインブレードではやりずらい細かな作業も出来るようになるので、様々なアウトドアシーンで役立ちます。
プライヤーツールタイプ(レザーマンなど)
「プライヤーツールタイプ」のアーミーナイフはペンチがメイン機能となっており、その他の工具も備わっています。ペグを打つハンマー、ワイヤーを切断するニッパー、ネジを回すためのドライバーなどが主な機能ですね。 アウトドアではテントの組み立てや、機器の修理に役立ちます。他にも自然のモノを使ってなにかを作る時にも非常に便利。プライヤーツールタイプは色々とツールがついている分、アーミーナイフタイプに比べ重くなりますが携帯できないほどではありません。最近では軽量重視のモデルも発売しているので心配ご無用! 予算に余裕のある方はスイスアーミーナイフとセットで持つのがおすすめです。セットで持つことで万能さに磨きがかかりますよ!
パーツを収納するグリップ部分についてですが、スイスアーミーナイフタイプは基本的に1つで分離しないようになっています。その反面、プライヤーツールタイプは、グリップ部分が2つに分かれることによりペンチを使用する際により力を入れやすい設計となっています。 プライヤーツールタイプにもブレードが装備されているものが存在しますが、スイスアーミーナイフに比べると簡易的なものになっています。2種類のマルチツールをうまく使い分けましょう。
ナイフだけど銃刀法は大丈夫?
これからアーミーナイフを買おう!って思ってても、「ナイフってなんか怖い・・・」や「銃刀法に引っかかるんじゃないの?」とか考えてませんか?そこでここでは少し銃刀法について触れてみましょう
ナイフでも基本的には大丈夫
日本国内で販売されているアーミーナイフ(マルチツール)のほとんどは、銃刀法に対応しているのであまり過剰に心配する必要はありません。 また、銃刀法に「刃渡りが8センチ以下の物」と記されていますが業務上使用する場合は刑罰の対象にはなりません。(例:調理で包丁を使う 木材を切るのにのこぎりを使う)
銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)では、折りたたみ式ナイフについては、政令で定める種類又は形状のものは8センチ以下まで認められています(業務その他正当な理由による場合を除く)。
だけど気を付けて!
確かに日本国内で販売されているアーミーナイフやマルチツールは銃刀法に対応していますが、取り扱いには十分注意しましょう。確かに小さく、携帯もしやすいためおもちゃのように思われがちですが、アーミーナイフやマルチツールも立派なナイフの一種です。一歩間違えると自分や他人を傷つけてしまいかねません。また、意味もなく持ち歩いていると銃刀法に引っかからなくとも、軽犯罪法に引っかかる場合があります。キャンプやアウトドア以外では、自宅もしくは他人の手の届かない場所での保管を心掛けましょう。またキャンプやアウトドアの帰りにバックパックの中にそのまま入れっぱなしにしておくのもおすすめできません。
また銃刀法対象外の刃物においても、外出時の携帯とお取扱いには細心の注意を払ってください。 場合によって、軽犯罪法の規制対象になることがあります
銃刀法にも注意
また、銃刀法に引っかかるようなナイフや刃物を違法で販売しているショップも多くあるので注意が必要です。 そして意外に多いのが、銃刀法に引っかかるナイフとは知らずに所持している場合です。普通に日用で使用するナイフと同じように持っている場合が多く、警察の厄介になる人が毎年何人かはいます。 きちんと銃刀法について理解して、怪しげなショップなどでは買わないようにしましょう!
人気アーミーナイフ(マルチツール)メーカー
ここからは人気のあるマルチツールのメーカーをいくつか紹介していきます 万能性やデザイン、携帯のしやすさなどをいろいろ比べてみて自分にあったマルチツールを探してみましょう!
VICTORINOX(ビクトリノックス)
VICTORINOX(ビクトリノックス)はスイスに本拠地を置く、アーミーナイフの納入業者と言われているナイフメーカーです。皆さんも一度はこのスイス国旗が描かれたナイフを目にしたことがあるのではないでしょうか。 現在もVICTORINOX(ビクトリノックス)は創業地であるスイスのイーバッハにある自社の工場で生産しています。創業130年の老舗ブランドで、スイス軍に導入されるほどの実績を持ち、今も昔と変わらない高品質さで人気を獲得しているVICTORINOX(ビクトリノックス)です。
LEATHERMAN(レザーマン)
LEATHERMAN(レザーマン)はアメリカで生まれたマルチツールのブランドです。世界初のマルチツールを試作し、様々な機能を兼ね備えているアイテムを生み出してきたレザーマンは世界中に名を知られる人気ブランドです。 また機能性の高さや、高品質なつくりからアメリカ軍御用達のマルチツールとなっています。その人気の秘密は高い万能生にあり、コンパクトかつシンプルな見た目からは想像もできないほどの種類の工具が備わっています。
NORTH MAN(ノースマン)
トレッキングやバックパッカー向けのアウトドアメーカーです。マルチツール以外にも、様々なアウトドア製品を取り扱っています。またNORTH MANのマルチツールは非常に「シンプル」。その他のマルチツールを買っても一回も使っていない機能があったり、いざ使ってみても全く使えない機能などがあります。 その中でもNORTHMANは「食事」のみに焦点を絞り本当に必要な装備だけを搭載しているモデルが多いです。「なるべくシンプルにまとめたい!」という人にはおすすめのメーカーです。また機能が絞られているおかげで、携帯もしやすくなっています。
ナイフ(ブレード)にはロック機能を!
力を入れて食材や木材を切ったりするときに、ナイフのブレードが戻ってしまうと怪我をしてしまう恐れがあり大変危険です!アーミーナイフ(マルチツール)を選ぶ際にはブレードがロックされるモノを選びましょう。もしロックできなくてもなるべく固めの物を選ぶようにしましょう。
おすすめアーミーナイフ(マルチツール)をご紹介!!
ここからは「これは良い!」と評判のアーミーナイフやマルチツールを紹介していきます!もちろんここに載せてマルチツール以外にも良いモノはたくさんあるので、積極的にキャンプ用品店やアウトドアショップへ足を運んで、自分好みのマルチツールを見つけましょう! (ちなみにここに記載してあるアーミーナイフ やマルチツール は銃刀法対策がきちんと取られているので安全ですよ!)
VICTORINOX(ビクトリノックス) のおすすめアーミーナイフ①
VICTORINOX(ビクトリノックス) クラシックSD
ビクトリノックス 【VICTORINOX】 クラシック SD
機能
機能: ナイフ(ブレード) はさみ ヤスリ マイナスドライバー(2.5mm) キーリング ツースピック(つまようじ) ピンセット
おすすめポイント
キャンプやアウトドアのみならず、普段使いにも便利な機能を7種類も収納した小型のコンパクトアーミーナイフです。しかもカラーバリエーションがビクトリノックス定番のレッドのみならず、イエローやグリーンなど豊富であり、ほかのモデルと比較しても値段も安く手に入れやすい価格となっています。もちろん携帯性も良好! 「マルチツールでどれを選んだらいいか迷うけど、何か1つほしい!」というような人におすすめの一品です!
VICTORINOX(ビクトリノックス) のおすすめアーミーナイフ②
VICTORINOX(ビクトリノックス) スイスチャンプ
VICTORINOX(ビクトリノックス) スイスチャンプ
機能
ツースピック ピンセット ラージブレード(大刃 スモールブレード(小刃) カン切り マイナスドライバー 3mm せん抜き ワイヤーストリッパー マイナスドライバー 5mm リーマー(穴あけ)/パンチ メガネドライバー 1.5mm はさみ プライヤー ワイヤーベンダー(ワイヤー曲げ) 端子つぶし うろこ落とし スケール(inch) はり外し スケール(cm) のこぎり つめやすり 金属のこぎり 金属やすり つめそうじ ルーペ プラスドライバー(フィリップス型) マイナスドライバー 2mm のみ 4mm マルチフック キーリング メガネドライバー 1.5mm コルクせん抜き
おすすめポイント
33種類もの機能を搭載しているVICTORINOX(ビクトリノックス)のフラッグシップモデルです。もはや十徳ナイフどころか三十三徳ナイフです!どこでどんな自体が起こっても、このスイスチャンプさえあれば安心!万能性で言えば群を抜いてピカイチ! また、キャンプやアウトドア以外でもこれだけの機能があれば、わざわざ重い工具箱を持ち歩く必要がなくなるかも!? (ただ他のマルチツールに比べると若干重量があるので注意が必要です!)
VICTORINOX(ビクトリノックス) のおすすめアーミーナイフ③
VICTORINOX(ビクトリノックス) ハントマン
ビクトリノックス ハントマン
機能
ラージブレード(大刃 スモールブレード(小刃) カン切り マイナスドライバー (3mm) せん抜き ワイヤーストリッパー マイナスドライバー (5mm) リーマー(穴あけ)/パンチ コルクせん抜き はさみ のこぎり マルチフック ツースピック ピンセット キーリング
おすすめポイント
VICTORINOX(ビクトリノックス)の一番人気モデル、ハントマンです!前述したスイスチャンプは機能が充実している分、重量は少し重め。 しかしこのハントマンは機能がスイスチャンプに比べ絞られている分、重量は軽め。携帯性重視です。かと言って、万能性が損なわれたわけではなくむしろちょうど良いのです!軽さと万能性のバランスが良い具合に取られており、私自身もアウトドアに行く際はこのハントマンを必ず携帯していきます。 「機能性はしっかりしている方がいいけど、あんまり重くない方がいいな・・・」って人におすすめです!
VICTORINOX(ビクトリノックス) のおすすめアーミーナイフ④
VICTORINOX(ビクトリノックス)ソルジャーナイフ
ビクトリノックスソルジャーナイフ
スイス軍の兵士に100年以上も前から愛されているアーミーナイフです! 実際の軍隊での使用や、野外での使用を想定して作られているため軽くて携帯性が良く丈夫!片手でも使いやすい工夫や、ブレードの部分にもロック機能があるので安心して使用出来ます! 「ビクトリノックスのナイフは使いたいけれど、あんまり他の人と被りたくない!」という人におすすめです!
VICTORINOX(ビクトリノックス) のおすすめアーミーナイフ⑤
VICTORINOX(ビクトリノックス)SwissCard(スイスカード)
ビクトリノックス スイスカード
機能
機能: レターオープナー ピン はさみ ボールペン ピンセット ルーペ マイナスドライバー(5mm) LEDライト
おすすめポイント
「え!これがマルチツール!?」と二度見した人も多いのではないでしょうか?そうです、なんとこれマルチツールなんです!ビクトリノックスが発売した超小型マルチツール、その名もスイスカードです!大きさは手のひらに収まる、約10cm。薄さはなんと4mm!ものすごい小ささですよね。 携帯性だけで言えばトップクラス!コレだけ小さいのに、はさみやドライバー、ピンセットなどなかなか機能も充実していて、万能性も欠けてはいません。アウトドア向けの商品ではないですが、オフィスなどで活躍すること間違いなし! また見た目もなかなかオシャレなので、大切な人や友人へのプレゼントにも最適!
LEATHERMAN(レザーマン)のおすすめアーミーナイフ⑥
LEATHERMAN(レザーマン) WINGMAN ウィングマン
機能
スプリングアクション ノーズプライヤー レギュラープライヤー 新機構ワイヤーカッター 420HCコンボナイフ(直刃/波刃) パッキングオープナー 木/金属用ヤスリ マイナスドライバー(中) プラスドライバー 栓抜き/缶切り ワイヤーストリッパー ハサミ 定規(2.54センチ、1インチ) 取り外し式ポケットクリップ
おすすめポイント
最後に紹介するのはLEATHERMAN(レザーマン)が販売している、WINGMAN(ウィングマン)です。 すごいゴツゴツして厳つい見た目をしていますが、使いやすさは最高!携帯のしやすさを保ちつつ、機能性に優れていて非常に使いやすい!まさに万能。また、内部にスプリングを搭載しているため片手での操作も簡単!ナイフもロック機能が備わっているため、刃が戻ることがなく安心して使うことができます! そしてなんと言ってもこの見た目!いかにもアウトドア上級者って感じがしますね。私も前述したハントマンとセットでキャンプに持っていくぐらいおすすめの商品です!
アーミーナイフ(マルチツール)の手入れについて
多くのマルチツールのブレードはステンレス製で錆びることはないのですが、海水や塩分のある食材に触れた場合は真水でよく洗い流して乾燥させてください! つなぎ目に塩分などが溜まってしまうとナイフやその他のツールの開閉がしにくくなってしまうのと、マルチツール自体も傷めてしまいます
VICTORINOX(ビクトリノックス) マルチツールオイル
いらなくなったブラシなどで溜まった塩分やゴミを掻き出して、保護のためのオイルを塗りましょう! オイルを塗ることによりブレードやツールの開閉がしやすくなります
VICTORINOX(ビクトリノックス) デュアル・ナイフシャープナー
また「なんだか切れ味が落ちてきたな・・・」と感じたら、研磨で切れ味を回復させてあげましょう!
アーミーナイフ(マルチツール)の選び方
万能性が高く、選択肢の幅も広く、携帯のしやすさが抜群なのがマルチツールの特徴です。ですが、マルチツールを選ぶうえで最も重要なポイントは「必要最低限の機能のみを選ぶこと」にあるのです!必要のない機能を省き、コンパクトにまとめることがキャンプのみならずアウトドアでは必須事項となってきます。 例を挙げるとすると、登山ではハサミとナイフ(ブレード)を頻繁に使用します。そのためまずは、この2つの機能が備わっているマルチツールを探しましょう。
使用頻度が高い機能で選ぶ
次に使用頻度が多いのは、ヤスリやコルク抜き、そしてドライバーとされていますが利用するシーンを想像して本当に使う場面があるのかを確認してみましょう。プライヤータイプのマルチツールでは、プライヤーを使って鍋を持ったり、ワイヤーを曲げたり、釘を抜いたりなど万が一の場面に遭遇した時の対処の幅が格段に広くなるため、プライヤータイプのマルチツールをおすすめします。 缶切りや栓抜きの利用頻度は多そうに見えますが、最近では缶詰も缶切り不要のタイプが増えてきているため意外と使う場面は少ないのです。
まとめ
携帯性、機能性が抜群のマルチツール如何でしたか? アーミーナイフやマルチツールにこだわり始めると、もっとキャンプやアウトドアが楽しくなってきますよ! もちろん自分が紹介したアーミーナイフやマルチツール以外にも。便利で面白いものがいっぱいあります!色々探してみて自分のおすすめナイフを見つけましょう!(もちろん銃刀法に引っかからないナイフでお願いします!) では、ご安全に!