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絶品!たらの芽の天ぷらレシピ!気になるトゲ処理や下ごしらえの方法もご紹介!

たらの芽は、わらびやゼンマイなどと同じく山菜の代表格です。天ぷらにして食べるとほろ苦さが春の訪れを感じさせてくれますね。栄養などの基本情報からとげ処理などなど下ごしらえの方法と共に、たらの芽の天ぷらレシピをご紹介します。
2020年8月27日
佐藤3
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目次

たらの芽について

たらの芽はタラノキというウコギ科の落葉低木植物の新芽の部分をいいます。山野に自生しているタラノキの新芽をとってきて天ぷらにして味わうというのは、昔から日本人の春の楽しみでもありました。 地方によっては「タランボ」や「オニノカナボウ」とも呼ばれる植物です。 今日はこのたらの芽に含まれる栄養についての情報から、触ると痛いとげの処理など下ごしらえからたらの芽の料理レシピをご紹介していきます。

たらの芽の基本情報

科・属

ウコギ科タラノキ属

学名

タラノキの学名はAralia elataです。

原産地・分布

タラノキは日本全土をはじめ、東アジアに広く分布しています。荒れた土地にもいち早く出現して、短期間でグングン伸びていく植物です。


たらの芽の栄養

たらの芽100gの熱量は27kcal。そのほとんどが水分(90.2g)ですが、栄養素的にはカリウムやマグネシウム、鉄、リンが多く含まれます。 この他、βカロテンも豊富です。

カリウムのはたらき

たらの芽に多く含まれるカリウムには、体の毒素と結合して体外に排出してくれる働きがあります。高血圧の人にはカリウムが効果的であるといわれています。

たらの芽の下ごしらえ

最近は春になるとスーパーでもパック詰めされたたらの芽が売られていたりします。たらの芽といえばやはりサクサクっとした食感と山菜独特の苦味が美味しい「天ぷら」で食べたいという人も多いでしょう。 自宅でたらの芽の天ぷらを作る際の下ごしらえの方法をご紹介します。

とげ処理の方法

山菜採りで採ってきたりスーパーで買ってきたたらの芽には、ハカマと呼ばれる根元の赤くて硬い部分と、その先の茎のとげが気になります。たらの芽の木にも固くて痛いとげが生えていますが新芽のとげはまだまだ出来立ててやわらかく天ぷらにしてしまえばそのまま食べられます。とげの下ごしらえは不要です。 むしろ、固くて食べられないのは、とげよりも「ハカマ」の方です。このハカマの中には虫が隠れていることも多いので、とげはそのままでもハカマをまず取る下ごしらえをおこないましょう。

たらの芽の天ぷら作り方・レシピ


たらの芽の天ぷらはサクッとした食感とほろ苦さの残る後味がポイントです。山菜の中にはアクが強くそのままではエグくて食べられないものもありますが、たらの芽は天ぷらにする時もアク抜きの処理は不要です。

たらの芽の天ぷら作り方・レシピ①材料

1.たらの芽:1パック 2.薄力粉:適量 3.塩:少々 4.氷水:適量 5.ベーキングパウダー:少々 天ぷらの肝ともいえるサクサクの衣作りのためのレシピです。氷水で作ることとベーキングパウダーを使うのがオリジナルレシピです。誰が揚げても市販の天ぷら粉のようにサクサク衣の天ぷらが簡単にできます。

たらの芽の天ぷら作り方・レシピ②作り方

1.たらの芽はハカマの部分を丁寧に取り除きよく洗っておきます。長かったら真ん中ほどで斜めに半分に切リ揃えておきます。 2.薄力粉にベーキングパウダー少々を合わせたものに塩を入れ、氷水で適度な硬さの天ぷら衣を作ります。混ぜすぎないのがポイントです。 3.天ぷら油を温め菜箸を入れてぷくぷくと泡がでてくるくらいの温度になったらたらの芽を2の天ぷら衣にくぐらせサクッと揚げます。

たらの芽の天ぷら作り方・レシピ③注意点

たらの芽は根元の部分が硬いです。天ぷらに揚げる時に根元が柔らかくなるまで時間をかけると真っ黒になってしまうことも多々あります。 触ってみてあまりにも根元が硬いようなら根元の部分だけに十字に切り込みを入れてから、まず菜箸でつかんだまま根元の部分だけを油につけしばらく揚げてから全体を揚げるようにすると平均的にいい揚げ具合に仕上がるでしょう。

たらの芽のその他の食べ方

たらの芽といえば「てんぷら」が有名ですが、てんぷらばかりで飽きてしまった時は「おひたし」「和え物」などでも美味しくいただけます。

たらの芽のおひたし作り方・レシピ


材料 1.たらの芽:適量 2.しょうゆ:適量 作り方 1.洗ったたらの芽はハカマを取って下ごしらえをしてから、3分ほど熱湯で茹でます。 2.やわらかくなったたらの芽を冷水に放って、アク抜きと色止めを同時に行います。 3.水気を切って小鉢に盛り付けたら、おしょうゆなどを回しかけていただきます。

たらの芽の和え物作り方・レシピ

材料 たらの芽:適量 白味噌:大さじ1 いりごま:大さじ2 酒:小さじ1/2 砂糖:少々 しょうゆ:少々 今回は白味噌を使ってお上品に仕上げますが合わせ味噌など家にある味噌で代用可能です。

たらの芽のゴマ味噌和え作り方

1.たらの芽は洗ってハカマを取り除き、根元が硬かったら取ってしまうか十字に切り込みを入れてから熱湯で茹でます。 2.湯だったたらの芽は冷水に放っておきます。 3.白ごまをフライパンで炒ってからすり鉢に入れ、軽くあたってから残りの調味料も入れて再度すります。 4.3に水気を切った2を入れ混ぜ合わせて小鉢に盛り付けできあがりです。 しっかり水気を切らないとゴマ味噌のからみも悪くなり、味も薄まってしまって美味しくありません。水切りをしっかり行うのがポイントです。

まとめ

本日はたらの芽の下ごしらえの仕方から、天ぷらの作り方レシピをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。春の限られた時期にしか食べることができない味、たらの芽だからこそ、失敗なしのサクサク衣でいただきたいものです。 ベーキングパウダーを使った揚げ衣はコツも必要なく誰でも簡単サクサクに仕上げることが出来るのでたらの芽の他の天ぷらにもおすすめです。 今度のたらの芽の季節にはぜひ自宅で天ぷらにして召し上がってみてはいかがでしょうか。