手作り缶バッジは簡単に出来る?
売っている缶バッジではなく、自作でオリジナルの手作り缶バッジを作ってみたいという人が最近増えています。お気に入りのキャラクターや、かわいいペット、子供や彼氏の写真など、好きな写真やイラストを缶バッジにしていつも持ち歩くバッグやジャケットなどに付ければ、いつもゴキゲンな気分になれそうです。
今日は100均などで売られている「手作りくるみボタンキット」を使って自作できる缶バッジの作り方をご紹介します。
【自作缶バッジ】材料【手作り】
手作りの缶バッジを作るのは、留め具をカチッとはめて作ります。そのために、ある程度の力が必要ですがよほど小さな子供でもない限り、ほとんどの人なら意外と簡単に作れるでしょう。 今回は「シワにならず綺麗に」仕上げることをポイントに、作り方を説明していきます。まずは準備する材料から見ていきましょう。
手作り缶バッジ:準備するもの
まず、缶バッジづくりで準備する材料は缶バッジをつくるための缶バッジキットです。子供用のおもちゃでも缶バッジを作る機械とキットが一緒になったものが売られていますが、最近使われているのはダイソーなど100均などで変えるくるみボタンキットです。
くるみボタン用のキットでも裏に安全ピンをつければちゃんと缶バッジとして使うことができます。その他用意する材料は以下のとおりです。
材料
・くるみボタンキット38ミリ ・缶バッジ用のイラストや写真 ・伸びるラベル
手作り缶バッジ:材料の購入場所・値段
くるみボタンの作り方は何種類かありますが、今回はシワができにくい「伸びるラベル」を使っています。これは自宅のプリンターで印刷できるラベルなのに、伸縮性があってある程度伸びるので手作り缶バッジにしたときに仕上がりが綺麗です。 大手文具屋やホームセンター、ネット通販でも買うことが出来ます。値段は3枚入りで1,000円程度です。
100均で揃う材料
その他の材料はダイソーなど100均や手芸店などで売られているくるみボタンキットのみです。くるみボタンキットはダイソーなど100均の方が探しやすいかもしれません。値段は100円(税抜き)です。
【自作缶バッジ】作り方【手作り】
それでは早速自作の缶バッジを作っていきましょう。ご紹介している手順通りに作ってください。最初は手順を覚えるためにゆっくりで良いので、土台の金具に対して印刷した紙がちゃんと真ん中にくるように貼り付け、特にカーブの部分はゆっくりとおこなうとよいでしょう。
コツを覚えれば早くたくさん作ることができます。缶バッジ作りは楽しいので、まずはやり方をしっかり覚えていきましょう。
缶バッジの作り方①
早速自作缶バッジを作成していきましょう。まずは缶バッジにするイラストや写真のプリントから。伸びるラベルには缶バッジ用のイラストを印刷します。
缶バッジの作り方②
印刷したイラストを丸くカットします。くるみボタンキットに型紙がついていますのでその大きさに合わせてカットするだけです。
缶バッジの作り方③
自作の缶バッジ作成手順その3はくるみボタンの土台になる金具に伸びるラベルを貼っていきます。少しひっぱりぎみにして貼るとシワがなく綺麗に作成することができます。余ったラベル用紙を裏側に折り込んで打ち具に裏返しておき、その上に止め金具をセットします。
安全ピンをつけることを考えて穴の向きを調整しましょう。 くるみボタンキットの打ち具をその上にセットして力を入れて押し込みます。「カチッ」と音がすれば金具がしっかりハマった合図です。安全ピンをつけて出来上がりです。
【自作缶バッジ】コツ・注意点
缶バッジの作り方のところでも「あせらずゆっくり丁寧に」というお話をしましたが、それでもうまくできないという人は次の点に注意してみてください。自作缶バッジ作りで失敗したり、綺麗に仕上がらなかったりするポイントをご紹介します。
手作り缶バッジの作り方のコツ
自分で缶バッジを作る方法はこの他にも普通の紙などで作る作り方もあります。しかし、どうしても普通の紙では伸びないので金具の丸みの部分にシワができてしまいます。伸びるラベルは安いものではありませんので、普通に印刷したコピー用紙などで作る場合はボンドをコピー用紙にしっかり塗って金具に貼るとシワが少し防げます。
手作り缶バッジの作り方のコツ2
もうひとつ、これはどのような缶バッジの作り方でも共通することですが、バッジの金具の大きさに合わせてイラストや写真を拡大縮小して印刷することが綺麗に作るコツです。
大きすぎて周りが切れてしまったり、小さすぎてかわいくなかったりするとガッカリしてしまいます。 くるみボタンキットの土台の大きさによって印刷時の拡大縮小をうまく使ってピッタリ缶バッジの大きさにフィットするように印刷しましょう。
手作り缶バッジの作り方の注意点
缶バッジに仕立てる時には、注意点があります。せっかくシワなく綺麗に紙で台紙がくるめても、最後に固定する金具が斜めになってしまって缶バッジとして強度が弱くなってしまう場合があります。
最後の止める金具を打ち付ける時には元の土台に対してななめにならないようしっかり角度を確認してから打ち付けましょう。 一度打ち付けてしまうと壊さないと作り直せないので1個キットを損してしまいますので注意しましょう。
【自作缶バッジ】作成時間
印刷済みのラベルを切り抜き、土台の金具に貼り裏から金具を打ち具で留めるだけなら10分もかからずに作ることができます。ゆっくりと他の人に説明しながら作っても11分で出来ましたので、慣れてくれば数分で1個作ることができるでしょう。
【自作缶バッジ】イラスト
好きなアニメキャラクターのイラストやかわいいペット、友達と撮影した写真など何でも缶バッジにして楽しむことができます。
でも「缶バッジは作りたいけどイラストがない」という人のために、缶バッジにおすすめな無料でダウンロードできるイラストをご紹介します。 印刷についての注意点に気をつけてオリジナルなかわいい缶バッジ作りを楽しみましょう。
缶バッジにおすすめイラスト
自分で使う缶バッジなら基本的にどのようなイラストでも使うことができます。販売したり販売したものにオマケでつける場合は、ネットからダウンロードしたイラストなどは許可が必要な場合がありますので注意が必要です。 缶バッジにおすすめの無料イラストサイトをいくつかご紹介します。自分好みのイラストを見つけてみてくださいね。
イラストの印刷の注意点
手作り缶バッジのコツのところでもお話しましたが、イラストを印刷するときに注意したいのはその大きさです。大きすぎると缶バッジからイラストがはみ出してしまいますし、小さいと出来上がりが寂しくなってしまいます。
特に印刷そのものが小さすぎると周りの白い紙がでてとても綺麗な仕上がりとはいえません。目安は買ってきたくるみボタンのサイズより2まわりからそれ以上大きく印刷してくるみボタンの型紙で不要な部分はカットすると簡単で綺麗です。
まとめ
誰でもダイソーなど100均で売られているくるみボタンキットを使って缶バッジを作る方法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
くるみボタンキットには大きさがいくつもありますが、小さいサイズは缶バッジには不向きです。できれば一番大きな38ミリサイズで作って欲しいですが、ない場合はその下の27ミリタイプでも作ることは可能です。それ以下になってしまうと缶バッジに仕立てるのは難しいです。
作り方のコツや注意点もご紹介していますのでぜひ参考にしてください。あなたが撮影した好きな写真やお気に入りのイラストなど、なんでも缶バッジにしてみてください。コストもかからず楽しくお気に入りの缶バッジを作ることができるでしょう。