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SPF材のSPFとは?DIYの2×4材で人気な木材と失敗しない選び方!

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SPF材のSPFとは?DIYの2×4材で人気な木材と失敗しない選び方!

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ホームセンターの木材コーナーで見かけるSPF材という表示。このSPFというのは何を指しているのでしょうか? 2×4材とはどこが違うの? 今回はDIY初心者のそんな疑問に答えつつ、SPF材と2×4材の特徴や選び方、それらの素材を利用したDIY作品をご紹介します。



SPF材と2×4材はどう違うの?

SPF材とは3種類の木材の総称

まず初めに、基本的な疑問を解消しておきましょう。 SPF材とは、「Spruce(エゾマツ)・Pine(マツ)・Fir(モミ)」の3種類の木材を総称した建築資材のことをいいます。3つの木材の頭文字をとってこう呼ばれており、SPF材に属する木の種類は100種に近いともいわれています。

SPF材の特徴とは?

寒い地域の常緑針葉樹からできた木材であり、柔らかく加工しやすいのが特徴です。密度が小さく軽いので、小中学生の工作の材料や気軽に作れるDIYの素材としても最適。 木の成長が早いので、比較的低価格で市場に出回っています。

SPF材の規格とは?

日本では、SPF材と2×4材が混同されていることが多いですが、SPF材は「木の種類」、2×4材は「木材のサイズ」による分類です。そのため、SPF材に固有の規格というものはありません。 2×4材のコラムでも詳しく書きますが、2×4の規格にそって製材・加工されたSPF材は2×4材ということになるので、2×4材と共通と思って頂ければOKです。



2×4材とは2×4建築に使われる木材の総称

2×4材は、2×4(ツーバイフォー)建築に使用される木材の総称を指します。 木の厚みが2インチ(50.8㎜)、幅が4インチ(101.6㎜)であることからこう呼ばれますが、製材後に乾燥や表面加工などの処理を行うので、実際には厚み38㎜×幅89㎜ほどのサイズで流通しています。 2×4材として現在日本で最も多く使われているのはSPF材ですが、エゾマツ・マツ・モミ以外でも2×4材とよばれる木材はあります。

2×4材の特徴とは?

2×4材は家の構造材などとしても使われているため、流通量が多く入手しやすい、価格が安いという特徴があります。 また、2×4以外の規格の木材もバリエーションが豊富なので、作りたいもののサイズに合わせて木材を選ぶことができます。 設計などの際の計算も容易です。

2×4以外の規格の木材もあるみたいだけど…



2×4材はホームセンターなどでもポピュラーな存在ですが、実はそれ以外の規格の木材もあります。 日本では、2×6(ツーバイシックス)、2×8(ツーバイエイト)、1×4 (ワンバイフォー)などのサイズの木材が多く流通しています。 数字はどれもインチ換算なので少し分かりにくいですが、前の数字が木材の「厚み」、後の数字が木材の「幅」を示します。どちらも、数字が大きくなるほど幅や厚みのある木材ということになります。 下に2×4材のサイズや特徴がよく分かる動画を貼っておきますので、参考にしてみて下さい。

2×4材を使った2×4建築ってどんな工法?

2×4工法は面で建築物を支える

SPF材と2×4材の違いは分かったけど、2×4材を使った2×4建築ってどんな工法なの?という方。 2×4建築は「木造枠組壁工法」ともいい、立体を面で支える工法のことをいいます。 日本の在来工法といわれる「木造軸組工法」が、柱と梁で家を支えるのに対し、2×4工法の家は柱と合板で家を支えます。

2×4工法のメリットとは?

あらかじめ規格に合わせて製材してある木材と合板を組み合わせて建てるため、作業する人の技術力の差が出にくいといわれています。そのため、在来工法に比べて工期も短くなっています。 耐風性・耐震性に強く、気密性が良いのもメリットです。

2×4工法のデメリットとは?

2×4工法では箱を組み立てるような手法で家を作っていくので、窓の位置などが限定されてしまい、リフォームの際に自由度が低いといわれています。 また、構造上大きな開口部をとるのが難しいというデメリットもあります。

DIYで使われる2×4材で人気の樹種は?

SPF材はエゾマツ・マツ・モミに属する木に限られますが、2×4材にはほかの樹種が混じることがあります。 DIYでよく使われており、私たちになじみの深い樹種を幾つかご紹介しましょう。

ホワイトウッド

樹種はひとつではなく、ヨーロッパトウヒやドイツトウヒなどの白木針葉樹の総称をいいます。 見た目がSPF材よりも白っぽいので区別できます。 若木のうちに切りだすので、節が小さく、乾燥による反りなども比較的少ないのが特徴です。 樹種を特定しないため、樹種が表示してある木材に比べて安く入手できますが、SPF材と比較すると強度や耐久性はやや劣ります。特に屋外に置くものには使わない方がよいでしょう。

ウエスタンレッドシダー

ヒノキ科の北米産針葉樹で、SPF材に比べると赤っぽいのが特徴です。 ただし、木によって色みにはかなり違いがあります。 シロアリが嫌う独特の芳香があって腐りにくく、柔らかくて加工しやすいため、ウッドデッキやラティスの素材としてよく使われています。 収縮率が少なく耐久性がありますが、SPF材に比べるとやや高価です。

DIYに役立つSPF材・2×4材の基礎知識

それでは次に、SPF材・2×4材のメリット・デメリットや強度などについて説明していきます。

SPF材・2×4材のメリットとは?

軽くて面取り加工されているので、DIY初心者でも気軽に取り扱えるのは一番のメリット。 価格も安く、ホームセンターだけでなく、通販や100円ショップなどでも購入することができます。

SPF材・2×4材のデメリットとは?

水分を吸収しやすく、腐食しやすいので、雨水が直接当たる場所に使うのには不向きです。 2×4材は規格で販売されているので、DIY材料としてそのまま使うにはサイズが限定されてしまうこともあります。

SPF材・2×4材の強度は?

木材の強度は、断面の厚さと幅、長さによって変わってきます。厚みがあればそれだけ強度は増しますが、DIYしにくく、作ったものの移動にひと苦労することも。 作ってみたいDIY作品がある場合は、家にある家具や通販のカタログなどでどのようなサイズの木材が使用されているか参考にしてみて下さい。

SPF材・2×4材の失敗しない選び方とは?

続いて、SPF材・2×4材を店頭で購入する場合の注意点と選び方について説明します。

選び方1 乾燥が十分に進んでいる木材を選ぶ

乾燥の工程が甘いと、購入した後に木材が曲がったり、反ってきたりすることがあります。 見た目では乾燥が進んでいるかどうかは分かりませんが、入荷してすぐの木材よりも、売り場の奥の方に並んでいる木材の方が店内に置かれている期間が長いと考えられるので、あえて奥の方にある木材を選ぶのも一つの手です。

選び方2 なるべくまっすぐなものを選ぶ

ゆがみが大きかったり反っている木材は作業がしにくかったり、完成したDIY作品に隙間やぐらつきが出ることがあります。 長いものは確認しずらいですが、平らな場所に置いてみて板に反りがないか、木材を押してみてがたがたしていないかチェックしましょう。

選び方3 傷があるものや節が大きいもの、割れているものは避ける

傷や抜け節、虫食いなどの穴があると、見た目も美しくないですし、腐食にもつながりかねません。 また、節が大きすぎたり、割れていると強度に問題があったり、作業がしにくくなるので極力避けましょう。

選び方4 年輪の幅が狭く、芯がないものを選ぶ

DIYでも強度が必要になる箇所に使う場合は、年輪が細かい木材を選んだ方が密度が高く、丈夫です。 木材の中心や一部に芯があるものは、堅くて細かい細工などがしにくいのでなるべく避けましょう。カットして一部だけ使う分には問題ありません。

選び方5 樹液や樹皮の残っていないものを選ぶ

樹液(ヤニ)が垂れているような木材は、作業のさまたげになりますし、腐食の原因にもなるので避けましょう。 製材が甘く、樹皮が一部残っている木材も腐食につながることがあります。

SPF材や2×4材をDIYに使う時のポイントは?

DIYのよさは、自分の部屋のサイズや暮らし方に合わせたオリジナルの作品が作れること。 「この隙間に物を収納できるラックがあったら」とか「この辺りに置き物やフォトフレームを飾るのに棚があれば」という要望を形にすることができます。 SPF材や2×4材でDIYをする場合は、初めは小さく簡単なものから、徐々に作りが複雑なもの・強度が必要なものへとステップアップしていきましょう。 DIYの本を買って作り方どおりに作ってみたり、作品作りに必要な素材が揃っているキットの購入から始めてみるのもおすすめ。

SPF材や2×4材をDIYで塗装してみよう!

SPF材や2×4材を使ってDIY作品を作る時、買ってきた木材の色ムラが気になったり、そのままの色合いではインテリアに合わないと感じることがあると思います。 そんな時は、作品を作り始める前にワックスや塗料で塗装しておきましょう。 最近は、初心者にも簡単に塗れて木の風合いがよいオイルステイン、色のバリエーションが豊富なブライワックス、パステル調の優しい色合いを出すことができるミルクペイントなどが人気です。

塗装しておくとこんなにメリットがある!

・ワックスなどの油分で表面を覆うことで、板材にツヤが出て、汚れや傷などもつきにくく、目立ちにくくなる。 ・防虫・防カビ作用のあるワックスを施すことができる ・自分の好みの色にしたり、アンティーク加工などを施すことができる。

2×4材を使ったディアウォールって?

突っ張り棒の原理で壁面収納をDIYできるお役立ちアイテム!

最近DIY好きの人の間で話題になっている「ディアウォール」。 天井と床をバネのついた突っ張り棒のような木材で固定し、棚板をつけて壁面に収納スペースを作ることができるアイテムです。 壁に穴を空けずに済むので、賃貸住まいの人からも人気を集めています。 このディアウォール、実は市販の2×4材を組み合わせることで簡単に作れます。 その仕組みと作り方について簡単にご紹介しましょう。

ディアウォールの作り方

まずディアウォールを取り付けたい場所の床から天井までの高さを測り、その長さから40㎜ほど短くなるようにカットした2×4材を数本用意します。 1セットのディアウォールに1本の2×4材を使用します。 かなりの長さになるので、ホームセンターで購入する場合は運搬用の車が確保できるかどうか購入前に確認して下さい。 次に、2×4材の両端にディアウォールを取り付け、垂直に持ち上げて天井と床にしっかりと固定させます。これを同じものを棚を作りたい幅の少し離れた場所に取り付ければ、ディアウォールの骨組みは完成です。棚板の広さや高さはお好みでアレンジして下さい。 様々なインテリアに対応できる塗装済みの2×4材や、ディアウォール専用の棚板パーツはネットでも購入することができます。

SPF材・2×4材を使ったDIY作品をご紹介!

それでは、DIYで作った色々な作品を見ていきましょう。 初心者からちょっと慣れた人まで、色々なアイデアを参考にしてみて下さい。

【DIY初心者向き】

初めは、思い立ったその日にすぐ作業が可能な簡単な作品から。 最低限の工具と材料で作れる作品を集めてみました。

フォトフレーム

フォトフレームの飾り付けをしたことはあっても、フレームから作ったことのある人はそれほど多くないのでは? 角材の組み合わせでも作れて、初心者でも取り組みやすいアイテムです。

ラダーラック

規格木材の組み合わせだけで作れそうなラダーラック。 帽子やバッグ収納など、様々な用途で使えそうです。 画像のようにワックス掛けや塗装を施すとさらに愛着が湧きそう。

踏み台

小さな子供のいる家庭のマストアイテムが踏み台。 市販品を買うと結構高いですが、DIYなら置く場所や高さに合わせて安価で作れます。 子供が裸足で上る可能性もあるので、クギ打ちよりも木製のダボを使うと安心です。

【DIY中・上級者向き】

続いて、ややDIYに慣れた人向きの作品を見ていきましょう。

室外機カバー

自宅のエアコン室外機のサイズに合わせて作れる室外機カバー。 市販のスノコを一部に使うことができれば、作業が短縮できますね。 防腐処理が施された木材を使うと長持ちします。

ベンチテーブル

ベンチにもキャンプテーブルにもなりそうながっしりとした作りの一品。 濃いブラウンの塗装が高級感を醸し出しています。

ブックシェルフ

子供の絵本を表紙を見せたまま収納できるブックシェルフ。 側面の板のカットがちょっと難しそうですが、挑戦してみる価値はあるかも。 画像のように下にボックスを置くスペースを設ければ、おもちゃなども収納できます。

まとめ

SPF材と2×4材について、どちらもDIY向きの扱いやすく、安価な木材であることがお分かり頂けたと思います。 残念ながら耐久性や耐候性はあまりないので、気軽に作れる室内インテリアに取り入れてみて下さい。

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