ミニボートで釣りの幅を広げよう！
小型ボートのタイプや選び方をご紹介！
好きな時間、好きな所に釣りに行けるミニボート。しっかり準備を進めれば、本格的なFRP製のミニボートで釣りが楽しめます。免許不要となる条件、選び方やおすすめのボートをチェックして、憧れのミニボートを手に入れましょう！
ミニボートとは
個人で楽しめる小型のボート
ミニボートは、個人で楽しめる小型の船舶です。素3ｍ未満、2馬力未満であれば、船舶の免許は不要！ルールの確認と準備を行えば、海での釣りも楽しめます。手軽さや安定感はゴムボートに分がありますが、走波性に優れている事がミニボートの大きな魅力です。
ミニボートのタイプをまとめてご紹介！
小型ボートのタイプを3つご紹介！
ミニボートのタイプを3つに分けてご紹介！タイプによって良い部分と悪い部分があるので、両方をチェックして使用のイメージを高めておきましょう！多くの船は安定感に優れるFRP素材を採用しています。
1/3.FRP製一体型ミニボート
継ぎ目の無い一般的なミニボートです。走波性、安定感ともに優れていますが、持ち運びには大型車かトレーラーが必要になります。様々な形状の製品が展開されていますが、マリーナを利用する場合は排水能力の高いダブルデッキ型を選択しましょう。
2/3.FRP製分割型ミニボート
ゆがみにくさよりも、持ち運びを重視したタイプのミニボートです。分割出来るので単独での運搬に便利。組み立ても現地で手早く行えます。ボートフィッシングの気軽さを重視する方は、このタイプを検討してみてください。
3/3.フロート型ミニボート
大型のフローターを両サイドに搭載した、安定感に優れるタイプのミニボートです。小型で軽量、FRP以外の素材を使用している場合もあります。海釣りであっても沖に出ない方や、淡水での使用をお考えの方におすすめ。運搬や保管の面でも非常に優れています。
ミニボートに必要な準備を4つに分けてご紹介！
小型ボート導入の準備を進めよう！
ミニボート運用のための準備を4つに分けてご紹介。ルールの確認はもちろん、運搬方法と保管場所は事前に検討しておく必要があります。ミニボートのサイズを選ぶ時に必要になる情報なので、購入前にチェックしておいてください！
1.ミニボートの準備：ルールの確認
小型ボートのルールを4つに分けてご紹介！
まずはルールの確認です！免許不要となる条件、運搬や使用時に必要になるルールを確認しておきましょう。安全にも繋がるポイントなので、必ずチェックしてください。
1/4.小型ボートのルール：小型船舶安全規則
免許不要のミニボートとなる条件をチェックしておきましょう。出航するために必要な届出はありませんが、県内の禁漁期間や禁止範囲は守るのがルールです。ボート販売では免許不要艇の記載があるものがほとんどなので、条件を確認しておけば初めてのボート選びもバッチリです。
平成１５年１１月に免許や船舶検査が不要な船舶（以下、ミニボート）の範囲が拡大されました。 ミニボートとは、次のすべての要件を満たす船舶を言います。 1船の長さ３ｍ未満 2推進機関の出力が１．５ＫＷ未満（約２馬力） 3直ちにプロペラの回転を停止することができる機構を有する船舶 3その他のプロペラによる人の身体の障害を防止する構造を有する船舶
2/4.小型ボートのルール：牽引に関するルール
普通免許で牽引できる範囲はトレーラーと車両の合計、車両総重量を750kg以下にする必要があります。ミニボートの場合は牽引免許が必要になる事はほぼありませんが、車との相性、ルールは必ず確認しておきましょう。車の上に取り付けるカートップもおすすめです。
3/4.小型ボートのルール：出航場所について
トレーラーを使用する場合の出港場所は港のスロープがメイン。一般向けに開放されている物ではなく、各地でトラブルが起きています。権利者への確認は必ず行いましょう。有料のスロープもあります。砂浜やゴロタ浜からもエントリーできるので、事前に情報を集めておきましょう！
4/4.小型ボートのルール：航行範囲について
免許不要艇の航行範囲についてです。免許がないので航行区域は定められていませんが、2級小型船舶操縦士免許の範囲が5海里以内となっているので、沿岸3海里、5.4km程度と認識しておきましょう。トラブルを起こすと他の方も釣りがしにくくなる部分なので、しっかりチェックしておいて下さい。
2.ミニボートの準備：保管場所の準備
自宅に小型ボートを保管しよう！
自宅にスペースを用意して保管しておく方法が最も手軽です。トレーラーを使うクラスの場合は、駐車場や車庫が必要になります。作業スペースも考慮に入れながら、事前に保管場所を検討しておきましょう。船体カバーがあれば屋外での保管も可能です！
マリーナで小型ボートを保管しよう！
港の近くでボートを預かってくれるマリーナ。桟橋係留だけでなく、平置保管、ラック保管も可能で、船の駐車場としてのサービスだけでなく、盗難の対策としての効果もあります。場所や位置によって金額は変化しますが、小型船の料金は年間20万円程度から。ミニボートを下ろす作業が必要なくなるので、ミニボートを利用する頻度が高い方は検討してみてください。
3.ミニボートの準備：持ち運び方法の確認
カートップで小型ボートを運搬！
自宅にミニボートを保管する場合は、海までの運搬方法を確保しておきましょう。コンパクトなサイズを活かして、車の荷台へ積み込む方法もありますが、対応車両に制限があります。普段使いの車を利用したい場合は、カートップでの運搬がおすすめです。対応車種をチェックして、カートップパーツに対応出来るミニボートを探してみましょう。
カートップへの積み込みを動画でチェック！
一体型のFRPミニボートをカートップにセットする方法を紹介している動画です。車にカートップ向けのパーツをセットしたら、レールを使ってスライドさせながら車の上まで持ち上げましょう。30kg前後あるので慣れるまでは時間がかかりますが、多くの方がこの方法を選択してます。自作パーツを必要としない、スライド付きのカートップパーツも販売されています。
4.ミニボートの準備：周辺機器の準備
海での釣りに便利な船外機と魚群探知機
ミニボートと釣り道具以外にも、あると便利な周辺機器をご紹介。オールでの移動も可能ですが、ある程度沖まで出てみたい方には船外機がおすすめ！2馬力までは免許不要です。海釣りに必須の魚群探知機も用意して、快適なボートフィッシングを楽しんでください。
安全に必要な装備は必ず準備！
ライフジャケットはもちろん、予備燃料、食べ物と飲み物は忘れずに持ち込むようにしてください。信号紅炎、認識旗も用意しておきましょう。海上での臨時検査に備えて、船体や船外機の内容を証明出来る書類積んでおくと安心です。
ミニボートの選び方をチェックしておこう！
小型ボートの選び方を3つに分けてご紹介！
小型ボートの選び方を3つに分けてご紹介！ミニボート選びよりも、周辺機器やスペースの手配など、見落としがちなポイントから埋めていく方法がおすすめです。車両、保管スペースにあったボートを選んで、スムーズにミニボート導入を進めましょう！
1/3.小型ボートの選び方：釣り場を選ぼう！
まずはメインとなるフィールドを決定しておきましょう。走波性を重視するならV型形状のモデル、安定性を重視するなら平型のモデルが適しています。これからミニボートの釣りを始める方は、速度よりも安定性の平型がおすすめです。地域の海の様子も考慮しながら、ボートのモデルを選んでみてください。
2/3.小型ボートの選び方：サイズを選ぼう！
サイズの選び方についてです。複数人で楽しむなら、乗船人数に合わせたサイズが必要になります。一人で楽しむ場合は、作業も単独で行える重量の小型モデルを選んでみましょう。準備に時間が掛かる釣りなので、軽量で気軽に釣りに行けるようなミニボートがおすすめです。
3/3.小型ボートの選び方：予算配分について
ミニボート以外にも周辺機器、保管場所の準備にもお金がかかります。船外機に入れる燃料代も必要になるので、余裕を持った予算配分でミニボートを購入しましょう。釣り道具や仕掛けは、いままで使ってきたものの流用からでも始められます。ミニボートが来る前に全ての準備を終わらせておかないと、保管できない、海に出られないと言う事も起こりえるので、ミニボート選びと平行しながら計画的に進めてください！
ミニボートのおすすめ周辺機器をご紹介！
1.スズキ 船外機 2馬力 DF2S 4ストローク トランサムS
パワフルかつ音の静かな製品をお探しの方におすすめ、スズキの4ストローク船外機です。重量は14kgと軽量である事もポイント。メンテナンス性の高いホンダ、静かな走りが魅力のトーハツと複数の選択肢があるので、購入前に他メーカーの製品もチェックしてみましょう。
波の穏やかの湾で使用しましたが、問題なく使用できました。音も静かで振動も非常に少ない。また、重量的にも片手で運搬できるなど簡単な扱い方が出来る船外機だと思います。
2.HAIGE エレキモーター ハンドコン 55lb 海水対応
免許不要2馬力未満で9.3インチの３ブレードプロペラを搭載。さらにハンドルが折りたためるコンパクト設計のため収納性も高く、淡水・海水兼用のエレキモーターです。手軽さを求めるならエレキも選択肢に入れておきましょう。
沿岸部の浅い釣り場を中心に楽しむ場合は、エレキでも十分快適な速度が確保できます。持ち運びに便利でゴムボートやレンタルのボートに簡単に取り付けができ、舟釣りのお供におすすめの1台です。
購入してから1年ちょっとで、30回以上使用しましたが、全く問題ありませんでした。
つくりもしっかりしているし、プロペラや舵板も浅瀬で何回もこすったりしていますが、何ともありません。あと、パワーも問題ありません。購入してよかったです。
3.ホンデックス GPS 魚探 HE-601GPII 5型
魚群探知機の大手メーカー、ホンデックスの製品です。海の釣りはもちろん、バス釣りやヘラブナの野釣りでも魚探は必須。環境に合わせて複数のモデルが用意されているので、メインにする釣りに合ったモデルを選びましょう。GPS機能を搭載した製品がおすすめです。
等深線や緯度経度表示が細かく表示されて使いやすいです。 GPSが有るとは釣果に差が出ます。 漁礁の表示もされ釣果UPです。
ミニボートのおすすめをご紹介！
1. AQUA MARINA アクアマリーナ CLASSIC クラシック300 エンジンモーターマウント付き
値段も手頃な価格で楽しめるより手軽に、コンパクトにフィッシングを楽しむためのPVC製インフレータブルゴムボートです。主に1～2人でのフィッシングで、なるべくコストを抑えたいユーザに最適です。全長は300cm、全幅は134cm、重量は18.9kg、最大搭載人員は4人。モーターマウント付きで、船外機(を取り付ける場合必要なモーターマウントと取付ステーが標準装備されています。
座板下部にはバッテリー、タックルボックスを収納できて両方の側舷にはオールホルダーもあります。素材や安定感をお求めなら是非検討してみてください。
海釣りで使っています。エレキを使ってわりと沖の方まで出て釣りをしてるのですが、ボートじたい安定しているし、素材も丈夫で安心して使っています。
底板は別売ででているが、高価なのでホームセンターの木の板を底板がわりにつかっていた。
最近はボートが重くなるということで、あつみのあるバスマットを2枚ならべて底板がわりにつかっています。
ロッドホルダーはどの竿もサイズがあわず使い物にならないが、ボートとしてはとても満足しています。
2.Exect EX250FRP
2分割出来る分割方のミニボートです。重量は39kg、 乗員数は大人2名、全長265cm、幅130cm。サイドフロート装備でスタンディングでのフィッシングも安全で快適に楽しめます。2馬力船外機の取り付けにも対応します。組み立ても簡単ですし、二人乗り出来るタイプなので直進性の高いモデルをお探しの方におすすめのボートです。
作りはまあまあ。浮力が足りないかも。サイドフロートをつけて 問題なし。組み立ても簡単です。一人では重いかもしれません。
3.Hill Stone
安定性を重視したタイプのミニボートです。重量約8.7kg、全長230cm×115cm×30cm、収納サイズは70cm×43cm×30cm。ボート素材は耐久性や耐候性が高いPVC素材で2箇所に竿立て付きで複数竿を出せる仕様になります。
衝突の擦れから本体チューブを守り接舷時の衝撃を和らげる防舷材も使用しており、専用のキャリーバッグでまとめて持ち運び楽々です。長時間の使用でも体を預けられるエアクッションが2個付いているので、安心感の高いモデルをお探しの方は、この製品はおすすめです。
底板が比較的安定していて、軽く、設計が中国製とは思えません、価格面でも、満足しています。
但し空気注入部のエアー漏れがありましたが、増し締めじぐでしめると止まりました、最終検査の不良です。
4.TOP.STAR ゴムボート
国内ボートショップにオーダーするタイプのミニボートです。ボートサイズは200cm×119cm×31cm、重量17kg。こちらも同じく素材は耐久性や耐候性が高いPVC素材を使用しています。海での2、3人乗りでも安定感は抜群。
圧倒的に軽量かつ使用していない時は空気を抜いてコンパクトにまとまります。性能や安定感の高い製品を選びたい方におすすめのミニボートです。
5.Mighty Boat
こちらのマイティーボートは海・河・湖全ての水面フィールドでフィッシングに最適なボートです。マイティーボートはエレキ対応のモーターマウントも標準装備されており、浮力、耐久性に特化したコンパクトでスタイリッシュなソロインフレーターです。池や湖など淡水のバスフィッシングにも向いているため、あらゆる場所で使用したいと求めている方にはぴったりな製品です。
ミニボートで釣りを楽しもう！
自分の好きな釣り方で楽しもう！
ボートを手に入れたら後は自由です！自分の好きな釣り方で、釣りが楽しめます。他のボートオーナーの方とコミュニケーションが取れると、釣り場の情報や便利な道具の情報など、よりミニボートの釣りが楽しめると思います。積極的にコミュニティに参加して、ミニボートの釣りを楽しんでください！