八幡化成 フタ付きバケツ 10L
イノマタ化学 かしこいバケツ 17L
DOD マルチキッチンテーブル
折りたたみ バケツ 30L 3点セット
FIELDOOR バンブーキッチンテーブル 3段ラック
アルミ出前箱 横型 3段
テンマクデザイン ワーカーズオカモチ2
コールマン ハンギングドライネット2
レインボー ハンギングチェーン
campstyle テーブルサイド ラック
快適キャンプは自分に合った食器収納の発見から
「よし! キャンプに行こう!」そう思い立っても、いざキャンプの準備をしようと考えると、「何を用意すればいいの?」「お金がかかる?」「キャンプギアを揃えても無駄にならない?」と不安になる方もいるかもしれません。 そんな時に重要なのは、自分がキャンプで楽しんでいる情景をイメージすることです。
一人の時間を楽しむソロキャンプ。夫婦でゆったりとした時間を過ごす2人キャンプ。走り回る子供と一緒の家族キャンプ。仲間とワイワイ楽しむ大人数キャンプなど、キャンパーの数だけ楽しみ方も違います。 今しか体験できない特別な時間を過ごすために外へ出てみましょう。
そのためにもキャンプの楽しみの一つ、食事時間を充実させる必要があります。その名脇役が自分に合った食器収納法なのです。
食器をどんなケースに入れようか?水切りや持ち運びが簡単な入れ物は何だろうか? と考えるだけでもワクワクしてきます。 そして食器収納を楽しいものにすれば、食事風景をより幸せな記憶として定着させることができるのです。
キャンプをする人の数だけその人に合った食器収納法があります。 より楽しいキャンプを送るために、より快適な食器収納方法を見つけてください。
自分に合った食器収納法を選ぶポイント
そうは言っても、自分に合った食器収納法なんてわかりませんよね? それはいくつかのポイントを押さえることで、何が自分に合っているのか見えてきます。
① 誰と一緒に行くのか? ② 何を楽しみたいのか? ③ 何が必要か? ③の何が必要か? では、『収納』は入れ物に食器を入れるだけのものではないことを理解することが大切です。
特にキャンプでは限られた道具を限られた状況の中で使用しなければいけません。 食器を洗い、水切りし、干して乾燥させ、持ち運びをするためのケースは、カゴやネットなどに限定されるものではないのです。
自分が何を求めるのか? 利便性、楽しさ、驚き、おしゃれさ、外観、インパクト、実用性、多機能、専門性など、その人によって魅力を感じる点も違います。 誰でも、どんな目的でも楽しめる『誰でもキャンプ』を目指すために、おすすめの食器収納アイテムを10個、厳選してみました。
進化系バケツ。キャンプで食器収納以上を求める多機能入れ物
① 八幡化成 『フタ付きバケツ sceltevie omnioutil(オムニウッティ) 』
八幡化成 フタ付きバケツ 10L
意外と使い勝手がいいのが、このバケツ。オムニウッティです。 底が円形なので、丸いお皿もフィットしますし、何といっても持ち運びが便利です。蓋つきなので食器が埃をかぶることなく、重ね置きも可能です。
キャンプ場でいざ調理を始める時は、野菜を入れて洗い場に持っていき、そのまま洗うことができます。 食事中は椅子として使用し、食後に汚れた食器を入れて、また洗い場へ持ち運びできます。
食器を漬け置き洗いもできますし、オムニウッティ自体も丸洗いすることができるので衛生的です。 蓋が波型なので洗った食器をちょっと置いておけば水切りにもなり、すぐに乾燥します。
LLサイズなら一般的な食器セットを付属ケースごと入れることもできますし、家にある大きめの巾着に食器を詰めてオムニウッティに入れれば取り出すのも楽です。 蓋を逆さにしてお盆にしたり、耐荷重150㎏なので、キャンプで高いところの物を取りたいときに踏み台にしたりすることもできます。
カラーバリエーションが豊富なので、ヴィヴィットな色彩からシックなモノトーンまで、揃えたキャンプギアとコーディネートしやすいのも魅力です。
② イノマタ化学 『かしこいバケツ17L』
イノマタ化学 かしこいバケツ 17L
名前の通り、賢い多機能入れ物です。 カゴに食器をサクサクと入れてクリアケースに収めれば、埃を防ぎ、中の食器も一目でわかります。 取り出すときは中のカゴを引っ張り出すだけです。
当然食器洗いもカゴのまま洗い場に持っていけますし、カゴも一緒に洗ってしまえます。 食器乾燥はドライネットに入れてもいいですが、カゴなので、このままでもある程度水切りができますし、カゴのまま干すこともできます。
耐荷重100kgなのでテーブルや椅子の代わりにもなりますし、カラーも選べるのが楽しいですよね。
③『折りたたみ バケツ+沥水かご+サイドポケット 30L 』
折りたたみ バケツ 30L 3点セット
使わないときに場所を取るモノは嫌! という方のための折り畳みバケツです。 蓋の部分がメッシュネットの物入れになっているので、食器をバケツの中のネットに入れてキャンプに行けます。 食器を洗う時にはネットケースごと洗い場に持っていき、ついでにこのバケツも丸洗いできます。
ネットケースごと干して乾燥させれば、簡単に水切りができますし、食器が乾燥した後は、ネットケースのままバケツに戻せます。 サイドのメッシュポケットにはカトラリーを入れることができるので、とても便利です。
バケツの利点は漬け置き洗いができることです。 また、このバケツを初めて使うときは石鹸で洗って、よく乾燥させてから使用したほうがいいようです。
他人とは一味違う個性を魅せたい。伝統的で新しい食器収納
④ 岡持ち(アルミ製出前箱)
アルミ出前箱 横型 3段
他人と同じことだけをしていたら、無難な人生を歩めてもどこか物足りないことってありますよね。 仲間とキャンプに行くときに、ビックリさせたい、受けを狙いたい、と言う人向けのおすすめアイテムです。
岡持ち(アルミ製出前箱)は、元々料理や食器を持ち運びするためのものですので、当然便利です。
車に積むときには、現地に着くまで、誰にも見つからないように隠しておいてください。 現地について、いざ料理を始める時に、何喰わない顔で岡持ちを取り出し、蓋をスライドさせ食器を取り出してください。
料理を入れてテントで待つ仲間に出前するのも楽しいです。 お手入れは固く絞った布で拭くのが一般的なようです。 木の部分は濡れたままだと傷みやすいので、よく干して乾燥させてください。
様々なサイズがあり、持っている食器に合わせたサイズを選ぶことができるのも魅力です。
⑤ テントマーク『ワーカーズ オカモチⅡ』
テンマクデザイン ワーカーズオカモチ2
テントマークのHPでも買うことのできないキャンパー憧れの逸品。 入手してもすぐに売り切れてしまうほど人気ですが、高価なためなかなか手が出せないという悩みも。そのため自作する人も増えているようです。
調理道具一式を収めることができる収納力とからくり箱のようなフォルムが使用者の心を掴みます。 木製なので乾拭きか、固く絞った雑巾で軽く拭く程度のお手入れで大丈夫でしょう。
連泊の必需品。キャンプ場で食器収納を快適に
⑥ ドッペルギャンガー『アウトドア マルチキッチンテーブル TB1-38』
DOD マルチキッチンテーブル
あれもこれもとたくさん荷物を持っていくとテント内がごちゃごちゃして行方不明になってしまう物も出てきてしまいます。 キャンプ場に着いたら、テントを設営するのと同時にドッペルギャンガーアウトドア『マルチキッチンテーブル』を組み建ててしまいます。
食器だけでなく、食材や調理器具も一緒に収納でき、テント内をすっきりさせるのにも役立ちます。
高さが81㎝なのでキッチンテーブルとしても使いやすく、何と言ってもワンタッチで組み立てが楽なのが利点です。 お手入れも軽く拭くだけで済むので簡単です。
⑦ FIELDOOR 『バンブーキッチンテーブル 3段ラック』
FIELDOOR バンブーキッチンテーブル 3段ラック
高さは83㎝あって各棚の耐荷重が30kg。収納力を重視したい人のためのキャビネットです。 食器や調理器具もすべて収納できますし、その他の小物だって余裕で入れられます。 組み立ても簡単で持ち運びの際はコンパクトになるのも魅力です。
周りの素材はポリエステル、棚板はメラミンMDFなのでナチュラルな感じがステキで、汚れても軽く拭くだけで済むのは大きな魅力です。
キャンプ場の収納は食器の入れ物、プラスアルファ
乾燥や水切りに特化したネットラックスタンドのようなものは『スノーピーク』や『ドッペルギャンガー』で出していましたが、どちらも販売中止になっています。
現在は上に天板が付いたマルチキッチンテーブルタイプのものが主流です。 やはりキャンプ場では多機能なものが重宝されるということなのでしょう。
食器乾燥の強い味方。ネット干しでキャンプ場の収納を
⑧ コールマン『ハンギングドライネットII』
コールマン ハンギングドライネット2
ドライネットを語る時、色々と検討してみても最終的に行き着くのがコールマンの『ハンギングドライネットII』です。 世の中には、自立型、安いものと数々のドライネットがありますが、結局コールマンが検討の基準になってしまいます。
使わないときには蚊取り線香ぐらいのサイズに収まってしまうコンパクトさと、上から下まで全開になる出し入れのしやすさが選ばれるポイントです。
ハンギングネットの利点は水切りや食器の乾燥干しがしやすいだけでなく、食材までも干してしまえる『乾燥干し』に特化した専門性にあるのではないでしょうか?
キャンプ場で燻製をするときには、材料の水分を減らすことは保存性を高めることにもなりますし、仕上がりの色もきれいに仕上がります。そのため2時間ほど食材を干してから燻製をすることが多いようです。
もちろんキャンプ場でだけでなく、普段から干し物をするときに使用することができます。
コンパクトテーブルやテントのポールなど、場所を選ばす吊り下げられることも魅力です。 食器を乾燥させるときだけでなく、収納用として食器を入れっぱなしにしていても、バーベキューの灰、虫や野生動物から守ってくれるので安心です。
ネットが汚れても丸洗いできるので衛生的ですよね。
⑨ campstyle 『テーブルサイド ラック』
campstyle テーブルサイド ラック
世の中、収納下手な人は多くいるもので、かく言う私も適当に物を突っ込んでしまう質です。 ごちゃごちゃ物が散乱してしまうと大切なモノを無くなってしまったり、どこに行ったか分からなくなってしまいます。
そんな時に便利なのが、このcampstyleのメッシュバッグ付きテーブルサイドラックです。 洗った食器やカトラリーをそのまま入れておけば邪魔にもならず、厚さ10~30mmのテーブルに装着できるので、一般的なキャンプテーブルに設置可能です。
メッシュバッグ部分は水で軽く洗ったり、固く絞った雑巾で拭いたりする程度でお手入れできます。
吊り下げ収納で食器乾燥。それと同時に快適おしゃれキャンプ
⑩ レインボー ハンギングチェーン
レインボー ハンギングチェーン
機能的、且つおしゃれな吊り下げ収納。キャンプ場でも人目を引くこと間違いなしです。 タープのメインポールからサイドポールに掛けてみたり、木とタープを結んだり、テントのポールを利用したりと、様々なシーンに対応できます。
車のアシストグリップにつければオートキャンプにも対応できそうです。 カラビナを利用してドライネットに食器を入れたり、カップやランタン、クッカーなどをそのまま吊り下げたり、洗濯物も掛けることができます。
カラビナ付きのハンギングチェーンも多いのでたくさんあるものを選ぶと便利です。
100円ショップでメッシュ巾着を探して皿やカトラリーを入れ、カラビナに吊り下げてもバランスよく、乾燥しやすいでしょう。 紐なので特に洗う必要もなく、軽く拭く程度でお手入れができるので簡単です。
しかしながら、現地に着いてから長さが足りなかったという失敗だけは避けたいものです。 ご自分のギアのサイズを確認したり、あらかじめ数本用意しておいたり、250cmまで調節できるロングタイプのものを購入したりして対応してください。 これはインスタ映え間違いなしの商品です。
キャンプ場で収納するのは食器と楽しい記憶
昼間の楽しさと少しの苦労。辺りが薄暗くなり、火を熾して食材を調理する。ほんのり燈る灯りの中での夕食。 至福のひととき。そして食器のあとかたづけ。 日の終わりに自然の中の静寂は、一抹の寂しさを感じさせるかもしれません。
でもそこには、必ず楽しかった記憶もあるはずです。 食器を入れ物に収納した後には、一日の楽しかった思い出も一緒にしまってください。 何かの拍子に零れ落ちた記憶はきっと幸せなものに違いありません。 食器やそれを収納した入れ物を見るたびに、その記憶を思い出すでしょう。
大切なキャンプ時間を過ごすために
誰かに連れていかれての初キャンプ、友達と一から始めるキャンプ、子供が成長してから一緒に楽しむキャンプ。キャンプを始める理由は人により様々だと思います。
キャンプ用品は数多く売られていて、贅沢なグランピングからバックパッカーのソロキャンプまでキャンプの楽しみ方も人それぞれです。
ただ、一度自然の中に身を置いてしまうと、すぐに便利なアイテムを手に入れることは難しくなります。 雄大な自然の中でゆったりとした時間を過ごしたい。そのためには無駄なものは省いて作業時間を効率的で快適にする必要があるのです。
キャンプでの楽しみの一つ、食事時間を優雅に過ごすためにも自分に合った食器収納方法を見つけて、幸せな記憶だけを残していけるといいですね。
出典:https://www.amazon.co.jp