検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

パイナップルの栄養ガイド!効能・効果や料理へのおすすめの取り入れ方をご紹介!

パイナップルは、甘酸っぱい味わいでトロピカルフルーツの代表的存在です。そんなパイナップルは、栄養価も高く健康や美容にも効果的だといえます。今回は、パイナップルの栄養素や効能効果、そして古くから伝わる歴史などをご紹介します。
更新: 2021年4月12日
kaorin007
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

パイナップルの栄養価

パイナップルに含まれる栄養素

程よい甘酸っぱさでついつい口に運んでしまうパイナップル。そんなパイナップルは、大人から子どもまで幅広い人気をえています。そのうえ、口当たりの良さだけでなく優れた栄養素が豊富に含まれているのも魅力の1つです。 では、パイナップルに含まれる主な栄養素を紹介しましょう。 ・タンパク質 ・炭水化物 ・食物繊維 ・ビタミンA ・ビタミンB1 ・ビタミンC ・カルシウム ・カリウム これらの他にも甘さのもととなるショ糖・ブドウ糖・果糖などの糖分が多く含まれています。パイナップルに程よい酸味をもたらすクエン酸やリンゴ酸などを含んでいるのが、パイナップルの特徴です。

それぞれの栄養素の持つ特徴

パイナップルで特に豊富な栄養成分は、食物繊維やビタミンB1・ビタミンCです。パイナップルに含まれる成分は、それぞれ健康や美容にとても良い効果をもたらします。 食物繊維は、便秘の改善に効果的で腸内環境を整えるのに最適です。ビタミンB1は、糖質の代謝を良くする酵素を活性化させてくれます。糖質をエネルギーに変えることで、疲労や集中力低下の改善をはかることができます。 ビタミンCは、化粧品などにも多く使われている美容に効果的な成分です。肌荒れなどを防ぎ、風邪の予防にも効果があるといわれています。

豊富な栄養素と低カロリーが魅力

パイナップルは、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれている果物です。身体によい成分が豊富に含まれていながら、100gあたりのエネルギー量が50~60カロリーと低いので甘党の人におすすめです。 ただし、いくらカロリーが低いからと言って食べ過ぎてしまうのはよくありません。糖分が多いので、摂取量には、気をつけておきましょう。

パイナップルが持つ効果や効能


疲れをとる

糖質は、分解されてエネルギーにかわります。パイナップルには、ショ糖・ブドウ糖・果糖といった糖質類が豊富に含まれています。その糖質を分解することで、疲労回復の効能効果が期待できます。疲れが取れれば、エネルギッシュな毎日をすごすことができるでしょう。 パイナップルには、糖質分解を促すビタミンB1やクエン酸などの栄養素が豊富に含まれています。それぞれの成分による相乗効果で、より効率的にエネルギー転換することが可能です。 今日はちょっと疲れたなと思った時は、パイナップルを切って食べるのもいいですね。

食欲が増す

パイナップルには、肉を柔らかくする効能効果があります。これは、パイナップルに含まれているブロメラインというタンパク質分解酵素の影響によるものです。 つまりパイナップルには、ブロメラインという酵素が含まれています。ブロメラインは、食事の際のたんぱく質を素早く分解してくれる酵素です。食事の際にパイナップルを食べておけば、胃もたれなどを心配せずに料理を楽しむことができるでしょう。 そのうえ、パイナップルには、胃液の分泌を促すクエン酸が含まれているので消化吸収の促進を高める効果効能が期待できます。

便秘の解消

パイナップルは、豊富な食物繊維を含むフルーツの1つです。食物繊維をとることで、腸内環境を整え便秘の解消をはかる効能効果が期待できます。腸内フローラが整えば、便秘だけでなく身体全体の調子を整えてくれるでしょう。 パイナップルには、100gあたり1.2gの食物繊維が含まれているといわれています。これは、果物の中でも食物繊維を比較的多く含んでいるといえるでしょう。

美容にも効果的

パイナップルの魅力は、なんといってもビタミンCが豊富な事です。ビタミンCは、紫外線などのストレスからお肌を守る効能効果が期待できます。また、美白にも効果があるとされているので女性にとってはうれしいフルーツですね。 また、パイナップルには、天然保湿因子と言われるセラミドが含まれています。セラミドには、保湿力に高い効能効果があるといわれており、お肌のバリア機能や高い保湿力が期待できます。


抗酸化作用も期待できる

パイナップルに含まれるビタミンCには、お肌を守る効果の他に抗酸化作用があるといわれています。パイナップル100gあたりに含まれるビタミンCは、約27mg。この豊富なビタミンCの影響で、体内の酸化を防ぎ健康的な身体作りをおこなうことができるでしょう。 また、ビタミンCには、コラーゲン生成作用もあるといわれています。その作用により血管が丈夫に改善され、動脈硬化の予防にもつながります。パイナップルの上手な食べ方を考え、適度に摂取すれば健康的に暮らすことができるでしょう。

美味しいパイナップルの選び方

パイナップル選びは熟したものがおすすめ

フルーツを買う時に、すぐ食べない場合はあまり熟していないものを買いますね。パイナップルの場合は、買ってから時間をおいても熟すということがないので購入時に熟したものを選ぶのが選び方のポイントです。 時間経過とともに黄色く色が変わっていくように思いますが、糖度はほとんど変わりません。ですから、購入の際に甘く熟したものを選ぶのがおすすめの選び方です。 糖度は時間経過であまり変化はありませんが、酸味は時間とともに少し和らぐので完熟でなければ少し時間をおいておくのもおいしい食べ方の1つです。とはいえ、置きすぎて食べごろを逃さないよう気をつけておきましょう。

色や形をしっかりチェック

あまり青々としているパイナップルは、まだ若い可能性があります。味も酸味が強いことが多いので、出来るだけ実が黄色くなっているものを選ぶことがおいしいパイナップルの選び方のポイントです。 葉の色がしっかりとした緑色をしていて、葉先に枯れなどがないパイナップルがおすすめです。実の部分は、少し下側にふくらみのある形をしているものを選びましょう。 最後にパイナップルの香りを確かめ、パイナップル特有の甘酸っぱい美味しそうな香りがすればOKです。

パイナップルの食べ方いろいろ

フルーツとしての食べ方


パイナップルは、そのまま切てフルーツとして食べるのが1番おすすめの食べ方です。生のパイナップルをそのまま切って食べるだけでも甘酸っぱい味わいを楽しむことができます。 切り方をいろいろな形にアレンジして、フルーツポンチなどに受けせてみるのもおすすめです。型抜きで星形などの楽しい形に切り方を変えれば、子どもたちのおやつとしても喜ばれるでしょう。

料理の具材としての食べ方

パイナップルは、肉料理に使えばお肉を柔らかくする効果が期待できます。酢豚などにパイナップルを入れるのは、その効果を期待してのことだといえるでしょう。 パイナップルを料理の具材として使うなら、やはりお肉との組み合わせがおすすめです。酢豚などでも分かるように、パイナップルは、豚肉との相性が良いといえるでしょう。パイナップルの切り方に工夫を凝らせば、料理の演出効果にもなりますね。 ポークソテーにパイナップルのソースをかけたり、豚の薄切り肉でパイナップルを巻いて焼いてもおいしくいただけます。

パイナップルの簡単な切り方

生のパイナップルを買ってくると「切るのが大変」と思ってしまいますよね。でも、この動画のような切り方をすれば、結構簡単に切ることができます。 まずはパイナップルの底の部分と葉の部分を取り除き、6等分に縦に切り分けます。その後、実の部分を皮から切り取り食べやすい大きさにカットすれば出来上がりです。 一度切ったものを保存する場合は、ラップなどでしっかりと包み込み冷蔵庫で保存しましょう。切る前のパイナップルなら、新聞紙などにくるんで野菜室などで保存します。この時葉の部分を下にして保存しておくと、糖分が全体に行きわたるようです。

パイナップルに関する歴史

パイナップルが世界的に知られるようになったきっかけは、なんとコロンブスだといわれています。あの歴史の教科書でも有名なコロンブスは、アメリカ大陸でパイナップルと出会います。そして、ヨーロッパにパイナップルを持ち帰ったことで、その後スペインへと伝わり徐々に世界各国へと広がっていったのです。 日本の歴史においてパイナップルが初めて栽培されたのは、東京の小笠原諸島にある父島で1830年に植えられたのが最初だとされています。