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これがカエルの幼虫!?巨大化したと噂のカエルの幼虫の正体はいかに!?

カエルの幼虫といえば「オタマジャクシ」。そのサイズはどれくらいをイメージしますか?手のひらよりももっともっと小さいですよね。しかし、「巨大化したカエルの幼虫」と噂されている生物が発見されました。その大きさは1mを超えているそうです。その正体とは一体!?
2020年8月27日
十六夜 乃久亜
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目次

巨大化したカエルの幼虫?

2014年、京都府鴨川で謎の巨大生物が発見されました。写真付きで投稿され、「川の主だ!」「巨大化したカエルの幼虫」なのでは?とSNSで話題になりました。その画像がこちらです。

!? いや遠近法で大きく見えるだけでそんなに大きくはないでしょう!?そう思いますが、 警察の方の大きさからしてこの生物は相当大きいのではないでしょうか? もしかしてコラージュなんじゃないかと疑いたくなりますが、この巨大生物の動画も投稿されていますのでこの生物が存在しているのは確定ですね。一体この生物の正体はなんのか?その謎に迫りたいと思います!

放射能が原因らしい?

とてものぺっとしてのんびりしているので、人を襲うようなことはなさそうですね。あまり危険な生物にはみえませんが、これは放射能が原因なのでは?と言われています。放射能によってカエルの幼虫が巨大化したのでは?という呟きも見られました。


放射能が原因なのではなく、そもそも全く違う生物なのではないか?という意見が。一体この生物の正体は何なのでしょうか?

カエルの幼虫ではない?

巨大なカエルの幼虫、つまりはオタマジャクシなんじゃないかと噂された巨大生物ですがその正体は全く違う生物だと証明されました。気になるその正体ですが、この巨大生物は「オオサンショウウオ」だと言われています。確かによく見てみると、オタマジャクシとは違いますね。もしこの大きさのオタマジャクシがカエルに成長したら、ビッグニュースでとしてテレビで取り上げられそうです。

カエルの幼虫と何が違うのか?

ではこの巨大なオオサンショウウオとオタマジャクシは何が違うのでしょうか?この違いを知っていれば、この巨大生物がオオサンショウウオだと証明することができますよ。意外な生態もご紹介していきたいと思います。

しかし、こんなに巨大な生物がいきなり現れたらびっくりしてしまいますね。例え襲ってこないと分かっていても、その存在感に圧倒されてしまいます。「川の主」という呼び名にも納得です。


カエルの幼虫

皆様ご存知だと思いますが、カエルの幼生は「オタマジャクシ」です。陸生節足動物の幼生のことを「幼虫」と呼ばれるので、オタマジャクシは幼虫ではなく「幼生」と表されます。皆様ご存知でしたか?

出典: http://www.ghibli.jp/works/#totoro

となりのトトロ(1988) My Neighbor Totoro 原作・脚本・監督 宮崎 駿 音楽 久石 譲 主題歌 井上あずみ 声の出演 日高のり子 ⋅ 坂本千夏 ⋅ 糸井重里 ⋅ 島本須美 ⋅ 北林谷栄 ⋅ 高木 均 上映時間 約86分 配給 東宝 公開日 1988.4.16(土)

ジブリの映画である「となりのトトロ」でも登場し、メイちゃんには「おじゃまたくし」と面白い言い間違えをされていました。田んぼや小さな池などに生息しているので、幼い時に実物を見たことがある方も多いのではないのでしょうか? オタマジャクシに手足が生えて、カエルの容姿に変化していくことを「変態」と呼びます。オタマジャクシはこの変態がとてもはっきりしていることも特徴です。そして尻尾がなくなってしまうので、オタマジャクシの時よりもカエルの体長の方が小さくなります。面白い生態をしていますね。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%B7

オタマジャクシは変態がはっきりしているのも特徴である。有尾類の場合、幼生にはかなり初期に四肢が生え、その後、外鰓を失って変態するが、それらの過程は長くてゆるやかに見える。オタマジャクシの場合、手足の出現と内鰓の消失の時期がほぼ前後し、さらにこの時に尾もなくなるので、変化が大きく急激である。

オオサンショウウオ

体長は普通50~70cm。最大だと150cmまで成長するみたいですが、野生では100cmを超えることは稀だそうです。この写真のオオサンショウウオはとても珍しい個体みたいですね。見慣れない大きさなので遺伝子異常なのかと思うのも不思議ではないかもしれません。


標高400~600mほどの高さにある河川の上流域に生息しています。市街地や中流、下流でも見られることもあるそうです。兵庫県出石川下流の護岸工事の時に400匹以上が見つかりました。とてもおとなしそうな見た目をしていますが、時には共食いをすることもある意外な一面もあります。わずかながら歯があるため、魚類、サワガニ、ヘビ類、カワネズミなども食べます。 意外とワイルドなオオサンショウウオですが、以前は食用とされることもありました。外来種であるチュウゴクオオサンショウウオとの競り合い、遺伝子汚染などにより数が減少しています。しかしチュウゴクオオサンショウウオも国際希少野生動物種というものに指定されているため、やみくもに処理することができません。このためオオサンショウウオの数はさらに減っていきました。

オオサンショウウオは特別天然記念動物に指定されているので、現在は食用することを禁じられています。特徴的な名前の由来ですが、山椒の様な匂いを発するらしく「山椒魚」と名付けられました。ピリリとした匂いなのでしょうか?見た目と違いギャップが多い動物ですね。

まとめ

皆様いかがでしたか?今回は少し不思議な記事についてまとめてみました。普段見慣れない生き物がいると勘違いしてしまうのも仕方ないかもしれません。近い将来、放射能が原因で生き物の生態系が崩れてしまい、本当にオタマジャクシが巨大化してしまうのでは?と想像してしまいます。地球に優しい生活を心がけていきたいものです。 今回は巨大化したと噂のカエルの幼虫の正体についてご紹介させていただきました。楽しんでいただけたなら幸いです。ご愛読ありがとうございました。