チューリップの特徴
チューリップは、ユリ科チューリップ属の植物。チューリップは、球根から育てることができます。チューリップの品種には様々なものがあり、咲き方は、一重咲きから八重咲きまであるのです。花色も赤・黄・白・オレンジ・紫など豊富に存在します。
春の花壇におすすめの花で、チューリップだけ植え付けることはもちろん寄せ植えにもすることができます。
チューリップの大まかな育ち方についてですが、球根を植え付け時期の秋に植え付けます。そうすると、１月頃まで芽が出てきません。この期間に、水やりを忘れないようにしてください。芽が出ると、葉ものびてきます。やがて花茎がのびてきて４月に花を咲きますよ。花が枯れると、花を取り除きましょう。
そのうち、葉も枯れてきます。葉がかれてしまったら、来年も植え付けることができるように球根を掘り上げておきます。
チューリップの球根は、しっかり手入れすることで毎年花を咲かせることができます。花が終わったら、球根へ栄養が溜まるように手入れをしてあげましょう。葉は切らずに、花だけを切り落としておきます。葉の部分は、光合成のために置いておきましょう。葉が枯れたら球根を掘り上げてください。
チューリップの開花時期
チューリップの開花時期についてご紹介します。チューリップの開花時期は、地域や品種によって差があります。ここでは、一般的に言われている時期についてご紹介します。
種類別開花時期
早咲きのチューリップは３月下旬～４月中旬が開花時期です。普通咲きのチューリップは４月中旬～５月頃。遅咲きのチューリップは４月下旬～５月が開花時期になります。全体的に見れば春に咲く花ということがわかりますね。
咲く順番を考えれば長くチューリップを楽しむことも
チューリップをたくさん植え付けるときに、咲く順番に植え付けていくとチューリップを長く楽しめることができるのでおすすめです。花壇やプランターに並べて植え付けても、風に揺れる姿がかわらしいです。
チューリップの植え付け時期
チューリップの植え付け時期についてご紹介します。チューリップの球根を植え付ける時期は、基本的には秋。チューリップの球根は、２か月ほど寒い気温にさらしておかないと花を咲かせない性質を持っていまので、チューリップは秋の寒くなってきた時期に植え付けていきます。
チューリップの植え方
チューリップをきれいに咲かせるために大切なのが「球根の植え方」です。チューリップを植え付けるために準備するものは、球根とチューリップ専用の土、鉢です。鉢は、球根３個に対して５号の鉢を準備しましょう。
土は水はけのいいものを
チューリップの植え付けのために準備する土は、水はけがいい土です。鉢植えで植える場合は、草花用培養土で植え付けていきます。地植えにする場合は、土の質を確認しましょう。粘土質で水はけが悪そうであれば川砂を混ぜて水はけをよくしてあげましょう。植え付け前に、腐葉土や肥料を混ぜ込んでおきましょう。
消毒液での消毒も忘れずに
チューリップの植え方について説明していきます。秋の１０月～１１月に植えていきます。球根の茶色い皮の部分をはがしておきます。ポイントは、無理にはがしてしまわないことです。消毒液で球根を消毒し、土を入れた鉢に植え付けていきます。
植え方の目安は球根3個分
球根の植え方は、球根３個分の深さの穴に植えていきます。この時、球根の頭が上になるように植えていきましょう。そうすることで芽が出やすくなります。球根と球根を植え付けていく間隔は、球根１個分です。土を上からかぶせて完了です。土をかぶせた後は、丁寧に水やりを行ってくださいね。
チューリップの水やりと肥料の時期
水やり方法
チューリップの水やりのポイントは、土の表面が乾いてから行うことです。水やりの時に、鉢の底から水が流れてくるほどたっぷり水やりを行いましょう。ゆっくり水を与えることで、じっくり土に水がしみ込んでいきます。土がずっと湿っている状態だと、球根が腐ってしまう可能性があるので注意しましょう。
水やりは忘れずに!
球根を植え付けた後に、水やりを忘れてしまう人が多いです。球根から芽が出るのが遅いのが理由の一つになります。球根から根を張るのには時間がかかるので、忘れないようにしっかり水やりを行いましょう。
肥料を与える時期
チューリップに与える肥料は、開花前と開花後に与えます。開花前に与える肥料は、ゆっくりきく化成肥料を与えます。開花後は液体肥料を２週間に１度与えまましょう。与える時期を忘れないようにすることが大切です。
チューリップで花壇を華やかにしよう
チューリップの球根は、時期になると掘り起こしてあげなければいけません。球根の堀り上げは、夏の時期の葉が枯れたタイミングで行います。鉢植えの場合は、植えっぱなしでも構いません。チューリップは、基本的に植え替えをしてはいけません。根が傷んでしまうと生育不良を起こしてしまいます。
これらの点を気を付けていれば、きれいで可愛い花を咲かせてくれます。時期に合わせた育て方をしっかり覚えてチューリップを育ててみてください。寄せ植えにしても楽しめますし、いろいろな品種もあるので飽きることがありません。咲いたチューリップは、切り花にしてお部屋に飾ることもできます。
いろいろな楽しみ方があるので、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか？