建築で使うルーバーとは?用途別に素材やデザイン・施工例をご紹介!のイメージ

建築で使うルーバーとは?用途別に素材やデザイン・施工例をご紹介!

建築で使うルーバーとはどんなものをいうのでしょうか。その言葉を聞いたことはあっても詳しく知らないという人は意外と多いものです。今日は建築で使うルーバーについて、素材やデザイン、その施工例を具体的に見ていくことにしましょう。

2020年06月06日更新

佐藤3
佐藤3
ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。
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目次

  1. ルーバーとは
  2. ルーバーの役割
  3. ルーバーの種類
  4. ルーバーのメリット
  5. 建築用ルーバー施工例
  6. 建築以外に使われるルーバー
  7. まとめ

ルーバーとは

建築に使うルーバーとは羽板を枠に対して隙間をあけて水平に並べたものです。 横に置くものと縦に置くものがあります。 羽板を置く角度によって光の遮断や風の遮断を調整することができるだけでなく、エアコンの室外機の目隠しやデサイン性を高める目的もあります。 ルーバーは斜めに並行に並べた板を指すので、建築以外でもそのように水平に並んだ板をルーバーと呼ぶこともあります。 建築用のルーバーとそうでないルーバーで混乱を招く場合もありますが、ここでは建築用のルーバーについてご紹介していきます。

ルーバーの役割

ルーバーの役割の主なものには、光や風の遮断があります。 カーテンのようなものと考えればわかりやすいでしょうが、カーテンなどと比べて後から設置するものではなく、外壁など元々風通しと雨除け・視線を遮断するなどの目的で設置されているというところが特徴です。

ルーバーの種類

素材

ルーバーは板の設置されている形状を指すので、その素材には色々な種類があります。 木製やアルミ製、キッチン窓などではガラスで作られたルーバーもあります。 水平に設置された板の角度を調整して光を遮断したり、風の入り具合を調整できます。

素材によって和風にも洋風にも

アルミなど金属製のルーバーならモダンな感じに仕上がりますし、ヨーロッパの小窓のような天然木のルーバーならロマンチックな雰囲気になります。 竹などを用いたルーバーなら、和風な庭でも違和感なく使うことができるでしょう。

縦型ルーバー

デザイン性の高いルーバーとして縦型のルーバーも存在します。 縦型のルーバーの特徴として、デザインだけでなく、ほこりがたまりにくいことから掃除が簡単ということもあげられます。

視線の方向性

縦型ルーバーの特徴として、それいがいには視線の方向性があります。 例えば外からは見られないけれど、内側のある一方向からは外がよく見えるということがあげられます。 これにより、外側から気づかれにくく内側からだけ外の様子をうかがうことも可能です。

一部分だけルーバー

ルーバーの扉の中には、前面ではなく上部分だけ、など一部分がルーバーになっているタイプもあります。

ガラリと鎧戸

室内のクローゼットや天井近くに設置されている小物入れスペースの扉など、開閉できるタイプのルーバーのことを「鎧戸」と呼びます。 ルーバーといわれるよりも、この名前の方がピンとくるという人もいるのではないでしょうか。 それに対して扉になっておらずはめ殺し窓などに使われるルーバーのことは「ガラリ」と呼びます。 ぐるりと外壁に使われるルーバーはこのガラリとなります。

ルーバーのメリット

メリット①直射日光の遮断

部屋を薄暗くしないために光を取り入れることは大切です。でも、家具や畳などの色あせの防止や冷暖房の効率を考えると直射日光を遮断する必要も出てきます。 ルーバーは直射日光を遮断する程度を自分で調節できるように角度が変えられるものもあります。

メリット②外からの視線

道路からの距離や庭木の状態によっては、家の中が丸見えで困るということもあるでしょう。 外からの視線を遮るために、1日中カーテンを閉めっぱなしでは不都合を感じます。 ルーバーならば、状況に応じて水平に並んだ板の角度を調整することで適度に採光も考慮しつつ視線から家の中をガードしてくれます。

メリット③防犯

外から見られやすい家は、中に誰かいるのかいないのかまるわかりになってしまいます。 視線を防いでくれるルーバーなら、中に誰かいるのかわかりにくいので防犯にも一役かってくれます。 外壁や塀などに利用することによって、子供が安心して遊ぶことができる庭を確保することもできるでしょう。

建築用ルーバー施工例

建築に使われるルーバー例①窓などの建具

建築に使われるルーバーの例として、よく見かけるのが窓など建具に用いられるルーバーです。 窓で調整できるので、カーテンなどを利用しなくてもよくなる場合もあります。 クローゼットの扉など室内のルーバー扉は、主に通気をよくする目的で活用されています。

浴室(目隠し・風通し)

建築に使われるルーバーには、特に目隠しに重点を置いて設置されるものがあります。 それが浴室の窓に使われるルーバーです。 外から除かれたらこまる場所で、なおかつ風通しを良くして湿気を逃がすためにルーバーが活躍してくれるでしょう。

キッチン窓(採光・目隠し・風通し)

明るいキッチンは主婦なら誰もがあこがれる存在でしょう。 しかし、キッチンは家の外壁側に配置されることが多く、道路に面していたり隣の家がすぐそこにある場合も少なくありません。 そんなときに窓を大きくとると内側からも外側からも見え過ぎでこまるという状態になってしまいます。 光を取り入れ、更に目隠しや風通しをよくしてくれるルーバー窓を採用することも多いです。

ブラインド(目隠し・遮断)

ルーバーはデザイン性も重要な要素です。 特にブラインドなどで使われる場合は、部屋の見た目のためデザインは重視します。 目隠しや視線の遮断という観点からも、ブラインドには縦型のルーバーが利用されることがあるのはそのためです。

天井のルーバー

天井にルーバーを設置する場合は、多くの場合ビルやホールなどの建築物に見られます。 天井にルーバーを設置する目的は採光が主ですが、天井照明の目隠しとしても利用されます。

一般住宅でも天井にルーバーを設置することによってとても明るい空間を作り出している設計もあります。 階段の吹き抜けの真上に天窓を配置し、その内側をルーバーのガラリを設置することで家の中にいながらまるで外にいるかのような明るい空間を作り出すことに成功しています。

建築に使われるルーバー例②外壁

一般住宅で外壁に使われるルーバーは、目隠しの意味が強いです。 一昔前までは無骨なブロック塀や手入れが大変な生け垣が担ってきた目隠しという重要な役割を、手入れが簡単でデザイン性も高いルーバー塀が取って代わっている場面も増えています。

ベランダ(目隠し)

外壁に使われるルーバーとして、二階以上の階のベランダの手すりの目隠しとして設置される場合もあります。 ただの手すりだけのベランダよりも見た目がよくデザイン性も重視されています。

玄関ポーチなど

外壁全体をルーバーで囲まずに、玄関ポーチなどドアの開閉によって家の内部が覗かれる可能性のある場所にだけ目隠しの目的でルーバーを設置することも少なくありません。 このようなラティスとしての建築としてのルーバーの活用法は、家の室内外に限らず多くの場合で最近よく見かけるケースです。

建築以外に使われるルーバー

最後に少しだけ、建築外ではどのようなルーバーがあるのかご紹介しましょう。

建築以外のルーバー例①百葉箱

建築以外にルーバーが使われる例として、百葉箱があります。 中に温度計などが設置されている小箱で、小学校の校庭の片隅にあるのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。 百葉箱も気温や湿度を正しく測るためにルーバーが利用され直射日光や雨を遮断しています。

建築以外のルーバー例②自動車

建築以外のルーバーには、車にもたくさんのルーバーが設置されています。 まず、エアコンなどの吹き出し口、リアウインドウの目隠しなど、車を運転する人なら思わぬ身近なところにルーバーの存在があったことに気づくでしょう。

まとめ

建築用のルーバーについて、その種類や設置例を見てきました。いかがでしたでしょうか。 思っていたよりもルーバーは私たちの生活の近くにたくさんあることがおわかりいただけたでしょう。 風や光を通しながら目隠しをしてくれるというとても便利なルーバー。 全てを隠してしまったり、一部分だけルーバーにするなど使う人のニーズに合わせて色々な使い方がありました。 身の回りの素材を上手に組み合わせれば、自分でベランダのルーバーならDIYをすることも可能です。 ルーバーについて詳しくしり、DIYの参考にしていたたけたなら幸いです。

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