検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

桔梗(ききょう)の花言葉と贈り方!【花言葉辞典】

桔梗の花言葉をご存知ですか?桔梗には、永遠の愛・誠実・清楚という花言葉があります。桔梗の花言葉には、若い娘が一生涯恋人を待ち続けたという物語が由来となったという説があります。桔梗の花言葉と贈り方について、くわしくご紹介します!
2020年8月27日
なかゆの
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

はじめに

出典: https://pixabay.com/ja/%E9%A2%A8%E8%88%B9%E3%81%AE%E8%8A%B1-%E8%8A%B1-%E7%99%BD-%E3%82%AD%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%81%AE%E8%95%BE-%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%ABthunb-1271944/

桔梗の花言葉には、永遠の愛・誠実・清楚という意味があります。 桔梗のつぼみは、風船のようにふくらんでいることから、英語では「バルーン・フラワー」と呼ばれています。 秋を代表する花のひとつ、桔梗の花言葉と贈り方についてくわしくご紹介します。

桔梗の特徴

桔梗は、キキョウ科キキョウ属の植物です。 青や白、紫などの花を咲かせます。 桔梗は東アジアに多く分布する植物ですが、日本国内では桔梗が咲いている場所が激減してしまったことから、絶滅危惧種となっています。 桔梗は茎を真っすぐに伸ばして、茎の先端の近くに花を咲かせます。 美しい花は観賞用に好まれ、太い茎は漢方薬として利用されています。

桔梗の花言葉

桔梗の花言葉には、永遠の愛・誠実・清楚という意味があります。 桔梗の花言葉は、物語が由来になったという説があります。

花言葉:永遠の愛・誠実・清楚

桔梗の花言葉は、永遠の愛・誠実・清楚です。

「永遠の愛」「誠実」「清楚」の花言葉由来

桔梗の花言葉の「永遠の愛」「誠実」という意味は、キキョウという娘が恋人を一生涯待ち続けたという物語に由来しているという説があります。 また、桔梗の凛とした花と、落ち着いた花の色が由来して、清楚という花言葉の意味になったことが考えられます。

桔梗・英語の花言葉

花言葉:endless love・honesty・the return of a friend is desired・obedience

桔梗の英語での花言葉の意味は、endless love(永遠の愛)・honesty(誠実)・the return of a friend is desired(友人の帰りを願う)・obedience(従順)という意味があります。

桔梗の誕生花


4月23日・6月13日・7月31日・8月2日・8月14日・8月28日・9月1日・9月9日・9月12日・10月2日(白い桔梗)・10月22日・10月31日

開花時期

桔梗の開花時期は、6月~9月です。

桔梗の花言葉の贈り方

桔梗は永遠の愛という花言葉の意味を込めて、大切な人へ贈りましょう。 桔梗の花束として贈ったり、苗を贈って一緒に育てたりしてもよいでしょう。 また、桔梗のデザインのグッズを贈ることもおすすめです。

こんな人におすすめ

桔梗の花言葉の永遠の愛という意味を込めて、夫から妻へ、妻から夫へ贈ることをお勧めします。 永遠に変わらない愛の気持ちを、清楚で愛らしい桔梗の花に込めて贈ることができます。

プレゼントの贈り方

桔梗の花束をプレゼントとして贈ることをおすすめします。 ブリザーブドフラワーを贈ってもよいでしょう。 また、桔梗の苗をプレゼントして、一緒に育ててみるのもおすすめです。

花と一緒に贈るおすすめグッズやアイテム

桔梗の花と一緒に、桔梗がデザインされているアクセサリーや、ハンカチを一緒に送ることをおすすめします。 日頃の感謝の気持ちや、変わらぬ愛の気持ちを込めて、大切な人へ贈りましょう。

桔梗の飾り方

桔梗は切り花の場合には、花瓶に入れて飾りましょう。 花瓶は小振りなものを使うと、コンパクトに可愛らしく飾ることができます。 桔梗の花の大きさに合わせて、花瓶を選ぶことをおすすめします。 花瓶に桔梗の花を飾る場合には、毎日花瓶の水を替えましょう。 花瓶の中も清潔にしておくことで、美しい桔梗の花を長く楽しむことができます。

桔梗の基本情報

桔梗は野生の品種は絶滅危惧種に指定されています。 しかし、園芸用の品種は江戸時代から改良が重ねられていて、多くの品種が生み出されています。 花の色は、青や紫、白やピンクなどがあります。 花の形は、一重咲きのほかに、八重咲や大輪の花が咲く品種などさまざまな種類があります。

科名・属名


キキョウ科キキョウ属

和名・英名

和名・桔梗(キキョウ) 英名・Balloon flower

原産地

日本・中国・東アジア

花名由来

桔梗は、「きちこう」という読み方が変化して「ききょう」になったと考えられています。 花の見た目が似ていることから、朝顔と呼ばれていたという説もあります。 古い時代には、桔梗の花を使って吉凶を占っていたことから、「ききょう」と呼ばれるようになったという説もあります。 桔梗の英名のバルーン・フラワーは、桔梗の花が開く前のつぼみが、風船に似ていることが由来と考えられています。

桔梗は秋の七草のひとつ

せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、という春の七草は有名ですが、秋にも七草があります。 女郎花(おみなえし)・薄(すすき)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・藤袴(ふじばかま)・葛(くず)・萩(はぎ)、この7種が一般的に知られている秋の七草です。

漢方

桔梗の根は、漢方として古くから利用されています。 桔梗の根には、サポニンという成分が含まれていることから、桔梗根という生薬として使われています。 桔梗根には、解熱作用や鎮痛作用などの効果があるとされています。

桔梗の育て方

桔梗は寒さや暑さに比較的強い植物です。 草丈は、20㎝の小振りなサイズから150㎝の高い丈まで成長します。 6月から9月頃には花を咲かせます。 桔梗は日本の気候に適応している植物です。 根付くと、毎年花を咲かせることもできます。 桔梗の育て方について、ご紹介します。

育てる場所

桔梗は日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。 湿った場所は適さないため、地植えの場合には水はけのよい場所に植えましょう。

種まき

桔梗は4月上旬頃までに、種まきをしましょう。 桔梗は種から育てる場合には、初めの年にはあまり花の数が多くありません。 しかし、翌年からは桔梗の株が充実して、花の数も増えていくため、気長に大切に育てましょう。

水やり


桔梗は、土の表面が乾いたことを目安に水やりをしましょう。 鉢植えの桔梗は、冬には地上に出ている部分が枯れているように見えますが、土の下の根は生きているため、土が乾いたらたっぷり水をあげましょう。 地植えの場合には、基本的には水やりは必要ありません。

肥料

桔梗は、植え付けの際に緩効性肥料を与えましょう。 地植えの場合には、土を作る際に堆肥をまぜて植え付けを行います。 桔梗が花を咲かせる時期には、1~2週間に1度液体肥料を与えることをおすすめします。

剪定・切り戻し

桔梗は、花がらをまめに摘み取りましょう。 花がらを摘み取ることで、次々に花を咲かせます。 夏の期間にひと通り花が咲き終わったあとに、半分ほどに切り戻しをすることで、秋にまた花を咲かせます。

越冬

桔梗は、強い霜に当てないように注意することで、越冬できます。 関東地方や、西日本では、地植えにしたままで翌年花を咲かせることが可能です。

病害虫

桔梗は立枯病に注意が必要です。 風通しがよく、日当たりのよい場所で育てることで予防できます。 また、桔梗はハダニがつくことがあるため、注意が必要です。

桔梗は家紋としても使われている?

桔梗は花の形が五角形になっていて、バランスがよいことが好まれていて、家紋のモチーフに多く使われています。 家紋の形は、花の形だけでなく桔梗をモチーフにして変形した家紋も多く存在しています。 土岐光衡や明智光秀は、桔梗を円で囲んだり、星型にしたりした家紋をつけていました。 また、家紋だけでなく江戸城では「桔梗門」や「桔梗の間」などお城の名前にも使われていました。

桔梗の花言葉・まとめ

桔梗の花言葉について、おわかりいただけたでしょうか? 桔梗の花言葉には、永遠の愛・誠実・清楚という意味があります。 可憐な花を咲かせる桔梗は、日頃の感謝の気持ちを込めて、夫から妻・妻から夫へ贈ってはいかがでしょうか。 また、桔梗は寒さや暑さに比較的強い植物で、地植えで越冬することも可能です。 桔梗は大切に育てることで、花の数を増やしていきます。 日常で愛を伝え合うことは減っても、お互いを大切に思う気持ちは変わらないことを、桔梗の花言葉の「永遠の愛」という意味を込めて贈ってみましょう。