トレラン シューズ、ザック、リュックなどのトレラン装備20選！

トレランって何？

トレランとは、トレイルランニングのことで、トレイルは登山道、林道、いわゆる山道などのことを言います。当然オフロードですので舗装はしてありません。山道ですから道端には石や岩、古木、倒木、折木、ぬかるみなどがいたるところにあります。岩肌を登ったり、渓流を渡ったりすることもあります。天候の急変で雨、風が強くなったり、雷に襲われることもあるでしょう。そこでシューズなどのギア選びは大切になってきますね。 要するに、危険と隣り合わせのスポーツではありますが、大切なシューズなど装備を万全にして楽しみましょう。

増加しているトレランを楽しむ人

シューズ選びなどは大切

トレランは世界的な流行を見せていて、国内でもすでに30万人以上の人が楽しんでいます。距離も20kmくらいから100kmを超えるようなトレラン競技があり、年間300以上もレースが開かれています。 ランナーの増加とともに、問題点も色々出てきています。中でもたくさんのランナーが一度に山に入るため、登山道や自然環境が破壊されたりしています。まずはマナーを守りましょう。 また一般の登山者もいるわけなので、ランナーと一般の登山者とのゆずりあいの精神も大切になってきます。 そしてシューズなど装備不十分でトレランに参加すると重大事故になる可能性が非常に高くなってきます。ここに改めてシューズやバックパックをはじめトレランの装備について情報を共有してみましょう。

トレランは素晴らしく、楽しい

トレランの素晴らしさ、楽しさは、一度でもやってみればすぐに分かります。登山のように達成感が味わえます。より長く、より厳しい方が充実感が強いかもしれませんが、まずは自分のペースを考えて無理のない楽しみ方をしましょう。 大自然と真摯に向き合うことにより、自然の素晴らしさを体感しましょう。 雄大な自然の中にどっぷり浸っていると、自然という環境の中で育まれていく自分に気がつくでしょう。

トレランシューズ、バックパック（ザック、リュック）などの装備

1.シューズ（トレランシューズ） 2.バックパック（リュック、ザック） 3.ウエア＆タイツ、ショーツ、レインウエア 上記3つのギア（装備）を紹介します。

その他の装備

4.ランニングポール：必須アイテムではないが、あった方が足への負担が少ない。 5.行動食、食料：コンパクトでハイカロリー 6.水、ペットボトル 7.ソックス、帽子、手袋 8.時計、GPS：コースの時間管理、現在位置の確認。 9.地図、コンパス：道に迷った時、遭難を避けるために必要。地図の読み方、コンパスの使い方を事前に勉強。 10.エイドキット：ケガ対応。 11.ヘッドライト：日没になった時、これがないと非常に危険です。 12.サングラス 13.ホイッスル（緊急用、非常用） 14.携帯電話：緊急時の連絡手段、山は平地より電池の消耗が非常に速い。 15.アームカバー など

おすすめシューズ【トレランシューズ】

シューズ：トレラン用のシューズはロード用のシューズとは異なります。未舗装の険しい山道でも路面との食付きがいいようにシューズのアウトソール（靴底）に溝やブロックが配してあります。つまずいても指を傷めないようにシューズに丈夫なガードがあります。ベロの両端にフィンがあり、シューズの中への砂や小石の侵入を防いでいます。またシューズの見た目では分からないですが、シューズのソール内部にも補強材が入っていて、石を踏んでもシューズのソールの突き上げがなく足を保護する役割をシューズがしてくれます。 特にトレランシューズは横方向のグリップ力が強く効くように作られています。 トレランでは最も重要なギア（装備）がシューズなのです。 おすすめのシューズをいくつか紹介します。

1.おすすめトレランシューズ　

ホカオネオネSPEEDGOAT2Men's Vibram

仕様 シューズの重さ：277g（27㎝で） アウトソール：静止摩擦力5mmラブ アッパー：通気性、メッシュ素材使用 オフセット：4.5mmドリップ

このシューズは超軽量で岩肌でもゴロ場でも難しいトレイルに対応しています。　 シューズの先端部は広めの補強、フィット感よし、100マイルレースにも十分耐えます。シューズの軽さが277gという超軽量ですからビギナーも安心です。

2.おすすめトレランシューズ　

メレルオールアウトチャージ3953

シューズサイズ：25～28㎝ 重量：300g

シューズのクッション性と安定性を実現したトレイルランニングシューズです。シューズのソール厚さ12mm、6mmドリップでクッション性と安定性を確保。このシューズはグリップ性のよいMグリップアウトソール使用しています。

3.おすすめトレランシューズ　

ノースフェースウルトラトレイルスピード

超軽量なシューズで、優れた衝撃吸収性と高反発力を持つミッドソールを採用、驚きのグリップ力を発揮しています。 軽量性と剛性をバランスよく両立、レース志向の上級者から初心者まで汎用性の高いシューズです。

4.おすすめトレランシューズ　

サロモンS/LAB SENSE ウルトララン

シューズサイズ：25.5～28.5㎝ 重量：275g 素材：合成繊維、合成底

サロモンエスラボセンスウルトラ2017年新作シューズです。世界のトップアスリートのために開発された裸足に近い感覚とプロテクションを兼ね備えるレースシューズです。 軽量デザインで長距離ラン対応のシューズです。

5.おすすめトレランシューズ　

アディダスTERREX TrailMaker ATRS

シューズサイズ：24～33㎝

2017年秋・冬モデルシューズ。欧州のタイヤメーカーが開発したグリップ力抜群で高いコンパウンドをシューズのアウトソールに採用しています。またこのシューズはゴアテックス採用により、防水耐久性、防風性、透湿性が優れています。 日本人にマッチした設計となっています。

6.おすすめトレランシューズ　

イノヴェイトトレイルウイメンズタロン250

シューズサイズ：22～25.5㎝ 重量：250g ラグ：4mm ドロップ：4mm

従来のシューズモデルより20gの軽量化を図ったスピードモデルです。シューズのクッション性、グリップ力が高いのが特徴です。 シューズのアッパー素材も通気性の高いメッシュを採用、走りやすくソフトなシューズのフィット感です。女性用のシューズになります。

7.おすすめトレランシューズ　

ニューバランスMO790TRAIL RUNNING2Eワイズ　メンズ

シューズサイズ：25～29㎝

優れたシューズのクッション性を発揮する軽量なREVLITE搭載の男性用トレイルシューズです。このシューズは通気性とフィット感に加え撥水性も備えたアッパーとなっています。

8.おすすめトレランシューズ　

ラ・スポルティパ ウルトララプターGore-Tex

シューズサイズ：23.1～29.1㎝ 重量：410g アッパー：耐摩耗性メッシュ＋マイクリロファイバー ランニング：ゴアテックス・エクステンションデッドコンフォート ソール：FrixionXF

高いグリップ力を誇るトレランシューズです。冬季や悪路を走るトレランに威力を発揮します。 横幅の広い人は大き目のサイズのものをお求めください。

9.おすすめトレランシューズ　

アシックスゲルフジラド　レディース

このシューズはグリップ性能に優れたトレランシューズです。不整地でのグリップ性に優れたシューズのアウターソールの形状を採用し、初心者から上級者まで使用できます。

10.おすすめトレランシューズ　

アルトラオリンパス2.5トレイル

このシューズはワサッチレンジの最高峰マウントオリンパスから名付けられたマックスクッションシューズ。シューズのアッパーをより強化し、耐久性も増したトレランシューズです。

おすすめバックパック（リュック、ザック）

バックパック（ザック、リュック）：トレランは深い山中に入るため、水分や行動食などは自分で持って走らなければなりません。持ち物はコンパクにするのは当然ですが、必要最低限のものはザックに入れて持ち運びしなければなりません。そしてトレランならではの収納ノウハウがバックパックに詰まっています。 容量は5～6Lの小型で軽量なもの、5L～10Lの中型で普及品、一般的なもの、10L以上の長距離、長時間用の少し大型のもの、があり、登山用の30L、40Lのような大型のものはありません。7～8Lくらいが標準的で初心者はこのあたりのものを選択することになります。自分の体にしっかりフィットするものでなければいけません。

11.おすすめリュック

ザック　ドイターアドヴェンチャーライト9

[ドイター] deuter アドベンチャーライト 9 D42032 2217 (スプリング×キーウィ)

出典:Amazon

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サイズ：41×20×11㎝ 重量：610g 容量：9L 素材：ナイロン

トレラン用に開発されたモデルです。背面システムは通気性の高いエアストライブシステムを採用。携帯食を入れることのできる大型ヒップフィンポケットを左右に備えたリュック・ザックです。

12.おすすめリュック・ザック　

グレゴリーミウオック6

サイズ：14×46×7㎝ 重量：400g 容量：6L 素材：ポリエステル

伸縮性の高いショルダーハーネス、ウエストベルトで背負い易さが心地よい。激しい体の動きに合わせて伸縮し、バランスを保ちます。速乾性に優れたハーネス及びウエストベルトでドライに保ちます。

13.おすすめリュック

ザック　モンベルクロスランナーバック7

トレランに最適な超軽量バックです。体にフィット感が高く、ウエストベルトを必要としないデザインとなっています。強度と軽量性を両立させた素材を使用し、行動中にもアクセスしやすいように収納力に優れた工夫を随所に取り入れています。

14.おすすめリュック・ザック　

サロモンSKINPRO15set

ストレッチ素材であらゆる体形にフィットするフリーサイズの軽量、スリムなベストタイプのバックパックです。 マルチユースに対応しています。

15.おすすめリュック・ザック

ノルディスクランニングバッグ ラナ8L

サイズ：40×18×11㎝ 重量：290g 容量：8L 素材：ナイロン

ラナはコンパクトな収納力のあるランニングリュック・ザックです。ノルディック独自の技術により、可能な限り軽くしてあります。メッシュとバックパネルとショルダーストラップが通気性を高めています。

おすすめウエアー＆タイツ、アンダーウエア、レインウエア

トレランウエアの基本はレイヤー（重ね着）です。 基本的な重ね着 〇トップス　　ベースレイヤー（アンダーシャツ、下着、肌着）（レディースはタンクトップブラ、カップ付ブラアンダー）＋ミッドレイヤー（中間着、Tシャツ）＋（フリース）＋アウターレイヤー（ソフトシェル、ハードシェル、ダウン） 〇レインウエアー 〇ボトム　　ショーツ＋｛ロングタイツ＋ハーフパンツ｝＋ソックス 　　　　　　ショーツ＋ハーフパンツのみ＋ソックス 　　　　　　ショーツ＋ロングパンツ＋ソックス 必要とする機能 〇ベースレイヤー　：吸水性、速乾性、耐久性、吸湿性、通気性などが必要 〇ミドルレイヤー :ベースレイヤーから輩出した湿気を抜けさせる透湿性が必要、軽量、速乾性、保温性が必要 〇アウターレイヤー：軽量、防水透湿性、防風性が必要

16.おすすめベースレイヤー　

パタゴニアキャプリーン

サイズ：XS,S,M.L,XL,XXL 重量：122g 素材：ポリエステル

パタゴニアのベースレイヤーです。日常着として使えるキャプリーン・ディリは伸縮性に最も優れたベースレイヤーです。ポリゾン永続的防臭加工済。

17.おすすめミッドレイヤー

サロモンウオームロングスリーブジップティメンズ

サイズ：S,M,L,XL 重量：310g

薄手のランニング用ミッドレイヤー。適度な保温性があり、肌触りがよく、素肌に着ても心地よい。

18.おすすめアウターレイヤー

モンベルULストレッチウインドジャケット

サイズ：XS,S,SL,M,ML,LS,L,LL,XXL 重量：108g 素材：ナイロン

抜群の運動性と軽量性を両立させたジャケットです。肩や脇、背中部にハイアスストレッチを採用し動きやすさを追求しています。

19.おすすめボトム　

パタゴニアフ-ディニパンツ　メンズ＆レディース

サイズ：XXS,XS,S,M,L,XL 重量：96g 素材：ナイロン

トレラン用に開発されたフーディニパンツです。羽根のように軽いリップストップナイロンが使われ、85gという驚異的な軽さですが、耐風性、耐久性に優れています。

20.おすすめレインウエア　

バーグハウスウイメンズパックライト2.0ジャケット

サイズ：S,X,L,XL 重量：308g 素材：ゴアテックス

雨の中の移動でも色が綺麗で気持ちよく高揚感もあります。身体にぴったりフィットしたクロージングを選ぶことはとても大切です。フィット感にこだわりを持っています。

まとめ

トレランレースが全国各地でたくさん開催されています。トレランは厳しい山中を走り回るスポーツです。また非常に過酷なレースです。 開催される大会によっては携帯が義務付けられているギアがあるようです。大会の開催要領書を事前に取り寄せて確実に準備しておきましょう。 特に、補給食や水、健康保険証、ライトなどはレースでなくても必帯です。 しかし大会主催者が出している必要装備品はすべて持っていかないと参加ができない可能性があるので、しっかりと準備していきましょう。 トレランは実に厳しいスポーツです。それでも山野を駆け巡って、自らの体力の限界と勝負している愛好者が年々増加しているのは、高山と同じく本人しか分からない達成感、充実感そして喜びという感動を得たいがために走るからではないでしょうか。 そんなトレランをバックアップしてくれるシューズをはじめ様々な装備をご紹介しました。 自分にあったものを選びながら、シューズなどはしっかりと足慣らしをするなど前準備も怠りなく、トレランに挑戦してみませんか。