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ヒノキ花粉の症状とは?花粉症症状の種類と対策!いつまで続くの?

ヒノキ花粉はスギ花粉と同じような時期にやってくる花粉症を代表する花粉です。今や花粉症は通年病と呼ばれ、年間を通して症状に苦しんでいる人も少なくありません。 ヒノキ花粉の症状と対策法、花粉の地域別飛散状況を紹介します。やってくる花粉の季節に今から備えましょう!
2020年8月27日
m.miura
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ヒノキ花粉の症状とは?早めに対策しよう

花粉症の原因である花粉は一年中飛んでいます。春にはスギ花粉、ヒノキ花粉、秋になるとイネ花粉、ブタクサ花粉などです。 今回はスギ花粉とほぼ同じ時期にピークがやってくる、ヒノキ花粉の症状と対策を紹介します。この記事を読んで、ぜひ早め早めの対策をしてくださいね。

あなたのその症状、実は花粉症かも。花粉の種類と飛散時期は?

出典: https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/plant/

花粉症はもはや通年病

花粉は年中飛んでいる

花粉症のイメージは4月頃に猛威を振るう、スギやヒノキが代表的です。しかしシーズンが過ぎたはずの夏から秋にでも花粉症の症状を訴える人も少なくありません。 日本には花粉症の原因となる植物が約50種類あると言われています。地域差や生育環境まで考えると花粉が全く飛んでいない時期はもはやないのです。

スギ花粉/冬から春、地域によっては一年中!

花粉症といえばこれ!というくらいメジャーなのがスギ花粉です。ピークは暖かくなり始める2月から4月頃ですが、関東圏ではほぼ一年中飛散することもあります。 症状がひどい人は12月頃には既に花粉のアレルギー症状を訴えるほどで、一年中お薬が手放せないということも。

ヒノキ花粉/スギ花粉のピークが過ぎたら猛威を振るう

スギ花粉のピークが過ぎた3月から4月頃にヒノキ花粉のピークがやって来ます。 詳しくは後述しますが、スギ花粉にひどいアレルギー症状を持つ人は、ヒノキ花粉にもアレルギーを持ちやすいと言われています。 そのためスギとヒノキ、両方の花粉が舞う暖かな春には、「今は」アレルギーを持っていない人も対策をした方が賢明でしょう。

イネ花粉/真冬を除いてほぼ一年中

イネ花粉は真冬を除いてほぼ一年中飛散しています。とくに多いのが5月から6月の花を咲かせる時期と、稲刈りの季節です。 ただイネ科の植物は背丈が低いので、飛散距離は短く200mほど。川沿いや水田近くでは警戒しましょう。イネ花粉症を持っている方がとくに気を付けたいのは、小麦アレルギーを併発する可能性が高いことです。小麦はとろみ付けや調味料にも使われていることが多いので、できるだけ回避したいアレルギーですよね。イネ花粉症を持っている方はとくに注意しましょう。


ブタクサ花粉/猛暑を過ぎたころから冬まで

ブタクサの飛散時期は8月から10月頃です。日本では3番目に飛散量が多い、秋を代表する花粉です。 イネとおなじくこちらも飛散距離が短いのが特徴です。道ばたや河原によく分布しているので、近くを通るときはマスクやめがねなどの対策をしましょう。

ヒノキ花粉の地域別飛散状況はいつまで?

関東では1月から7月まで

関東ではヒノキ花粉は1月下旬から飛散し始めす。ピークを迎えるのは3月から5月初旬までですが、3月から4月はスギ花粉も飛散量がピークを迎えます。 関東地方は他の地域に比べて、飛散量も期間も長いので、いつまでも花粉症に苦しめられる人が多いです。 また花粉の種類も多いです。

九州では3月がピーク

九州では他の地域に先駆けて、早ければ2月下旬頃からヒノキ花粉が飛散し始めます。近年ではヒノキの飛散量の方が多い傾向で、年によってはスギよりも多くなることもあります。 3月にはイネ花粉の飛散量が増えてきます。真夏には花粉の飛散が少なくなるので、花粉症がひどい人にはほっとする季節でしょう。

関西、東海では4月がピーク

関西、東海では3月中旬からヒノキ花粉の飛散がはじまります。ピークは4月頃で、スギ花粉と丁度入れ替わるようにやってきます。 関西の方がヒノキ花粉の飛散時期が長く、スギ花粉の飛散量が多いです。

東北は飛散時期は短いが量が多い

東北のヒノキ花粉はその時期に一気に多く飛散し出します。ピークは4月ですが、スギ花粉のピークとも重なります。 またヒノキ花粉が過ぎるとイネ花粉が増えてきますので、引き続き対策が必要です。

北海道は4月から6月まで飛散

北海道は他の地域に比べて花粉の飛散量は少ないです。ヒノキ花粉は4月下旬から6月下旬まで飛散します。 北海道ではヒノキ花粉よりもシラカバ花粉が多くなっています。そのため本州ほどスギやヒノキ花粉は問題視されていないようです。

ヒノキ花粉の症状


症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ

ヒノキ花粉の症状は花粉症症状によくある、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみが多いです。 また稀に、メロンやキウイなどの特定の食物で食物アレルギーを発症する場合もあります。

花粉症のメカニズム

花粉症はスギやヒノキといった花粉が体内に入って起きる、アレルギーの一つです。 私たちの体には抗体があり、その抗体が花粉を排除しようと判断したときにアレルギー反応が起ります。それがくしゃみや鼻水、涙といった症状です。アレルギーは原因物質の形によって発症したりしなかったりします。同じ花粉でもスギだと発症してイネは大丈夫、というのには形の違いがあるのです。

ヒノキ花粉の症状はスギ花粉と似ている

原因物質となる形の違いによってどの花粉症なのか異なりますが、見方を変えると、「似たような形のものは併発しやすい」ともいえます。 自分はスギ花粉症だと思っていても、ピークを過ぎてもまだアレルギー反応がある…。そんな方はヒノキ花粉症も併発している可能性があります。 スギ花粉とヒノキ花粉は形が似ているため、併発しやすく重症化しやすいのです。そのためどちらか一方の花粉症を持っている人は、継続的に対策をした方がいいでしょう。

ヒノキ花粉対策をしよう!

花粉症の対策はいつまで?

毎年、気象庁から花粉飛散予報がでますので、そのシーズン中は原則対策が必要です。花粉症は去年の2倍飛んだから2倍悪化する、といったものではないからです。 しかし免疫や自律神経の乱れが花粉症を悪化させてしまうことはあります。睡眠不足や過度のストレスの溜め込みに注意が必要です。

花粉症対策の基本グッズ

ヒノキに限りませんが、花粉症対策の基本グッズを紹介します。 ・帽子 ・メガネ ・マスク 花粉は髪の毛に付着しやすいため、できるだけ小さくまとめ、帽子の中に入れてしまうように心がけましょう。 メガネは密閉性が高い、ゴーグルのようなものをオススメします。使用した後は花粉を洗い流すことを忘れずに。マスクは使い回すよりも使い捨てが衛生的です。一度外してしまうと花粉がマスクの内側に付着するので、予備も持ち歩いておきましょう。

掃除は小まめに


どんなに気を付けていても花粉は室内に入り込んでいます。そのため小まめなお掃除を習慣化しましょう。 フローリングであれば毎日拭き掃除をし、カーペットも2日に1回は掃除機を掛けたいですね。掃除はハウスダストの原因でもあるダニも除去できるのでオススメですよ。

布団や衣服は外に干さない!

ヒノキは広い範囲で花粉をまき散らします。 そのため天気が良い日であっても布団は布団乾燥機を使用したり、洗濯物は室内に干したり、外に出さないようにしましょう。

花粉症の症状に効果的な薬

花粉症の症状がひどいときは無理をせずお薬を飲むことも必要です。 鼻水が止まらない、目がかゆいときには専用の薬が薬局で購入できます。点鼻薬は内服薬と異なり、眠くなりにくいも、喉が渇きにくいという特徴もあります。薬局の薬剤師さんや登録販売士さんに相談してみましょう。

花粉の時期の前に食べると良いもの

花粉症は食事によって症状を緩和させることができると言われています。おすすめは免疫機能を助けてくれる味噌や納豆、ヨーグルトなどの発酵食品です。 とくにヨーグルトに含まれる乳酸菌には腸の働きを整えてくれる作用があり、免疫力アップに効果があると話題です。また花粉症の原因となっているIgE抗体の活動を抑制する効果も期待されています。

まとめ

ヒノキ花粉はスギ花粉と同じ時期に飛来します。時にスギ花粉とヒノキ花粉、両方にアレルギー症状が現れ、長期に渡り辛い思いをすることもあります。 しっかりとした対策を行い、時にはお薬の力も借りて、ヒノキ花粉のシーズンを乗り切っていきましょう。 もちろん睡眠をしっかりとる、ストレスを溜め込まないなど普段の生活から免疫力を高める工夫も大切です。