アウトドア向けの車選びの条件
アウトドア向けの車選びといってもオートキャンプなどを目的とした車や、 アウトドアにも対応している車などたくさんあります。その中からどれを選べばいいのかとても悩む問題だと思います。そんな時にどんな条件に注意して購入すればいいのでしょうか。 基本的な条件を紹介します。
車中泊スペースと収納スペースがあるかが最低条件
オートキャンプなどのアウトドアを考えているのであれば、この車中泊スペースと収納スペースの確保が絶対条件です。 アウトドアを行うにはたくさんの道具が必要です。オートキャンプは車中泊もします。どちらのスペースも確保しておくと良いでしょう。道具が持ち運べなければ意味がありません。
車の性能が肝心
スペースの確保と同じぐらい大事な条件が、車の性能についてです。いくらスペースがあっても、山道などで安定した走りができなければ、アウトドアに行くのは難しくなります。車の駆動方式や、車内に防水効果があるのかなども考慮して、車選びを行なってください。おしゃれを意識してみるのも一興です。
アウトドア向けの車を選ぶコツ
アウトドア向けの車を選ぶ条件を理解していても、またその中でどれを選ぶか慎重になるところだと思います。そんな時に車を選ぶコツを知っておけば、さらに候補を絞ることが簡単になります。専門的なことはひとまず置いておいて、どのように考えればいいのかをお伝えします。
目的をはっきりとさせてから車を選ぼう
目的をはっきりとさせて購入することは、何を買うにしても必要なことです。アウトドア向けの車で自分がどんな機能が欲しいのか、目的を決めることから始めましょう。性能を重視するのか、おしゃれな車を選ぶのか、防水性など細やかなところまで考えるのかなど、決めておくと購入がスムーズになります。
車を選ぶときは自己採点も大切
目的や条件を決めた後におすすめするのが、車の自己採点を行うことです。車内スペースの点数、性能の点数、おしゃれの点数など合計点の合格ラインを決めておくとより具体的な車選びを行うことができるでしょう。おすすめされた車をそのまま買ってしまうと、納得がいかない点が出てくるかもしれません。
車の駆動方式について知っておこう
皆さんは車を購入する際に、駆動方式を意識しているでしょうか。相当な車好きでない限りは、燃費や価格は意識されると思いますが、駆動方式まであまり気にされないのではないでしょうか。普通車であればあまり気にする必要もありませんが、アウトドア用の馬力のある車を選ぶ際は必要になってきます。
駆動方式って何?
駆動方式とは、車を動かすシステムのことを言います。エンジンの位置と駆動方式の二つで、FF、FR、MR、RR、4WDの5タイプに分かれます。
FFは車内が広く作れたり、FRはステアリングが良くなったり、4WDは滑りやすい路面に強かったりとそれぞれ特色を持っています。環境に合ったものなど具体的な目的を考えるのであれば、駆動方式は最も重要なポイントです。
オートキャンプなどのアウトドアをするなら4WD
オートキャンプなどを目的として車を買うのであれば、悪路に強い4WDがおすすめです。4WDはフロントエンジンで4輪に駆動力を伝える駆動方式を取っています。そのため操作の安定性もトップクラスです。同じ車種でも駆動方式を選択できるので、4WD機能のある車を選ぶといいでしょう。
アウトドア向けの車種①ミニバン
アウトドア向けと聞くと、ゴツくて頑丈で大きい車をイメージするかもしれませんが、 ミニバンであっても悪路に対応している車が多くあります。家族向けのタイプも多いので、家族みんなでアウトドアに出かける際にとても役に立ちます。アウトドア向けのミニバンをいくつか紹介します。
アウトドアに最も適したミニバン!?デリカD5
スペードからデリカD5に変えたああああああ!
— ゆい (@rpbQjEL0ceu7DHc) December 28, 2017
色はマットライトブルー!
初めて乗る色だしはやく乗ってみたいいいいい pic.twitter.com/XagZgGsQt9
アウトドア向けのミニバン選びで困ったらデリカD5というほどの人気を誇るミニバンです。家族向けのイメージが強いミニバンですが、このデリカD:5は、4WD機能と悪路に強い四輪駆動を搭載したアウトドア向けに作られたミニバンです。安定性のあるどこでも走れる優秀なミニバンなのです。
バランスで選ぶならステップワゴン
現行ステップワゴンより絶対うちのステップワゴンの方がかっこいい! pic.twitter.com/54KEQ9iwTd
— アロエ@武闘家難しくない?! (@aroedqx) January 10, 2018
安全性に収納スペース、乗りやすさや乗り心地全てにおいてバランスが取れたミニバンこそがステップワゴンです。4WDはもちろんのこと、子供でも乗りやすい段差が魅力です。アウトドアでも、普段乗りでも家族みんなで出かけることを目的にするのであれば、ステップワゴンを選ぶことをおすすめします。
アウトドア向けの車種②軽自動車
軽自動車と聞くとアウトドアには無縁なイメージがありますが、最近ではアウトドア向けに開発されたものも販売されています。見た目は小さくても収納スペースがしっかりある軽自動車もあるので、一度実物を見に行ってみることをおすすめします。家族向けでないことは注意して下さい。
高さ収納を誇る軽自動車ウェイク
軽自動車で3人3台とかウエイク凄すぎ!! pic.twitter.com/uKcVU1aSTD
— ryuta:part_alternation_mark:ダイエッター (@Plakad1ryuta) December 2, 2017
アウトドアに必要なものを揃えると、高さのあるものがあって大変です。そんな時に余裕で詰め込むことができる軽がウェイクです。シートアレンジを行うこともできるので、車中泊をするスペースも十分にとることができます。アウトドア専門店として有名なモンベルとコラボしたモデルも存在します。
軽自動車で収納スペーストップクラスのハイゼットカーゴ
↓ジウジアーロデザインを色々見てたらなんとハイゼットカーゴがジウジアーロデザインだった衝撃。 pic.twitter.com/fAuom80Lfk
— JV880 (@vvv35_VQ25DD) January 6, 2018
車中泊をするにも収納をするにもスペースが必要です。そんなスペースを余裕で持っているのがハイゼットカーゴです。軽の中でもトップクラスのスペースを誇ります。車中泊も十分にできるので、オートキャンプ場にもってこいの車です。乗り心地よりも十分なスペースを選ぶならハイゼットカーゴです。
アウトドア向けの車種③SUV
SUVとは スポーツユーティリティビークルの略です。つまりスポーツやアウトドア向けの機能を備えた車のことを指します。他の車種と比べても、馬力や運転性能が高くアウトドアに最も適した車であるともいわれています。しかし燃費の悪さや、大型車が多く操作が難しいというデメリットも持っています。
SUVの王道ランドクルーザー
ランクルいっぱい pic.twitter.com/8rdBQzLQYL
— ラングレー (@12234600k) January 7, 2018
SUVの代名詞ともいえるランドクルーザーの紹介です。ランドクルーザーは大型の車で、後部座席を折りたたむことで大きな収納スペースを作ることができます。また車の死角をカメラがサポートしてくれる機能もついています。大きな車に乗るのは少し緊張しますが、小回りも効く安全な大型車です。
コンパクトが売りのジムニー
今まで作って来たジムニー少しだけ pic.twitter.com/LJuy1tkiB1
— RED LINE (@lc44sk) January 9, 2018
軽自動車タイプのSUVの代表といえば、スズキのジムニーです。 アウトドア派の人にも人気な車で、よく見かける車です。コンパクトながら力強い馬力が魅力のSUVです。見た目の可愛らしさと収納スペースも十分に備えた、楽しみながら乗ることができる車です。
アウトドア向けの車種④ワゴン車
ワゴン車とは荷物を運搬するように作られた車が主です。荷物の運べる反面乗り心地が悪いとよく言われますが、アウトドアにも対応しているワゴン車が販売されています。乗り心地も改善されたものも多く、十分アウトドアに適しています。家族でも使えるので、選択肢に入れてみてはどうでしょうか 。
SUVのようなレガシィアウトバック
かっこいい!
— SUBARUMOTOSPORT大好き! (@Ryuri_SUBARU61) January 8, 2018
レガシーアウトバック pic.twitter.com/Jbiut16sOb
SUVの機動性と安定性、ワゴンの座席の数と収納スペースのいいとこどりをした車が、レガシィアウトバックです。SUVの弱点である燃費も改善されていて、スポーツカー並みで距離を走れる魅力的な車となっています。車の車幅が大きくなるので、操作が難しくなってしまう点には注意が必要です。
アウトドア向けの軽ワゴンの進化系ワゴンR
C系ワゴンR増車しますた pic.twitter.com/cw5IUUUYxh
— 路地裏ぴえろ (@Exceed_gx61tc24) January 6, 2018
車中泊と荷物をたくさん積むのに適したワゴンこそが、スズキの新型ワゴン R です。同型のワゴンのクラスの中でトップの室内長と室内高を誇っています。ラゲッジアンダーボックスが大型化され、分別した収納ができるようになっています。3タイプのデザインから好きなものを選べるのも魅力です。
おしゃれな車も選びたい方におすすめの車
アウトドア向けの車を選ぶにあたって性能だけでなく、おしゃれな車を選びたいという方におすすめする車を紹介します。アウトドアに適した SUV と、一風変わったおしゃれを優先した車の二つのタイプについて掲載します。 見た目を重視したいという方にこそ読んでほしい内容となっています。
おしゃれなSUVの代表格『ハスラー』
なんとかハスラーが無事に納車されました。#ハスラー pic.twitter.com/QzQ8TlpIxa
— ともみち (@tomomiti) December 22, 2017
ハスラーは2015年次RJCカー オブ ザ イヤーを受賞したことで注目を浴びた車です。カラーバリエーションが豊富で好きな色を選択できるのが大きな特徴です。 SUV としての性能ももちろんのこと、操作もしやすく一人乗りから家族まで、幅広い層に対応しているおしゃれで人気のある車です。
西海岸風のおしゃれなピックアップトラック
三菱・360ピックアップトラック(1961-69年)新三菱重工業(現・三菱自動車工業)が発売。1961年4月パネルバン(LT20)ライトバン (LT21)発売。同年10月ピックアップトラック (LT22)追加。https://t.co/YBQBoV9uBX
— MAYA♡昭和を走った車達 (@maya_i21) January 10, 2018
おしゃれ度を重視した車として紹介するのがピックアップトラックです。アメリカからの輸入車となりますが、周りと違ったおしゃれを楽しみたい人向けの車です。大きな荷台があるため荷物運びに困ることはありません。しかし固定したり防水対策をしたりと、多少面倒くさいところがネックとなります。
車でオートキャンプに行く際に必要な物
オートキャンプに限らず、アウトドアを行う際に必要な道具がたくさんあります。普段通りのキャンプに行くようなものから、便利なものまで様々です。 そんな中でも準備しておくと便利で必要だと思われる二つを紹介します。場所や季節、人数によって必要度は下がりますが準備しておいて損はありません。
汚れを防ぐ防水シートなどの防水グッズ
雨が降っていたり、テントに泥がついてしまうと車内が汚れたり濡れたりしてしまいます。そんな時に必要なのが防水シートです。車内が防水加工されている車もありますが、完全防水というわけではありません。防水が行き届かないところに防水シートを敷くことで車内が汚れないようにできるのです。
持ち運びに便利なワゴン
ワゴンといっても車のワゴンではありません。荷物を運ぶために使うワゴンのことです。特に コールマンのアウトドアワゴンがおすすめです。荷物を入れたまま車にすっぽり入るので持ち運びがとても簡単です。折りたたみ式のものや軽いものなどたくさんあるので、比較して使いやすいものを探しましょう。
アウトドア向けの車に一番はあるの?
アウトドア向けをコンセプトにした車から、アウトドアにも対応することのできる車などいくつかの車を紹介しました。それらも含めた中でナンバーワンの車はあるのでしょうか。機能性や用途、外観、全てにおいて優る車が存在するのでしょうか。
選ぶ基準によって変わる
全てにおいて優る車というのは、結論から言って存在しません。それは人によって最高と思う車は違うからです。機能性を重視するのか、デザインを求めるのか、広いスペースを求めるのか人によって感じ方が違うのです。目で見て触れて初めて、他の車よりも良いところを見つけることができるのです。
自分にとってのオンリーワンを探そう
ここまでおすすめの車を何台か紹介してきましたが、どれを選ぶかは個人の自由になります。ここで紹介した車以外にもたくさんの車があるので、自分の中のオンリーワンを探してください。どんな車がいいのか、どんな機能が欲しいのかしっかりと考えた上で、自分のお気に入りを見つけ出してください。