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スノボのグラトリ、レベル別種類まとめ!技の基本・コツ・練習方法まで解説!

スノボのグラトリっていろんな技や種類があってかっこいいですよね!けど、あんな技やこんな技は一体どうなっているの?スノボのグラトリにはどんな種類があるの?という初心者の方にこちらのページでは練習方法や基本のコツ、技名なども含めて解説していきます!
更新: 2023年1月17日
田中 健
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スノボグラトリのテクニック解説!

ゲレンデで見かけた彼らの滑り。 思わず「かっこいい」と漏らしてしまったこともあるかと思います。 そのグラトリを見て練習したい!モテたい!基本とかコツを知りたい!基本のやり方を教わりたい!!と思うのは普通のことです。

この記事ではそんな初心者に向けたグラトリの技名や種類、コツや基本の練習方法などをまとめています。 初心者でもトリックに手を出しやすいように簡単なレベルごとにグラトリを分けています。それではさっそく基本中の基本から見ていきましょう!

グラトリの種類

ここで本編に入る前におさえていただきたいことが。 スノボのグラトリの種類には名前がさまざまに存在します。これといってルールはないのですが複雑なものからそのまま基本を組み合わせたものまで。

名前に技名がはいっているものもあればそうではないものまで。なのでぜひここでの技名は参考程度に理解していただいて何よりトリックのイメージを頭に残していきましょう!

スノボグラトリ初心者編-①オーリー

まずは基本のトリックイメージをつかむために動画を見てみましょう。このトリックの技名を「オーリー」といい、グラトリの中でも基本中の基本のトリックとなります。

一見、「飛んでる!?」ように見えたりもしますが、しっかりと練習すればだれでも飛んでるようにオーリーをすることが可能です!細かくやり方を見ていきましょう。

グラトリの基本、様々な種類の技名に入ってます。

なのでもちろんスノボ初心者の方にはコツをつかみマスターしてほしいトリックです!というより、このトリックができないと他の種類のトリックには挑戦できません!

グラトリの中では簡単なほうではありますがこのオーリーがのやり方がわからないとグラトリは始まりません。

オーリーのやり方-基本

テールではじく。と一言にいっても簡単にはわかりませんよね。 動きとしては宙に飛んでいるような種類の技です。上半身を使ってノーズ(ボードの先端部分)を引きあげることによりテール(ボードの末端部分)も引きあがり宙に飛びあがるというわけです。

流れをまとめると、 ・テール側に重心を移動してノーズを浮かせる ・今度はノーズ側に重心を移動させながら板を挟み込む ・曲がった板の反動を利用してテール側が浮いているように見える といったところでしょうか。

どんな種類のトリックも板の反動のコツをつかむことは簡単ではありませんが重要なテクニックになってきます。

オーリーのやり方-練習方法とコツ

練習方法としてはまず、平らな部分を見つけ止まった状態での練習から始めた方が簡単です。スノボ初心者の方がいきなり滑りながらトリックに挑戦するとまちがいなく上達に時間がかかります。

ボードの上でのノーズ:left_right_arrow:テール間の重心移動から始めてみましょう。

スノボのグラトリは重心移動がコツ

重心移動の感覚がつかめたらトリックすべてのコツがつかめたようなものです!特にオーリーの場合は宙に浮くことが”飛び上がる”から”反動を使う”というイメージの変換ですぐに上達するでしょう。

最初から飛び上がるようにボードを引っ張るようなやり方が身についても高さが出ずに体力の消耗とひざの痛みだけが進行してしまいます。

グラトリの種類すべて。膝を使おう。

人間にとって膝はバネにもなりクッション代わりとしても働いてくれます。特にスノボのトリック時には膝を曲げパワーをためて飛び、膝を曲げて着地にクッションを与えることがきれいに見せるうえでも重要なコツとなり基本となります。

準備運動から高いレベルの種類のトリックでも共通して膝を意識してみましょう!

スノボグラトリ初心者編-②ノーリー

動画を見てもわかる通り、オーリーの動きと似た基本トリックですね!よく考えれば技名もほとんど同じです。 その違いは先にテールが上がることにより飛び上がることくらいです。

ノーリーのやり方-基本

動きとしてはノーズをしならせてその反動を使って飛び上がるという感覚に近いです。名前からも想像がつきますね。重心が前になるので前腕を斜め上に投げ出してバランスを取り高さを出していきます。

ノーリーのやり方-練習方法とコツ

基本的な練習方法はオーリーと同じ。 だが違ったコツとして飛び上がるイメージを先行させがちになるのがこのノーリーというトリックの落とし穴。そこをぐっとこらえてノーズの反発を待ってからたわみをコントロールすることです!

板が思い切りしなることを感じるために斜め前に体を投げ出して踏み切ってみましょう。


スノボグラトリ中級者編-③プレス系

さて、次にご紹介するのは”プレス系”といわれるトリックになります。まずは動画を見てイメージしてみましょう! 見てわかるように重心をかけてボードに乗るようなトリックですね。ボードを押す力を使うのでまさにプレスです。

ただここで初心者の方に気にしてほしいのはボードにはテールとノーズの180°だけではなくて左右前後と360°の方向に動けるということです。たまにエッジといわれる端が立ったりすることで進行のエネルギーの妨げや思わぬケガにもつながります。

技のテクニック”乗る”

この種類のトリックも重心移動がカギになります。しっかりと乗ること。基本的なオーリーやノーリーができてきたらこの重心移動をマスターしましょう。平らな地面でしっかりバランスを取りながらノーズ、テールと重心を移動させる練習を。

前に乗ればノーズプレス、後ろに乗ればテールプレスですね!

この種類の技の流れ(ノーズプレス)

簡単に流れをまとめると、 ①オーリーをする ②空中で前足を体の下に引き寄せ前足だけで着地 ③そのまま前足に乗る ④ノーリーで再び着地 になります。前後を入れ替えればテールプレスもできます。

プレス系の基本にはまずオーリーもノーリーのテクニックも必要なことがわかりました。

スノボグラトリの種類って

ここでいきなりシモンて何? と思われるかもしれませんが、スノボのグラトリの種類はほとんど無限大で勝手に命名してしまっているなんて方もいらっしゃいますよね。

シモンと聞いてぴんと来ないかもしれませんが、動画を見てわかるようにこれノーリーが入っていますよね。こんな風に組み合わせていくことが上達だったりするんです。なので基本をしっかりと抑えて練習しましょう!

スノボグラトリ中級者編-④マニュアル

ここまで来て、なんだか疲れちゃったなあ、もっと簡単にうまくなれないかなあと妥協してしまいがちですよね。確かにスノボは寒さに体力を取られ疲労がたまりやすいです。

しかし、ここまでのテクニックさえ身に着けていけば後は組み合わせやつかんだコツで基本のトリックはまかなえてしまいます! 技名にもオーリーやノーリーなど聞いたことのある技名が。次にご紹介するマニュアルもスノボ初心者向けのトリックです!

技名の種類は違えどプレス

このマニュアルという技名の種類は要するにプレスなんです。どういうこと?という方のために動画をご用意しました。ご覧ください! ひとつ前のトリックプレスができていてのこのトリックへの挑戦になります。

プレスのやり方が染みついてきたら滑りながらこのマニュアルにはいっていくことが初心者の方にとっても簡単であると思います。

技名-ノーズマニュアル

頭の方向に乗ればノーズマニュアルに、反対に後ろに乗ればテールマニュアルに。それだけのことです。

技名-テールマニュアル

動画を見ていただいて、「なんだ!全然違うじゃん!」「こんなの難しいよ!」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、よく見てください。 これ、プレスしながら進んでいるだけなんです。

ようはプレス(ノーズでもテールでもどちらでもよい)しながらまっすぐ進んだトリックがこのマニュアルという技名の正体だったんです!

ちなみにこの動画はそれぞれオーリーから。ノーリーから始まっていますがそこに決まりはなく勢いをつけるためのものなので無理して飛び上がらなくても良いです!

マニュアルの練習方法とコツ

このマニュアルのトリックも基本はプレス系のトリックと同じで乗ることがコツになってきますね。しいて違うことといえば進んでいるのでバランスがとりずらくなってきます。 なので、目線を斜め前に向けて下を向きぎないこととに気を付けて練習してみましょう!

スノボグラトリ中級者編-⑤スピン系

ここまで来たらもうみんなの前でジャンジャン滑れますね! 次はこの”スピン系”といわれる種類のトリックです。スノボ初心者でも意外にできてしまうのがこのスピン。 そんなトリックのコツと練習方法をご紹介していきます。

まずは何よりイメージ!! ということで簡単にできてしまいそうなくらい上手なスピンから見てましょう!笑てしまいますよね。ここまできれいに回れたら苦労はしません。 がしか、みんなスノボ初心者であったことは間違いない事実です。

いいイメージを持ったら早速練習していきましょう。

フロントサイド180やバックサイド360も同じ種類


このスピンには角度や踏切の方向など、またはキッカーといわれるジャンプ台を使っての360°回転や720°回転など様々な種類があり、その技名にも違いが表れています。

例えば前向き進行方向に体の正面を向けたまま踏切180°回って着地するトリックがフロントサイド180です。といったようにスピンと角度や踏切方向を組み合わせたものが技名として呼ばれています。

たまに省略されてフロントサイド180をFS180などと表記することもあります!

スピン系のやり方-基本

こちらも解説動画から。 スピン系といわれるトリックには踏切りのタイミングやエッジに切り替え、着地の目線などいくつか大切なことがあります。

初心者向けスノボグラトリの種類

実はこのスピンという種類のトリックはまわろうと思えば案外回れてしまうんです。 このトリック(フロントサイド360)の流れとしては

①腕を後ろに引き下げ勢いをためる
②引き下げた腕を引き上げながらオーリー
③上半身の回転に合わせ両足を引き付けて
④最後は回転とは反対のエネルギーで上半身を捻る となります。

この最後の着地の角度で技名は変わってきますのでしっかり回りきるように意識して上半身と下半身のエネルギーを使い分けましょう。

技名ーフロントサイド360

前にまわる種類の技だからフロント。もちろん後ろにまわればバックになります。だがしかし、この反対に回ることが難しいんですよね。

技名ーバックサイド360

スピン系のやり方-練習方法とコツ

この動画を参考にしてみましょう。撮影者の言っている通りで、何もないボードもはかない状態でまず360度飛んで回れなければスノボ時に急にできるなんてことはまずないでしょう。

なのでフラットな地面、できれば普段の格好で感覚をつかみましょう。これなら家や近所の公園でできますね。

スピン系の種類すべて、目線を意識

ここで初心者の方に意識して欲しいコツが目線です。スピン系の動画を見ているとわかりますが上半身→下半身→上半身と捻る動作を変えながら180°や360°へと回っていくことがわかります。

初心者の場合この際目線が下や上など関係ないところへ行ってしまいがちです。180°ごとに目線を固定することで頭が安定した軸となり回転がよりスムーズになるのです。

スノボグラトリ上級者編-⑥応用

スノボのグラトリってかっこいいですね。技名やコツ、練習方法などを覚えてきたら早速友達やあの子に教えながらアウトプットすることも良いかもしれません!

ではここからは、今までの基本トリックを使いながら応用としてのトリックをご案内します。簡単なトリックの組み合わせでできるものもあるので練習でコツをつかんだらどんどん挑戦していきましょう!

技名ーオーウェン

まずはこちらも動画をご覧ください。なんだこれ、ポンポンはねているぞ。と、いう印象が一番初めに湧いてくると思います。ではその技名ポンポン、あらためオーウェンを簡単に解説してみましょう。

これぞスノボのグラトリという種類

一見ぐるぐる回ってポンポンはねているだけですが、スノボのグラトリをしているものからすれば、特に初心者はこれをみてすげえと感心できるような動きです。

ただ、動きが複雑になるにつれて基本のコツが重要になってくるのでしっかりと基本の練習方法をマスターしてから、ひとつひとつの動きに着目していきましょう!

基本はノーリーとタップの種類の技

このトリックの流れとしては、 ・ノーリーで270°回転 ・タップを挟んでさらに90° ・重心を乗せ換えてさらにタップ! ・その反動を使って180°回転 となります。

タップの反動を使うことがテクニック!

スピン系の動きの上半身でボードの片側を浮かせながらタップに移ります。その際に残っているボードが軸になり反動を生むために回転力が生まれます。ここがテクニックです。

またこのタップの時にボードのエッジが斜面に向けて立たないように気を付けることも重要です。回転力が失われてしまうことと、急激な静のエネルギーがかかることで間違いなく転びます。

技名ーギロチン


ギロチン!?そんな技が、、あるんです。まさかテクニックで包丁をよく研ぐなんてことは言わないのでご安心を。

動画を見ると簡単にわかるのですが、最後の引き寄せの速さ、これがあのギロチンを彷彿とさせるからこの技名になったのではともよく言われています。

グラトリでもよく使う種類の技

このギロチンというテクニックはグラトリの中でもスピン系の最後や途中に組み合わされていることが多いですね。 流れとしては、 ・ノーリーで180° ・ノーズを落としてタップ! ・タップしたノーズを軸にテールを前に回しこむ となりますね。

テクニックは目線

この辺に来るとタップやスピンを意識しすぎて下ばかり見てしまう初心者の方が多いです。 解説動画にもある通り目線を意識すること。着地の際は目線を進行方向とは逆に向けることがテクニックです。

そうすることで回転をちょうどいい位置で止めることができ技の安定につながります。

アンディ

このギロチンとオーウェンを組み合わせればこんな風にもアレンジできますね。アンディの動画を載せておきます。

技名ードライブ

くるくるくる、、、これは目が回りますね。 けれどスピンしながらのこの滑走は最高に気持ちがよいものです。動きも大きいのでゲレンデで目立つトリックの一つでもありますね!

一度コツをつかむと簡単に回れるのでよく止まらずに滑りきるなんて少し危ないことをしているスノボを見かけることもあります。皆さんはぜひ気をつけて。

ここで豆知識です。ここまでのトリックをマスターした方なら知っていて当然ではありますが、グーフィーとレギュラーいう言葉を聞いたことがあると思います。

これはスノボの足がどちらが前に来るのかの違いであり、 ・左足が前に来るのがレギュラー ・右足が前に来るのがグーフィー ということになります。二つの立ち方を含めてスタンスとも言ったりしますので是非覚えていてくださいね!

ちなみにほとんどの方がレギュラースタンスでと思います。

やり方はスピンと同じ

上ではスピンのテクニックを解説いたしました。 雪面にボードを付けたまま回転する技のことですね。重心をつま先にするのか踵にするのかでもテクニック変わってきます。

基本はスクラッチ180のトゥエッジなどどいって180°つま先重心で回転するものから始めましょう。

スノボグラトリまとめ

皆様いかがでしたでしょうか。 うまくなりましたか?基本的なやり方は理解していただいたでしょうか?スキーやスノボは経験のスポーツだともいわれています。まずは頭のなかで理解し、実践に取り組んでいただけたらと思います。

最後に、かっこいい動画をご紹介します。これを見てモチベーションが上がったら早速ゲレンデへ! こういった動画も上の解説動画にあるような基本的なやり方の組み合わせです。

練習方法は初心者と変わらないのです。そう思うとなんだか頑張れそうですよね。 とはいえなかなか思い通りにいかないのが人生。失敗を恐れずジャンジャン練習してうまくなってくださいね!