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締めるってどういうこと?
魚を締めるという言葉自体、特に初心者アングラーにはなじみのない言葉かと思います。釣りというには、釣った魚を食べさせていただくところまでのことを言うと自分は思います。そんな中で、魚をできるだけおいしく食べるには、この締めるということが重要になってきます。 釣りから帰るまでに、魚の鮮度は落ちていきます。そんな魚の鮮度をある程度保ってくれるのが、この魚を占めるという行為なのです。
神経締めってなに?
覚えておきたい!神経締めという締め方について!
魚を締める行為を調べる上で、神経締めという言葉が出てくるかと思います。この神経締めというのは、絶命後の死後硬直の時間をある程度遅らせることができ、硬直後の腐敗をできるだけ防ぐことができるようになります。 特に生でおいしく食べたいと思う上では、間違いなくこの神経締めはしなくてはならないものです。
神経締めの方法を簡単に説明!
神経締めのやり方をご紹介していきましょう。魚の種類の大きさによって多少場所が異なります。とはいえあまり差異はありません。基本的に、細い針金などを頭部に穴をあけ、差し込んでいき、背骨の上に通る神経を通して、前後にしごいてその神経を破壊します。上手いこと差し込まないと、神経を破壊できないので、気を付けましょう。
神経締めを動画で解説!
①神経締めの方法/上田勝彦氏
実際の講習会(講座)の際に撮影されたもののようです。細かく神経締めを解説してくれているので、かなり参考になります。
②活け締め神経抜き。
神経締めができているのが、みてとれるでしょう。少し簡単なように見えてしまいますが、少しコツがいる作業です。とはいえ、慣れれば誰でもこなせるものなので、動画を参考にやってみてください。
神経締めの必須アイテムとは?
動画でも登場した針金ですが、神経締め専用のものが、現在では多数販売されています。安いものは500円以下からありますし、しっかりしたものや収納しやすくなったタイプのものは1000オーバーのものまであります。さらに高いものには、手元がわかりやすいようにケミホタルが内蔵できるようなものまで、いいものになればなるほど高くなっていきます。 対象魚ごとにサイズも変わってくるので、各釣りごとに神経抜き専用の針金を用意しておきましょう。
氷締めっていう締め方があるの?
小型の魚は氷締めで鮮度を保つ!
氷締めは、釣りをしている方は自然としている人が多いかと思います。知らず知らずに氷締めにふれているなんて意外と普通なんですよね。簡単な話、釣った魚をどうしますかというのを考えてみてください。まずは、バケツに泳がせておくかもしれませんが、持ち帰りをするというのであれば、クーラーボックスなどに氷を敷き詰めて、そこに魚を入れるのではないでしょうか。この魚と共に氷をどっさり盛るのが、氷締めというものです。 しっかりと説明させていただくと、氷締めという締め方は、まず、クーラーたまっている水を抜き取ります。いいものだと抜き取りの栓があるはずです。そこに氷を敷き詰めます。大きなものは新聞紙などにくるんであげるとよいでしょう。最近では、保冷材も充実しているので、その辺で代用しても構いません。そこに釣った魚をビニールなどに入れたうえで、クーラーに入れましょう。においなどあまりつかないよう心がけましょう。あとは蓋をしっかりしめて持ち帰りましょう。
おすすめの氷締めの必須の道具をご紹介!
①保冷剤
わざわざ氷を用意するのもコストと手間がかかります。そんな氷の代わりの道具として、保冷剤を用意するのも1つの手段です。メリットとして、氷と違って、保冷材は使いまわしができるというのがありますね。ケーキ屋さんやお寿司屋さんなどでもらえる保冷剤でも問題ありません。しっかりしたものなら、持ち手がついているようなものが、特におすすめですね。持ち運びが楽なので、かなり使い勝手がいいです。
②水汲みバケツ
釣った魚を泳がせておいたり、手を洗ったりする以外にも、塩水を氷に足して潮氷をつくるという氷締めに貢献するという重要な役目もこの水汲みバケツにはあります。このバケツは、店頭に置いているような、激安のもので全く問題ありません。
鮮度のいい魚を持って帰りましょう!
クーラーボックスの重要性とは!
釣った魚は、やはりクーラーボックスに入れて持ち帰りますよね。先ほど触れたように、氷締めには、クーラーボックスは必須です。ビニール袋にいれて魚を持って帰るような人は、おそらくほとんどいないはずです。 魚釣りをする上で、クーラーボックスは必要不可欠です。魚を保存するという役割も重要ですが、夏場特にそうですが、飲み物の冷却というクーラーボックスの元々の役割も忘れてはなりません。夏場の釣りは、脱水症状を起こしやすく、熱中症対策も欠かせません。そういう意味でも、クーラーボックスの「冷やす」という役割は、かなり重要だったのです。
おすすめのクーラーボックスをご紹介!
実用性の高いクーラーボックスを3つご紹介!
①ダイワ クーラーボックス シークールキャリーII
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キャリーのついた珍しいクーラーボックスです。車できても、釣り場まで少し歩かなければいけなかったりするところも少なくないかと思います。そういうときには、ありがたいクーラーボックスですね。また、帰りになるとよく連れたら重たくなっているのは当たり前ですよね。そんなとき、キャリーがついているおかげで、持ち運びがすごく楽になります。すごくいいクーラーボックスですね。
②シマノ スペーザ ベイシス
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シマノのおすすめのクーラーボックスです。かなり軽量に作られ、持ち運びが楽なクーラーボックスです。機能もかなり多く搭載されています。圧倒的な集能力、キャスターが搭載され、フタは両開きになっています。そのフタは、取り外しができるので、水洗いもしやすいような構造にもなっています。サイドロックも搭載され、帰りの車の揺れや持ち運びの際にも水がこぼれたりすることはありません。シマノ一押しのクーラーボックスですね。
③【アブガルシア】 EVAクーラーバッグ
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小型ではあるものの携帯できるショルダータイプのクーラーボックスです。少し釣りに行きたいなと思ったときなんかにもっていきたいクーラーボックスですね。大型狙いや数釣りをするのには対応しずらいのが、多少残念ではありますが、ちょっとした道具を持っていきつつ、中型の魚まで対応してくれる使いやすいクーラーボックスですね。ライトフィッシングのおともに是非使いたいですね。
中型、大型の魚の締め方って?
魚を締めるのと血抜きするのはセット!
中型以上の魚になると、クーラーボックスに入れにくくなるのもあり、氷締めできなくなります。そういう氷締めのできないような魚は、序盤に触れた神経締めをして、血抜きをするのが基本になります。 まずは先ほどいった神経締めからです。これに関しては、先ほど触れたとおりに専用の針金のような道具を使用して行います。次に中骨切りに移行します。ナイフを使って中骨と血管を切る作業です。次にエラを落として、尾を切り取ります。よくマグロなどの競りで、尾がないのはなぜかと思った人もいるかと思いますが、ここまでの一定の作業を済ませているからであるからです。
魚の血抜きのやり方とは?
魚の血抜きの方法を徹底解説!
先ほど軽く触れましたが、細かく解説していきましょう。準備するのは、血抜きをする上で、必要になる道具として、ナイフや専用のハサミです。 まず、中骨切りというものからですね。エラの膜が見えると思いますが、そのエラの膜からナイフを入れ、中骨、血管を切り落とす作業を、両側から行います。 次に、エラ落としに移行します。エラ落としは、文字通り、エラを落とす作業です。先ほど使ったナイフを引き続き使用します。エラをそぎ落とすように、うまくナイフを入れて、エラを取り除きます。青物などの場合には、指を突っ込んでエラを取り除いて大丈夫です。 最後に尾を切り落とす作業です。尾には、脊椎が通っています。特に大型魚は、尾を切ると血抜きが効率よく進みます。 現在では、ナイフではなく、専用のハサミを使う人が意外と増えているようです。エラ落としはハサミの方が楽という意見もよく聞きますね。
魚の血抜きの必須になる道具とは?
選択肢は自由!自分に合った道具を用意しよう!
①ハサミ
ハサミはハサミでも、道具箱に入っているような普通のハサミでもいいというわけではありません。ハサミにも様々な種類のものがあります。血抜き専用の道具として売り出されているハサミが無難だと思います。力を入れずに中骨を切ったりでき、このハサミ一つで締め、血抜き、エラカットなどほとんどこなすことができる万能なものが、現在では販売されています。中には、かなり形状をこだわったハサミも多く販売されています。血抜きの道具としては、ナイフよりハサミの方が安心感があるという人も意外と多いようですね。エラカットに関しては、特にハサミが使い勝手がいいという意見も多いです。
②ナイフ
いわゆるフィッシングナイフと呼ばれるものです。ハサミよりも自由度が高いため、個人的にはこちらをお勧めしたいですね。さびにくい素材にこだわったナイフや中には鱗とりなどの少し違う用途で使える機能が内蔵されているナイフも存在します。そもそもこのフィッシングナイフは、ハサミと違い、収納はしやすいため、荷物を圧迫することなく持ち運べるというメリットがあります。とはいえ、切れ味が良く、かなり危ないものなので、フィッシングナイフを通常の用途以外では使用しないことを心がけましょう。
魚の血抜きのコツを動画を合わせて解説!
動画を参考に血抜きをマスターしよう!
①堤防で釣った92cmのブリを解体する!
大人気Youtuberであるつりよかさんの動画になります。ブリを解体していく動画になります。サッサッときれいに裁かれていくのが、見てて気持ちいいです。参考になるかと思います。
②究極の血抜き 釣り人必見身近な物で魚を絞める vol.14
これぞプロの技!と思わせてくれる究極の血抜きシリーズの動画です。様々な魚別にちぬきをしてくださるので、非常に参考になります。身近な道具で血抜きを行う動画は特に必見ですね。
クーラーボックスに入らない魚の対処法
釣ったからには鮮度のいい大型の魚を持ち帰りたい!
特に青物やシーバス、タイ系など大型を狙う場合、大きめなクーラーボックスを用意しないと入らないというケースに多々遭遇することになるかと思われます。堤防でも、シーバスなどは、かなり大きなサイズが釣れるところもありますし、油断はできません。そんなターゲットを釣り上げ、クーラーボックスに入らないとき、真っ先に思うのが、おそらく持ち帰り方でしょう。クーラーボックスに入らないほどの大きな魚の持ち帰り、釣り場ではどうするかなどのお話をしていきます。
①釣り場ではストリンガーで活かす!
釣り場で、一気に釣り上げた大型魚を水中から引き揚げている人をご覧になったことはありませんか?それがこそが大型魚を生かしておく方法の1つです。画像のストリンガーと呼ばれる釣り小物を使うのですが、釣り上げた魚の口に引っ掛けて、サイド海で泳がせて、活かしておくというものです。船釣りなどで大きな魚を狙う場合は、それ相応のクーラーボックスを持ってくると思いますが、防波堤やサーフなど、地道から行きやすい釣り場では、思いもよらぬ大物に出くわすことが少なからずあります。そんなときの対策に、このストリンガーを持っていくとよいでしょう。 ストリンガーには、大きいものから、小さいものまでありますし、大型クーラーボックスだと荷物になるので、それを避ける手段としても使える、割とコンパクトな釣り具になります。このストリンガーのメリットとなるかと思います。ただし、デメリットもあり、口にかけられたまま海の放り込まれるため、ストレスがたまったり、体が傷ついたりするんですよね。 基本的には、持ち帰りの際に、締めて血抜きを行うのですが、先に締めておいて、海中にさらすという手段もあります。こうすれば、自然と血抜きを行うことができたりするので、一石二鳥ですね。
タコやイカの締め方って?
釣りは魚だけじゃない!軟体生物の締め方とは?
近年は、エギングやタコジグ、タコエギングなどの流行もあり、イカやタコの釣りもかなり流行しているようですね。イカやタコも魚と同じく、締めておいた方が、鮮度を保って持ち帰りすることができます。
①イカ(アオリイカ、スルメイカ他)
イカ釣りは、様々なイカをターゲットにすることが可能ですが、今回は、最もポピュラーで、エギングのメインターゲットであるアオリイカを例に挙げて話を進めます。 エギングなどで釣りあげたアオリイカは、すぐに締めるようにします。方法はかなり簡単そのもの。まず、釣り上げたアオリイカをいったん釣り場に寝かせます。ナイフ(専用のピックなどあればなおよし)などで急所を差し込みます。急所は二か所あるので、2回差し込んで締めます。まず、胴体と足の付け根を確認し、その付け根から上斜めにナイフなど差し込み、上半分を締めます。残り下半分も下にナイフなどを差し込んで、締めてしまいます。うまく締まれば、色がきれいに白く変わるので、分かりやすいですね。 今回はアオリイカで話をしましたが、基本的には、どのイカも同じように締めることが可能です。
②タコ(マダコ、イイダコなど)
続いてタコの締め方です。長時間にわたっての釣りでなければ、わりとタコは生命力も強く、そのまま持ち帰りをしても、活きていることも少なくないです。とはいえ、確実に鮮度を保つという意味で、覚えておいて損はないでしょう。 基本的には、タコもイカの締め方に近いので、イカの締め方を覚えていれば、そこまで難しいとは思わないでしょう。タコの締め方は、胴と足の付け根を狙って、ナイフを突き刺します。コツとしては、少し何度も突き刺すよりかは横に軽く切り込みを入れるイメージの方が、全体的に締まりやすいかと思います。その後、胴体を裏返すと、内臓が出てくるので、墨袋に気を付けて、取り除くようにしましょう。
③持ち帰りはビニールに入れてクーラーボックスへ
冬場のキロオーバーの大きいものは、かなり入りにくくはなりますが、基本的には、氷か保冷材の入れられたクーラーに入れて持ち帰りをするようにしましょう。その際、ジップロックなどの収納しやすいビニールを用意しておくと、墨で汚れたり、臭いもつきにくいメリットがあります。
タコイカの締め方を動画で解説!
①イカの絞め方
説明しながら、イカを締める動画です。この動画で締めているのは、スルメイカになります。
②さかなだマート「北海たこの活け締め」
動画ではイイダコですが、マダコでも全く同じです。大きいサイズのタコなので、かなりわかりやすいかと思われます。説明も要所要所してくれているので、非常に参考になります。
③アオリイカの簡単な締め方
アオリイカの締め方を丁寧に説明してくれている動画になります。エギング初心者の方などには、是非見ていただきたい動画です。
番外編:イカチョップで締める動画
スルメイカ、アオリイカなどつった時に、ナイフや専用のハサミなど持ってきていない場合でも締める方法があります。つまりは手で締める方法なのですが、中でもチョップで神経締めを行ってしまうという大胆なものになります。
釣ったら締めるを習慣に!
食べると決めたら、すぐに締める!
魚釣りというのは、釣った魚をおいしくいただきまでのことを指すと言われます。今回、最もポピュラーな氷締めは勿論、神経締め、血抜きなどの鮮度を保つための技術をいくつかご紹介しました。せっかく釣った魚は、おいしくいただきたいというのは、誰もが思うことだと思います。苦みが増して、捨てるなんて選択肢は、釣った魚のためにもあってはならないものです。釣ったら締めるというのを常に習慣づけて、釣りができる喜び、釣った魚に感謝し、おいしくいただきましょう。