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観葉植物の土の入れ替え!注意したい9のポイントをご紹介!

観葉植物を育ててると、必ず土の入れ替えが必要となりますが、具体的にどのように土を入れ替えたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか。この記事では、観葉植物の土の入れ替え方や、土の選び方、さらには、害虫対策など観葉植物のケアの仕方などについて解説します。
2020年8月27日
くらさとごう
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観葉植物の土を入れ替える理由について

土の入れ替えが必要ない植物もある中、なぜ観葉植物は土の入れ替えをしなくてはならないのでしょうか。観葉植物の土の入れ替え方法を見る前に、土を入れ替える理由について少しみていきましょう。

土の水はけが悪化してしまう

観葉植物を育てるための土は、もともとざらついており、空気をたくさん含んでいます。土に隙間を開けることで、根っこが呼吸できるようにしているのですが、時間がたつと、土がだんだん細かくなり、粘土質になってきます。そうなると、根っこが伸びにくくなってしまうのです。また、水はけが悪くなると、根っこが腐ってしまい、植物が枯れてしまうなんてことも。土の水はけは、観葉植物にとって大切なのです。

土質が酸性になってしまう

観葉植物は、中性からアルカリ性の土質を好みますが、一年ほど育てていると、植物が土の養分を吸い取ってしまい、酸性の土質となってしまいます。観葉植物を酸性の土質で育てると、葉っぱが黄色くなってしまったり、根っこが腐ってしまったりと様々なトラブルを引き起こします。通常酸性の土を中和するためには石灰などが使われます。 常に良い土質であるためにも、土の入れ替えは大切です。

観葉植物の土の入れ替えについて1:入れ替えの時期はいつ?

観葉植物の土を入れ替える時期は具体的にいつが良いのか、また、入れ替えが必要となるポイントは何かについてここでは解説いたします。

入れ替えの時期

では具体的に、観葉植物の土の入れ替えの時期はいつなのでしょうか。観葉植物の土の入れ替え時期は、通常春から秋の間に行います。もし、その時期以外にやると、根っこが弱ってしまってダメになってしまうようなので、次の植え替え時期を待てば良いでしょう。 特に適しているのは、成長時期の直前です。成長時期の直前に植え替えをすると、根っこの回復が早いし、土質も向上できるので良いでしょう。基本的には夏に成長時期を迎えるので、3月から4月に植え替えをするのが良いのですが、たまに秋に成長期を迎える観葉植物もあるので、事前に成長時期を調べてから決めてください。

入れ替えが必要?観葉植物が発するサインについて


土の入れ替えは、2年に一度ほどの頻度で行えば良いと言われていますが、2年が経過していなくても、入れ替えが必要となる状態があります。 まずは、根が鉢の底から張り出している場合です。この場合は、鉢が小さすぎるので、一回り大きい鉢に植え替える必要があります。もし鉢が小さくて根っこが窮屈なままだと、葉っぱが黄色く変色したりしてしまうので注意が必要です。

次に、水をあげても土に染み込んで行かない場合です。この場合は、土の保水力が弱まっているので、土を入れ替える必要があります。

これらの場合は、土の入れ替えから2年が経過していなくても土を入れ替えてあげましょう。土質を常に一定に保っってあげるとオリーブも順調に成長します。

観葉植物の土の入れ替えについて2:土の選び方

観葉植物は、一般的に中性の土を好みます。弱アルカリ性のものを好むものもありますが、稀に弱酸性の土を好むものもあるので、それぞれの観葉植物にあった配合がされた土を使うのがベストです。 ただ、実際に自分で配合するとなるとなかなか難しいですよね。そんな時は、「ゴールデン培養土 観葉植物用」という土がおすすめです。この土で大抵の観葉植物は育つので、ぜひ試してみてください。

土を自分で配合する場合

自分で観葉植物用の土を配合する場合は、観葉植物の好む土を作ってあげる必要があります。 まず、観葉植物が好きな土は、水はけがよく、根っこが呼吸しやすいような通気性の良さが特徴です。なかなか相反する二つの特徴ですが、隙間の多い土を使うことによって、可能になります。また、基本的に弱酸性から中性の土も好みます。 具体的な配合率としては、赤玉土と腐葉土を混ぜます。基本的な配合比率としては、赤玉土が6~7割、腐葉土が3~4割とするのが良いでしょう。これを基本に、その観葉植物の生育環境によって若干比率を変えていきます。

管理する場所で配合を変える

例えば、室外の場合は乾燥しやすいので、配合率は上記の土8割、バーキュライトという保水性の良い土を2割で混ぜます。逆に日陰の場合は、上記の土8割に、通気性の良くする軽石を2割配合します。カビが繁殖しやすい室内では、上記の土7割に、ピートモスという無菌の土を3割配合しましょう。

観葉植物の土の入れ替えについて3:鉢の選び方

土を入れ替える際には、基本的に鉢も大きくします。鉢は基本的に、前の鉢より3センチくらい大きいものを選んであげるのが良いです。 この時、土の入れ替えがめんどくさいからと前よりかなり大きい鉢を選んでしまう方もいますが、それは厳禁です。大きすぎる鉢だと、根っこに対して土が多すぎとなり、なかなか水が乾きません。そうなると根が腐ってしまう可能性があります。 また、根っこが鉢の壁にぶつからないと、根が枝分かれせず、貧弱な根っことなってしまいます。そうならないためにも、適切な大きさの鉢をしっかりと選んでいきましょう。

観葉植物の土の入れ替えについて4:植え替えの方法

土の入れ替えは、基本的に、植え替えと一緒に行います。ここでは具体的な植え替えの方法をご紹介します。


根っこの整理をする

まずは鉢から根っこを引き抜きます。この時根っこを乱暴に扱わないようにしましょう。 綺麗に引っこ抜いたら、枯れた根っこがあるので、それを引き抜き、土を半分ほど落とします。ある程度根っこが整ったら軽くほぐしましょう。

新しい鉢に植え付ける

次に鉢の底に鉢底用ネットを敷きます。その上に軽石を2~3センチひいてください。 軽石をひいたらその上に土を2~3センチほど敷き、その上に観葉植物をのせます。そしたら土をしっかりと被せましょう。あまりふんわりと被せてしまうと、植物自体が傾いてしまうので、しっかりと土を入れてしまって大丈夫です。

水をあげる

最後に水をしっかりとあげます。もし、水をあげて土が沈んでしまったら、もっと土を追加してあげてください。水は、鉢皿に水がたまるくらいあげてください。

観葉植物の土の入れ替えについて5:植え替えた後の育て方

植え替えたあとは根っこが弱っているため、しっかりとケアしてあげることが大切です。ここでは、植え替え後の育て方について解説します。

日当たりについて

植え替えた直後は、あまり日当たりの良いところに置かないようにしましょう。直射日光を当ててしまうと枯れてしまう場合があります。 また、風が強いところにも置かないでください。最初の一週間ほどは、室内で育ててあげると良いと思います。

水やりについて

水は、少しずつこまめに与えるのが基本です。ただし、土が乾いてない時は与えないでください。土が白くなってきたらあげるようにしましょう。

観葉植物の土の入れ替えについて6:肥料の選び方


肥料はそれぞれの観葉植物によって異なりますが、基本的に中和作用があるものが良いでしょう。観葉植物の土は、酸性またはアルカリ性へと偏ってしまいがちなので、それぞれの土にあったものを選んであげると良いです。 また、肥料は効き目の遅いものを使用してください。植え替え直後に肥料を与えすぎると、水よりも栄養を吸収しすぎてしまい、根っこが枯れる原因となります。

観葉植物の土の入れ替えについて7:植え替えないで土を入れ替える場合

鉢が大きくなってきた場合、土だけを変える増し土という方法もあります。 増し土は、土の上5センチほどを履きとって入れ替える方法です。上の土を変えるだけでも、十分効果があるため、忙しい時などにおすすめです。ただし、土が酸性化している時などは、全体を変えてあげないと効果がない時もあるので、気をつけましょう。

観葉植物の土の入れ替えについて8:観葉植物の土にカビが生えてしまった場合

特に室内で観葉植物を育てている場合、土の表面にカビが生えてしまう場合があります。 カビが生える原因としては、湿度が高く、部屋が暖かい場合が多いです。カビが生えてしまった場合は、土を全て入れ替えて、しっかり殺菌しましょう。 カビ対策としては、たまに風通しの良いところに置いてあげると、カビを寄せ付けずにすみます。

観葉植物の土の入れ替えについて9:観葉植物の害虫の対策方法

観葉植物には、それぞれ植物にコバエやハダニなどの害虫がつきます。害虫を見つけた場合は、カビと同様に早く退治しないと植物が枯れる原因にもなるので、迅速で適切な処置をしましょう。 いちばん良いのはやはり殺虫剤です。その観葉植物専用の殺虫剤があるはずなので、それを植物全体に定期的に撒いてあげます。 ペットなどのために殺虫剤を使いたくない人は、土の表面を入れ替えるだけでも虫を退治できる場合があります。また、鉢を丸ごと水に沈めて虫を浮かせるという方法もあるので、水に強い観葉植物には試してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、観葉植物の土の入れ替えについてまとめてみました。 長い間観葉植物を育てるためには、土の入れ替えは大切です。正しく土の入れ替えをして、元気な植物を育ててください。 最後までお読みいただきありがとうございました。