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レモンマートルの育て方は?苗植え〜枯らさないコツ・方法をご紹介!

レモンマートルという植物を知っていますか?レモンマートルは、レモンの強い香りが特徴の植物です。育て方も簡単で、時期になると可愛い花を咲かせてくれます。そんなレモンマートルの育て方や剪定方法などについてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
2020年8月27日
naru
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レモンマートルってどんな植物?

レモンマートルの特徴についてご紹介します。レモンマートルは、主にオーストラリアで栽培されている観葉植物です。レモンマートルの特徴として、「レモンよりレモンの香りがする植物」として有名です。その理由として、どの植物よりもレモン系植物独特の柑橘系芳香成分「シトラール」が多く含まれているからです。レモンは3~10%含まれているのに対し、レモンマートルは90~98%と、とても多いです。なので、レモンよりレモンの香りが強い植物です。

柑橘系の香りが強いハーブとしてリラックス効果も期待できます。最近では、観葉植物用に栽培されているものもあります。レモンマートルは、約30mまで成長することができます。乾燥にも強く育て方が簡単なため、初めて育てる方にもおすすめの植物です。レモンマートルは、開花時期の初夏になると白からクリーム色のような可愛い花を咲かせてくれます。香りと花でとても癒される植物です。

レモンマートルの花言葉

レモンマートルの花言葉は、「愛」「幸運」があります。とても素敵な花言葉で、レモンマートルの花のイメージとぴったり合います。レモンマトールの木は、ヨーロッパでは愛を象徴とする木とされていて、幸運を呼ぶハーブといわれているマートルの名前から付けられたとされています。

レモンマートルの効能

レモンマートルは、柑橘系芳香成分「シトラール」がレモンの約20倍含まれています。シトラールの効能や効果についてご紹介します。シトラールは、鎮痛作用や抗菌作用が含まれています。レモンの香りをかぐことによって、リラックス効果も期待できます。興奮した気持ちを落ち着かせたり、風邪などの病気の予防になります。風邪をひきやすくなる冬は、お部屋に飾っておくだけで風邪予防にもなります。

シトラールについて注意しておきたいことがあります。シトラールは、皮膚への刺激が強いためそのまま肌へ無ってしまうと肌荒れの原因になってしまいます。肌に塗ると、血行を良くして美肌効果が期待できるのでシトラールを塗りたい場合は、約0.5%の濃度に薄めるようにしてください。

レモンマートルの植え付け方法


レモンマートルの植え付け時期と植え付け方法についてご紹介します。植え付け時期は、2~4月が適しています。鉢植えの場合、レモンマートルの苗より一回り大きなものを準備しましょう。鉢に鉢底石と土を入れていきます。土は、草花用培養土を使うか観葉植物用培養土を使用してください。鉢に土を半分ほど入れて苗をのせます。苗の周りに土がしっかり入っていくように土を入れていきます。植え付けたら水をたっぷり与えてあげましょう。これが鉢植えの植え付け方法です。

次に、地植えの場合の植え付け方法についてご紹介します。地植えの場合は、日当りのいい場所へ植え付けましょう。できるだけ広い場所に植え付けたほうが、大きく育ったときに邪魔になりません。地植えする場所に、苗より2回り大きな穴を掘って、苗を植え付けていきます。土には、腐葉土を混ぜ込んでおきましょう。

レモンマートルの水やりと肥料

水やりの方法

レモンマートルは、乾燥にとても強い植物です。逆に、土がずっと濡れたままでいると根腐りの原因になってしまいます。鉢植えの場合、土の表面が乾いてから水やりを行います。冬は土の表面が乾いても急いで水やりをする必要がりません。冬は、レモンマートルの育成が鈍くなるので、水やりはほとんど必要ありません。地植えの場合は、基本水やりをしなくても問題ありません。乾燥が気になるときだけ水やりをしてあげましょう。水やりは、レモンマートルの育て方の中で重要なものなので、水やりが原因で枯れてしまわないように注意しましょう。

肥料を与える方法

鉢植えなど、小さく育てていきたい場合は肥料を与える必要はありません。地植えなどで大きく育てたい場合は、4~10月に月1度のペースで液体肥料を与えてあげましょう。10月以降は、生育が鈍くなってしまうので、肥料は与えなくても構いません。

レモンマートルの植え替え方法


レモンマートルは、生育が早いのが特徴です。生育が早いということは、根が成長するのも早いということです。鉢植えの場合は、根詰まりしやすいということになります。なので、植え替えはレモンマートルの育て方の中で重要なものです。鉢植えのレモンマートルの植え替えは、年に1回使っている鉢より一回り大きい鉢に植え替えてあげましょう。大きな鉢に植え替えたくない場合は、苗を取り出して根を切ってあげましょう。この時に、剪定もしてあげると見栄えが良くなります。

レモンマートルの剪定時期

レモンマートルの剪定についてご紹介します。レモンマートルの栽培では、植え替えと剪定は必ず行わなければいけません。剪定の時期は、4~10月に行います。レモンマートルは、生育が早いのですぐに枝が伸びてきます。そのため、少し剪定しすぎたり失敗してしまっても栽培には問題ありません。逆に、切りすぎたくらいにしておくと剪定を何度もしなくても済むのでおすすめです。剪定用のハサミで枝をざくざく切っていきましょう。ですが、あまりにも切りすぎてしまうと株が弱ってしまうので注意しましょう。

レモンマートルの増やし方

レモンマートルは、挿し木をすることによって増やすことができます。ですが、挿し木で増やすのが難しい植物なので1本だけではなく何本も挿し木をしておくことをおすすめします。挿し木に使用する枝は、根元が木質化しているものを使います。挿し木しやすい枝を見つけて使うことによって、挿し木の成功率が上がります。挿し木をする時期は、冬以外であれば問題ありません。乾燥する時期は避けたいので、できる限り暑くならない時期に挿し木を行いましょう。

挿し木の手順

挿し木をする手順について説明します。 1、根元が木質化している枝を何本か用意し、15cmほどの大きさに切っておく。 2、切り口を斜めにカットして、枝についている葉を先端以外取り除く。 3、2時間水につけておく。 4、湿らせたバーミキュライトに挿し木用の枝をさす。 5、根が出てくるまで土が乾燥しないように育てて、根が出たら鉢植えか地植えにする。

レモンマートルが枯れた理由


根詰まりが原因で枯れてしまう

レモンマートルは乾燥にも強く、鉢植えでも地植えでもとても栽培しやすい植物です。ですが、生育がいいので根詰まりをすぐに起こしてしまいます。育て方自体は難しくないので、根詰まりをしてしまわないように注意してあげましょう。根詰まりを起こしているときの特徴は、新しく伸びてきた葉が細かったり茶色くなってすぐに落ちてしまったら根詰まりの可能性が高いです。根詰まりが原因の場合は、一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。このとき、根を切ってしまわずにそのまま植え替えてあげましょう。苗を見たときに、根が湿っている場合は水の与えすぎの場合もあるので水やりを控えてみましょう。植え替えるときは、土を新しいものに変えてあげてくださいね。

霜が原因で枯れてしまう

レモンマートルは、亜熱帯が原産地なので耐寒性は強くありません。なので、0℃を下回る日が続いたり霜が降りてきたりした場合は枯れてしまう可能性があります。レモンマートルは、冬でも葉を落とさないので冬に葉が落ちたら霜などの寒さが関係している可能性が高いです。鉢植えの場合であれば、室内で管理してあげましょう。水やりの頻度も減らしてください。地植えの場合は、移動できないので霜がかからないように段ボールなどで覆ってあげましょう。

レモンの香りがさわやかな植物

レモンマートルは、育て方も簡単で観葉植物としてだけでなくハーブとしても使うことができます。時期になると可愛い花を咲かせてくれるレモンマートルは、たくさんのひとの癒しになること間違いありません。栽培したレモンマートルの葉を乾燥させると強いレモンの香りがして、お部屋に飾ることも車に飾ることもおすすめです。日本で栽培されるようになったのは最近なのであまり見かけない植物ですが、庭からレモンの香りがするととてもすがすがしい気持ちになれます。

レモンマートルの葉でハーブティを楽しむこともできます。レモンマートルの葉を40度以上のお酒につけて一か月たったものを芳香剤にすることもできます。また、お酒につけたものをグリセリンや精製水と混ぜると化粧水になります。お酒ではなくても、水で煮だしたものにグリセリンを混ぜても化粧水を作ることができます。レモンのいい香りがして、癒されるのでおすすめです。手作り化粧水を使うときは、パッチテストを忘れないようにしましょう。レモンマートルを栽培して、癒される毎日を送ってみてはいかがでしょうか?