ビオラを種まきから育ててみよう
ビオラの季節の9月から春まで、園芸店では3.5ポットの程度のビオラやパンジーが並びます。 ビオラの種を園芸店で見たこともあると思いますが、ビオラは初心者でも簡単に種から育てることができます。
ビオラは寄せ植えや花壇などでたくさん使う機会も多いと思います。 そんな時、園芸店ではいくつも買うとお値段もはっつてしまいますよね。 自分で種から育てていけば、たくさんのビオラが安くたくさん作ることができますよ。
それでは、ここからビオラの種まきについて紹介していきます。
パンジーとビオラの違い
パンジーとビオラはとても似ていますね。 パンジーとビオラはどう違うのでしょうか? 一般的に、ビオラは花径が4cm以下のものを言います。 一方、パンジーは5cm以上とされていますね。
わずか1cmの違いですが、見ればすぐにわかると思います。 ビオラは小ぶりな花ですが、その代わり花数が多いので人気の植物なんです。
ビオラの種まきの時期
種まきの時期は、いつでしょうか? 日本全土で栽培は可能なビオラですが、種をまく季節は地域によって異なります。
寒冷地
北海道・青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島・新潟・富山・福島・石川など。 種まきの時期は、3から4月・7から8月です。 寒冷地では、発芽の温度の関係で短くなっています。 春の種まきでは、その年の6・7月に花が咲きます。
花期が短いので、春の種まきはあまりお勧めしません。 秋に種まきした場合、10月から翌年の5月まで咲きます。
温暖地域
群馬・栃木・埼玉・東京・静岡・愛知・滋賀・京都・山梨・神奈川・岐阜・三重・奈良・大阪・兵庫・広島などです。 種まきの時期は、8.9.10月に行いましょう。 寒冷地よりも、用土が温まる時期が長く種まきしても発芽率が高いのでお勧めです。
開花時期は、12月から翌年の5月までです。 失敗しない種まきのためには、用土の温度に注意しましょう。
暖地
沖縄・鹿児島・宮城・熊本・福岡・山口・高知・愛媛・長崎・高知・香川・徳島・島根などです。 種まきの時期は、8月中旬から10月末までに行いましょう。 開花時期は、12月中旬から翌年の4月ごろまでです。
暖地では比較的開花時期が短くなってしまいますね。 夏の種まきでも、用土の温度が高すぎてしまうと発芽率が低くなります。 そのため、8月下旬など時期を遅らせて種まきするとよいでしょう。
発芽温度
種まきが、寒冷地や暖地で分けられているのには理由があります。 それは、ビオラの種まきをした後の発芽温度です。 ビオラの発芽適温は、20℃前後と言われています。 暖地の場合、30℃以上では発芽がしにくくなってしまいます。
そのため、寒冷地では夏に種まきを行い、暖地では秋に種まきを行うんですね。 園芸店で売られているビオラの種は、後ろの表記を見てわかる通り 発芽率は100パーセントではありません。
そのため、種まきをした後の用土の温度にも注意しておくと発芽率が上がるようです。 温度に気を付けて、発芽に失敗しないようにしましょう。
ビオラの種まき方法
それでは、ビオラの種まき手順・育て方を見ていきましょう。 まずは、好きなビオラの種を準備してくださいね。 ビオラの品種は、たくさんあるので選ぶのも楽しいですよ。
ビオラの用土
ビオラの好む用土は、「弱酸性用土」です。 日本の気候では、自然と月日が経つと酸性になりやすいと昔から言われています。 そのため、市販の一般的な用土を使ってもいいでしょう。 たいていは中性用土になっているので、ビオラの育てる環境に近くなります。
しかし市販で売られているアルカリ性の用土では、どんな育て方をしても失敗してしまうようです。
もしも自分でビオラの用土を作る際には、 赤玉土:腐葉土を6:4にします。 水はけのよい用土を作ると良いでしょう。 ビオラの肥料を混ぜ込んでおくのもいいと思います。 また、最近では「ビオラ・パンジー専用土」というのも園芸店で売られています。
時間がない方や、失敗しそうな方には、こちらの用土が使いやすくて良いと思います。 この土で育てれば、失敗はないようです。
卵パック種まき
ビオラの発芽率は、一般的な草花よりも高いのでたくさんの発芽が確認できると思います。 そうなるとたくさんのセルポットを用意するのも大変です。 また、置き場所や管理も大変になってきてしまいますよね。
そんな方は、卵パックを使って解決しているようですよ。このような育て方をしている人はとても多くいました 。 卵パックに、土を入れていきます。
仕切りは少し見える程度までにしましょう。 そして、卵の一つ一つにビオラの種を植え付けていきます。 重ねることもでき、空きパックなら自宅にあるはずなので経済的にもいいですね。 水やりも簡単です。
種まきと用土
ビオラの種まきをしましょう。ビオラの種は約1mmです。 卵パックの一つに4粒ほどを種まきしていきましょう。発芽後1本に間引きます。 種まきのあとは、1mmほど土をかけ種まきの終了です。あまり深く種まきしてしまうと出てこれなくなります。
光も当たらないので発芽に失敗します。 軽く用土をかぶせたら、あとは発芽を待つのみです。
水やりは、スプレーで行うとよいでしょう。 せっかく種まきしたのに、じょうろで水やりして失敗したという方もいます。 じょうろの水やりでは、強い水圧がかかってしまい、種が移動して失敗したり タネが流れて出てしまって失敗する原因にもなります。
種まきのあとの水やりは、優しく霧吹きなどのスプレーでの水やりがおすすめです。 ビオラの種の育て方で、重要なのは水やりです。 発芽まではこまめに用土の乾き具合を見て、適切な水やりを行いましょう。
種まきで失敗しないコツ
ビオラの種まきをしてせっかく発芽したのに、その後うまく育たなかった。 というお悩みを解決します。 ビオラの失敗しないポイントを4つにまとめて紹介します。 ・種まきの際の選抜 ・発芽を促す保温 ・日に当てる時間 ・徐々にい鉢上げしていく です。 順番に見ていきましょう。
ビオラの種まき①種の選抜
ビオラの種まきの前に、水に浮かべてみましょう。 種まきの前に、水に入れると発芽率の高さがわかります。 水の張ったバケツを用意して、静かにビオラの種を入れていきます。 しばらくたつと、浮いているビオラの種と沈んでいる種とで分かれてくると思います。
これで、発芽率がわかるというのは沈んでいる種は中身がしっかりしていて発芽する可能性が高く、 浮いてきている種は中身がスカスカになっているということです。 この際に、浮かんでいる種はすくいあげてしまいましょう。
バケツの底に沈んでいる発芽率の高いビオラの種を選んで植えてい行くと成功する率が高くなります。
ビオラの種まき②発芽を促す保温
秋にビオラの種まきをする場合は、保温効果を高めましょう。 ビオラの種の発芽温度は、20℃前後でしたね。 秋に種まきをすると、時期によっては急に寒くなったり朝・晩が急に冷え込んでしまうこともあります。
そのため温室効果のある「ぽかぽかキャップ」などをかぶせておくとよいでしょう。 種まきから1週間ほどで発芽が始まります。 大体の発芽が確認できたら、明るい日陰で成長させてあげましょう。
ビオラの種まき③日に当てる
発芽後の育て方は、成長のよい新芽だけを選んで間引きします。 日に当たらないと、ビオラは間延びしてしまって葉っぱが少なくなり貧弱になってしまいます。
そのため、元気なビオラの育て方として「葉が重ならないくらいまでしっかり間引きする」ということが挙げられています。 ビオラは種も多く、発芽率も高いので間引きをしても惜しくないと思います。
また、間引きしてしてしまったほうのビオラの育て方は、赤玉土にさしておくことです。 通気性もよいので、新たに根が活発に動き出せばまた別でそのビオラも株として使っていけますよ。 間引きしたほうのビオラも賢い育て方で、活用できたらいいですね。
ビオラの種まき④鉢上げはゆっくり
鉢上げをするときのポイントを紹介します。 鉢上げをした後の管理で失敗してしまったという人もいます。 ここまで来て失敗してしまう原因はなんでしょうか?
小さいポットに鉢上げ
まずは小さな鉢に、鉢上げしましょう。 本当にかなり小さい鉢が必要です。 なぜなら、根がまだ大きくないのに大きい鉢に植え替えてしまうと、 根がどこから水を吸収したらいいのかわからなくなり、根が詰まってしまうんです。
そのため、鉢上げする際にはよくばって大きな鉢に植えるよりも、 小ぶりなそのビオラの根に合わせた、浅い鉢に植え替えるのが失敗しないコツです。
種まきしたビオラの夏越し
まだ小さい開花しないビオラの苗は、夏の管理が重要です。 もともとは、開花時期が10月から翌年の5月まで咲く冬の花です。 そのため、夏の暑さには多少弱いのが難点です。 まだ幼い状態の苗は、暑さによる蒸れ・直射日光に耐えられません。 園芸用品店で売られている遮光布をかけてあげたり、工夫が必要となっています。
花が咲いたら切り戻し
夏越しも終わり、開花してきたらビオラの種まきの育て方も完璧ですね。 花が咲いてからは、切り戻しの管理を行いましょう。 切り戻しをすることによって、より美しい花が咲いて長くビオラを楽しむことができます。
切り戻しの方法は、花が枯れてきたようだったら花くびをすこし上にあげてつんであげるように切り戻しましょう。
花だけでなく、株が乱れてくることがあるのでその際には10cmほどの長さで背丈を切り戻します。 背丈を切り戻しても、次の月には大きくなり花を咲かせるようになります。 霜が降りてくるようになって、生育が緩慢になってきたら切り戻しを行ってください。
まとめ
いかがでしたか? 初心者でも簡単に種まきが出来ますね。 失敗しないポイントや、うまく成長させてくれるポイントをよく抑えて 9月から来年の5月まと開花時期の長いビオラです。 今年から、自信をもってたくさんのビオラを作ってしまいましょう。