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ビオトープ!自分だけの生態系が作れるその魅力と楽しみ方をご紹介!

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ビオトープ!自分だけの生態系が作れるその魅力と楽しみ方をご紹介!

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ビオトープは手軽にできる水生ガーデニングとして人気があります。もともとは環境共生のための取り組みでしたが、シンプルな材料で奥深い自然を再現でき、環境教育にも役に立つと話題です。 ぜひ一緒にあなただけの小さな生態系、ビオトープをつくってみませんか?



ビオトープ!ちいさな自然を楽しもう

ビオトープとは近年、手軽に自然を楽しめると人気のアクアガーデンの一つです。もともとは自然と共生する環境作りとしてビオトープは広まりましたが、水生ガーデニングとして愛好者が増えています。 スイレンやハス、ショウブなど水辺に生息する植物は手入れが難しそうなイメージですが、ビオトープにすることで手入れの手間も最小限にできておすすめですよ。 ビオトープの作り方はシンプルですが、生態系を造る面白さは計り知れません。ぜひあなたもビオトープ作りにチャレンジしてみませんか?

ビオトープとは?

ビオトープは命の場所を意味する言葉

ビオトープはドイツ生まれの概念で、ギリシャ語のbio(命)topos(場所)を語源にしています。 自然界には動物、植物、菌や微生物、ありとあらゆる多様な生物が住み、助け合ったり競争したりしながら一つの生態系を作っています。 その一つの群体を造ることをビオトープと呼んでいます。

ビオトープの発祥はドイツ

ビオトープは1970年代にドイツで生れました。 身近な自然環境における生物とその環境の重要性が認識されるようになったからです。 ドイツはオーガニック先進国であることも有名ですが、50年近く前から取り組みが始まっていたんですね!



日本でのビオトープは都市開発の反省で注目された

日本でビオトープという概念がいつ来たのか、それは定かではありません。少なくとも1990年代頃から環境守り、自然と共生しようという事業のことを「ビオトープ事業」と言われるようになりました。 ビオトープが広まったのは、これまでの都市開発の反省がありました。護岸工事で固められた水辺は水質汚濁が進み、森林の伐採で多くの生物が行き場をなくしました。 環境保全の意識が高まる中、ビオトープへの取り組みは必然だったのかもしれませんね。

家庭でのビオトープ

私たちが趣味として楽しむビオトープと、公共事業としてのビオトープでは意味合いが少し違います。 環境共生や保護でのビオトープでは、メダカやホタルの保護のために、ボウフラや蛾、イトミミズなど厄介な生き物も必要です。けれどガーデニング愛好者にとっては衛生的にも、ご近所迷惑の点でも好ましくありません。 そのため「自然の生態系」であっても、家庭でやるビオトープは厄介な生態系を受け入れない、管理の行き届いたものでなければなりません。



ビオトープの魅力とは?

ビオトープは難しそうな水生植物を手軽に楽しめるため人気があります。なんといっても身近に自然があり生態系を観察できるのがビオトーピノ魅力の一つです。 インテリアだけじゃない知的好奇心をくすぐるのも、ビオトープが単なるガーデニングに収まらない特徴ですね。

ビオトープは手入れがしやすい

ビオトープは熱帯魚のように温度管理をしたり、清掃をしたりする必要がありません。手入れが少なくて済むのもビオトープのおすすめポイントです。 泳ぐ魚は藻や微生物をエサにして成長し、排泄物は水草の栄養になり、光合成によって酸素が供給される。 こういった自然界のサイクルができあがったビオトープは人の手を必要としないのです。

刻々と変化していく自然を間近に見られる

ビオトープは年月を重ねるごとに変化していきます。 どこからともなくタニシがやって来て、ビオトープの世界に仲間入りしていたり、トンボが卵を産みにやってきたりします。 時には水草がビオトープいっぱいに繁茂してしまったり、野鳥が魚をつついてしまったりというトラブルもあるでしょう。 少しずつにぎやかになっていく様子を観察するのもビオトープの楽しみの一つです。

ビオトープで環境に関心を持てる

ビオトープは環境教育にもよい効果をもたらします。最近では小学校の取り組みで構内にビオトープを作り、自然観察学習をする場所になっています。 自然の水草や魚、プランクトン、昆虫などがどのように生態系を維持しているのか、食物連鎖の仕組みとは? そういった自然界の仕組みを学ぶ場としてビオトープが活用されているのです。 ビオトープは将来の環境美化活動やメダカ・ホタルの保護活動に役立ち、より良い自然共生とはなんなのか考えるきっかけを与えてくれます。 子どもがいるご家庭でしたら、夏休み等の機会にビオトープをつくるのもよい体験かもしれませんね。

ビオトープの作り方①土を入れよう

水槽でただ飼育することとビオトープの違いは「土」にあります。 土をいれることで土の表面にバクテリアが住み着き、有機物の分解を手助けしてくれたり、水質の浄化をになってくれたりします。つまりビオトープの土とは生態系の土台となってくれる重要なものなんです。 ビオトープ作り方の最初のステップは土を敷くことからスタートします。

ビオトープの土の選び方

ビオトープに使用する土には荒木田土、砂利、赤玉土、またはビオトープ専用の土など様々あります。 スイレンなどの根を張る植物を植えるときは、元肥が必要なので荒木田土や水生植物用の土を使うとよいでしょう。 基本的にビオトープに使う土は、栄養分が少ないものが扱いやすいです。

ビオトープに「荒木田土」を使う場合の注意点

荒木田土とは田んぼに使われる粘土質の土で、ビオトープをする人に人気があります。 土の中に潜む微生物や、虫の卵、植物のタネなどが含まれていて、自然に生物が産まれる様子を見ることができるからです。 より自然に近いビオトープには荒木田土はぴったりですね。 ただ粘土質のため水が澄むのに時間がかかること、栄養分が豊富なので藻やバクテリアが発生しやすいという欠点があります。旺盛に成長した藻がビオトープ内を覆い尽くし、手がつけられない・・・なんてことにも。 ビオトープに使う土は特徴をよく理解して、少なめにしたり栄養をよく吸収する水草をバランス良く配置するなど工夫しましょう。

ビオトープの作り方②植物を植える

ビオトープの楽しみの一つは水生植物の存在があります。 ビオトープの花形ともいえるスイレンや、花の美しいカキツバタ、菖蒲(ショウブ)ももちろん、水へ酸素を供給する水草も大切です。 ぜひビオトープにあなた好みの植物を入れてください!

ビオトープの植物は小さな鉢に植えるのがおすすめ

ビオトープでは根を張る植物を植えるとき、あらかじめ小さな鉢に植えておくのがおすすめです。 鉢の配置やレイアウトを決めるときに簡単に動かせるのが強みです。特に根が張りやすいスイレンは、後々の手入れやビオトープの配置換えのときに手が掛からずに済みます。 また土の量を最小限にすることで、澄んだ水のビオトープを楽しみたい方にもおすすめの方法です

ビオトープの作り方③水を入れる

水はカルキ抜きをしよう

ビオトープに使う水は必ずカルキ抜きをしておきましょう。 土を入れた鉢に水道水を入れ、2、3日放置しておくだけで大丈夫です。入れる鉢が大きい場合は10日も待てば十分カルキが抜けるでしょう。 ビオトープに生体を入れるとき、水の濁りをおさえる時間も必要です。濁りがおさまり、カルキが抜けるまでもうしばらくお待ちくださいね。

ビオトープの作り方④魚を放す

土を入れて植物を植え、水のカルキ抜きも終わったらいよいよビオトープに魚を放してみましょう。 人気があるのはメダカですが、一緒にミナミヌマエビやタニシなどの貝類も一緒にいれると楽しいですよ。 馴れてきたらドジョウなどの大きな魚や昆虫などにも挑戦してみましょう。

ビオトープにはお掃除屋さんを!

ビオトープに入れておきたい生き物に、タニシとミナミヌマエビがあります。 どちらも「お掃除屋さん」と言われビオトープの水質浄化の手助けをしてくれるのでおすすめです。 ミナミヌマエビは特に観賞用としてもかわいらしく、繁殖力も旺盛で育てやすい面があります。寒さに弱いですが、うっすらと氷が張るくらいなら耐えられるようです。 繁殖力が高いため、ビオトープに最初に入れるときは3、4匹など少なめに入れておきます。

ビオトープにぴったりな鉢の選び方

ビオトープに利用される鉢にとくに決まり事はありません。 本格的な睡蓮鉢でなくとも、プラスチック製のものや発泡スチロールを使っても、上手にビオトープを造ることができます。 ここからビオトープにピッタリな鉢を考えてみましょう。

植える水生植物によって深さが必要

ビオトープに活用できる植物にはさまざまな種類があります。ビオトープに植える水生植物の種類やレイアウトの仕方によって、鉢の深さや大きさは異なってきます。 たとえば完全に水中で生育するオオカナダもやマツモなら、深さのある鉢が必要です。キショウブのような地中に水分が多ければ育つ植物なら、水深が深くないものがいいかもしれません。 どんな植物を植えたいのか、まずはざっくりと決めておきましょう。

重厚感がある睡蓮鉢はビオトープの王道

ビオトープで一番イメージしやすいのは陶器製の水鉢です。外観は重厚感があり、大きさも様々あります。 睡蓮鉢はとくに、スイレンを栽培しているのに適した大きさと深さがあるのでビオトープにはピッタリと言えます。 陶器製なので重く、欠けや割れやすいため取り扱いに注意しましょう。

プラスチック性の植木鉢に防水シートを敷いても

手軽なのはプラスチック性の植木鉢を使用することです。小さめのものならば100円均一ショップでも購入できますし、底をふさぐことができるタイプもあります。 水回り用のシリコンで目張りしたり、防水シートで水漏れがないようにして使用してください。

大きなビオトープを作りたいときはトロ舟をつかっても

大きなビオトープをつくるのに、トロ舟を使う方法もあります。 トロ舟はコンクリートを練るために使用する浅いプラスチック製の箱です。強度も十分あり、ビオトープになれてきたら使う人が多いです。 レイアウトを工夫すれば様々な植物や生き物を一度に楽しめるビオトープができますよ。

ビオトープでおすすめの水生植物

ビオトープの女王スイレン

水生植物、でイメージしやすいのはスイレンでしょう。ビオトープでも人気が高くホームセンターでもコーナーがあるほどです。「ビオトープキット」の中に組み込まれていることも多いです。 姫スイレンは小ぶりな花や葉が人気で、小さな鉢でも育てられます。カラーバリエーションもピンク、黄、白があります。 シンプルなビオトープにもダイナミックなビオトープにも、どんなレイアウトにも使える王道の花です。 使うときは小さめの鉢に植えて設置すると手入れも配置換えもしやすいですよ。

ビオトープでは定番のホテイアオイ

ホテイアオイは別名ウォータヒヤシンスとも呼ばれ、非常に美しい青い花をつけます。浮き袋のような丸い葉を持っていてぷかぷかと水面を漂っています。 とくに手入れをしなくとも、環境が整っていれが大きく成長するのでビオトープ初心者にも扱いやすい水生植物です。むしろ繁殖力が高いので、間引いたりする方が大変かもしれません。 魚やエビなどの隠れ家、産卵床にもなるのでビオトープにおすすめの水草です。 花や手入れがラクであることから初心者にも人気があるホテイアオイですが、要注意外来生物に指定されています。近所の川に放流したりせず、きちんと処分するようにしてくださいね。

ビオトープも華やぐ湿地の植物キショウブ

ビオトープになれてきたら挑戦してみたいのがキショウブ。一本の茎からいくつも花を咲かせてくれる植物です。 根元にすこし水が浸るくらいにして、深く水に入らないように設置します。 背丈が高くなるので、高低差のあるダイナミックなレイアウトを試してみたい方にもおすすめです。

ビオトープ初心者も使いやすい水草オオカナダモ

オオカナダモは別名アナカリスとも呼ばれます。日本の川に行けば見付かるので日本原産のものと思われがちですが、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリアなどに広く分布している帰化植物です。 水中の中で育ち、メダカや金魚の飼育、もちろんビオトープにも広く活用されています。生命力が強く、水質が多少悪化しても元気に成長するので、ビオトープ初めてさんでも安心して扱えます。白くてかわいらしい花をつけるのも魅力ですよ。 欠点は旺盛に繁殖するため、カットやトリミングを頻繁に行う必要があることです。

ビオトープにはどんな生き物を入れる?

ビオトープ初心者でも扱いやすいのはメダカ

ビオトープを初めてつくる人でも扱いやすい魚はメダカです。 メダカは品種改良によって様々な種類があります。赤い体が映えるヒメダカ、日本原産のクロメダカなどです。錦鯉のように三色の色彩があるものや、銀色の光沢があるメダカもあり、非常にバラエティーに富んでいます。 ビオトープをにぎやかにしてくれるので、好きなものを入れてみましょう! 価格帯も1匹100円しないものも多く、購入しやすいのもいいですね。 ただ店頭で販売されているメダカのほとんどが品種改良されたものです。自然由来のものではないので、川に放流するのは絶対にやめましょう。

ビオトープの掃除屋ミナミヌマエビは定番

ビオトープの水質浄化の立役者ともいえるミナミヌマエビはおすすめの生き物の一つです。 普段は水底の方で微生物などを食べていますが、ときおりハスの葉にちょこんと乗っていることもあってかわいらしいですよ。 繁殖力が高いので最初に入れるときは少なめにしてください。繁殖して多くなりすぎると共食いを始めてしまう怖れがあり、かえってビオトープ内の水質を悪化させてしまいます。

ビオトープに馴れてきたらドジョウなどにもチャレンジ

ビオトープ上級者に人気のドジョウもいつか試してみたい魚です。ドジョウは環境適応力が高く、水槽の掃除屋ともいわれています。 ドジョウを入れるときはドジョウが好む砂地を用意し、パイプなどで隠れ家を造ってあげるといいですね。

ドジョウを入れるときの注意点

ただドジョウは雑食性でなんでもパクパクと口にしてしまう習性があります。そのせいでいつの間にか魚がいなくなったというケースも多いのです。 ドジョウを入れるときの注意点としては ・ドジョウの種類を調べる ・他の魚が隠れられる場所を用意する ドジョウの種類は必ず確認しましょう。種類によってはかなり肉食でメダカやミナミヌマエビを食べてしまいます。

ビオトープの手入れの仕方

ビオトープは基本的に手入れいらず

ビオトープは屋内でするアクアリウムのように、特別な手入れを必要としないのが魅力です。 雨が降れば水が補充され、太陽光で植物は光合成を行い、繁茂した藻を食べて魚は成長し、排泄物がバクテリアや植物の栄養となる。 そういった循環が出来ているためです。 基本的にはほったらかしですが、完全な自然界とは違うのは、ビオトープという空間に限りがあること。 そのためある程度は人の手をいれなければなりません。

ビオトープの水位に注意

雨の少ない冬や、気温が高い夏などはビオトープの水位に注意しましょう。 ビオトープの絶妙な生態系のバランスは、時に水位の過度な減りで崩れてしまうことがあります。 水位が減ったら少しずつ水を足して行きます。そのためバケツいっぱい程度のカルキ抜きした水を用意しておくと安心ですね。

増えすぎた水草は間引いておく

植物が活発に生育を始める春から夏は、水草が旺盛に増えます。 ビオトープの定期的な手入れといえば水草を間引くことかもしれません。増えすぎた水草は日光を遮断し、底の方では酸素が欠乏してしまいます。またせっかくレイアウトしたビオトープの、見た目が悪くなってしまいます。 またビオトープ初期に多いのですが、アオミドロの大量発生も酸素欠乏や異臭の原因になります。 定期的な水草の間引き、アオミドロの除去を行っていきましょう。

急激な水温の変化はビオトープに大敵

ビオトープという小さな生態系では、夏の水温の上昇が致命的になってしまうことがあります。そのせいで飼育していた金魚やメダカが全滅してしまうことも。 暑い季節にはすだれをビオトープに掛けて急激な気温上昇を防ぎましょう。 またガーデニング用のスタンドを利用して、地面から距離をとって上げるのもいいと思います。その際はぐらつきを確認し、ビオトープが落下しないように十分気を付けてください。

ビオトープにカラスやネコ対策をしておこう

ビオトープの一番の大敵はネコやカラスによる、外からの侵入者です。 ネコやカラスが水を飲みに、または水遊びに来たとき、ついでに魚を食べてしまうことは実際に経験があります。 特にカラスは賢いので、魚の味を覚えてしまったら狙ってやってくるようになります。 対策としては網を掛けておいたり、小さいビオトープなら100円で購入できる焼き肉用の網を設置しておくといいでしょう。

ビオトープおすすめレイアウト①水位を変えてみる

シンプルなビオトープもいいけれど、高低差のあるダイナミックなレイアウトに挑戦してみたいとき。生育域が違う植物を同じ鉢で育てたい人向けのレイアウトを紹介します。 高低差をつけるやり方を覚えると、ビオトープのバリエーションも増えて、もっと楽しくなりますよ。

あぜなみを使ってビオトープに高低差を出す

高低差を出して、少し本格的なビオトープに挑戦したいとき、重宝するのが「あぜなみ」です。 あぜなみとは主に水田での水位の調整やモグラの穴を塞ぐ作業に使われる、波打ったプラスチック性のシートのことです。 作り方は簡単です。 ①あぜなみを適当な大きさに切って、水鉢を仕切ります。 ②土の量をあぜなみの高さに調整します。 こうすると片方は深く、もう片方は浅く、といった水位の調整が出来るます。ぜひ試してください。

水位に合わせて植物を植える

あざなみが崩れないように土を盛ったら、水位に合わせた植物を配置していきましょう。 湿地を好むショウブやヘラオモダカを水位が浅くなる部分に植え、スイレンなどは十分に根元が水に沈むように、水位が深い場所に配置します。 植物は種類ごとに好む生育条件があるので確認しておきましょう。

ビオトープおすすめレイアウト②石や流木を使って本格的に仕上げる!

お客さまを迎える玄関先に見栄えのいい本格的なビオトープを造ってみたい! 初心者でも市販の流木や大きめの石を使ってレイアウトをすれば簡単に本格派になりますよ。

本格風ビオトープは鉢選びがポイント!

本格派ビオトープの作り方のポイントは水鉢選びです。 円形のお椀型で渋い焦げ茶か、黒い水鉢が見栄えよく仕上がります。 陶器製はもちろん重厚感があってステキですが、プラスチック製が将来移動させたいときに便利かもしれません。

奥行きを意識して配置しよう

ビオトープの作り方の手順通りに、土や砂利を入れます。ビオトープに配置したい深山石などの石はタワシでなどでよく汚れを落としておきます。 水を注いで配置して行きますが、ここからあなたのセンスの見せ所です! 植物を植えている鉢が目立たないようにしたり、流木を水面から出したりイメージを膨らませながら配置して行きます。 作り方の基本は、奥の方に背の高いものを、手前に背丈の低いものを、です。

背景を工夫するだけでも本格風ビオトープに!

初心者用ビオトープセットなどで作ったシンプルなビオトープでも、背景を工夫すれば驚くほど様になります。 おすすめはすだれです。壁ぎわに立てかけて、その手前にビオトープを設置すればちょっと品を漂わせることができます。

流木は拾ってきたものを使ってはダメ!

公園で手頃な木の枝や旅行先で流木などを手に入れ、それをビオトープのレイアウトに使いたいと思うかもしれません。けれど止めておきましょう。 拾ってきたものには寄生虫や、予期しない病害菌が住み着いている場合があります。 もしどうしても気に入って使いたい時は殺菌消毒をして使いましょう。 殺菌消毒の仕方は煮沸消毒が最も効果的です。流木の中には樹脂やタンニンが溶け出すものもあるので、鍋は使い分けてくださいね。

ビオトープ作りで絶対に守って欲しい約束

ここからはビオトープ作りで必ず守って欲しい約束事を書いています。

絶対にビオトープ外に生物を出してはダメ

ビオトープのレイアウトを変更するとき、ビオトープを片付けるとき、余った生体はどうしますか? 「ビオトープで使った水草や魚を外に放してはいけません」 たとえばビオトープに外来生物を使っていた場合、それを近所の池や川に放すと生態系のバランスが崩れます。 ポピュラーな水草であるホテイアオイは元々南アメリカ原産の外来種です。水質浄化のために持ち込まれまれた水草ですが、繁殖力が強く在来動植物を駆逐してしまうため、世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。

日本由来の動植物でもダメ

日本由来の動植物でも、気軽に放流してはいけません。 国産の野生種であるクロメダカでも生息している地域で遺伝子が異なります。メダカの遺伝子は詳しく解析されており、南日本だけでも9種類に分類されるそうです。 もし生息域が異なるメダカを放流してしまうと、遺伝子汚染と言って多様な生態系を壊してしまう原因になります。その地特有のメダカを絶やしてしまうことになるのです。 飼育したものは最後まで責任を持つ。魚でも植物でも同様です。

手軽に自然を楽しめるビオトープにぜひチャレンジしてみて!

いまやビオトープとは身近に感じられる生態系となりました。シンプルな作り方で誰でも取り組め易いのと、奥深い自然の仕組みを学ぶ場にもなっています。 今回ご紹介した作り方を参考に、あなただけの癒やしのアクアガーデンをつくってみてはいかがでしょうか。

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