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ソーホースブラケットでDIYしよう!知らなきゃ損するアイデア集もご紹介!

ソーホースブラケットは、2×4材を差し込むだけで作業台やテーブル、看板など様々なものが簡単に作れちゃう金具です。解体して持ち運ぶこともできるので場所を選びません。ソーホースブラケットでdiyに挑戦してみましょう!色んなアイデアもご紹介していきます。
2020年8月27日
gauyorim
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ソーホースブラケットとは

ソーホースとは木挽き台(こびきだい)のことで、木を切るための台になります。斜めに出た足が馬にみえることからそう呼ばれているんですよ。 このソーホースを簡単に組み立てるための金具が、ソーホースブラケットです。2×4材というdiyにおなじみの木材を差し込むだけでできあがります。 アメリカにあるFULTON(フルトン)社が、製造しています。

2×4材とは?

2×4材は「ツーバイフォー」と呼びます。diy未経験の人でも聞いたことはあるんじゃないでしょうか。呼び名の由来は、2インチ×4インチだから。 3種類の樹木「SPRUCE(スプルース)・PINE(パイン)・FIR(ファー)」からできていて、この頭文字をあわせた「SPF材」とも呼ばれています。 ソーホースブラケットはこの2×4材があってこそ、なりたちます。

2×4材の魅力

2×4材は、カットが簡単でクギも楽に打てるなど、手を加えやすいことから人気があります。アメリカの住宅では、2×4工法が主流なんですよ。 それに安いのが魅力です。また、規格が統一されているのでdiyを行う上での情報などが共有しやすく、色々と都合が良いのも大きなポイントです。 ホームセンターで買えますし、お店でカットをお願いできる場合もあるから扱いやすいんです。

ソーホースブラケットでできること

ソーホースブラケットは本来、木挽き台を組み立てるための金具です。ところがdiy愛好家たちのアイデアによって、様々な使い方(テーブル・ハンガーラック・看板・自転車スタンド等)が生み出されています。 使い方しだいでは、とってもおしゃれに仕上げることがきますよ。 作り方と解体が簡単なことから、キャンプなどのアウドドアでも重宝されています。

ソーホースブラケットの利用イメージ

ソーホースブラケットはクリップみたいな仕組みをしています。 使い方は、下部に2つの差し込み口がありますので、そこへ2×4材を入れます。これだけで三角状に立つ脚(あし)ができあがります。 そして上部のクリップになっている部分で木材をはさむというわけです。 このクリップと脚を上手に組み合わせるアイデアによって、様々な家具を作り出すことができます。

例えばテーブルを作る場合

ソーホースブラケットを脚にして受け手となる木材をはさみ、天板をのせればテーブルができあがります。作るというよりも組み立てて設置するという方が合っているかもしれませんね。 このように簡単な作り方なので、diyをやったことがなく作り方も知らない場合でも問題ありません。アイデアが豊富な人は工夫をつめ込めますよ。

ソーホースブラケットのメリット

ソーホースブラケットの正しい使い方として、2×4材を差し込んだあとにネジでとめる工程があります。ここをあえてネジどめしないことで、簡単に解体することができ、移動が楽になります。アイデアのひとつですね。 そのため、アウトドアだったり、お店、会社、イベント会場など、一時的に設置するようなシーンで大活躍してくれますよ。 ただし、ネジどめしていないので外れやすく強度に不安がでてきます。

用途に合わせて高さを変えられる

ソーホースブラケットをネジどめしない利点に、脚の長さをいつでも変更できるということがあります。長さの違う2×4材を差し替えて、天板と脚を固定しなければ、そのつど用途にあった高さのテーブルに変身させられるんです。 脚を折りたためる、かんい的な台もありますがサイズをふまえれば、自分で作ってしまった方が早くて安く済む場合があります。

強度を維持してコンパクトに

ソーホースブラケットと2×4材をネジどめしないメリットについて説明しました。 ですが、ネジどめしても折りたたむことはできます。三角状に開いた脚を閉じるだけです。2×4材を取り外して解体することが簡単ではなくなるものの、強度を保ったままある程度はコンパクトにできるので、持ち運びは可能でしょう。 脚の長さを変える必要がない場合におすすめです。


作業台を作って体の負担を減らす

作業台がない状態でdiyをしていると、長時間に渡り体に負担のかかる姿勢で作業することになります。これを続けてしまうと、腰を痛めたり、不自然な姿勢からバランスを崩して思わぬケガを負ってしまいかねません。 体にムダな負担をかけないようにするため、ちょうどいい高さの作業台を用意しましょう。高さや大きさをいつでも変えられるソーホースブラケットで作るのが最適です。

ソーホースブラケットの種類

ソーホースブラケットにはいくつか種類があります。 耐えられる重さが、135kgのものと、180kgのもの、227kgで蝶ナットを固定するタイプなど。他にも2×4材でなく、2×2材用のソーホースブラケットもあるんですよ。用途にあわせて選んでくださいね。

ソーホースブラケットと素材の購入方法

ソーホースブラケットはネットで購入できます。または、大きなホームセンターであれば置いている可能性が高いですよ。 2×4材を扱うホームセンターは多いので、近くのお店に行ってみましょう。買う時、希望の長さにお店でカットしてもらえば持ち帰るのが楽になります。 ただし、カットが有料だったり、自分でカットしなければならないお店もありますので、事前に確認が必要です。

ネジは自分で用意する

ソーホースブラケットの説明書では、ネジじゃなくクギを使っています。でも取り外しが簡単になるネジの方がおすすめです。 いずれにしても同梱されていないので、ソーホースブラケットと一緒にネジも購入しておきましょう。ネジどめをしないということでしたら必要ありません。

おすすめのネジ

ネジを入れる前に空けておくネジ穴を下穴といいます。この下穴を空けないでそのまま使えるコーススレッドがおすすめ。さらに外で使うことも考えて、サビにくいステンレス製のものがいいですよ。 長さは2×4材の厚みよりも短いものにしてください。かんつうしてしまいますので。逆にあまり短いと強度が弱くなります。

ソーホースブラケットにおすすめな道具

ネジをしめるなら電動ドリルがあると便利です。手でもネジをつけられますが、数があると大変になってきます。 これからdiyを始めようと思っているなら持っておいた方がいいですよ。コード式のものは電源がないと使えませんし、コードがじゃまになることが多いので、バッテリー式のものを選びましょう。 中でもおすすめの電動ドリルを2つご紹介します。

おすすめ電動ドリル.1

握る部分にバッテリーが入っていて、コンパクトで使い方は簡単です。重すぎないので疲れることなく扱えますよ。それにパワーとバッテリーの持ちも十分! バッテリーが予備とあわせて2個あるので、1個は使用しながら、使っていない方を充電できます。つまり充電待ちの必要がなく、diyの作業に支障をきたしません。 他にも回転速度を変えられたり、ベルトに付けられるホルスターが付属しています。

おすすめ電動ドリル.2

こちらはインパクトドライバです。上記のドライバドリルと同様バッテリー2個、ホルスター付き。 ドライバドリルは回転だけの機能ですが、インパクトドライバは回転に加えて打撃力を持ちます。そのためネジを強くしめつけられますので、かたい素材や長さのあるネジに向いています。 ソーホースブラケットと2×4材ならドライバドリルで十分ですが、今後もdiyを続ける場合には検討してみてください。

おしゃれなソーホースブラケットの使い方


ソーホースブラケットでテーブルなどを組み立てるだけでは、寂しさもあります。やっぱりおしゃれにしたいですよね。 おしゃれの決め手はペイントです。色あざやかなペンキで彩るもよし、ワトコオイルやブライワックス、ヴィンテージワックスでアンティーク感をだすのも素敵です。 天板の材質にもこだわれば、もっとおしゃれになりますよ。

ペイントの手順

ペイントした素材を使った作り方は、先に色を塗ってから組み立てていく流れになります。ゴムの手袋をつければ塗料が手につかずに済みますよ。 ヴィンテージワックスなら、ワックスをスポンジで塗っていきましょう。つけるワックスの量によって仕上がりの印象が変わってきます。わざと雑に塗ってムラをだし、おしゃれな雰囲気を楽しむのもありです。

ソーホースブラケット作品の作り方

ソーホースブラケットを使った、簡単なテーブルの作り方・注意点をご紹介します。 用意するもの(素材・道具)は、ソーホースブラケット、2×4材、天板用の板、ネジ、電動ドリルです。 ソーホースブラケット自体は、2×4材を差し込み、ネジでしめるだけです。用途によってネジはしめなくてもOK。これを2セット作ります。 先にどういったものを作るのか設計して、2×4材を購入、カットしましょう。

テーブルの作り方

ソーホースブラケットのクリップ部分に、天板を支える板として2×4材をハサみます。この長さは天板のタテはば(短い方)に合わせるといいでしょう。 ソーホースブラケットを三角状に開き、天板のヨコはば(長い方)よりも少し短い距離になるよう2セットをそれぞれ配置します。 その上に天板を置けば完成です!

注意点

このままだと天板を置いているだけなので、使い方によっては天板が落ちて最悪の場合、事故につながる可能性がでてきます。 しっかりとしたテーブルにするなら、天板と支える板を金具とネジで固定してしまいます。接着剤でくっつける方法もありますよ。

ソーホースブラケットの上手な使い方

ソーホースブラケットに2×4材を差し込む際、スッと入らないことがあります。 そんな時は2×4材の角を取ってしまえば、スムーズに差し込めるようになりますよ。カッターで軽くこそぐ感じで大丈夫です。 それでもかたい時は、ゴム製のハンマーでコンコンたたけばハマっていきます。 単純なことですが、ソーホースブラケットを上手に使いこなすワザのひとつでもあります。

ソーホースブラケットで作る作業台

ここからいくつか、素敵なアイデアによってソーホースブラケットを有効活用したdiy作品をご紹介していきます。 とっても便利なものばかりなので、知らないのは損ですよ。アレンジ方法として覚えておきましょう!自分なりのアイデアを加えるのもいいですね。 まずは作業台をご覧ください。

ほどよいサイズ感の作業台

自分の身長や姿勢に合わせた作業台です。だからDIYがはかどって仕方ありません!作業台なので、ソーホースブラケットと2×4材、天板と支える板はネジでしっかりと固定しています。 大きなものをよく作る人は、天板を大きくすればスペースも広くなりますよ。

ソーホースブラケットで作るデスク

ソーホースブラケットを使ったアイデア作品として、デスクは基本です。大きいものならテーブルとしても使えますね。 デスクやテーブルはペイントが映えるので、おしゃれに加工する楽しみが大きいです。

仕事用の広めなデスク

ソーホースブラケットを8個使った広いデスク。 大きな天板を用意できなければ、ソーホースブラケットを4個使った普通サイズのデスクを2つ並べて広くしてもいいですね。いくつでも組み合わせられるから、会社でも使えるんじゃないでしょうか。 シンプルだけど2×4材の温かみが感じられるおしゃれな雰囲気です。


お子さん向けの勉強机

スクスクと成長し身長が伸びる子供たち。勉強机も成長にあわせたサイズにしたいものです。姿勢も悪くならないように気をつけないといけませんから。 そこでソーホースブラケットで作るデスクが役に立ちます。2×4材の長さを変えるだけで、机の位置も高くしていくことができますよ。

ソーホースブラケットで作る自転車スタンド

アイデアが活きるソーホースブラケットを使った自転車スタンド。 本格的だったり特殊な自転車に乗る人が増えてきました。スタンドが付いていない自転車もあって置き場所に困ることも。自分でちょうどいいのを作っちゃいましょう。

サドルをのせるタイプの自転車スタンド

ソーホースブラケットで挟んだ板にサドルをのせるタイプです。 自転車にスタンドがなく、立てかけることも難しい場合に最適ですね。スペースがあるなら、板を長くすることで複数台駐車することができますよ。

ソーホースブラケットで作る看板

ソーホースブラケットで看板も作れます。作り方はシンプルなのに、おしゃれでちゃんと使えます。 使い方としては、飲食店の営業状況、ウェルカムボード、お部屋のインテリアアイテムなどがありますよ。

カフェでも使える看板

作り方は簡単で、ソーホースブラケット2組で板をハサみ、そこに看板部分を吊るすだけ。 木の質感がおしゃれで、こだわりのカフェやレストランでも違和感がありません。こういうおしゃれな使い方をされて、ソーホースブラケットも喜んでいるかもしれませんね。

ソーホースブラケットで作るハンガーラック

最後に、生活に欠かせないハンガーラックをご紹介します。作り方はこれまでみてきたものと同様です。そこにフックなど、ハンガーをかけられるパーツを取り付けるだけで完成します。 ソーホースブラケットで作るメリットとして、高さを変更できることと、拡張が可能ということがあります。服をかける部分の板を長くすれば、増えた服を全て収められますよ。

まとめ

アイデアしだいでテーブルなど様々なものが作れるソーホースブラケット。使い方は簡単です。どれも作り方は難しくありません。初めてのdiyにぴったりのアイテムなんです。 ペイントをほどこすなど、おしゃれにもアイデアを活かして、自分だけの使い勝手がいいこだわりの作品を作ってみてください。