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カメラリュックとは?買う前に知っておきたい9のポイントをご紹介!

現在では様々なタイプのカメラリュックが販売されていていますが、自分の使い道に合ったものを選ぶのはなかなか難しいですよね。この記事では、カメラリュックの選び方のポイントや、その他のカメラバッグの種類、価格帯ごとのカメラバッグの特徴について解説していきます。
2020年8月27日
くらさとごう
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カメラリュックとは?

一眼レフを購入したあと、次に買いたいものといえばカメラリュックですよね。カメラリュックとは、その名の通り、カメラを収納するリュックですが、一般的なリュックと異なり、一眼レフカメラを収納するために適した機能やサイズ感となっています。 カメラリュックはどれでもいいと思って適当に購入すると、意外に自分に合わなくて使いづらいという思いをされる方も多いと思います。それもそのはずで、カメラリュックには非常にたくさんのタイプがあり、メーカーも多種多様であるため、選ぶのが大変難しいのです。 この記事では、自分に合ったカメラリュックを選ぶために、買う前に知っておきたいポイントについてや、カメラリュックの種類、カメラリュックの価格帯と機能性について解説します。

選ぶポイント1:適切な容量とサイズのカメラリュック

カメラリュックの容量やサイズは、実に多種多様となってます。カメラリュックに、三脚などカメラ以外のものを入れたい方は、大容量のリュックを選ぶのが良いですが、逆にカメラのみしか入れない方は、大きすぎる容量のリュックを買うと、一眼レフカメラが揺れてしまい、壊れてしまう可能性があります。 カメラリュックのみを収納する場合は、12リットル程度の容量で十分です。このくらいの大きさだと、一眼レフカメラ本体と、レンズが3つほど収納できるでしょう。軽いハイキングなどで持ち歩く際にはこれがいちばん 適しています。また、普段使い用としてもちょうど良い容量でしょう。パソコンを収納したい場合は、パソコン収納用のポケットがついているものを選んだ方が、一眼レフカメラとパソコンがぶつかることがなく安全です。 一般的に、アウトドアの際、登山で一泊して帰ってくるためのカメラリュックとしては30L前後の容量がおすすめです。いわゆるカメラリュックといえば、このタイプの容量がいちばん多くなっています。 アウトドアでテントに泊まる人や、遠征に行く人は、防寒着やその他必要なものが出てくるため、50L以上の容量のカメラリュックとなります。その際は、カメラのことだけでなく、様々な面も考慮しなくてはならないので、30Lの容量のものほど機能が充実していない場合もあります。 大容量のリュックを選んだ際は、リュックの中にカメラ収納用の仕切りがついているものを選ぶと良いでしょう。一眼レフカメラがリュックの中で固定されるため、荷物が少ない時でもカメラの部品同士がぶつかって傷つくなんてことは起こらなくなります。

選ぶポイント2:自分の体型に合ったカメラリュック

カメラリュックを買った時に、いちばん失敗したと感じるのは、自分の体型に合ってないものを買ってしまった時です。軽くお散歩する時にカメラリュックを背負うのであれば大したことはないのですが、多くの機材をカメラリュックに詰め込む際や、長時間険しい道を歩く登山の際には、カメラリュックが自分の体型に合っていることがとても大事です。 自分の体型に合ったカメラリュックを選ぶためにチェックするポイントは、フィット感です。

フィットしたカメラリュックを見つけるためには、自分の背面長に合ったものを選びましょう。背面長とは、首を下に曲げた時、後ろ側で突出する骨から、腰の骨までの長さを指します。自分の背面長よりも丈が長いカメラリュックを選んでしまうと、お尻に大きな負担がかかり、歩く際に邪魔となります。また、背面長よりも丈が短いカメラリュックも、腰に大きな負担がかかってしまうので避けましょう。 また、肩にかかるひも(ショルダーハーネスと言います)が固すぎて食い込まないか、背中のバッグパネルはしっかりフィットするかなども確認しましょう。いくら自分の丈に合ったリュックでも、肩や背中に負担がかかると疲れてしまいます。

選ぶポイント3:ヒップベルト・調整ベルトが付いているカメラリュック

ヒップベルトとは、その名の通り、腰辺りで巻きつけることのできるベルトで、荷物の重さを腰にまで分散することができます。これがあるとないのでは、肩にかかる負担の大きさが全く異なるため、特に女性がカメラリュックを選ぶ際の重要なポイントとなります。

また、調整ベルトは、ショルダーハーネスやリュックの蓋についていることが多いです。特にショルダーハーネスが肩にしっかりフィットするためには調整ベルトが必要なので、事前に確認をしましょう。

選ぶポイント4:自分の気に入ったデザインのカメラリュック

カメラバッグは機能性も大切ですが、同じくらいデザインも大切です。最近は女性の方も一眼レフを持ち歩くようになったので、女性向けの可愛らしいデザインのカメラバッグも増えてきました。特に女性用だと、普段使いできるような、コンパクトで可愛いデザインのカメラバッグがたくさん売られています。 機能も大事ですが、デザインも自分の気に入ったものを選びましょう。

選ぶポイント5:使い道に合ったカメラリュック

カメラリュックは使い道によってデザインが大きく異なることも特徴です。 例えば、アウトドアスポーツの様子などを一瞬も漏らさず撮影したい時は、一眼レフカメラが取り付け可能なカメラリュックというのもあります。あまり一般的ではないですが、スキー選手の背中にカメラをつけたカメラリュックを背負わせて、その臨場感を撮影したい時などには、この方法が使われます。


散策用であれば、コンパクトですぐに取り出しやすいカメラリュックが良いですし、登山用であれば防水性がしっかりしていたり保護性に優れているものを選ぶなど、カメラリュックに求めることは当然異なってきます。自分がなんのためにカメラリュックを買うのか決めてから選ぶと良いでしょう。

選ぶポイント6:荷室が付いているカメラリュック

カメラリュックの利便性をかなり左右するのが、いくつの気質をもつデザインかです。複数の気質がついているカメラリュックは筆記用具やメモ帳など細かいものを入れるのにも役立つし、大きいものだとノートパソコンや雑誌なども収納することができます。

気質の大きさも様々で、普段使いでも便利なようにポケットがついてるもの、三脚の収納などのためにつけられたもの、パソコンのような薄型のものを収納するものなど、様々なタイプがあり、それによって使い勝手がかなり異なります。 一般的には、2気質のものが便利ですが、コンパクトなタイプを使いたいのであれば、1気質のもので十分でしょう。 購入する際には、気質の内部デザインまでしっかりチェックして、使いやすいかどうかどうか確認しておきましょう。

選ぶポイン7:カメラが取り出しやすいカメラリュック

突然のシャッターチャンスを逃さないためにも、カメラの取り出しやすいカメラバッグがいいですよね。 カメラの取り出しやすさを考えた時、前掛けがついているカメラバッグだとどうしてもカメラが取り出しずらかったり、レンズ交換かしにくかったりという問題があります。また、仕切りが少ないものも、カメラが固定されてないので若干取り出しにくく使い勝手が悪く登山などのアウトドアには向いていません。 一眼レフカメラの取り出しやすさを考えるのであれば、チャックひとつで取り出せるデザインのものか、収納性が高いデザインのものかなどに注目すると良いでしょう。ショルダーバッグタイプのものは、取り出しやすいことから女性にも最近人気となっています。 また、カメラリュックのサイドにレンズ交換用の収納スペースがついているものは大変便利なようです。取り出しやすさという点も考えて選びましょう。

選ぶポイント8:防水機能が充実しているカメラリュック

登山やキャンプなどのアウトドア系イベントの際、気にかけなくてはいけないことのうちの一つが、雨天時の対策ですよね。防水機能がしっかりしてないと、土砂降りの雨で高価な一眼レフがびしょ濡れになって故障、、、なんてことも起こりかねません。そのため、防水機能がしっかりしているものを選びましょう。 大体のカメラリュックは、防水性のある生地で作られていますが、そのほかに。そのカメラリュック専用のレインカバーがついているものもあります。 また、地面にカメラリュックを置いて底が濡れないように、底部の防水性がしっかりとしているものを選ぶようにしましょう。

選ぶポイント9:頑丈なカメラリュック

カメラリュックは基本的に耐久性があるものですが、近年ではその人気の高まりから、海外で大量生産されることも増えてきており、縫製やデザインなどが簡素化されたものも増えてきています。

軽く散歩する程度の時に使うカメラリュックならそれでも良いのですが、登山やキャンプなどで一泊するなど、本格的なアウトドアを楽しむ際には、細部までしっかりとしたカメラリュックを使用することが大切です。登山中にリュックが壊れたりしたら大変ですよね。また、カメラ機材は重いものなので、それなりに耐久性のあるものじゃないと持ち運べません。

丈夫なカメラリュックの見分け方は難しいですが、カメラリュック専門のメーカーで作られているものはかなり信用できます。逆に、海外などで作られていて、普段使いのバッグとあまり変わらないようなものは、少し気をつけたほうが良いかもしれません。

せっかくカメラリュックを購入するのであれば、少し値段は張るかもしれませんが、質の良いものを買ったほうがあとあと安心できるでしょう。


カメラバッグのタイプ

ここまで、カメラリュックの選び方のポイントについて書いてきましたが、カメラリュックは数あるカメラバッグの中の一種類で、ほかにも様々なタイプのものが存在します。 ここでは、カメラバッグの種類やそれぞれの機能性について解説していきます。

カメラバッグの種類1:ショルダータイプ

最近人気のカメラバッグとして、ショルダータイプのものがあります。 ショルダータイプのカメラバッグは、街中へ散歩に出かける時など、手軽にカメラを持っていきたい時に使いやすいタイプです。コンパクトで軽いため、女性も気楽に持ち運ぶことができます。

また、ショルダータイプのものはデザインが豊富で、普段使いできるようなものも多数揃っています。登山など本格的なアウトドアはあまりしないけど、日常的にカメラを持ち運ぶためのカメラバッグが欲しいという方は、ショルダータイプのものから買ってみるのも良いでしょう。 そしてショルダータイプのいちばんのメリットは何と言っても取り出しやすさです。リュックのように、いちいち肩からおろしてカメラを取り出す必要がなく、レンズの取り換えもすぐにできることから、初心者の方は特に使いやすいと感じることができるのではないのでしょうか。

ただし、逆に、ショルダーバッグはあまり容量が大きくはないため、一眼レフ本体とレンズのみを持ち運ぶのが通常です。通常は一気質なので、細かな部品を入れるのにも適していません。また、片方の肩にだけ重みがかかるため、登山などのアウトドアで長時間使用するのには適していません。撮影の際に、バッグが少し邪魔に感じるというデメリットもありますので、選ぶ際には慎重になりましょう。

カメラバッグの種類2:リュックタイプ

この記事でも紹介してきましたが、やはりカメラバッグといえばリュックタイプが一般的ですよね。機能性に優れていることや、大容量の収納も可能であること、それでいて携帯しやすいことからカメラバッグの中でもっとも主流なものとなっています。一眼レフカメラにも慣れてきて、三脚やレンズ、レフ板など機材が増えてきたら、このリュックタイプのものを選ぶのが良いでしょう。 リュックタイプには、スペースを自由に使うことができる一気質のものと、上と下にスペースが分けれている二気質のものがあります。一気質のものは、基本的には一眼レフとその付属品を入れることに特化したリュックタイプで、容量も小さめのものが多いです。二気質のものは、下に一眼レフの機材を収納し、上にそのほかのものを携帯できる作りになっています。例えばキャンプの時などには、下に一眼レフカメラを、上にキャンプ用の着替えや備品などを入れて持ち運べるというものです。 やはりリュックタイプのメリットとしては、両手が開くという点ですね。また、負担も両肩にかかるため長時間歩く際にも疲れにくく登山などのアウトドアには向いています。 ただし、ショルダーバッグよりは一眼レフを取り出しにくいことは覚えておきましょう。

カメラバッグの種類3:メッセンジャータイプ

メッセンジャータイプとは、肩に斜めがけできるタイプのカメラバッグです。女性に人気なタイプで、ショルダータイプとリュックタイプの中間のような形のものです。使いたい時に、メッセンジャータイプのものは、肩からくるっと回すことができるので、すぐにカメラを取り出すことができます。また、ショルダーバッグよりも体へフィットし、動作の邪魔をすることもありません。そのため、自転車に乗る際などに適しているタイプです。 ただし、メッセンジャータイプは片方の肩にだけ負担がかかるので、容量はあまり大きくありません。カメラ機材のみを持ち運ぶ程度なので登山などのアウトドアには向いていないことも考慮しましょう。

カメラバッグの種類4:ウエストバッグタイプ

ウエストバッグタイプは、腰に巻きつけるタイプのカメラバッグです。軽いため女性にも使いやすい形です。こちらも両手が開くため、大変使いやすい作りとなっています。また、撮影をしたい時にすぐにカメラを取り出せるという点も、ウエストバッグの良いところでしょう。 また、ウエストバッグは使わない時はバッグを後ろに回すこともでき、動作の邪魔をすることもありません。メッセンジャータイプのものと同じように斜めがけすることも可能です。 ただし、ウエストバッグタイプのものは、カメラ本体と、レンズ1つくらいしか収納することができません。何個もレンズを持ち運びたい人には不向きなので、ちょっと散歩がてらカメラを持ち運びたい人向けのバッグだと考えてください。

カメラバッグの種類5:キャリーバッグタイプ


カメラを何体も持っているプロのカメラマンなどは、カメラ収納専用のキャリーバッグタイプを使います。海外にカメラを持っていく場合などに適しており、収納力は抜群なのですが、持ち運びの際にかなり邪魔になり、初心者や女性の方には向いていません。もちろん登山などのアウトドアにも使えません。 カメラが増えてきたら、購入を検討してみるのもいいのではないでしょうか。

価格別のカメラリュックの特徴

カメラバッグは大きさや性能によって大幅に値段が異なります。ここでは、カメラバッグの価格別の特徴について、解説します。

~5000円のカメラバッグ

カメラバッグの中でもっとも安い価格帯となります。この価格帯だと、ショルダータイプやメッセンジャータイプなど容量の少ないものが多く、たまに小型のカメラリュックを見つけることもできます。女性らしいデザインのバックもこの形のものが多いです。初めてカメラバッグを買うという方は、まずは5000円前後のカメラバッグから買ってみるのも良いかもしれません。

5000~10000円のカメラバッグ

一般的なカメラリュックはこの価格帯となっております。質も安定していて、もっとも人気の高いカメラリュックがここら辺の価格帯のです。ただし、この価格帯のカメラリュックだと、あまり容量が大きいものはなくて、荷室も付いていない場合もあるので、サイズは事前にチェックする必要があります。女性が気軽に持ち運べるサイズです。 カメらを持ち運ぶだけために初めてアウトドア用のカメラリュックを初めて購入する場合は、5000~10000円ほどあれば問題ありません。

10000~15000円のカメラバッグ

大容量のカメラリュック、または荷室が複数ついているようなカメラリュックが、主にこの価格帯になります。本格的にアウトドアをする場合や、カメラ機材以外のものを持ち運びたい人には、こちらのカメラバッグがおすすめです。女性らしいデザインのバッグもこの値段になってくるとたくさんあります。 ここら辺の値段になってくると、ブランドも決まってきて、質もかなり安定しますが、初めて購入する場合は、勝手がまだ分かりにくいので、購入の際は慎重に検討しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、カメラリュックを選ぶ際のポイントや、その種類、価格帯ごとの特徴などについて解説しました。 一眼レフをせっかく購入したなら、カメラリュックにももちろんこだわりたいですよね。何気質のカメラリュックを買うかなど、自分の使い道にあったカメラリュックをしっかり選んで、楽しいカメラライフを送りましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。