パンジーってどんな花?
パンジーとは、ヨーロッパに分布するたくさんの種類のスミレをかけ合わせてできた園芸植物です。秋に種をまくと、晩秋から花が咲き始めて春まで楽しむことができます。成長が早いのもパンジーの特徴です。
高温多湿が苦手なため、夏越しができず夏になると枯れてしまうことがほとんどです。ですが、冬の季節を鮮やかに彩るパンジーは、とても人気のある植物です。
育て方や手入れ方法も、初心者でも難しくありません。花壇やプランター、寄せ植えなどたくさんの楽しみ方があります。花の大きさや色のバラエティーも豊富で、パンジーだけでもいろいろ楽しむことができます。単価も安いため、たくさん購入することもできます。
ビオラとパンジーは咲く季節が同じ?
パンジーとビオラはとてもよく似ています。ビオラは、小さい花がたくさん咲く品種です。パンジーとビオラに違いはなく、花の形だけで判断されます。育て方も手入れ方法も、開花時期でさえもパンジーと同じです。そのため、パンジーとビオラを寄せ植えで植えると、手入れがとても簡単です。
パンジーの開花時期と見頃の季節
見頃の季節を知ろう!
パンジーの見頃の季節についてご紹介します。パンジーのおすすめの見頃時期は、冬です。冬の花壇は、すこし寂しげな印象になってしまいがちですが、その分パンジーの鮮やかさが際立って見えます。
もともとパンジーは、春咲きの植物でしたが、今では秋咲きや冬咲きの品種があり、夏以外の季節で楽しむことができるようになりました。
パンジーを購入するときに気を付けること
パンジーの苗を購入するときに気を付けておきたいことについてご紹介します。パンジーの苗は、9月~3月まで販売されています。葉の色が濃いものを選びましょう。全体を見比べて、ひょろひょろ伸びているものや、ポットの底から根が出てきているものは購入しないようにしましょう。
パンジーの植え付け方法
種からの育て方
種まきをする時期は、8月下旬~9月初旬です。8月中に種をまいておくことによって、秋から冬には花を咲かせてくれます。種まきが秋になってしまうと年内の開花は難しいです。パンジーの見頃の時期にあわせて種まきをしましょう。
パンジーの発芽温度は、20度前後です。夏に植え付けるとすこし暖かすぎるので風通しの良い日陰で管理しましょう。発芽したらすぐに日光に当ててあげます。当ててあげないと、ひょろひょろの苗になってしまうので注意しましょう。
発芽さえすれば、あとはほおっておいても育つほど丈夫です。種はパンジーから採取することもできますし、パンジーの種を販売もしています。自分の好きな品種のパンジーの種を購入しましょう。
苗の植え付け方法
苗を購入してから植え付ける時期は、10月~11月の秋ごろです。霜が降りてくる前に苗を植えます。冬の寒さが来る前に、パンジーの根を十分に張っておく必要があります。植え付けるときのポイントは、ポットから出したときの根です。
まれに、根がびっしり張っている場合があります。そんなときは、苗の底の根をはがして側面をほぐしてから植え付けてあげましょう。根は乾きやすいので素早く植え付けましょう。
パンジーの季節に応じた育て方
パンジーは、寒さにとても強い植物です。なので、冬でも防寒をする必要はありません。ですが、寒い風がずっと当たっているような場所では、パンジーの葉の色が変色してしまう可能性があるので注意しましょう。
9月に購入した苗は、できるだけ涼しい場所で管理してあげましょう。パンジーは高温多湿を嫌います。苗を購入するときは、10月以降がおすすめです。
パンジーは、日光に当ててあげなければ花付きが悪くなってしまいます。茎が細くなるのも日光不足が原因です。北向きの場所では花付きが悪くなってしまうので、南向きの場所に植え付けてあげましょう。
パンジーの植え付け後の手入れ方法
パンジーの花が枯れたあとの手入れ方法についてご紹介します。パンジーの花が枯れてしまった後は、実ができます。実ができると、実に栄養を取られてしまうので枯れた花はこまめに摘み取ってあげましょう。
枯れた部分の花びらだけをとるのではなく、花茎を引っ張るようなイメージで付け根から摘み取ってあげましょう。こまめに枯れた花を摘み取ることによって、長く花を楽しむことができます。いつも株がきれいな状態になるように手入れしてあげましょう。
パンジーを増やして次の季節も楽しもう
パンジーは、枯れた花から種を採取することができます。種を採取しておくことによって、次の時期に植え付けることができます。パンジーはどれだけ増えても育て方が簡単なので負担になりにくいです。ぜひ、種を採取して増やしてみてください。
種の採取方法
パンジーの種の採取方法は、まず枯れた花をそのまま放置しておきます。一つの株につき1~2個程度にしておきましょう。そうすることで、実に栄養を取られてもすこしなので株自体が弱ることはありません。
パンジーの花の手入れをしているときに、1~2個ほど種を作る花を決めます。その花にネットを付けて種が飛び散ってしまわないようにしておきます。そのまま放置しておくと、種がはじけてネットの中に入ります。そのネットを取り除いて種の採取は完了です。
パンジーは、同じ模様のものが育ちません。なので、同じ模様のパンジーを育てたいからと言って種を採取してもそんな模様のパンジーが育つかはわかりません。いろいろなパンジーを見ることが出来すので、種を採取して植え付けてみてはいかがでしょうか?
パンジーを季節に合わせてきれいに咲かせよう
パンジーの開花のタイミングを、種から育てることでコントロールすることができます。秋から開花させて、冬に見頃を迎えたい場合は、夏に種まきをして育てます。夏に育てると温度管理が難しいですが、秋には開花させることができます。
暑い場合や、外での温度管理が難しい場合は、室内で育てるのもおすすめです。発芽させることが目標なので、発芽まではしっかり温度管理をしてあげましょう。
パンジーの季節を感じる楽しみ方
パンジーは、冬の花壇を素敵にしてくれる花です。手入れも簡単で育て方も簡単です。なので、他の種類の花との寄せ植えにも向いています。パンジーは、主役になることもできるし脇役になることもできます。
同じ開花時期の花を一緒に植え付けることでお手入れも楽になります。パンジーの開花時期に合わせたおすすめの花についてご紹介します。
初心者の方は、まずパンジーとビオラの寄せ植えをしてみることをおすすめします。開花時期も同じで手入れ方法や育て方も一緒なのでめんどくさくありません。花の大きさがいいコントラストを生んでくれます。
ガーデンシクラメンという鮮やかな小花を咲かせてくれる花も、パンジーとの寄せ植えにおすすめです。冬の花壇に可憐な印象を与えてくれる寄せ植えにすることができます。
花ではなく、木や草をパンジーと寄せ植えすることで一つの作品のような素敵な寄せ植えにすることができます。ドドナエアという木は、秋から冬にかけて紫かかった葉を付けます。根元にパンジーを植え付けることによって、一つの世界観を作ることができます。
木と鮮やかな花の色合いはとても素敵です。 ハボタンも、パンジーとの寄せ植えにおすすめです。葉の色や形なども豊富で、自分好みのハボタンを見つけることもできます。パンジーとの寄せ植えをすることによって全体に立体感を出すことができます。
次に、パンジーを引き立ててくれる植物についてご紹介します。ツタと一緒に植えることで、おしゃれな雰囲気を作りパンジーの存在感を引き立ててくれます。パンジーを主役にしてそだてたい場合におすすめです。
パンジーと寄せ植えをして育てるためには、パンジーと同じように育て方や手入れ方法が簡単な植物を選ぶようにしましょう。
他にも、チューリップなどパンジーより背の高い花を一緒に植え付けることによって、メリハリを与えてくれます。真ん中に背丈の高い花を植え付けて周りにパンジーを植え付けると、華やかさが増しておすすめです。
パンジーで冬の季節を彩ろう
いかがだったでしょうか?パンジーは、開花時期や花の見頃の季節から逆算して開花時期をコントロールすることができます。そうすると、開花のタイミングがつかみやすいです。パンジーは夏以外の3シーズンで花を咲かせてくれます。
上手く育てることで花壇を半年以上パンジーで彩ることができます。花を少し摘み取ってお部屋に飾ったり、別の花と寄せ植えをしたり、たくさんの楽しみ方があります。
パンジーを育てることで、冬の花壇を色鮮やかに彩ってみませんか?一度育てると花壇になくてはならない存在になること間違いありません。ぜひ、育ててみてください。