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アンスリウムの花言葉!色別で変わる花言葉の意味と由来をご紹介!

つやつやと光るユニークな花が特徴的なアンスリウム。アンスリウムは、大切な人へのギフトとしても人気が高い観葉植物です。人に花を贈るときには、花言葉も意識したいですよね。ここでは、アンスリウムの色別の花言葉や、アンスリウムの贈り方などをご紹介します。
2020年8月27日
半田 ふみ
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はじめに

アンスリウムは、ハート形に見える大きな花が魅力の観葉植物です。世話や管理が比較的簡単なこともあり、観賞用としてだけでなく、贈り物としても人気があります。 アンスリウムは品種が多く、その数は実に数百種類にものぼります。その中には、花ではなく葉そのものを観賞するタイプもあるなど、奥が深い植物です。

アンスリウムの特徴

アンスリウムの特徴といえば、つやつやした大きな花です。しかし、花の部分にはよく見ると葉脈のような網目があります。 実は、花に見える部分は「苞」といって、正確には「葉っぱ」なのです。本当の花は「花序」といい、苞から出ている芯のような部分にあたります。 アンスリウムといえば鮮烈な赤色の花が印象的ですが、ピンクや白、グリーン、茶色、紫色など、種類によって色は様々です。 ここでは、アンスリウムの中でも多く流通している、赤・白・ピンクを中心にご紹介していきます。

アンスリウムの花言葉

アンスリウムには花の色ごとに花言葉があります。 花(正確には苞)の形がハートに似ていることから、どの色のアンスリウムも、恋心にちなんだ花言葉を持っています。

花言葉:恋にもだえる心

アンスリウムの花言葉は、「恋にもだえる心」です。「煩悩」という花言葉もあります。どちらも、「恋をしている」というよりは、「恋焦がれる」というような強い気持ちを表しています。 また、アンスリウムには「印象深い」という花言葉もあります。個性的な花の印象そのままの花言葉です。

「恋にもだえる心」の花言葉由来

「恋にもだえる心」はアンスリウム全般が持つ花言葉ですが、とりわけポピュラーな赤色のアンスリウムに由来しています。大きなハート形の花が、胸に抱いた強い恋心を表しているとされたのです。

赤いアンスリウムの花言葉

花言葉:情熱

アンスリウムの中でも、最もポピュラーで、最も印象的な赤色の花。 そんな赤いアンスリウムが持つ花言葉は、「情熱」です。

花言葉由来:赤色と花の形

赤という色そのものに、情熱や生命力のような、エネルギッシュなイメージがあります。 赤いアンスリウムは、大きなハート型の花が鮮烈な赤色をしているため、「情熱」という花言葉が付けられたといわれています。

白いアンスリウムの花言葉

花言葉:熱心


気品あふれる白いアンスリウムは、「熱心」という花言葉を持っています。

花言葉由来:花の形

上品で女性らしい印象の白いアンスリウムに、「熱心」という花言葉は少し意外かもしれません。 しかし、大きなハート形の花には、赤いアンスリウムほどの激しさはないものの恋に熱心なイメージを感じられるため、この花言葉が付けられたといわれています。

ピンクのアンスリウムの花言葉

花言葉:飾らない美しさ

かわいらしくも控えめな印象の、ピンクのアンスリウム。 ピンクのアンスリウムが持つ花言葉は、「飾らない美しさ」です。

花言葉由来:花のピンク色

ピンク色は、優しさや女性らしさといったイメージを持つ色です。 特にピンクのアンスリウムは優しい色をしており、そのままの姿が美しいことから、「飾らない美しさ」という花言葉が付けられたといわれています。

グリーンのアンスリウムの花言葉

花言葉:無垢な心

アンスリウムには、花の色がグリーンの品種もあります。アンスリウムの花が本当は葉であるためですが、なかなかフラワーショップには置かれていない、珍しい品種でもあります。 そんなグリーンのアンスリウムの花言葉は、「無垢な心」です。

花言葉由来:未熟にも見える花の色

野菜や果物は、熟す前は緑色です。 グリーンのアンスリウムは花が緑色の種類なのですが、その緑色に「未熟な状態である」というイメージを持たれました。そのため、「無垢な心」という花言葉がつけられたといわれています。

英語でのアンスリウムの花言葉

花言葉:Hospitality(思いやり)

アンスリウムは、英語では「Hospitality(思いやり)」という花言葉を持っています。 ほかに、「Happiness(幸せ)」や「Abundance(豊か)」といった花言葉もあり、どれも日本の花言葉とは少し異なる印象です。

花言葉由来:多年草であることと花の印象

アンスリウムは、室温や水やりなどをきちんと管理すれば、毎年花を楽しむことができる多年草です。 また、大きく広がった花の形は、見る人に前向きで明るいイメージを持たせます。 そんな花を毎年楽しめることが、「Hospitality」や「Happiness」といった花言葉の由来だといわれています。

アンスリウムの誕生花:8月


アンスリウムは、8月の誕生花です。 アンスリウムが熱帯地域原産の植物で、夏が開花時期であることから、8月の誕生花として親しまれるようになりました。 アンスリウム全般が8月の誕生花とされていますが、色別にも誕生花の日付があります。 それぞれ、赤は6月14日と7月29日、白は8月25日と10月6日、ピンクは3月17日の誕生花といわれています。

開花時期

アンスリウムの開花時期は、5月から10月です。梅雨から夏の終わりにかけての季節に花を咲かせます。 花が咲いている期間が長いうえ、ひとつひとつの花が1カ月程度咲く、非常に長持ちな植物です。 さらに、アンスリウムは毎年花を咲かせる多年草なので、冬の温度や水やりなどを適切におこなっていれば、毎年花を咲かせてくれます。 そんなアンスリウムだからこそ、大切な人への贈り物としても重宝されているのです。

アンスリウムの花言葉の贈り方

8月や、その他さまざまな日付の誕生花であるアンスリウム。アンスリウムをプレゼントするときには、日付だけではなく、それぞれの花言葉を意識して色を選ぶといいでしょう。

こんな人におすすめ

赤いアンスリウムの花言葉は「情熱」です。情熱的な人や、愛する人へのプレゼントに適しています。 特に、男性から女性へ、愛のメッセージとして贈るのがおすすめです。

白いアンスリウムは「熱心」という花言葉を持っているため、仕事や勉強、スポーツに打ち込んでいる人に、褒め言葉や激励の意味を込めて贈るといいでしょう。 また、どんな部屋にもマッチしやすい白のアンスリウムは、友人への新築祝いや引っ越し祝いにももってこいです。 友人の好みによっては他の色でも構いませんが、赤色は火事が連想され演技が悪いため、新築祝いや引っ越し祝いに赤のアンスリウムを贈るのは避けましょう。

ピンクのアンスリウムは、「飾らない美しさ」という花言葉を持っています。そのため、女性へのギフトに向いている花です。 特に、普段はいえない、相手を慕う気持ちを伝える手段として、ピンクのアンスリウムをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

プレゼントの贈り方

アンスリウムの贈り方として簡単かつ一般的なのは、アンスリウムを鉢植えに入れた状態でプレゼントする方法です。 フラワーショップや通販でアンスリウムを購入し、植木鉢の部分をラッピングするのがおすすめです。植木鉢のデザインも含めてお気に入りを探すという手もあります。 また、アンスリウムを切り花にし、花束やフラワーアレンジメントの一部に取り入れる贈り方も人気です。大きな花が全体のアクセントになるうえ、花言葉で気持ちを伝えることもできます。 手入れが簡単で花が長持ちするところも、アンスリウムが贈り物として喜ばれる理由のひとつです。

花と一緒に贈るおすすめグッズやアイテム

花より団子ではないですが、美しいアンスリウムを眺めながら楽しめる、スイーツやお酒が喜ばれるでしょう。特に、普段は口にしないようなスイーツやシャンパンであれば、多くの女性が嬉しく思うはずです。 また、新築祝いや引っ越し祝いにプレゼントする場合は、メッセージカードを添えても喜ばれます。

アンスリウムの飾り方

アンスリウムは直射日光を浴びると変色してしまう恐れがあるため、温かく明るい室内で飾るようにしましょう。 花瓶に一輪挿すだけでも、大きな花や色にインパクトがあるため、十分に存在感を放ちます。 また、白や黒のシンプルな鉢で育てるだけで、おしゃれな印象をかもし出してくれます。 アンスリウムは、寄せ植えのアクセントとしても重宝されます。違う品種を組み合わせた寄せ植えの鉢で育てれば、さらに上級者的な楽しみ方ができるでしょう。


風水情報

アンスリウムは、ハートに似た花の形から、恋愛運をアップさせる風水効果があるとされています。 特に、強い恋心を表す赤色の花と、女性的なイメージのピンクの花は、恋愛運アップの効果が高いといわれ人気です。 アンスリウムを飾る方角は、基本的にはどの方角でも風水効果が期待できます。しかし、恋愛運アップの風水効果をより高めたい場合は、部屋の西側に飾るといいでしょう。 さらに恋愛運ではなく結婚運を高めたい場合は、南東の方向に飾るといいといわれています。 ただし、アンスリウムに直射日光を当てるのは禁物です。無理に日当たりのよい場所に飾って変色させてしまわないよう注意しましょう。

アンスリウム の基本情報

科名・属名

サトイモ科・ベニウチワ属(アンスリウム属)

和名・英名

和名:大紅団扇(オオベニウチワ) 英名:Tailflower, Flamingo flower

原産地

熱帯アメリカ、西インド諸島

花名由来

「アンスリウム」という学名は、ギリシア語で花を表す「anthosaura(アンサス)」と、尾を表す「oura(オウラ)」を組み合わせてできました。花(苞)から花序が尾のように出ていることが、花名の由来です。 英名の「Tailflower(テールフラワー)」も、花が尾のように見えることが、花名の由来になっています。 また、茎も含めた全体を見ると、片足で立つフラミンゴの姿にも似ていることから、「Flamingo flower(フラミンゴフラワー)」とも呼ばれています。

花名由来の豆知識

日本名である「大紅団扇」は、赤いアンスリウムの花を大きな団扇に見立てました。 その団扇のような花は、ハワイではハート形として見られ、「Heart of Hawaii」という花名で呼ばれています。 苞を見るか花序を見るか、またその形がどう捉えられるかによって、様々な花名で呼ばれているのも、アンスリウムのおもしろいところです。

まとめ

自宅の観葉植物としても、大切な人への贈り物としても活躍するアンスリウム。 花の色ごとの花言葉や風水情報などを知れば、より深くアンスリウムを楽しむことができます。 室温の管理や水やりを適切におこなえば、個性的な美しい花を毎年楽しめるのも、アンスリウムの嬉しいところです。 ぜひ、アンスリウムの花言葉に添えて、大切な人に気持ちを伝えてみてください。