セタランニングゲイター Mountain Hard Wear (マウンテンハードウェア)
登山スパッツ ゲーター
Azarxis ゲイター
エンデュランスゲイター OUTDOOR RESEARCH
スタミナゲイターOutdoor Research(アウトドアリサーチ)
はじめに
季節を問わず、山というフィールドは天候、気温が大きく変化しやすい場所です。そのような場所で快適性を高めるのに役立つ装備の1つがゲイターです。 道具としては大した大きさもなく、それほど役に立つように感じることができないと思うかもしれません。 ですが、足首の保護とふくらはぎをカバーするということにはとても重要な役割があります。
ゲイターとは
ゲイター(gaiter)とは日本語では脚絆(きゃはん)、別名ゲートルとも呼ばれます。 スパッツという商品名で扱われることがあり、混同されることがありますが、本来の機能はゲイターとスパッツでは異なります。 スパッツは伸縮性高い素材で作られたアウターウェア(ボトムズ)の一種であり、腰から脚までをカバーするズボンまたはタイツのことを指します。 ゲイターは主に足首から脛(靴とズボンとの間)までを覆う道具です。 その役割は長距離歩行の疲労軽減、むくみの防止、保温、ケガの防止など快適な登山、トレイルランニングに役立つ道具です。
クラシカルなデザインのゲイター、防水性、保温性に特化したゲイターです。 また、枝や岩などからの傷にも高い耐久性を期待できます。5㎜のフェルト生地と革ベルトの昔風なゲイターです。
ゲイターの登山での役割
ゲイターは足首をカバーしていることから、レッグウォーマーと同じように思われるかもしれません。 ですが、それ以外にも小石、雪が靴に侵入を防止する役割、ズボンの裾の汚れを防止する役割があります。 また、登山中に靴が泥、水、雪などで濡れると足から体温を奪われるため、歩行中にストレスを感じながらの登山になります。 ゲイターを着けておけば、靴を濡れにくくなるため、それらのストレスを抑制させる役割もあります。 スネまで覆っている長い物は怪我の予防にもなります。
カナダのバンクーバーで創業した「ヒルサウンド」の高強度のゲイターです。 雪山だけでなく、ウインタースポーツでも使用可能なタイプです。軽く、防水性に優れ、膝下にバックル付きのストラップで着け心地を調整できます。 パンツの裾汚れやダメージから守るにもおすすめです。
ゲイターのトレイルランニングでの役割
トレイルランニングに使用するゲイターは大まかに2種類分けることができます。1つは登山用に使うものによく似た形で丈の短いタイプです。 もう1つはふくらはぎに一定の圧力を加えて疲労軽減と負担軽減に特化したタイプです。 こちらを「コンプレッションゲイター」、「コンプレッションカーフガード」、「カーフスリーブ」などいくつか名前があります。 こちらのタイプのゲイターは直接ふくらはぎに着けるタイプになります。
むくみを軽減することができ、よりよいコンディションに保つために効果的です。 素材が柔らかく馴染みの良いナイロンをベースにしたものですので、着用のストレスを少なくすることを意識しています。紫外線遮蔽率90%以上、トレイルランニング以外でもゴルフや立ち仕事や長時間移動時にも使用可能です。
走りを目的としたトレイルランニング
トレイルランニングは通常の登山よりも走ることに重点が置かれています。 そのため、運動効率を考えて「コンプレッションゲイター」を選ぶのもよいと思います。 または汚れや石、雪の侵入を防ぐことを優先して、靴とズボン裾を覆うゲイターを選ぶのもよいと思います。 もし、その場合は丈が短く動きやすいもの、軽量なものをおすすめします。 運動によるムレを避けるため通気性の良いものが適していますが、その反面、防水性やゲイターの耐久性は登山用のものと比較して低くなりがちです。
コンパクトなゲイターとしてはこちらがおすすめです。足首の保温以外でもサポーターとしてもある程度の期待が可能なゲイターです。 小石が侵入を防ぐのはもちろんですが、山道を走る時に足首の部位にクッションがあり、保護性を高たかめています。
登山におすすめのゲイター5選
登山の時は山の状態を前もって把握しておけると登山がより快適なものになります。 道は濡れているのか、雪は残っているかなど、それらに状況に合わせてゲイターを選ぶとより快適な登山になると思います。 また、取り付けが簡単なものと足首にピッタリと着けるものとあります。それも登山のスタイルに合わせていくことをおすすめします。
登山におすすめのゲイタ―①
セタランニングゲイター Mountain Hard Wear (マウンテンハードウェア)
セタランニングゲイター Mountain Hard Wear (マウンテンハードウェア)
小石の侵入の防止と足首の保温をするシンプルなゲイターとしてはこちらがおすすめします。 ナイロン素材のゲイターで軽くて柔らかく通気性が高いです。 その反面、耐水性は高いものではありませんので、晴れていて、登山道が乾いてる場合におすすめです。
登山におすすめのゲイタ―②
フレックステックスIIゲイター Outdoor Research(アウトドアリサーチ)
耐久性の高いゲイターをご希望の方にはこちらがおすすめです。 防水性と摩耗に強い素材で作られており、山の濡れた道や小石の侵入しそうな場での快適性を高めるのにおすすめです。 形の異なるいろいろなトレッキングシューズやブーツにフィットしやすいデザインとなっています。
登山におすすめのゲイタ―③
登山スパッツ・ゲイター Eco Ride World(エコ ライド ワールド)
登山スパッツ ゲーター
耐水性の高いではゲイターこちらがおすすめです。 耐水圧3000mmまで対応可能な防水透湿機能の持ち、ふくらはぎ全体をカバーするロングゲイターです。 マジックテープで付け外し、ゲイター下部には裾のずり上がりを防ぐストラップと金属フックがあり、足首から膝下までを水や泥跳ねの汚れを防ぎます。
登山におすすめのゲイタ―④
ユニセックスゲイター Azarxis
Azarxis ゲイター
丈の長い登山用のゲイターではこちらがおすすめです。 シンプルなデザインで、メンズとレディース、どちらでも利用できます。固定フックや便利なマジックテープがついているほか、トグルボタンも付属。
雨や雪など、悪天候の日に足を守ってくれることでしょう。また、素材には軽量で破けづらいものを使用しています。登山だけでなく、様々な場面で利用してみてください。
登山におすすめのゲイタ―⑤
エンデュランスゲイター Outdoor Research(アウトドアリサーチ)
エンデュランスゲイター OUTDOOR RESEARCH
伸縮性に優れた素材で軽く、ジッパーで付け外しが容易なゲイターです。 しかも足の可動域を狭くしないように斜めにジッパーが付けられています。 そのため山の激しい地形でも簡単に付け外しが可能です。 また不安定な地形にも対応できる伸縮性も備える優れものです。
トレイルランニングにおすすめのゲイタ―5選
トレイルランニングに適したゲイターは基本的にはコンパクトなものになりやすくなります。 ものによってはプロテクションが付いていて、サポーターの代用としても使えるものもあります。 また、登山のスタイルがトレイルランニングに近い場合なら、こちらで紹介するものを着けるのも良いかもしれません。
トレイルランニングにおすすめのゲイタ―①
ストップランゲイター RaidLight(レイドライト)
トレイルランニングを専門としているフランスのブランド「レイドライト」のオールシーズンで使用可能なプロテクションゲイターです。 靴を砂、泥、小石などから保護し、軽く通気性が高いだけでなく、足首にはウレタンのパッド付きで枝や石などからも保護できる作りとなっています。 底面のストラップを交換することができ、消耗にも対応しています。
トレイルランニングにおすすめのゲイタ―②
スタミナゲイター Outdoor Research(アウトドアリサーチ)
スタミナゲイターOutdoor Research(アウトドアリサーチ)
大抵のランニングシューズに取り付けることのでき、取り外しが簡単なゲイターとしておすすめです。 軽量で伸縮性も良いのに加えて、シリコンのコーティングがゲイター下部にあり、耐水性も考慮した作りとなっています
トレイルランニングにおすすめのゲイタ―③
ウルトラトトレイルゲイター Outdoor Research(アウトドアリサーチ)
程よい保護力、伸縮性、透湿性と高い運動性能を持ち合わせたトレイルランニングゲイターです。 スピードの速いバックパッカーやトレイルランナーにはおすすめします。ラバープリントの滑り止めがかかとの裏に施されています。 耐水性は備えていますが、通気性のほうが優先されていると考え頂いたほうが良いでしょう。
トレイルランニングにおすすめのゲイタ―④
フュージョンゲイター C3fit(シースリーフィット)
段階的に着圧を変化させて関節や筋肉の無駄なブレを抑えたモデルです。 足運びをサポートし、着けていることを感じさせにくいフィット感を意識したモデルです。 ストレスを感じにくい着用感で長時間を可能とします。UVカットも持つので、日焼け対策にも効果があります。
トレイルランニングにおすすめのゲイタ―⑤
エリート MCS コンプレッション カーフガード 2XU(ツー・タイムズ・ユー)
ふくらはぎに強い着圧を加えると同時に可動部分には伸縮性に優れた素材を使用し、自由な動きを可能にしています。 筋肉のブレを抑え、疲労軽減と血液循環を促進し、活動中の筋肉の怪我に対しての保護とランニングの後などの疲労回復も考えられています。
最後に
ゲイター以外にもいろいろな山を楽しむための道具は数多くあります。 天候や気温の変化に対して柔軟に快適な状態を保てる用意がないと山というフィールドを楽しむのにはストレスを感じます。 登山でもランニングでも防寒具と聞くと真っ先に思い付くのが手袋やジャケットなどではないでしょうか。 これらの道具は快適性の高めますが、ゲイターという道具でより快適に山を楽しめるような環境づくりをおすすめします。