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猫のブラシを変えるだけで?愛猫がブラッシングを好きになる方法を紹介!

猫にブラシをかけてあげたいけどどんなブラシを選んだらいいのかわからない。うちの猫はブラシを嫌がって困る。ブラッシや具の頻度はどのくらい?猫を飼いはじめた飼い主さんに多い悩みです。猫のブラッシング方法からブラシの選び方、嫌がった時の対策をご紹介します。
2020年8月27日
佐藤3
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目次

猫のブラッシングのやり方・方法

猫へのブラッシングのやり方は長毛種と短毛種では違いがあります。 長毛種はまず絡まった毛を取り除くためのブラッシングからはじめます。 あらかた絡まりがとれたあと、固めのブラシでブラッシングを行うというやり方がよいでしょう。 短毛種はすぐにやわらかめのブラシでブラッシングをしてかまいません。 やり方で気をつけるのは、皮膚にゴシゴシとブラシを擦り付けないこと。 猫の気持ちになってやさしくブラシをかけてあげましょう。

ブラッシングの頻度

長毛種の猫ならブラッシングは毎日おこないましょう。あまり日にちを開けてしまうと毛の絡まりがひどくなり、飼い主さんにも猫にもブラッシングによるストレスがたまります。 短毛種の猫なら2から3日に1度程度で十分です。

毛の抜け替わりの時期は臨機応変に

猫のブラッシングの頻度は短毛種は2~3日に1度といっても、抜け替わりの時期には飼い猫の抜け毛が散らばって気になることもあるでしょう。 抜け替わり時期は抜け毛の量に応じて臨機応変にブラッシングの頻度を調整してあげることが大切です。

猫ブラシの選び方のコツ

長毛種用

長毛種用のブラシを選び方で一番気にしたいのが毛の絡まりをほぐしやすいかということです。絡まったまま無理やりブラシをかけるのは猫にブラッシングに対して恐怖心や不快感を植え付けることになってしまいます。 他の毛に絡まっている抜け毛を取り除くためのピンブラシやスリッカーブラシをひとつ用意しておくとよいでしょう。 ブラシのハケ部分を飼い主さんが触ってみて、適度な硬さがありつつ毛先が丸まっていて痛くないなど工夫がされているものを選んであげましょう。


短毛種用

短毛種の猫のブラシの選び方は長毛種よりも難しくありません。柔らかい獣毛ブラシがあれば足りますが、皮膚のマッサージと猫へのご褒美の意味を兼ねてラバーブラシを用意してあげるとよいでしょう。 人もマッサージしてもらって血流が良くなると気持ちよくなるのと同じで、猫もマッサージが大好きです。 毛並みを整えるというよりも、皮膚をやさしくなでてあげるようなやり方ができるラバーブラシがよいです。

猫ブラシの選び方で悩んだら

自分の飼い猫にはどんなブラシが良いのか悩んだときは、ペットショップの店員さんにおすすめのブラシを聞くとよいでしょう。 専門家ですから猫の品種を伝えるだけで、おすすめのブラシを紹介してくれます。

おすすめの猫ブラシ

猫ブラシは基本的な獣毛ブラシとコームがあれば良いという人もいます。 その2つのブラシとコームでもたくさんの種類があってどのブラシを選んでいいのか悩むこともあるでしょう。 猫の毛の長さによるおすすめのブラシの選び方をご紹介します。

長毛種用

長毛種の猫のブラッシングにはまず最初に必ず「ハードタイプの獣毛ブラシ」を用意します。長毛種はその毛並みを美しく保つには柔らかいブラシでは難しいです。 その時、ブラシの先が丸く処理されている物を選ぶと猫の皮膚を傷つけずに絡まった毛を整えることができるでしょう。

毛が絡まりやすい猫に用意したいブラシ

猫の毛の絡まり具合によって「スリッカーブラシ」や「ピンブラシ」を先に使うことによって毛の絡まりをほぐしてその後の獣毛ブラシの通りをよくして猫に与えるストレスを減らすことができます。 長毛種にはハードタイプの獣毛ブラシ、まめにブラッシングをしない人はスリッカーブラシやピンブラシも用意しておくとよいでしょう。


短毛種用

長毛種の場合は皮膚までブラシが届きにくいこともありハードタイプを使用しますが、短毛種は硬いブラシや金属製のブラシの場合は皮膚を直接硬いブラシの先でゴシゴシとこすることになり、猫に大変ストレスを与えてしまうことになります。 短毛種の猫には必ずソフトタイプの獣毛ブラシを用意してあげましょう。飼い主さんの手の平でその感触を確かめてから買うようにするとよいです。

ブラッシングの仕上げに使いたいブラシ2種

獣毛ブラシだけでは取り切れない抜け毛はラバーブラシを使って仕上げます。こうすることで、猫の抜け毛が人の服についたり部屋に散らばるのをだいぶ防げます。 毛並みを整えるのにはコームを使用すると良いでしょう。毛艶もよくなっていちだんと猫の毛並みの美しさが引き立ちます。

猫用ブラシの値段

大手通販サイトで人気の高い猫ブラシは1,000円位内で買えるものがメインとなっています。 しかし、これはブラシの種類によっても値段の差がでてきており、メインで使う獣毛ブラシに関しては豚毛など適度に獣脂が含まれていて毛艶が良くなるようなタイプのものはどうしても値段が上がってきます。 それでも猫用のブラシなら2,000円未満で十分良質な獣毛ブラシを買うことができます。

猫がブラシを嫌がる理由

猫とブラシが合わない

猫がブラッシングをさせてくれない理由にはいくつかあります。 ひとつはブラシが猫似合っていない場合です。 長毛種にソフトタイプのブラシを使ってブラッシングしようとしても表面だけこすっているだけで絡まっている毛はいっこうに取り除くことができません。 そのため被毛の毛根に何度も無駄な力がかかり、毛が引っ張られて不快=嫌がる ことになってしまいます。 逆に短毛種に硬いブラシを使うと痛さで嫌がります。 この場合は、猫のタイプに合ったブラシを用意することで解決できます。

ブラッシングが上手くない


猫を飼い始めた飼い主さんの中には、まだ上手にブラッシングができない人もいます。 そのために猫が「痛い」「不快」というストレスを感じてしまいます。 ブラッシングのコツを覚えていくことでこの場合は解決できるでしょう。 とはいっても、具体的に猫がブラシを嫌がったらどう対処していいのかやり方がわからない人も多いでしょう。 次項では、嫌がる猫の対処法をご紹介します。

ブラシを嫌がる猫の対策法

猫に合ったブラシを用意したのにまだブラッシングを嫌がって困るという時に、ぜひ試して欲しいのが飼い主さんとの信頼度の再構築です。 少しの間でも合わないブラシを使ったり、無理にブラッシングをしようとしたことで、猫が飼い主に対して「自分の嫌がることをする人」という不信感を抱いてしまっています。 飼い主と猫の関係性を良くすることで、猫が飼い主を信頼して身を任せてくれるようになることもあります。

猫との関係を良好にするおすすめの方法

・香水をつけない ・目を合わせない ・おやつをあげる ・猫と一緒に遊ぶ 香水は特に「柑橘系のにおい」を猫が嫌うことから、種類を変えると猫が近づいてくることがあります。 できれば強い香りがする香水は何もつけない方が猫は安心します。これは猫のマーキング、テリトリーという考え方が起こす行動で、自分のにおいのしないものを避けたり嫌がることに起因します。 その他3つは猫が嫌がることを避け、喜ぶことをしてあげることで仲良くなるやり方です。 ぜひこのおすすめの4つの方法を試してみてください。

まとめ

猫のブラッシングは、被毛のタイプに合ったブラシでないと猫が嫌がるということをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。 長毛種には長い毛をしっかりかき分け、根元までしっかりブラッシングできるようなハードタイプの獣毛ブラシ。 短毛種には皮膚にストレスを与えないようなソフトタイプの獣毛ブラシを選んであげることがポイントでした。 それでも、一度不快な思いをさせてしまうと猫がブラッシングそのものを嫌がることにも繋がります。飼い主に対しても不信感をもってしまいます。 無理にブラッシングを続けようとするとさらに関係が悪化してしまい、いつまでもブラッシング嫌いなままになってしまいます。 そんな時には、もう一度猫との信頼関係を築いていくことからはじめましょう。 飼い主も猫も、快適で楽しい生活が送れるでしょう。