Trad Hand tools 10pcs.六角棒レンチセット THS-10
六角レンチセット(ミリ) TWH-01 エンジニア(ENGINEER)
SK11 マイクロ六角棒レンチセット (SLW07IM)
【ポイント20倍】高儀:M&M フォールディングレンチ 6本組 ボールポイントFDW-130
KTC L形六角棒レンチセット 7本組 HL107 STRAIGHT/02-4037 (KTC/ケーティーシー)
SK11 レインボーボールポイント六角棒レンチセット 9本組 SLBW09EL-RB
PB SWISS TOOLS 212LH-10RBCN ボール付ロングレインボーレンチセット
BONDHUS(ボンダス) ナイフ型六角レンチセット12本組 ミリ・インチタイプ HF12
自転車のアーレンキーとは?
アーレンキーとは六角レンチのこと
アーレンキーは、一般的には六角レンチとか六角棒レンチなどと呼ばれています。自転車屋さんやサイクリングショップはもちろん、とりわけロードバイクといった専門知識を持った愛好者は、この六角レンチをアーレンキーと呼んでいるようです。
自転車のメンテナンスなどで活躍
アーレンキーは、ロードバイクなどの修理やメンテナンスに使われます。ここ最近の自転車には、キャップスクリューと呼ばれる六角穴を持ったネジによって各パーツが取り付けられることが多く、それらを外したり取り付けたりする際に、アーレンキーが必要になります。修理や日々のメンテナンスに、一つは持って起きたい道具ですね。
自転車のアーレンキーの名前の由来とは
アーレンキーの名前の由来は、発明者であるアーレンさんからとったもの。1910年に、アメリカの工具メーカーAllen Manufacturing Companyが発明しました。 アーレンキーは、日本では六角レンチとか六角棒レンチとよばれ、海外ではヘキサゴンレンチやヘックスなどとも呼ばれています。
アーレンキー(六角レンチ)と普通のドライバーとは何が違う?
一般的に使われるプラスやマイナスのネジは、回し方によって均等に力をかけないとネジ山が潰れやすく、特に締めすぎた場合や、締めすぎたネジを緩めたい場合に、その傾向が強く出ます。 六角の穴をもったキャップスクリューは、サイズが一致していれば、レンチとの接地面積が多いため、ネジ山がつぶれるといったことが出にくいのが特徴です。また、ロードバイクの軽量化にも一役買っています。
自転車のアーレンキー(六角レンチ)の特徴とは
アーレンキーの使い方の特徴1
ネジの頭が円形になっていることが大きな特徴のキャップスクリュー。 それまで部品を取り付けるためのボルトやナットは、六角の角が表に出ていたために、衣服に引っかかったり、そこでケガをすることもありました。アーレンキーで締めるキャップスクリューは、内側に六角穴を設け、頭を丸くしことで、その問題を解決しました。
アーレンキーの使い方特徴2
二つ目の特徴は、サイズが会わないとスクリューキャップを回せないことです。一見不便に思いますが、サイズさえ合えば六角穴全体に均等に力を加えられるため、ネジ山がつぶれるようなこともありません。また、トルクもかけやすいので、しっかり締め付けたいパーツなどに最適です。
自転車のアーレンキー(六角レンチ)の選び方
アーレンキーの選び方:ミリとインチ
アーレンキーを選ぶ際に、最初に覚えておかなくてはいけないのが、ミリとインチです。日本ではミリの規格で作られていますが、アメリカなどではインチという規格で作られている場合があります。そのためアーレンキーもミリとインチの両方の規格があります。 大きさが微妙にしか違わないので、何となく使えそうな気もしますが、合わないものは絶対に使わないでください。サイズがぴったり合うことで得られるトルクをかけられないだけではなく、ネジ山をつぶしてしまうかも知れません。 ご自身の自転車、ロードバイクはミリなのか、インチなのかを確かめて、合っている規格のアーレンキーを購入・使用することをお勧めします。
アーレンキーの選び方:丸と角
アーレンキーの先は角があるものがほとんどですが、中には先端が丸くなっているものもあります。これはボールポイントと呼ばれるもので、斜めから六角の穴に差し込んでも、回せるようになっています。 角のあるものは真っ直ぐに入れないと穴に入りませんが、ボールポイントのあるものは斜めからでも入れることが出来ます。狭い場所や、障害物のある場合でもまわすことが出来るので便利です。 反面、先端が丸い分、六角の穴に入れる時に堅かったり、まわしにくい場合もあります。中途半端に差し込んだままで回すと、なめてしまうこともあるので注意が必要です。
アーレンキーの選び方:サイズ
ロードバイクでは5mmの大きさのキャップスクリューが多く使われています。 ですので、2mmから8mm、または10mmまでのセットを揃えておけば、ほとんどの部品を扱うことができるので、日々のメンテナンスの場合でも便利でしょう。
アーレンキー(六角レンチ)の使い方、回し方
アーレンキーの使い方の基本
L型のアーレンキーの場合は、持ち手側の短い方を使って仮回しを行い、持ち手側の長い方を使って本締、または緩めをします。 持ち手側の短い方は比較的、棒が邪魔をしにくいために素早く回すことが出来ます。反対に、持ち手側の長い方では力をかけることが出来ます。キャップスクリューを取り付ける時は、先に持ち手側の短い方を使って仮回しを行っておいて、持ち手側の長い方で本締めをするという使い方をすると良いでしょう。
キャップスクリューの外し方
キャップスクリューを外したい時は、持ち手側の長い方を使って力をかけることでスクリューが緩むので、長い方を使い回せるところまで回し、一度外してはまた取り付け、回せるところまで回す。それを数回繰り返し、力を必要としなくなったら、持ち手側の短い方に付け替えてくるくると回し続けてから、キャップスクリューを完全に外すと良いでしょう。 T型のアーレンーキーのは、障害物などがない場合に使用しやすい構造です。回し方は、真上から力が均等になるように手首をひねりましょう。
回し方(トルクのかけかた)の注意点
回し方の注意点として、あまりトルクをかけ過ぎないようにすることです。 キャップスクリューとアーレンキーの組み合わせは、普通に締めても結構な強度が得られますので、オーバートルクにならないように注意をしてください。
ロードバイクのアーレンキー(六角レンチ)おすすめ7選
それではここで、自転車の修理やメンテナンスに相応しそうなアーレンキー(六角レンチ)の、おすすめ7選です。これは実際に自転車用に自分で使っているもの、お店の評判、値段と回し方などの使い勝手、といったコストパフォーマンスといったものをもとに、チョイスしてみました。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)①
trad 六角棒レンチセット THS-10(ミリ)
Trad Hand tools 10pcs.六角棒レンチセット THS-10
価格帯:700〜900円代 セット内容:1.5・2.0・2.5・3.0・4.0・5.0・5.5・6.0・8.0・10.0mm
徹底的に標準仕様!これさえあれば、まずは間違いなし。
六角レンチが10本のスタンダードなセット。使い勝手の良いサイズが一通り揃っていますので、これで困ることは、ほぼないでしょう。長さも短めなので、使い勝手は良いです。 価格帯も実に標準。まずは自転車用にこれを購入してから、ロードバイク用やオートバイ用などを検討してみるのも良いでしょう。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)②
エンジニア 六角レンチセット TWH-01(ミリ)
六角レンチセット(ミリ) TWH-01 エンジニア(ENGINEER)
セット内容:0.89・1.27・1.5・2・2.5・3・4mm。 コンパクトなアーレンキーのセットのミリバージョンです。つまりインチバージョンもあるので、購入の際には注意が必要です。
比較的小さめのサイズのセット
セットは小さいサイズのものです。実際に私が自転車用として頻繁に使っているのが、これ。ミリもインチも揃えていて、それぞれを使い分けています。でも実際には、ミリの使用品頻度の方が高いですね。 アーレンキーのセットがこれだけしかない場合には、時々困ってしまうこともあるので、大きいセットを持っていて、もっと小さめのサイズが必要な人には良いのではないでしょうか?
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)③
SK11 六角棒レンチセット 8本組
SK11 マイクロ六角棒レンチセット (SLW07IM)
・セット内容:1.5・2・2.5・3・4・5・5.5・6mm 使用頻度が高いサイズのアーレンキーが8本のセットになっています。
収納ケースが目を引くコスパの高いセット
収納ケースの形状に工夫があって、かさばりにくいのも高ポイント。実際のアーレンキーのサイズは、自転車用として、比較的使用頻度が高いものが揃っているので、特に困ることもないと思います。これも実際に使ってみて、かさばらなさが気に入っているレンチで、我が家の工具箱には、常に標準装備されています。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)④
高儀 M&M フォールディング レンチ 6本組 FDW-130
【ポイント20倍】高儀:M&M フォールディングレンチ 6本組 ボールポイントFDW-130
セット内容:2・2.5・3・4・5・6mm 全てのレンチがネジ止めされていて、使うサイズのものを引き起こして使うタイプのレンチ。
オレンジ色が目を引く自転車のエマージェンシーレンチ
回し方は、先端がボールジョイントになっているので、使い勝手も抜群です。 またカラビナがついているので、自転車のキーホルダー代わりになったり、どこかに引っかけておくにも便利です。 筆者が一番気に入ったのはデザインとカラー。持ってるだけでも嬉しくなります。ただし、あまり力を加えられない構造なので、堅いキャップスクリューを外す際の、最初の緩めにはやや不向きかも知れません。エマージェンシー用として備えておけば一安心です。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)⑤
KTC L型 六角棒レンチ セット HL107
KTC L形六角棒レンチセット 7本組 HL107 STRAIGHT/02-4037 (KTC/ケーティーシー)
セット内容:2.5・3・4・5・6・8・10mm KTCとは、1950年創業の京都にある日本のメーカー。 絶対的な品質に裏打ちされた、このアーレンキーは、自転車用によく使う2.5mm~10mmの標準的な7本セットです。
自転車用に最適!メイドインJAPANブランドの安心
長さはやや短めです。 なので使い勝手は抜群ですし、価格も抑えられているので、数セットを買って、自転車用、家族用、個人用と使い分けても良いのではないでしょうか。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)⑥
SK11 レインボーボールポイント 9本組 SLBW09EL
SK11 レインボーボールポイント六角棒レンチセット 9本組 SLBW09EL-RB
セット内容:1.5・2・2.5・3・4・5・6・8・10mm。 まずはぱっと目をひくレインボーカラー。サイズごとに色分けされているので、感覚的にサイズを知ることが出来ます。
色分けされているので感覚的にすぐわかるレンチ
先端がボールジョイントになっていて、自転車のメンテナンスに使い勝手も抜群。長めのサイズなので、力も入れやすい設計です。価格帯はやや上目ですが、こういう工具を持っているという優越感がわいてきそうです。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)⑦
PB SWISS TOOLS 212LH-10RBCN ボール付ロングレインボーレンチセット
PB SWISS TOOLS 212LH-10RBCN ボール付ロングレインボーレンチセット
アーレンキーメーカー最高峰のカラフルレンチ!
セット内容:1.5・2・2.5・3・4・5・6・8・10mm PBとは、スイスで1800年に創業した老舗メーカー。スイス製というだけで、とても信頼が持てそうなイメージ。もちろんそれはイメージだけではなく、他を圧倒するようなツールに仕上がっています。 その自信は「100%永久保証」というところからも見て取れます。 セット内容は9本組み。サイズごとに色分けされていて、日々のメンテナンスなんかの時でも楽しく作業が出来そうです。回し方は、長めのサイズで先端はボールジョイントなので、使い勝手も秀逸です。 良いものを1セットだけ選ぶとするならば、どうしてもPBの製品に行き着きますよね。
ロードバイクにおすすめなアーレンキー(六角レンチ)番外編
BONDHUS ナイフ型六角レンチセット12本組 ミリ・インチタイプ HF12
BONDHUS(ボンダス) ナイフ型六角レンチセット12本組 ミリ・インチタイプ HF12
セット内容:5/64、3/32、7/64、1/8、9/64、5/32(インチ)1.5、2、2.5、3、4、5(mm)。 グリップは強度の高いFRP製。使い方は、グリップ部分は180°回転するので、障害物があってもレンチをキャップスクリューから抜かずに回すことができます。
ミリもインチもセットになった自転車の軽作業向け六角レンチ
特徴は、なんと言ってもミリもインチも全てセットになっているところ。ナイフ型で、一本ずつがバラバラにならないので一本だけ無くしてしまうということも防げます。 筆者もこれを1セット持っていて、自転車の修理やメンテナンスなど使用頻度は比較的高め。また、楽器類に使われているキャップスクリューのちょっとした作業の時に、便利に使っています。
まとめ
自転車の日々の修理やメンテナンスに欠かせないアーレンキー(六角レンチ)をご紹介しました。 この中に気になるものはありましたか? 自転車とバイクが趣味の私は、ミリやインチ、L型、T型問わず、知らぬ間に10コ以上のアーレンキー(六角レンチ)を持っていました。出先などでアーレンキー(六角レンチ)を持っていなかったために、慌ててホームセンター等で、買ってしまい増えていったんでしょう。 アーレンキー(六角レンチ)といった道具は、お気に入りのツールを長く大切に使うという方法もありますし、私のように常に自転車やロードバイク、オートバイに積んでおくという方法もあります。回し方や大きさ、形状や価格帯などが幅広いツールです。ぜひ、皆さんのスタイルに合った道具を選んでください。