ケミホタルとは？
ホタルのように光る小道具、ケミホタルについて
ケミホタルという釣り具がありますが、みなさんご存じでしょうか。画像を見て「あれじゃない？」と思う方は多くいらっしゃるかと思います。 ライブ会場などでよく振られているサイリウムをイメージする方が、非常に多いのではないでしょうか。サイリウムを小型化して魚の光に反応する習性を利用して作られたものがこのケミホタルになります。多数のメーカーから、いろんなカラー、サイズのものが多数販売されています。 主に夜釣りに使われるもので、光に魚が寄るという集魚性能を見出されて使用されています。
ケミホタルの使い方とは？
ケミホタルは種類は様々ですが、どのサイズも、どのカラーも使い方は勿論、一緒です。ライブなどでケミカルライト（サイリウム）を使ったことがある方はおわかりでしょうか。真ん中の液体の中の棒状のものを折り曲げると発光するような仕組みになっています。 どういう仕掛けにケミホタルは使われているのでしょうか。 主に使われることで知られているのは、太刀魚の夜のウキ釣りでの使用ですね。太刀魚のウキ釣り仕掛けのセットのものにはケミホタルが同封されていることが多いようです。 主な使い方は、浮きと仕掛けの間のライン部分に取り付けられます。付け方が面倒なものも安いセットのものにはありますが、基本的には、すべてセットし終わった後でも付けれるような付け方でできるようなものが基本です。
こんなこともできるの！？ケミホタルの意外な使い方！
こちらも小型のケミホタルを使う場合ですが、主に投げ釣り、ぶっこみ釣りを夜にしている場合ですが、竿先の反応が見えなくなるのは経験されていることでしょう。 ケミホタルは、集魚性能を上げるほかに、ちょっとしたあかりとしても使うことができます。 最近では取り付けやすくするアイテムにまで、一緒に販売されているところもあるようです。
ルアーに取り付けできる！？ 小型ケミホタル内臓ルアー！？
ケミホタルのすべてが仕掛けの途中に取り付けるものというわけではありません。実は、中にはルアーに取り付けることができるものがいくつか販売されています。 細かくそのあたりのルアーをいくつかご紹介しますが、ワームやバイブレーションに内臓できる穴が内蔵されています。 夜釣りに不向きなルアーゲームもこれで反応が良くなるのは間違いありませんね。
どういう仕掛けにケミホタルは使われるの？
様々な釣りに対応できるケミホタル。主な使い方や付け方とは？
何度も触れていますが、ケミホタルは海の中、あるいは、釣り具に明かりを灯す商品です。つまりは夜から早朝にかけても釣りを楽しむことができる商品です。その時間帯に活発に動く魚、かつ、光で集魚力をあげることができるターゲット、このあたりを狙う仕掛けになるのはお分かりかと思います。 海水淡水問わず使うことができますが、やはり代表的なのはアナゴ、太刀魚釣りなどでしょう。 夜釣りの代表格は間違いなくこの辺です。つまりは、ぶっこみや浮き釣り、最近ではルアーの夜釣りの必須アイテムとして使われていますね。
主に付ける場所はどのあたりが理想的？？
最近では、仕掛けのセットもありますので、その辺を参考にしてくれると分かりやすいとは思います。例えば浮き釣りの場合であれば、ウキ下と仕掛けの間にケミホタルをセットする付け方が基本です。仕掛けの付近、仕掛け自体を光らせることで釣の成果につなげるのがねらいなのです。
おすすめのケミホタルを3つご紹介！
①LUMICA/ルミカ ケミホタル75
ルミカ ケミホタル50 3枚セット イエロー
出典:楽天ケミホタルといえばこれ、というぐらい代表的なものが、このルミカのケミホタルですね。 サイズも豊富で、基本色のイエローのほかにも赤をはじめとして、いくつかのカラーが用意されてるのも魅力の1つでしょう。 このケミホタルは、主に夜釣り、特に餌釣りなどでよく使用されるタイプのケミホタルとなっています。アナゴのぶっこみ釣りや太刀魚などの浮き釣りなどに役立ってくれている商品です。
②ルミカ ケミホタル A01702 ケミチューン ワインド ピンク
夕方から夜にかけてのルアーゲームが主流ですが、このケミチューンタイプのケミホタルのおかげで近年では、夜中でも狙いやすくなっています。 基本的には、WINDと呼ばれるシーバスやサゴシ、太刀魚を狙う釣り方なのですが、WINDに使われるワームの中に差し込むタイプのケミホタルがこのケミチューンの主な付け方となっています。 中には、バイブレーションなどにも最近では差込口がついているので使い方としては、かなり用途が増えてきていますね。ルアーゲームも夜釣りで楽しめる時代が来ているようです。
③ルミカ ピタホタル
ルミカ ピタホタル
出典:Amazon先ほどのケミチューンなどを差込む使い方ができないルアーであったり、ちょっと違った用途で光らせるような使い方がしたいという意見は、意外と多いようです。竿先を光らせるだけという使い方がしたいが、わざわざ縛ったり、テープで張るなどの雑な付け方をしなければいけなかったのが以前までのケミホタルなのです。 この商品に関していえば、ルアーやエギ、竿先、集魚版やウキなどに付けてることも可能です。 ピタッと張るだけという簡単な付け方で誰もがとても使いやすい商品になります。
番外編：１００均ケミライト
圧倒的なコストパフォーマンスといえば様々な種類のケミホタルの中でも間違えなく１００円均一です。以外や意外、しっかりとしたもので大手メーカーと引けを取りません。 もともとケミホタル系列は１個でもなかなかの価格をしていたので、時代は移り変わるものですね。１パックで結構な量が入っているのが驚きですね。 最低限のサイズのバリエーションもあり、効果を発揮してくれる、いいケミホタルとなっています。あまりこだわりを持たない人であればぜひおすすめしたい商品になります。
ケミホタル内臓できるルアーをご紹介！
①オンスタックルデザイン マナティー
マナティー 90mm MT-16
出典:楽天WIND釣法の第一人者であるオンスタックル社のおすすめのワームこそこのマナティーシリーズでしょう。 このマナティーシリーズは、ZZヘッドと呼ばれるシグヘッドを装着してのルアーフィッシングとなりますね。このマナティーに関していうと、ケミチューンを差し込むことで暗くなってからもWINDで楽しむことができます。 ハードルアーのゲームとはまた違った楽しみ方ができますので、おすすめですね。
②バリッド （76HD TORCH）
大人気のメジャークラフトのバイブレーション、バリッドシリーズなのですが、中でも76HD TORCHモデルというものがありまして、背中の方にケミホタルを差し込むような付け方をすることができるようになっているモデルで、釣の成果ものびるという意見がいくつか寄せられています。 使用感もかなり良く、太刀魚などの夜釣りにおすすめのバイブレーションです。
③ルミカ メタルジグ ルアー エクストラーダ メタルジャッカー
ケミホタルといえば、ルミカというようにルミカは最もポピュラーなケミホタルのメーカーである、という話はさせていただきましたが、そのルミカ自らが制作を手掛けたメタルジグが登場しています。太刀魚用のメタルジグとして購入されている方が多く、さすがケミホタルのメーカーだなと感心するほど釣果もかなり良いようです。 内部にケミホタルを装着することができ、集魚効果はいうまでもないでしょう。 メーカー自ら手掛けたメタルジグですからその信頼度はかなり高いです。
ケミホタルで夜釣りを楽しく！
夜釣りというのは、経験のない方々からすると暗くなるし、危ない、そして釣れるイメージもあまりわかない方も非常に多いのではないでしょうか。 中には、夜の方が活発な種類の魚も勿論たくさんいますし、最近ではケミホタルなどの集魚剤がかなり効果的にはたらいています。 是非1度夜釣りをして、ただ光ってるだけじゃなく魚を集めてくれるんだなと実感していただければ、また夜釣りしてみたいなと思えるのではないでしょうか。 真っ暗な夜の水面を鮮やかに明るく照らしてくれながらの夜釣りは、なかなかいいものですよ。 そこで釣られた魚との出会いも楽しんでみましょう。