ボタニカルキャンドルって何?
ボタニカルキャンドルって何かご存知ですか?ボタニカルキャンドルのボタニカルは植物のことです。キャンドルに、いろいろな花や植物を閉じ込めたもののことをボタニカルキャンドルといいます。手作りすることで、自分の好きな花や植物を使ってキャンドルを作ることができます。お部屋に飾るととてもかわいくておすすめです。
ボタニカルキャンドルを作るために準備するもの
ボタニカルキャンドルを手作りするために必要なものをご紹介します。 ・ベースキャンドル 1個 ・耐熱ガラスのキャンドル用モールド(透明のものがおすすめです。) ・ドライフラワーやプリザーブドフラワー ・キャンドル用ワックス ・フレグランスオイル(ワックスの量に対して3%) お好みの香りのものを準備しましょう。 ・鍋、竹串、ハサミ、温度計
ドライフラワー・プリザードフラワーってなに?
ドライフラワーとは
ドライフラワーとは、寿命の短い花を長く楽しむためのものです。好きな花を乾燥させておくことでドライフラワーになります。ドライフラワーに向いている花をご紹介します。まず、ドライフラワーに向いている花であげられるものがラベンダーです。かすみ草やあじさいも可愛く仕上がります。白いかすみ草にインクを混ぜた水に差して染めても可愛いです
プリザードフラワーとは
プリザードフラワーとは、花を特殊な液体の中に沈めて水分を抜いた花のことを言います。生花と変わらない美しさのままで長く楽しむことができるため贈り物などに人気の花です。水やりも必要ないので維持するための手間もかかりません。枯れないという魅力的な要素があるプリザードフラワーは、室内の暗い場所にも気にせず飾ることができます。
ドライフラワー・プリザードフラワーは作れるの?
ドライフラワーを手作りする材料
ドライフラワーの作り方についてご紹介します。ドライフラワーは、きちんと作り方を覚えて作るときれいなものができます。枯れてしまって茶色くなったり、葉が落ちてしまったりするのではないかと心配になり、作るのをためらいがちです。ドライフラワーを作るための方法は主に二つあります。一つ目は自然乾燥、二つ目はドライヤーを使う方法です。他にも、ドライフラワーを作る方法があるので、ご紹介していきます。
まず、自然乾燥の場合は材料は生花のみです。ドライヤーを使う場合は、ドライヤー、生花、紙袋です。もう一つ、花瓶に飾って作る方法があります。材料は、グリセリン、生花、花瓶、熱湯です。他にもドライフラワーの作り方がたくさんありますが、今回はこの三つをご紹介します。
プリザードフラワーを手作りするための材料
一見手作りするのは難しそうに感じるプリザードフラワーですが、専用の液体さえあれば手作りすることもできます。手作りする方法についてご紹介します。 プリザードフラワーを手作りするための材料をご紹介します。まず、脱色液と着色液を用意します。通販などで手に入れることができます。透明の蓋ができるタイプの容器を二つ準備します。他に、好きな花、はさみ、ピンセット、薄手の手袋、アルミホイル、ビニールシート、キッチンペーパー、トレイを準備しておきましょう。これがプリザードフラワーを作る材料です。
生花を選ぶときに重要な項目をご紹介します。花は新鮮なものを準備します。しおれていたり枯れていないものを準備しましょう。水揚げをしっかりしていて花弁に傷がないものを選んでください。
ドライフラワー・プリザードフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方
まず、自然乾燥で作る方法をご紹介します。この方法は、とても簡単な作業のみなのでとても簡単ですが時間がかかります。まず、ドライフラワーにしたい花の葉を少なくしていきます。花びらがなるべく重ならないようにしておきましょう。直射日光が当たらない場所で、一本ずつさかさまにしてつるしていきます。大体2週間ほどで完成します。花の水分をしっかり抜くことが大切なので時間をかけて水分を抜いていきましょう。
次に、ドライヤーで手作りする方法です。材料にある紙袋とドライヤーを準備します。葉を少なくした花を紙袋にさかさまにして入れていきます。ドライヤーで紙袋の中に温風を当てます。この時、花に直接温風が当たらないように注意しましょう。5分ほどたったら花を取り出して風通しのいいところにつるします。1日様子をみて乾燥していればドライフラワーの完成です。
次に、花瓶に飾ったままドライフラワーを作る方法をご紹介します。材料にあるグリセリンは薬局などで簡単に手に入れることができます。まず、グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜておきます。混ぜた液が冷めてから花瓶に液をいれます。用意した花の茎を斜めに切ってから花を花瓶に差します。暗いところで10日ほど保管して完成です。この方法を使うと、花の色があまりあせません。ドライフラワーを作りながらも飾っておけるのもポイントです。
プリザードフラワーの作り方
プリザードフラワーの作り方についてご紹介します。まず、新鮮な生花の茎を3cmほど残してハサミで切ります。一つ目の容器に花の全体がつかるくらい脱色液をいれます。容器を軽くゆすって花弁の隙間にある空気をきれいに抜いておきましょう。容器のふたをして脱色が終わるまで待ちます。 脱色が終わったら、容器から花を取り出します。この時使った脱色液はまだ使うのでおいておきましょう。すぐに着色液に入れてさっきと同じようにゆすって花弁にある空気を抜いていきます。容器のふたをして着色が終わるまでまちます。着色が終わったら花を取り出して最初に使った脱色液で手早く洗い流します。その後、自然乾燥もしくはドライヤーで乾かして完成です。
ドライフルーツの作り方
ボタニカルキャンドルに、ドライフラワーなどの花だけでなくドライフルーツもいれることができます。ドライフルーツを手作りするのは難しそうに感じますが、家にある電化製品で作ってしまう方法があります。オーブンをつかってつくる方法をご紹介します。
まず、オーブンの天板の上にクッキングシートをのせます。薄切りにしたリンゴやオレンジなどのフルーツを並べていきます。100度くらいで余熱なしで1時間ほど焼いて、並べてあるフルーツを反対に返します。さらに30分焼いて完成です。とても簡単に作ることができるのでぜひ、試してみてください。
ボタニカルキャンドルの作り方
ボタニカルキャンドルを手作りする方法についてご紹介します。 まず、キャンドル用のワックスを鍋に入れ、中火にかけてとかしていきます。ベースキャンドルをモールドに入れます。プリザードフラワーやドライフラワー、ドライフルーツなどをモールドとベースキャンドルの間に好きなように詰めていきます。 溶かしておいたワックスの温度が70度まで下がったらフレグランスオイルで香りを付けます。香りがついたワックスを先ほどのモールドに流し込んでいきます。ベースキャンドルの芯が倒れないように割りばしではさんでワックスが固まるのを待ちましょう。固まったら、モールドから出して完成です。
いろいろな作り方のボタニカルキャンドル
先ほど紹介したものは白いキャンドルですが、アイディア次第でいろいろなキャンドルを作ることができます。例えば、色付きのベースキャンドルを使ってみたり、グラデーションを作ってみたりいろいろなキャンドルを作ることができます。 ボタニカルジェルキャンドルというものもあります。ジェルキャンドルは、ジェルワックスを使って作るので透明でプニプニしていて中にいれた花がとてもきれいに見えます。ジェルワックスは透明なのでアイディア次第でとてもかわいく作ることができます。貝殻をいれたりすることもできるので、自由なアイディアで作ることができておすすめです。
ボタニカルキャンドルの使い方
ボタニカルキャンドルを使うときの注意点についていくつかご紹介します。まず、ボタニカルキャンドルに火をつける前にかならず耐熱性の皿の上にキャンドルを置くようにしてください。芯にロウが伝わりやすくするためにできるだけ根元に火をつけるようにしましょう。芯はできるだけまっすぐに保って使いましょう。キャンドルを最後まで使いきらずに2cmほど残すようにしてください。
飾るボタニカルキャンドルの作り方
ボタニカルキャンドルを作るときに、ちょっとしたアイディアでお部屋に飾ってもおしゃれにみせる作り方があります。そのアイディアについてご紹介します。まず、固める容器を好きな形のシリコンモールドにかえてロウを固めます。その上にドライフラワーなどをトッピングすると、キャンドルから立体的にドライフラワーなどが見えてとてもおしゃれです。ロウに香りを付けておくとお部屋のフレグランスにもなっておすすめです。
他にも、使わなくなったお菓子の型にロウを入れて作るとアンティークなキャンドルを作ることができるおしゃれなアイディアもあります。たくさんのドライフラワーを飾ってお菓子のように見せてもかわいいです。LEDを使ってキャンドルをてらしてあげてもとても素敵です。作るだけでなく、飾り方もすこしのアイディアで可愛くみせることができるのでぜひ試してみてください。
キャンドルに入れるアロマオイル
ボタニカルキャンドルにアロマオイルを入れることで、アロマキャンドルのように癒しの効果を期待することができます。自分の好きな香りをいれたり、ドライフラワーと同じ香りのアロマオイルを入れることによって統一感が出ておすすめです。 香りを楽しむことができるアロマキャンドルは、女性にとても人気です。ボタニカルキャンドルを作るとき、せっかくなのでアロマを入れてみてはいかがでしょうか?
ボタニカルキャンドルの作り方を教えてくれる教室
ボタニカルキャンドルの作り方を教えてくれる教室があります。飾って楽しむボタニカルキャンドルの作り方や実用性を考えたボタニカルキャンドルの作り方を教室で教えてくれます。教室で教わるためには、教室を調べて予約をする必要があります。ですが、自宅で調べながらボタニカルキャンドルを作るよりも教室でプロの方に教わりながら作ったほうが失敗もなく作ることができます。 初めての方でもいつも作っている方でも、プロの方ならではのアイディアを教えてもらえるので興味がある方はぜひ教室へ足を運んでみてはいかがでしょうか?ボタニカルキャンドルの教室だけでなく、ドライフラワーやプリザードフラワー、ボタニカルジェルキャンドルの教室もあります。ぜひ、教室行ってみてください。新しい出会いと発見があるに違いありません。
ボタニカルキャンドルで癒しを感じよう
いかがだったでしょうか?ボタニカルキャンドルは見た目も可愛く、香りもいいため女性に人気のキャンドルです。アイディア次第でいろんなキャンドルを作ることができるので、プレゼントにも最適です。お義母さんや友人へのプレゼントとして、ボタニカルキャンドルを作ってみてはいかがでしょうか?