Opinel Ten Piece Set / オピネル 10ピース セット
オピネル OPINEL ステンレス#7 41437
オピネル-OPINEL カーボン#7
オピネル-OPINEL ステンレス#8
OPINEL【オピネル】カーボンスチールナイフ#8
OPINEL(オピネル) 1083No.9 ステンレス刃長90mm
OPINEL/オピネル カーボン #9
オピネル-OPINEL ステンレス#10
OPINEL(オピネル) カーボンスチール #10
ハイマウント(High MOUNT) オピネル OPINEL ステンレススチール #8 皮紐付 カーキ 41430 キャンプ用品 ナイフ (Men's、Lady's)
OPINELステンレス#10コークスクリューナイフ
オピネル OPINEL アウトドア #8 ブルー 41450
オピネル-OPINEL ステンレススチール#8エボニー
Opinel(オピネル) シャープナー
オピネルとは?
フランスの老舗ナイフメーカー【オピネル】
フランスのナイフメーカー【オピネル】は、1890年にフランス・サヴォア山中の小さな村で誕生しました。ジョセフ・オピネルにより開発されたそのナイフは、彼の名を取って「オピネル」と名付けられました。 120年以上の歴史を持つナイフは、機能的で丈夫。そしてハンドル部分のブナ材が温かみを感じる、実用的でシンプルなデザイン。
画家パブロ・ピカソも愛用したと言われる老舗ブランド【オピネル】。 その美しいデザインのフォールディングナイフ(折りたたみナイフ)は、1985年にロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館に「世界の美品100特選」に選ばれたほか、ニューヨーク近代美術館目録にも掲載されています!
オピネルの【ファースト・ナイフ】
暮らしの道具として親しむナイフ
オピネルの故郷フランスでは、適切な年齢になった子どもにナイフを贈る習慣があります。 そして、【暮らしの道具】としてきちんと取り入れることができるように、大人が日常やキャンプの中で一緒に使い方を示していくのです。
ファーストナイフに【ラウンドティップ】
そんな子どもに贈るファーストナイフとして、選ばれているのがオピネルの「ラウンドティップナイフ」。 全体に丸みを帯びたデザインで、持ちやすいサイズ感、可愛い持ち手のイラストは、初めてナイフを手にする子どもの手にも馴染みやすいナイフですね。 本格的なナイフデビューを果たしたのちは、バターナイフとして活用できます。 子どもだけでなく、アウトドアナイフ初心者さんにもおすすめです。
オピネルの4つの魅力
120年以上も続く老舗メーカーとなり得たオピネル。 シンプルなデザインながら、長きにわたってアウトドアマンを引き付けるオピネルの魅力を、大きく4つの観点からご紹介します。
オピネルの魅力1.「リーズナブル&シンプル」
オピネルの機能的でシンプルなデザイン。 切り込みを入れた木製ハンドルに、ピンで取り付けたブレード(刃)を収めただけの、実にシンプルな構造です。 シンプルな構造ゆえに、使いやすく手入れやカスタムもしやすい。 そして世界中のアウトドアマンや登山家たちに愛されているがゆえに、リーズナブルな価格で購入できる。 それがオピネルの大きな魅力と言えます。
オピネルの魅力2.「2種類の素材」
オピネルのナイフのブレード(刃)には、「ステンレス」と「カーボン」の2種類の素材が採用されています。 デザイン・見た目が非常に似ているので、購入の際はサイズと共にこの「カーボン」か「ステンレス」かをチェックするようにしてください。
家庭用の一般的な包丁に使われているステンレス。 切れ味がよく錆びにくいために手入れが楽な点が特徴です。ステンレス製のナイフは、初心者の方でも扱いやすくおすすめです。 ハンドル部分またはブレード部分に【INOX】(フランス語でステンレスの意)の刻印が刻まれています。
和包丁にも使われるカーボン(炭素鋼)は、刃の硬度が高く切れ味が良いのが特徴です。 錆びやすいので、手入れをきちんと行う必要があります。しかし、刃研ぎや黒錆加工、オイル加工など、手入れやカスタムして育て上げる楽しみが味わえるのも、カーボン製ブレードの魅力といえます。 カーボン製のナイフには、ハンドル部分に【CARBONE】の刻印が刻まれています。
オピネルの魅力3.「携帯出来る安全性」
1955年にジョセフ・オピネルの息子マルセルが、持ち運び時に刃をしっかりとロックできる「ヴィロブロック」システムを開発しました。 シンプルながら、確実に安全性を確保できるこのシステムは、現行モデル(6番から)にも受け継がれ採用されています。
2000年以降のモデルは、使用時にもこのヴィロブロックがかかる構造に改良され、より安全に使用できるようになりました。
オピネルの魅力4.「充実のサイズ・デザイン展開」
オピネルにはNo.2(刃35㎜)からNo.13(225㎜)までのサイズ展開があり、その中でもNo.6からNo.10までが携帯に便利で実用的なサイズと言えます。 (注.1)No.1とNo.11は1939年に生産が中止されています。 (注.2)No.13は、ナイフと言うよりまるでのこぎりサイズ。 非常用の携帯ナイフや、手の小さい女性向け、またキャンプやバーベキューで包丁替わりに、など様々なシチュエーションに応じてサイズが選べる点が魅力です。
Opinel Ten Piece Set / オピネル 10ピース セット
また、刃のサイズだけでなく、ハンドル部分の素材やデザインにもバリエーションがあります。 一般的な素材はブナ材ですが、トネリコや紫檀、炭素繊維、牛骨、桜、クルミ、オリーブなど、多彩なラインナップ。ハンドルにデザインが彫られたモデルもあり、オピネルファンには魅力たっぷりのたまらないコレクションとなりそうですね。
ハンドル部分に最初から皮紐が付いているモデルもありますが、購入後に穴をあけてカスタムを楽しむ方も多数!
おすすめオピネル 12選ご紹介
ここからは、オピネルのラインナップから、キャンプや登山などのアウトドアで実用的なおすすめモデルを、12選ご紹介していきます。用途に応じてピッタリのオピネルを見つけて下さい!
カーボンとステンレスで若干の重量の違いはありますが、使用頻度が高いサイズの【刃の長さと重量】一覧です。 (ステンレス製ナイフの方が、若干重たくなっています。) 細かなサイズ展開があるので、ご自身の手に馴染むサイズかどうか、実際に店頭で手に取って確認されることをおすすめします。
【刃の長さ・重量比較】 ●♯6:7.0/30g ●♯7:8.0/40g ●♯8:8.5/50g ●♯9:9.0/60g ●♯10:10.0/80g ●♯12:12.0/110g
おすすめオピネルナイフ1.【No.7】
女性の手に馴染みやすいNo.7のナイフは、ペティナイフのように果物や薬味などを切ったり削ったりするのに便利なサイズ。
1-1.オピネル-OPINEL ステンレス#7
オピネル OPINEL ステンレス#7 41437
1-2.オピネル-OPINEL カーボンスチール#7
オピネル-OPINEL カーボン#7
●重量:40g ●ブレード:80㎜ ●材質:ブレード/ハイカーボンスチール、ハンドル/ブナ
おすすめオピネルナイフ2.【No.8】
スタンダードサイズとされているNo.8は、刃の長さ、ハンドルの長さが絶妙。アウトドアで料理する際は、大抵のものはこれでクリア!
2-1.オピネル-OPINEL ステンレス#8
オピネル-OPINEL ステンレス#8
知名度・価格帯・操作性・実用性・デザイン・品質において、世界一のナイフと言っても過言ではないフランス・オピネルを、毎日のように使っています。スタンダードのステンレス#8は、料理に、ワインとチーズのお供に、活躍しています。シンプルで機能性の高いロック機構は、素晴らしいです。
2-2.オピネル-OPINEL カーボンスチール#8
OPINEL【オピネル】カーボンスチールナイフ#8
おすすめオピネルナイフ3.【No.9】
手の大きい男性には、No.9が持ちやすく力を入れやすいサイズと言えます。60gという重みも、カットする際には心地よい重さに。
3-1.オピネル-OPINEL ステンレス#9
OPINEL(オピネル) 1083No.9 ステンレス刃長90mm
3-2.オピネル-OPINEL カーボンスチール#9
OPINEL/オピネル カーボン #9
●重量:60g ●ブレード:90㎜ ●材質:ブレード/ハイカーボンスチール、ハンドル/ブナ
おすすめオピネルナイフ4.【No.10】
刃の長さが10㎝あるNo.10は、キャンプやバーベキューで包丁として大活躍するサイズです。
4-1.オピネル-OPINEL ステンレス#10
オピネル-OPINEL ステンレス#10
●重量:80g ●ブレード:100㎜ ●材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/ブナ
4-2.オピネル-OPINEL カーボンスチール#10
OPINEL(オピネル) カーボンスチール #10
●重量:80g ●ブレード:100㎜ ●材質:ブレード/ハイカーボンスチール、ハンドル/ブナ
#10 ですが、標準といわれる#8よりも実用使いならこっちです。肉、野菜なんでもいける大きさです。明日、黒さび加工します。
おすすめオピネルナイフ5.【トレッキングシリーズ】
ハンドル部分の後方に皮紐が通されているタイプの「トレッキングシリーズ」。サイズはNo.7とNo.8の展開です。 紐付きでハンドルのブナ材がカラーになっているデザインで、可愛いだけでなく紛失防止にもおすすめ!
ステンレススチール#8皮紐付
ハイマウント(High MOUNT) オピネル OPINEL ステンレススチール #8 皮紐付 カーキ 41430 キャンプ用品 ナイフ (Men's、Lady's)
●カラー:ブルー・カーキ・レッド・スレート ●ブレード:85㎜ ●重量:54g ●材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/ブナ
おすすめオピネルナイフ6.【コークスクリューナイフ】
こちらはワインオープナーがハンドル部分に収納されているデザインになっています。 アウトドアで料理を楽しみながらワイン。素敵ですね!
ステンレス#10コークスクリューナイフ
OPINELステンレス#10コークスクリューナイフ
●ブレード:100㎜ ●材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/ブナ
ナイフのハンドルはブナ材が用いられ、刃はステンレススティールで出来ています。ナイフは男女兼用の商品です。オピネルは、熟練スタ職人の手で作られるナイフです。
おすすめオピネルナイフ7.【アウトドアシリーズ】
こちらは、ハンドル部分が握りやすく衝撃に強い素材。使用中・使用後の水濡れや手入れを気にせず使える、アウトドアに心強いデザインです。
アウトドア#8
オピネル OPINEL アウトドア #8 ブルー 41450
●カラー:ブルー、グリーン、グレー、オレンジ ●サイズ:全長 約195㎜ ●刃渡り:約85㎜ ●重量:62g ●材質:ステンレススチール、ポリアミド、硝子ファイバー
おすすめオピネルナイフ8.【限定モデル エボニー】
こちらは限定モデルとなり、ハンドル部分に銘木「黒檀」が使用されたデザイン。値段は格段に上がりますが、銘木が放つ漆黒の高級感は、丁寧に手入れを行い一生物にしたくなるナイフです。この高級感は贈り物にも最適!
オピネル-OPINEL ステンレススチール#8エボニー
オピネル-OPINEL ステンレススチール#8エボニー
●重量:59g ●ブレード:85㎜ ●材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/黒檀材
オピネルの取り扱い
➀刃物であることを忘れずに!
オピネルを携帯する際に気に留めておきたいことは、「刃物」であるということ。 その所持の仕方によっては、「銃砲刀剣類所持等取締法」(銃刀法)や「軽犯罪法」に引っかかってしまうこともあります。 日常生活で継続的に身に付けることは控え、取り扱いのルールを守って、オピネルのある生活を楽しみましょう。
(刃体の長さが六センチメートルをこえる刃物の携帯の禁止) 第二二条 何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが六センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。
「銃刀法」では、 ●刃体の長さが6㎝をこえる刃物の携帯の禁止と定められています。 ただし、正当な理由がある場合や、刃体8㎝以下の折りたたみナイフであればこの限りではないとされています。 「軽犯罪法」では、 ●刃物のサイズに関わらず、隠して所持することが法に触れてしまいます。 持ち運びは、道具ケースやクッカーなどと一緒に入れるなど、用途が明確に分かるようにし、保管方法に注意しながら携帯するようにしましょう。
➁持ち運びはロック確認
折りたためて携帯に便利なオピネルですが、リュックやキッチングッズの中に収納する際はきっちりとロックがかかっているか確認するようにしましょう。 また使用中にも、ロックがかかるモデルは安全のためにロックをお忘れなく!
➂刃・持ち手の手入れ・カスタム
家庭の包丁と同じく、切れ味を維持させるためにはオピネルのナイフも手入れが必要です。 アウトドアでの使用後は、濡れたままで放置しがち。ブレード部分の錆や、ハンドル部分の変形・カビに繋がりますので、適切なお手入れを行うようにしましょう。 次の項で、「黒錆加工」や「オイル加工」、「刃研ぎ」などの手入れやカスタム方法をご紹介します。
手入れとカスタムで「オピネルを育てる」
使用前のひと手間や適切な手入れを行うことで、オピネルのナイフは切れ味よく、長持ちするナイフへと育っていきます。 ブレードやハンドルをカスタムして、自分だけのオピネルを育てていきましょう。
(注)ナイフの不用意なカスタムは、安全性を損ねる恐れがありますので、十分に気を付けて下さい。
手入れ・カスタム➀カーボンブレードの黒錆加工
カーボン製のナイフは錆やすく、切れ味の低下につながります。 あらかじめ黒錆加工でブレードを覆っておくことで、赤錆の抑制に効果的です。(注)黒錆加工は、カーボン製ブレードのみに効果があります。 黒錆加工については様々なやり方がありますが、比較的手軽に手に入るもので行うことができます。 (代表的な材料) ●シリコンオフスプレー ●耐水ペーパー ●紅茶(ティーパック) ●お酢
こちらでは、空き缶を利用して、お酢・レモン汁・紅茶のティーパックで錆を発生させています。 ●紅茶の成分「タンニン」が付着した錆を定着してくれます。 液に浸す時間も様々ですが、ムラなく加工するためにも何よりもまず、ブレードの汚れを取っておくことが大切です。汚れ・油分をきちんと落としてから、作業に入ってください。
こちらの動画では、ブレードを取り外して錆加工を行っています。参考にしてみてください。 また、ブレードを外して作業をする際は、 ●手袋をする ●パーツをきちんと保管する など、十分に注意して行ってください。
手入れ・カスタム➁ハンドルのオイル加工
一般的なオピネルナイフのハンドルに使われている材質はブナ。 天然の材木は、水分を吸収することで膨張やゆがみを生じます。これにより、ブレードの出し入れが渋くなってしまいますので、防水処理としてあらかじめ水分を吸収しにくい加工「オイル加工」を施しておくことをおすすめします。
密封できる袋に、亜麻仁油やえごま油、クルミ油などの乾性オイルとオピネルを入れて24時間漬け込み、その後24時間乾燥させて磨き上げる方法が一般的です。
手入れ・カスタム➂刃研ぎ
オピネルの刃研ぎの推奨角度は20度とされています。 使用する目的に応じて、刃の角度をカスタムしてみてください。 カーボン製のナイフは研ぎやすく、育て上げるにはピッタリ。また、切れ味が良く手入れされたナイフは、万が一の際は逆に傷が軽くすむ場合もあります。 刃研ぎの際は、くれぐれもご注意を!
Opinel(オピネル) シャープナー
●材質:スチール(鋼) ●サイズ:約130mm ●重量:約14g
砥石を利用して刃を研ぐことが難しい場合は、こちらのコンパクトなシャープナーも便利です。
まとめ
いかがでしたか? フランスの老舗&定番フォールディングナイフ「オピネル」。 アウトドアの相棒として、また、ルールを守って安全に、お洒落で機能的なオピネルナイフを活用してみませんか?
●重量:38g ●ブレード:75㎜ ●素材:ブレード/ステンレス、ハンドル/セイヨウブナ