大人気!観葉植物ドラセナが選ばれる3つの理由とは?
観葉植物の中でも人気が高いドラセナですが、どうして人気があるのかわかりますか?それは、豊富な種類や育てやすさ、更には縁起の良さにあります。
①、インテリアに合わせて選べる豊富な種類
ドラセナは非常に種類が豊富で、100円ショップで購入できるコンパクトなサイズから、2m超えの大きなサイズまで様々です。また、葉の色も丸みを帯びた種類や細くシュッとした種類があり、色もホワイト系から赤みがかった種類、単色の種類、柄入りの種類・・・など、数十種類あります。そのため、数ある観葉植物の中でも、インテリアに馴染む種類が見つけやすいという点が大きな魅力になっています。
②、縁起の良い花言葉「幸福」
ドラセナの花言葉は「幸福」です。その花言葉はあまりにも有名なため、ドラセナではなく「幸福の木」という別名で販売されていることもあります。とても縁起の良い花言葉なので、お祝いの際に贈り物として利用されたり、花束に利用されることもあります。また、風水的にも「良い気」を集める木と言われているので、開運目的で購入する人も多いです。
③、育て方が簡単で初心者にもおすすめ
ドラセナは、育て方も簡単です。熱帯原産の植物で、水の管理と置き場所さえ間違わなければ、どんどん大きくなります。植える鉢のサイズや切り戻しでサイズの調整もできるので、大きくなり過ぎて手に負えなくなる・・・ということもなく、長い間楽しめます。それでは、具体的な育て方について見ていきましょう。
ドラセナの育て方で1番大切なのが水の管理
ドラセナの育て方で1番大切なのが水の管理です。ついつい元気がないと水をあげたくなりますが、それ画結果的にドラセナが枯れる原因になることもあるのです。
ドラセナが枯れる原因No.1は水のやりすぎ
ドラセナをはじめ、観葉植物が枯れる原因No.1が水のやりすぎです。水をやりすぎると根が傷むため、どんどんと元気がなくなってしまいます。そこで、水が足りないのかな?と勘違いして更に水をあげると、完全に枯れてしまいます。しかし、コツさえ押さえれば、水の管理はとても簡単です。
ドラセナの水やりは土を見てから
ドラセナの水やりは、株全体の様子を見るよりも、土の状態を見ることが肝心です。春から秋の間は、土の表面が乾いたのを確認したら、たっぷり水をあげるようにしましょう。指で土の表面を触ってみて、土がサラサラして指に何もついてこないか確認するようにすると、失敗も少ないです。冬の間は生長が穏やかなので、表面が乾いて4~5日してから水をあげます。冬の間も常時10℃以上保てる環境で育てている場合は、もう少し水やりの回数を増やしても問題ありません。
葉水で埃やハダニ対策
ドラセナは葉の面積が広いため、屋内で育てていると埃がよく溜まります。その埃を洗い流すためにも、週に1回程度、葉水でお手入れしてあげましょう。通常霧吹きで葉に水を吹きかけるのですが、置いている場所によっては難しいこともあります。その場合は、ティッシュやコットンを水で濡らして、やさしくふき取ることでも同様の効果があるので試してみてください。
また、葉の裏には葉の栄養を吸い取るハダニが発生することもあります。ハダニのせいで葉が枯れることもあるので、葉の裏までしっかりきれいに手入れしてあげましょう。
ドラセナが元気に育つ置き場所とは?
ドラセナを元気に育てるポイントとして、水やりの次に大切なのが、置き場所です。ドラセナが好む場所はもちろん、風水的に良い置く場所もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ドラセナが好むのは日当たりと風通しが良い場所
ドラセナは日当たりが良く、風通しが良い場所の良い場所で育てましょう。ただし、夏の強い日射しが当たりすぎると葉が焼けて傷むこともあるため、レースカーテン越しに日光が当たるような場所かおすすめです。また、ドラセナの様子を観察していて日照不足を疑っても、すぐに屋外に出したり、直射日光に当たる場所に移動させるのはやめましょう。急な環境の変化はドラセナを急速に弱らせるので、少しずつ窓際に近づけるなど、焦らずゆっくり対応するのが大切です。
運気上昇!?風水的におすすめの置き場所
ドラセナは風水的にも良い植物で、気の流れが停滞しがちな場所や運気があまりよくない場所に置くと金運が上昇したり、開運につながるそうです。具体的には、玄関や東~南~南西の部屋の隅に置くのがおすすめです。また、部屋の中央に置くと、良い気が部屋中に行きわたるそうですよ。
ドラセナを長く楽しむお手入れのコツ
ドラセナに適した水の管理と置き場所をマスターすれば、ドラセナは長く楽しむことができます。しかし、更に長く楽しむお手入れのコツもあるので、ドラセナの栽培に慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。
お手入れのコツ①、肥料をあげる
ドラセナを購入した時は元肥が入っていることが多いので、しばらくは肥料は与えなくても元気に育ってくれます。しかし、半年くらい育てたら、肥料を与えてあげましょう。春から秋の間は、液体肥料の場合は2週間に1回程度、置き肥の場合は2ヶ月の1回程度与えるのがおすすめです。冬の間は与えません。肥料も与えすぎると傷むことがあるので、気をつけましょう。
お手入れのコツ②、剪定(切り戻し)する
ドラセナの剪定(切り戻し)は必ずしも必要ではありませんが、樹形が乱れてきた時、株全体に勢いがなくなった時、コンパクトに育てたい時に必須の作業で、5~6月に行います。ドラセナは丈夫なので、どこで切っても大丈夫です。生育が旺盛な時期に行うため、すぐ伸びてくるので、少し大胆に切るのもおすすめです。剪定した葉や茎は、フラワーアレンジや挿し木に利用できるので、ぜひ活用してみてください。
また、葉の先端だけ傷むこともあります。そういった場合は、傷んだ葉を付け根から全て切り落としても良いですし、傷んだ部分だけ切り取ることも可能です。傷んだ部分だけ切る場合は、斜めに切ると他の葉と馴染んで、見た目もよくなるのでおすすめです。
ドラセナの増やし方
ドラセナは丈夫なので、増やし方も簡単です。剪定で切った茎を利用しても大丈夫なので、ぜひ、試してみてください。増やし方は幾通りかありますが、一番簡単な増やし方は挿し木です。10㎝程度の新芽か、5㎝の茎を川砂に挿して、日陰で水を切らさないように管理します。1ヶ月程度で新芽が出てくるので、新芽が確認できたら、鉢に植え替えます。
ドラセナの植え替え方法
ドラセナの植え替え時期の目安は、鉢の底から根が伸びてきた時か、水をやっても浸み込まず、表面から溢れるようになった時(根詰まりしている時)です。植え替えは5~8月に行うとダメージが少なく済みます。
鉢から株を抜いて、3分の1~2分の1くらい古い土を落として、一回り大きな鉢に新しい土を半分程度入れ、植えこみます。しっかり土を詰めて、たっぷり水を与えます。水を与えて土のかさが減った場合は、更に土を足します。この時使用する土は、「赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂1」を混ぜ合わせた土か、ホームセンターなどに売っている「観葉植物の土」を使用しましょう。適当な土を選ぶと、水の管理が難しくなるので要注意です。
ドラセナのおしゃれな飾り方
ドラセナの葉は、大きく色も美しいため、フラワーアレンジにもよく利用されます。飾り方もいろいろありますが、剪定後の葉や枝を利用するのもいいですよね。ドラセナの葉や茎のみを花瓶に生けるというシンプルな飾り方もおしゃれです。
また、少し花を足すとぐっと華やかになって、ドラセナの葉の美しさを際立たせます。葉が大きなドラセナの場合は、葉を半分に曲げてみたり、切ってみたり・・・いろいろな飾り方ができるので、興味がある方はぜひ、極めてみてください。
ドラセナを上手に育てておしゃれな空間に
観葉植物を部屋に飾りたいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。しかし、育て方やお手入れに自信がなくて諦めている方もいると思います。そういった方には、入門編としてドラセナの栽培をおすすめします!ドラセナを1つ置いただけでも、空間がかなりおしゃれになりますし、開運効果まであるのが嬉しいですよね。ぜひドラセナの栽培に、チャレンジしてみてください!