アメジストセージとは
科名
シソ科
学名
Salvia leucantha
原産国
メキシコ、中央アメリカ
アメジストセージとは、中央アメリカやメキシコに分布しているシソ科の多年草の事を指します。日本には、明治時代後期に入ってきたとされており、その背の高い見た目とハーブとしても使われる特徴的な香りが人気となって居ます。 「アメジストセージ」という呼ばれ方の他に、「カンブッシュセージ」や「メキシカンセージ」とも呼ばれております。もし、お店でなかなか出会う事が出来ない場合には時期がずれている場合もありますが、違う名前で販売さえれている場合もあります。 その際は、タグを確認してみる事によって見つける事が出来るかもしれません。
アメジストセージの花言葉・開花時期
花言葉
『家族愛』『家庭的』 アメジストセージの特徴として、長く伸びた茎の先に小さな花が付くという咲き方があります。この花の付き方が、寄り添っているように見える事から、このような花言葉がついたとされています。 家族にとってピッタリの花言葉が付いているので、新居などを購入した際は、アメジストセージを植える事によってより素敵なお庭を作る事が出来るかもしれません。
開花時期
8月下旬~11月中旬。 アメジストセージは、開花の時期になるとまるで稲穂のような形で花を付けます。一つ一つのお花は2㎝程度ととても小さいものの、いくつも集まる事によって特徴的な美しい姿を楽しむ事が出来ます。 因みに、アメジストセージの花の形は唇形花と呼ばれる形をしてます。これは上と下に花びらが別れており、本物の唇のような形をしています。シソ科に多い特徴と言われております。
花の色
紫、白、ピンク 一般的には、紫が多く知られていますがその他にも白やピンクの花の色があるとされています。 販売時期になると、それぞれ購入する事が出来るようになります。その為、気になるカラーがある方は少し多くの種類が販売される時期まで待つ事をお勧め致します。
アメジストセージの育て方・栽培方法
美しい姿を楽しむ事が出来るアメジストセージは、庭にあるだけで存在感を放ちます。その為、自分の家で育ててみたいと考える人も多く居る事でしょう。ですが、ガーデニング初心者の方はどう育てたら良いのか分からない部分もあるでしょう。そこで、アメジストセージの詳しい育て方をご紹介させて頂きます。
難易度
アメジストセージは、それほど難しい育て方をするお花ではありません。その為、ガーデニング初心者の方でも比較的簡単に育てる事が出来るでしょう。 害虫も付きにくく日の当たる場所に置き、きちんと水やりをする事によって美しい姿を楽しめます。
アメジストセージは耐暑性に優れており、比較的丈夫な性質です。その為、初心者の人でも簡単に育てる事あ出来るでしょう。耐寒性はそれほど高くはありませんが、関東であれば外でも問題ありません。寒冷地の方も、きちんと防寒対策をしておけば、冬を越す事が可能です。 多年草なので、大事に育てる事によって長い期間楽しむ事が出来るでしょう。
植え付け
4月中旬~5月です。 庭に植えの場合には、水はけの良い腐葉土などの土を使う事によってより良い環境を作り出す事が出来るでしょう。鉢植えにする場合も水はけの良い土を使用する事は勿論ですが、赤玉を使用して緩効性化成肥料なども混ぜると良いでしょう。 植え付けを行う際には、根をほぐしながら植える事によってより大きく綺麗に育てる事が出来ます。根をほぐさないと、固まったままになってしまう場合もあるので優しくほぐしましょう。
水やり
庭に植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。植え付けを行った最初の2週間は、定期的に水やりを行いその後はそのまま様子を見ましょう。夏場など、あまりにも乾燥が気になるようなら、水やりをしましょう。 鉢植えの場合は、庭に植えるよりもより多くの水を必要とします。その為、表面が乾いたら比較的たっぷりと水をあげましょう。
アメジストセージは、乾燥しすぎてもいけませんが水をやり過ぎてもいけません。根腐れの原因となってしまうからです。その為、水の与えすぎも与えな過ぎもダメなのです。最初のうちは、その水やりに悩む事もあるかもしれません。管理方法を一度覚えると、きちんと育てる事が出来るようになるので色々様子を見ながら育ててみてください。 過湿な環境が続くと根腐れ夏場に極度に乾燥すると痛みますので、水をしっかりとやりましょう。春は二日に一回、初夏は毎日、真夏は一日二回、秋は二日に一回、冬は土が乾いてから数日経って水をやるのを基本にして、土をよく見て、水をやりすぎないようコツを掴んでくださを起こしやすくなるので注意して下さい。
肥料
庭植えの場合は、植え付けを行う際に緩効性化成肥料を入れておきましょう。そうする事によって、肥料を追加しなくとも、美しい花を咲かせることが出来ます。 鉢に植える場合には追加で肥料を入れる必要があります。ですが、あまり多く肥料を与えてしまうとハーブ系の花の場合には香りが無くなってしまうと言われています。その為、春と秋に緩効性化成肥料を与える程度で十分です。 開花時期には、プラスして薄い液体肥料などを与えてもいいでしょう。
摘芯
6月~7月頃 摘芯とは、植物を切りそろえる事を指します。切ると聞くと可愛そうにも思えますが、植物の成長を管理していく上では大切な事なのです。 アメジストセージもまた、摘芯をする事によってより大きく綺麗な花を咲かせることが出来ます。そのままにしておくと、伸びすぎてしまい冬の時期などに枯れる原因ともなります。植え替えもしにくくなってしまうので、しっかり摘芯して管理を行いましょう。 何度か摘芯を行う事で、花の数や背丈を管理する事が出来ます。ですが、8月以降に切り戻しを行ってしまうと開花が間に合わない場合がありますので注意しましょう。
起き場所
アメジストセージを置く場合には、日当りが良い所が理想的です。あまり日に当たらないと、と花の数が減ってしまったりそのまま倒れてしまう場合もあります。その為、植え替えを行う際には日が当たるかどうかをしっかり確認しましょう。 まった、水はけの良い場所も重要です。多湿を好まない植物なので、水はけが悪いと根腐れしてしまう可能性があります。
挿し木
アメジストセージは多年草と言う事もあり、挿し木をして株を増やす事が出来ます。 時期は5月~7月上旬がお勧めです。 摘芯によって切り戻したものをそのまま使用する事も出来ます。方法としては、茎を2節程度の長さにしてそれを挿し穂にします。したの部分の葉を取り、そのまま土にいれて水を切らさないように管理して行きましょう。 発根をする事が出来れば、そのまま大きくしていく事も可能でしょう。 自分の家で増えすぎてしまった場合には、友人などにプレゼントしても喜ばれる事間違い無しです。
植え替え
3月~4月頃 大きくなり過ぎてしまった場合には植え替えが必要です。狭い場所で育ててしまうと、段々と花の付も悪くなってしまうので注意が必要です。 アメジストセージは、根を張りやすいという特徴があります。その為、そのままにしておくと根詰まりを起こしてしまう可能性が考えられます。その為、そうならない為にも一年に一度は植え替えを行ってください。また、庭に植えている場合も、知らず知らずのうちに、根が窮屈になてしまっている事も。生育が悪い場合には、寝詰まりの可能性もあるので、植え替えをしてみる事もお勧めします。
アメジストセージ綺麗な花の咲かせ方
美しい花を咲かせる為には、日当たりの良い水はけのよい場所に置くことが大切です。そうする事によって、比較的簡単に育てる事が出来ます。害虫も付きにくいので初心者の方にはお勧めの植物です。 少し大きくなってきたら、摘心を行いましょう。そうする事により、背の高さを調整しながらより花の数を増やしていく事が出来ます。 多年草なので、大事に育てる事により何年も美しい姿を楽しむ事が出来るでしょう。関東などでは冬の時期でも外で超す事が出来るのも嬉しいポインとです。
まとめ
ガーデニング初心者の中には、興味はあるものの害虫などが付く事が嫌で始める事が出来ないケースもあるでしょう。アメジストセージは害虫が付きにくい花としても知られています。その為、虫嫌いな方にもおすすめです。 ハーブとしての効果は持ちろん、その美しい見た目によって庭に置くことにより辺り一面を華やかにしてくれる事でしょう。水やりなど、少々コツが必要な部分もありますがそれさえマスターしてしまえば、長い期間美しい花を楽しむ事が出来ます。是非、お庭に植えてみてはいかがでしょうか。