自作のアルコールバーナーを作ろう
アウトドアグッズであるアルコールバーナーは、キャンプや登山などのアウトドアスポーツはもちろん自宅でひとりメシをちょっと作る時にも利用できます。今日はこのアルコールバーナーを、捨ててしまうような物や100均グッズを使って作る方法を見ていきましょう。 難しい作業や専門的な道具は不要です。家にある道具で簡単に作ることができます。
自作アルコールバーナーの魅力とは
自作アルコールバーナーの魅力は、何といっても安価に簡単に短時間に作ることができることに尽きるでしょう。アウトドアグッズは店舗で買うとそれなりのお値段がしてしまうものです。調べてみたところ安くて1,000円代、有名ブランドのアルコールバーナーですと燃料費別で3,000円代くらいしてしまいます。 捨ててしまうアルミ缶などを利用すれば、自作アルコールバーナーの費用は0円です。
自作は楽しい!
自作アルコールバーナーの魅力はコスパの良さだけでなく、何といっても「作ることが楽しい」ことがあります。アウトドア好きな人はなぜかハンドメイドが好きな人も多いです。自作のアルコールバーナー作りにハマって何十個も自作しているという人もいるほどです。一度作ってみるとその楽しさが実感できるでしょう。
自作アルコールバーナーの素材集め
アルコールバーナーに使える素材①アルミ缶
軽量のアルコールバーナーを作りたいなら、おすすめの素材はアルミ缶です。アルミは加工しやすいのも利点でカッターやハサミでスルスルとカットできるので短時間で仕上がります。栄養ドリンクやコーヒー、アメリカンサイズのジュースなどその太さ、大きさも様々ですので自分の好みの大きさで作ることも可能です。
アルコールバーナーに使える素材②クッキー型
軽量のアルコールバーナーを作ろうとしたとき、全てアルミ缶を加工して作っても良いですがはじめから波々に曲げられている円形のクッキー型を使うと見た目アップと作業時間短縮できます。軽量のクッキー型も100均一で2個セットなどでサイズも豊富に売られているので、気に入った大きさのものを見つけたときに買っておくと良いでしょう。
アルコールバーナーに使える素材③100均の携帯灰皿
アルミ缶をカットするのも面倒、もっと簡単に作りたいという人はこちらも100均で手に入る携帯灰皿を利用して自作アルコールバーナーを作る方法もあります。アルミ缶をカットする時間が節約できるので、作成時間が短縮できることと中に入れるクッキー型のサイズがちょうど合うものが見つかれば、3分も掛からずに自作アルコールバーナーを作ることができるでしょう。
簡単!アルコールバーナーのDIY1:アルミ缶使用
アルコールバーナーのDIY:用意するもの
アルミ缶:自分の好みの太さのもの。ラベルが印刷されたものではなくビニールがはがせるタイプだと銀色一色で見た目の完成度がアップします。今回紹介するタイプは同じアルミ缶を2つ用意します。 道具類:カッターナイフ、ハサミ、ラジオペンチ、釘や千枚通しなど穴を開けられるもの。あればドリルが好ましいです。 高さを決めるための物:ガムテープ、雑誌を重ねたものなど、アルミ缶を均等な高さにカッターで傷つけるためのものを用意します。 材料はこれだけです。では、早速作り方をご紹介していきましょう。
アルコールバーナーのDIY:作り方1
アルミ缶の底から30ミリの部分で2つカットします。一つにはドリルで均等に、ジェット用の穴を開けておきます。
アルコールバーナーのDIY:作り方2
切り取って余ったアルミ缶の真っ直ぐな部分を高さ37ミリにカットします。内側に入れて部屋にしますので、輪ではなくハサミを使ってたいらにカットしてOKです。カットしたものは、外側のアルミ缶よりも小さな輪にして余分な部分は切り取り、ホチキスで留めます。
アルコールバーナーのDIY:作り方3
穴を開けていない方のアルミ缶はそのままでは2つの缶がハマりませんのでラジオペンチでだいたい均等に波型の歪みを入れておきます。その中に先程作った37ミリの高さの輪を入れ込み、最後に穴を開けたアルミ缶をはめ込んで完成です。
簡単!アルコールバーナーのDIY2:100均の携帯灰皿使用
アルミ缶は軽量で良いのですが、登山やキャンプ道具として持ち歩くのには少し材質が心もとないときもあります。そんな時は100均で売っている携帯灰皿でアルコールバーナーを作ると持ち歩きに安心感が増します。
用意するもの
材料:100均で買える携帯用灰皿、同じく100均で買えるクッキー型(今回は波型を使用) 道具:ラジオペンチ、釘やドリルなど穴をあける道具
アルコールバーナーのDIY:作り方4
携帯灰皿のサイズに合うクッキー型があれば良いですが、無い場合はクッキー型を一度広げてから内径を調節します。
アルコールバーナーのDIY:作り方5
携帯灰皿の蓋が収まる部分に均等にいくつかジェット用の穴を開けます。この時ドリルを使うと均等な大きさの穴を開けることができます。
アルコールバーナーのDIY:作り方6
クッキー型を携帯灰皿にセットしてできあがりです。アルミ缶を使ったタイプよりも簡単で短時間に作ることができます。
まとめ
登山やキャンプ、家でのひとりメシにと気軽に使える自作アルコールバーナーの作り方を2種類ご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。ハンドメイドなら愛着もわき、使う時の充実感が違います。 穴を調整して弱火用や強火力バーナーなどいくつか作っておくと便利でしょう。自分のこだわりのアルコールバーナー作ってアウトドアライフを満喫しましょう。