かんなの湯ってどんなところ？
最近はアウトドアを手ぶらで楽しめる施設も増えて、多くの人が手軽にキャンプを楽しんでいます。そんな施設の中でSNSで見かけることも多いのが、関東にある温泉も楽しめるキャンプ場「かんなの湯」です。 かんなの湯とはいったいどのような施設なのでしょうか。キャンプ場だけでなく、岩盤浴や温泉宿としての宿泊、グルメ施設や周囲の観光スポットなどを織り交ぜ、かんなの湯を120%楽しめるような情報をご紹介していきます。
かんなの湯の基本情報
名称：埼玉県神川町の温泉＆キャンプ場天然温泉かんなの湯 住所：367-0236 埼玉県児玉郡神川町小浜 1341 電話：0495-77-5526 営業時間：月～木・日 9:00～22:00 金・土・祝前日 9:00～23:00 休館日：不定休 かんなの湯の施設：温泉、岩盤浴、宴会場、キャンプ場、売店・直売場など 泉質：ナトリウム－炭酸水素塩・塩化物温泉 温泉の効能：神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、冷え性、疲労回復など 施設の敷地は1万坪という地域最大を誇り、温泉や旅館など宿泊施設だけでなく、リラクゼーションスペースや宴会場、キャンプ場や産地直売店まである一大リゾート施設となっています。
かんなの湯へのアクセス
かんなの湯へのアクセス 【電車・バス利用】 ・JR高崎線「本庄駅」下車25分 ・上越新幹線 「本庄早稲田駅」下車25分 ・JR八高線 「丹荘駅」下車10分 【車利用】 (東京方面から)関越自動車道「本庄児玉IC」降りて、国道462号線～国道254号線経由15分 (群馬方面から)上信越自動車道・藤岡I.Cから約15分
かんなの湯なら手ぶらで温泉キャンプが楽しめる！
手ぶらキャンプってなに？
最近は気軽にアウトドアを楽しみたいという人が増えています。2016年あたりから、グランピングの流行であちこちにグランピング施設が建設され、ますますその勢いは大きくなるばかりです。 グランピングは便利だけど料金が気になる、おしゃれすぎて子供づれでは敷居が高い、テント設営などは自分で体験してみたいという人もいるでしょう。 そんな人のピッタリなのがかんなの湯の手ぶら温泉キャンプです。正式名称は「ロハスガルテンキャンプ場」。キャンプの道具はすべてかんなの湯に用意されていて、BBQの食材まで宿泊料金に入っています。 それだけでなく、キャンプをしながら岩盤浴や温泉も楽しめるという良い事づくしの宿泊サービスです。必要なのはキャンプを楽しむ気持ちと、一緒に楽しむ恋人や家族や仲間だけ。
かんなの湯のキャンプ場施設
かんなの湯のキャンプ場は、大人も子供の遊びごころを持って「プチ冒険」や「プチ探検」を楽しもうというコンセプトで運営されている施設です。移動が大変な子供づれでも荷物が少ないから楽々。力が足りない女性同士でもキャンプガイドがついてくれるので楽しみながらテント設営ができます。 1泊の宿泊代金にはキャンプ道具一式、夕・朝の食事の食材つき、かんなの湯の温泉利用券が2日分ついています。キャンプを楽しんで、翌日温泉に浸かってゆっくりしてから帰宅ということも可能です。 キャンプ場のチェックインは10:00～15:00、チェックアウトは翌日の10:00となっています。
かんなの湯の豊富な温泉施設
かんなの湯というくらいですから、キャンプ場も気になりますが温泉宿泊施設がメインです。なんと、かんなの湯には岩盤浴やサウナを含めると22種類の温泉宿泊施設が用意されています。全部楽しもうとしたら1日では堪能しきれないくらいです。 その中から特に特徴的なものをご紹介します。
温泉①：神川温泉の湯
檜風呂の「神川温泉の湯」はかんなの湯の温泉のメインとも呼べる温泉です。地下1,500mから湧き出る源泉は26.6度とちょっと低温ですが、しっかりいい湯加減に調節されているのでリラックスして入浴することができるでしょう。
温泉②：寝湯
心臓が弱い方など、心臓に負担を掛けずに温泉が楽しめる施設です。横になった状態で足裏にジェット水流が当たるように出来ているので足裏マッサージの効果もあります。
温泉③：スパークリングシャワー湯
こちらは岩風呂でお湯が常にシュワシュワと発泡しているような状態です。その名の通りスパークリングなお湯が楽しめる施設となっています。常に体に刺激を与え続けているのでとっても体が温まります。
温泉④：つぼ湯
屋根つき露天におひとり様ひとつずつ、つぼの中に温泉が用意されています。贅沢に温泉のお湯を独り占めしたいという人にピッタリです。
遠赤外線とアロマの効果「ロウリュウ」ってなに？
かんなの湯では温泉だけでなく岩盤浴も楽しめます。かんなの湯はただの岩盤浴ではなく、岩盤浴+ロウリュウ、サウナ+ロウリュウというアトラクションが付いてきます。 ロウリュウとは、岩盤にアロマ水を掛けて発汗効果やアロマの癒やし効果を味わってもらおうという施設です。ロウリュウの時間になると、担当スタッフが岩盤にアロマ水を掛け、タオルを大きく振り回してその蒸発した熱気をお客さんひとりひとりに振りまきます。
ロウリュウ利用の基本情報
ロウリュウの時間 岩盤浴ロウリュウ 11:00、14:00、16:00、20:00。土日祝は18:00と21:30が追加されます。 サウナロウリュウ 13:00、17:00、19:00、21:00。土日祝は10:00と15:00、金土祝日前は22:00が追加されます。 岩盤浴ルームは3つ用意されているので、静かに岩盤浴だけを楽しみたい人は別の部屋を利用することでのんびりとリラックスタイムを過ごすことも可能です。
BBQ後にはいれば身も心もスッキリ！
ロウリュウの強力な熱波の発汗作用による美肌とアロマの癒やしのダブルの効果が期待できるアトラクションです。みなでワイワイいいながら、スタッフの人がぶんぶんとタオルを振り回すパフォーマンスもその楽しみのひとつ。 キャンプで美味しいBBQをいただいた後は、女性なら翌日の体臭も心配です。気になる食べ物や煙の臭いを汗と一緒にスッキリ洗い流して眠りにつけば、そんな心配もありません。
かんなの湯は3つのグルメ施設で楽しめる！
岩盤浴や温泉で汗を流した後は、ビールで一杯…などと考えている人もいるでしょう。キャンプ場でいただくビールも良いですが、そこは料理長が出してくれる美味しいグルメをいただきながらお風呂上がりの一杯といきましょう。 食事エリアは入浴なし宿泊なしで、無料で利用できます。
鮮菜ダイニング レストラン神蔵（かぐら）
近くの「神川ゆ～ゆ～ファーム」から届いた新鮮な野菜をメインに、料理長が腕を奮ってくれるのがレストラン神蔵です。ざるそばや海鮮丼、新鮮野菜の天ぷら定食だけでなくお酒もいただけます。
女子会メニューがお得な料金の個室宴会場
入浴と岩盤浴、タオルセットに部屋代と食事にワンドリンクまでついた女子会メニューが評判です。3時間とゆっくりできるので、温泉キャンプも良いけれどみんなで食べて騒いでワイワイしたいという人はこちらのサービスもおすすめです。
テレビやカラオケも完備の個室でグルメ
他の人と一緒では気疲れする、綺麗な庭を眺めながら少し休憩したい。彼氏・彼女と二人だけになりたい。宿泊はキャンプを使うけど、温泉宿の部屋も見てみたい。そんな人におすすめなのが個室の利用です。 中でも「龍誠庵」は、一流料亭のようなとっても豪華な和室で食事が堪能できます。BBQも良いですが、せっかく温泉に来たのなら料理長が作ってくれる海の幸・山の幸もしっかり楽しみたいという人におすすめです。こちらは予約が必要ですが、予約する価値があるほど豪華な個室となっています。
温泉キャンプなら産地直売所も利用価値◎！
キャンプ場の利用料金には食材も含まれますが、自分で食材の持ち込みしても追加料金はかかりません。そんな時に利用したいのが、かんなの湯の中にある産地直売所エリアです。こちらは地元神川町内の農家の人たちが丹精込めた新鮮や野菜などを販売しています。 採れたての食材がすぐに並ぶ産地直売所で購入した食材を、すぐにBBQで食べるなんて美味しくないはずがありません。
自然食カフェ「ろはす屋」
産地直売所の中には、自然食カフェのろはす屋がオープンしています。こちらでは美味しい本格石窯ピザやコーヒーが楽しめます。テント設営で体を動かして小腹が空いたなという時は、こちらのカフェでひと休みしてみてはいかがですか。
かんなの湯のリラクゼーション施設もご紹介
疲れた体を手もみで癒やす
整体や手もみのマッサージは疲れた現代人には馴染みの深い施設ではないでしょうか。かんなの湯には30分から80分までの手もみコースの他、足だけ集中コースや顔・頭のつぼマッサージのみのコースも用意されています。 眼精疲労や偏頭痛に効果があるという顔・頭のツボ押しマッサージはおすすめです。最近頭皮の血行が気になるという男性も受けてみてはいかがでしょうか。
韓国あかすりで自分では落としにくい皮脂もスッキリ落とす
韓国式あかすりは30分から90分までのコースで利用できます。あかすりだけでなく、リンパのオイルマッサージもしてくれるから最近むくみが気になっていた人には全身リフレッシュできる施設です。
女性・男性エステも充実
女性専用、男性専用エステもあるのがかんなの湯です。自分へのご褒美に、日頃お疲れな体に安らぎの時間をあげましょう。美白コースやむくみを解消してくれる小顔コース、男性には毛穴コースなども用意されています。 岩盤浴の後の利用でさらに体スッキリ、毛穴スッキリ、一皮むけたようなピカピカの自分の肌に出会えるでしょう。各種リラクゼーション施設は宿泊なしでも利用できるのでキャンプ場利用でもしっかり使えます。
かんなの湯を拠点としたアクティブな楽しみかたも
近隣の公園「ゆ～ゆ～ランド」
かんなの湯には「ゆ～ゆ～ランド」という公園施設が隣接しています。キャンプ場もこの公園施設の中に位置しているので、テント設営が終わって一段落ついたら、余った時間に誰でも楽しめるスポーツエリアで思い切り体を動かして日頃の運動不足を解消してみてはいかがですか。
サイクリングやハイキング
施設の中にはサイクリングやハイキング、森林浴を楽しむスペースが十分に用意されています。ウォーキングは足に負担のかからないウッドチップを敷いた道が整備されているので、普段あまり運動をせずに足や膝が心配だという人にも安心です。
周辺の見どころスポット
神流湖
下久保ダムが作られたことで出来た人口湖が神流湖です。かんなの湯から9kmほどの場所に位置しています。静かな湖面と、緑豊かな自然あふれる場所で特に秋は紅葉が映り込む湖面が夢のような景色を見せてくれます。
城峯公園
冬桜で有名なの城峯公園もかんなの湯から10kmほどのところにあります。キャンプ場に宿泊した帰りに少し足を伸ばしていける距離でしょう。桜の季節なら夜はライトアップされていてとても綺麗な夜桜を楽しむことができます。
かんなの湯の周辺施設をご紹介
神流川
かんなの湯のすぐ近くに流れているのが神流川です。利根川の支流で群馬から埼玉へと流れている川で、ニジマスが釣れることでも有名です。あまり大きな川ではありませんが、自然に囲まれ済んだ冷たい水が流れているので川遊びに最適です。
かんなの湯：料金一覧
素晴らしい自然に囲まれて、手ぶらで温泉とキャンプが一緒に楽しめるかんなの湯。一度訪れてみたいと思った方も多いのではないでしょうか。キャンプ施設から料金をご紹介していきます。 手ぶら温泉キャンプ 1泊2食つき 1人4,800円 食材追加料金 ローストポーク(800g)とじゃがいも 1,500円 かんなの湯の宿泊施設などの料金一覧は以下の通りです。 中学生以上一般 平日：1,000円 土日祝日：1,100円 中学生以上会員 平日：900円 土日祝日：1,000円 子供料金 500円 未就学児童 無料 岩盤浴料金 一般550円、会員500円 会員カード料金(1年間有効) 100円
かんなの湯：お得情報
キャンプ場のお得なパック(期間限定)
2017年現在、冬シーズンのキャンプ場利用料金が大幅値下げされたウィンターパックの予約が開始されています。機関は11/1から2018年2月末日まで。 ・ウィンターパックで利用できるもの 最大8人まで収容の大型テント貸出 タープ BBQコンロと薪 ホットサンドメーカー ダッチオーブン 丸鶏チキン パンとパスタ(冷凍) スモアセット(焼きマシュマロとチョコのデザート) 機材や食材に大型テントがついて1人6,800円という料金になっています。冬場だけのお得なセットです。
かんなの湯：利用上の注意
かんなの湯はキャンプ場利用客でも温泉が2日分ついてきます。温泉利用に際して利用場の注意がありますので、しっかりチェックしていきましょう。 おむつを利用している人や皮膚疾患、入れ墨・タトゥーの入っている人の入浴施設の利用はお断りとなっています。
まとめ
手ぶらで温泉とキャンプが楽しめるかんなの湯をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。自然に恵まれた地形を活かし、ウォーキングやサイクリングが楽しめる道が整備されていました。近くにも景色の良い観光名所もあるので、キャンプにいったのは良いけれど暇を持て余すという心配もないでしょう。 グランピングはちょっと敷居が高いけれど、流行りの手ぶらキャンプを楽しみたいという人にはピッタリの施設ではないでしょうか。