長期防錆オイル
クエン酸 激落ち君
サビ取り 消しゴム
ハイター 衣類
瞬間サビ取りスプレー
重曹の激落ちくん
いつのまにかついたサビ…簡単なサビ取りの方法は?
金属や衣類にくっつく「サビ」。悩んでいる方はいませんか?サビというのは一度ついてしまうと、なかなか落とすことが大変です。今回は、そんなサビの簡単な落とし方について、7つの便利なやり方を紹介したいと思います。
野ざらしにしてしまった自転車にサビがついちゃった…
「長年愛用していた自転車だけど、だんだんサビが目立つようになってきた…。」このような悩みを持つ方は多いと思います。これでは休日のサイクリングも、思うように楽しむことはできませんね?通勤・通学も気持ち良くすることができません。
諦めないで!家にあるものでサビ取りはできます!
もちろん、ある程度のサビ落としをやってくれる自転車屋さんもありますが、自分でやった方が安くあがります。今回の記事中に出てくるライフハックを使って、楽しく快適な自転車ライフを取り戻しましょう!今から紹介するのは、どれもご家庭にある、またはすぐに近所のお店で買えるものばかりです。
簡単サビ取りアイテム&方法1:キッチンのお酢
お酢はサビ取りにも大活躍
酢
サビ落としで一番簡単なのは、どこのご家庭の台所にもある「お酢」です。一番身近に手に入るお酢で、気になるサビを落としてしまいましょう。
お酢+お湯でほとんどのサビは取れます!
ハサミなどの小さなものであれば、お湯にお酢を溶かしたボウルなどにサビの部分を沈めてあげ、10分ほどたったらいらない雑巾などでこすります。すると、面白いほどサビがとれます。
100均のスプレーボトルも使えます
100均などで売っている「スプレーボトル」があると、さらに効果的です。 お酢を水で2倍程度に薄めたものをスプレーの中に入れ、それを気になるサビにかけるだけ♪数分おいて、いらない雑巾などでこすればけっこうサビがとれますよ。
サビが落ちるしくみ
なんでサビが落ちるのでしょうか? サビというのは、簡単に説明すると「空気中の酸素と結びついた鉄」(酸化鉄)です。それに対し、お酢は酢酸という成分でできていて、酢酸に触れた酸化鉄は、鉄イオンと酸素に分解されるんですね。つまり、お酢の効果でサビが分解されてしまうのです。
簡単サビ取りアイテム&方法2:はみがき粉
使うのははみがき粉とハブラシだけ
また、はみがき粉でもサビは落とすことができます。お酢と同じく、これもご家庭に必ずあるものですよね。はみがき粉と歯ブラシさえあれば、サビは落とすことができるんです。ただ、歯ブラシを一本消費しなくてはいけないのが玉にキズですが…
ただひたすらこすってこすってこするだけ
歯ブラシ粉をつけたら、ただ歯ブラシでこするだけ。歯ブラシ粉には研磨剤というものが含まれています。研磨剤のおかげで、歯を磨くと私たちの歯は白くツヤツヤになるんですね。それと同様に、サビもその研磨剤で落ちていくというわけです。
簡単サビ取りアイテム&方法3:重曹
重曹ってそもそもなに?
重曹の激落ちくん
お掃除を入念にするご家庭であれば、「重曹」を常備しているところも多いと思います。重曹は便利グッズで、匂いやシミ取りから、鍋のコゲ落としまで万能選手ですが、なんとサビ落としにも使えてしまうんです!ちなみに重曹は、スーパーや薬局などで売っています。
スーパーや薬局に売ってます
まず重曹と水を混ぜ、ペースト状にします。これを「重曹ペースト」として、気になるサビのところに塗ります。そして30分ほどしたら、重曹ペーストごといらない雑巾でサビをこすってみてください。ペーストにサビが絡め取られて、落ちていくのが実感できるはずです。
重曹ペーストを作ろう
どうしてサビが落ちるの??重曹は、「炭酸水素ナトリウム」とよばれている物質です。これは、ベーキングパウダーなどにも使われている安全な物質です。この重曹は、細かい粒でできていて、研磨剤の役割を果たします。これでこすることで、サビが落ちるわけですね。
簡単サビ取りアイテム&方法4:クエン酸
薬局やホームセンターで売ってます
クエン酸 激落ち君
クエン酸はレモンなどに含まれる酸っぱい成分です。そんなクエン酸ですが、粉状のものが薬局に売っているんですね。普段のお掃除では水垢やぬめり取りに使えるクエン酸ですが、なんとサビ取りにも使えるんです。
便利だし、意外に安いんです
クエン酸をお湯に溶かして、それをサビにつけてあげて、少ししたらそれをこすります。すると、サビがポロポロと取れていきます。これも、お酢と原理自体は同じです。
簡単サビ取りアイテム&方法5:消しゴムでサビ取り!?
普通の消しゴムじゃないんです
サビ取り 消しゴム
消しゴムといっても、鉛筆の線を消すために使う消しゴムではないんです。実は、サビを落とすための消しゴムが世間には売っているとご存知でしたか?それが、「サビ落とし用消しゴム」です。色は、上の写真のように灰色をしています。ホームセンターに売っていることが多いです。
ホームセンターに売ってます
この消しゴムの使い方は簡単です。落としたいサビを見つけて、そこをこするだけ♪簡単ですね。こうすることで、サビはぽろぽろ落ちていくんです。もしおとしたいサビがたくさんある…という方は、ホームセンター等でこうした便利グッズを買って、気になるサビを落としてしまいましょう。
これでこするだけなので楽チン♪
なんでサビが落ちるの???この消しゴム、ウレタンと研磨剤でできています。つまり、研磨剤の入った硬めの消しゴム、みたいなものだと思ってください。これでこすると物理的にサビがゴリゴリと落ちていくというわけです。とはいっても、サビの下の金属まで傷ついたりはしないので、ご安心ください!
簡単サビ取りアイテム&方法6:サンポール(酸性洗剤)
トイレ掃除に使う薬品
サンポール
サンポールは、トイレの便器掃除でよく使う洗剤ですね。中に小さなツブツブが入っていて、そのツブツブごと便器をこすることで汚れを落とすことができる洗剤です。この洗剤、なんとトイレだけでなくサビ落としにも使うことができるんです。
ホームセンターなどで売ってます
サンポールは酸性の洗剤ですので、サビを落としやすくします。お酢の原理と同じですね。そして、洗剤の中に入っているツブツブが、サビをきれいに落としてくれるのです。
かけたらこするだけ
サンポールの唯一の欠点は、これがないご家庭も多いことです。サビ落としのためだけにサンポールを買うのももったいないので、ないご家庭はお酢を使うのが一番早いと思われます。
簡単サビ取りアイテム&方法7:ハイター(還元系漂白剤)
たまにある衣類のサビ
ハイター 衣類
布についたサビなどは、ハイターを使って落とすのが一番です。布に物干し竿のサビがついたり、金属アクセサリーの金属粉がついてサビになることがあります。こういうときには、ハイターを使うのが一番です。ハイターは漂白剤の一種で、ワイシャツの汚れを落とすときなどに使う薬品です。
そんなサビもハイターで取れます
ハイターを使うときには、商品のパッケージに書いてある通りにすれば大丈夫です。基本的にはつけおき→水洗いをすれば、たいていの布についたサビは取り除けますよ。
お酢やクエン酸でも取れます
衣服についたサビは、お酢やクエン酸で溶かすこともできます。しかし、サビの色が広がることもあるので、大事な服などはハイター、もしくは単に水洗いできれいにすることをオススメします。それでもダメならクリーニングに持って行きましょう。
簡単サビ取りアイテム&方法8:それでもダメならサビ取りスプレー
サビ取り専用のスプレーもあります
瞬間サビ取りスプレー
1〜7の手段を使ってもダメな場合には、ホームセンターなどで売っているサビ取りスプレーを使ってみましょう。これを使えば、たいていのサビは落ちますが、これを使うのは、身近にあるものを使った後でも損しませんよ。
サビ取りの極意=予防すること!
予防に勝るものはなし
長期防錆オイル
しかし、なんといっても一番はサビを予防することです。雨ざらしになっている自転車があれば、それを移動させて屋根の下に持っていく、もしくは自転車カバーをかけましょう。また、その他の金属製品も、水に濡らさない、サビ止めワックスを塗るなどして、事前の予防を心がけましょう!
なんでサビはできるの?
サビというのは、鉄などの金属に空気中の酸素や水が触れたままの状態になると、鉄と酸素が結びつきます。そうしてできた酸化鉄を通称サビと呼ぶわけですね。ですから、金属をサビ止めワックスなどで覆ってしまえば、サビができにくい、というわけです。
いかがでしたか?
以上にあげた7つのことを行えば、錆び付いた自転車だってピカピカになること間違いなしです!これでサイクリングを思う存分楽しむことができますね♪ぜひ、ご家庭にある自転車をきれいにしてあげてください。新品同然になること間違いなしです!