はじめに
皆さんコスモスというとどんなものを想像しますか? 白や紫やピンクのものが想像できると思います。実はコスモスにはほかにも黄色や茶色などの色もあり、秋の風物詩として有名ですが、最近では夏などにも栽培できるような品種も開発されていて、バリエーションがとても多い花なのです。 また、色がたくさんある花は風水的にもいろいろと活用できることがあります。
コスモスの特徴
淡くて薄いピンクや白色の花弁を持ち、その柔らかく細い茎は爽やかな秋風で揺れるような光景をよく見ます。 最近では昔のように秋だけ咲くのではなく春や夏に咲くような品種も開発されていて、色とりどりバリエーションも豊かで人気の高い花の一つです。 今回は通常のピンクや白色のコスモスの他に黄色やオレンジ色のキバナコスモス、チョコレートのような色をしているチョコレートコスモスをご紹介します。
コスモスの花言葉
花言葉:「乙女の真心」「謙虚」「調和」
このようによく見るピンク色のコスモスには、恋心や誠実な謙虚さが花言葉になっています。
コスモスの花言葉由来
コスモスの花言葉は花名が「kosmos」というのから由来しているのと同じく、その言葉の意味の美しいという部分から由来していて、そのコスモスの可愛らしく美しい姿から乙女の真心という花言葉になっています。 また、その花びらが規則正しく並ぶ様子から調和という花言葉になっています。
キバナコスモスのコスモスの花言葉
現在日本で多くの園芸に津会われているコスモスの種類で、コスモスより葉っぱが広く、夏にも適応できるのが特徴です。 このコスモスには「幼い恋心」や「野生美」という花言葉があります。
花言葉:「幼い恋心」「野生美」
その可愛らしい黄色から幼さが出ています。コスモスはその色により花言葉も変わるところが素敵ですよね。
花言葉由来:「幼い恋心」「野生美」
黄色は他のコスモスに比べ美しい黄色やオレンジの色であり、野生感が出ていることが多いのです。 また実際に繁殖力や夏場への対応力も他のコスモスより強く、花言葉にあるように野生敵意も美しいです。
チョコレートコスモスの花言葉
このコスモスは名前の通りチョコレートのような茶色の花を咲かせるコスモスの種類で、春から秋にかけて広い時期に咲くタイプと、秋に一斉に花を咲かせるタイプの2種類があります。 また、名前の通り花からはチョコレートのような甘い独特な香りがするのも大きな特徴です。 このコスモスの花言葉は「移り変わらぬ気持ち」や「恋の思い出」、「恋の終わり」などがあります。
花言葉:「移り変わらぬ気持ち」「恋の思い出」「恋の終わり」
チョコレートコスモスは見た目が他のコスモスに比べ大分大人っぽい暗い色で少し寂しげなイメージがあります。花言葉にもそんな悲しさがうかがえます。
花言葉由来:「移り変わらぬ気持ち」「恋の思い出」「恋の終わり」
このコスモスの花言葉は他のコスモスに比べ少し切ない淡い恋の終わりのような意味が含まれています。 それはこのコスモスが他のコスモスに比べると茶色と少し暗く大人っぽい色をしているのが原因かもしれません。 また、移り変わらぬ気持ちということから、喧嘩などどで別れたのではなく何か理由があり今も思い続けているというふうな大人で悲しい恋の話などが連想できます。
コスモスの誕生花:9/3,9/5,9/15,10/6,10,31
やはりコスモスは秋に代表される花なので誕生花も9月から10月位にかけてのものが多いようです。
キバナコスモスの誕生花:5/18,6/17,7/26,8/12
このコスモスは少し夏場にも開花できるように野生としての能力が強いので、7月哉8月といった夏場の誕生花にもなっているようです。
チョコレートコスモスの誕生花:9/24,10/1,10/27
チョコレートコスモスは完全に9月と10月という風に秋限定の誕生花のようです。
開花時期
6月から11月 コスモスは秋というイメージですが、最近では夏から冬にかけて幅広い時期でコスモスを楽しむことができます。
コスモスの花言葉の贈り方
コスモスの花言葉は上記で述べたように「乙女の真心」や「謙虚」という言葉があります。 コスモスを相手に送ることで花言葉にあるように恋心を伝えるときには良いかもしれません。 また、謙虚という言葉もあるので相手が花言葉を知って入れば、その送り主の謙虚さや誠実さも伝わるはずです。 また、チョコレートコスモスなどは「移り変わらぬ気持ち」「恋の終わり」という風な切ない恋の気持ちの花言葉なので、例え、好きであってもかなわない恋をしている時に、相手にせめても思いを伝えたいという時に、贈るとすごく気持ちが伝わるかもしれません。
こんな人におすすめ
上記に述べたように恋心を抱いている人が相手に送るのにもピッタリですし、コスモスには「秩序」や「調和」などの意味もありますから、少し気まずくなった友達への仲直りとして送るのもありかもしれません。
プレゼントの贈り方
コスモスは一輪だとその風に揺られる姿と淡い色の花弁からとても華奢で弱々しいイメージですが、花束にすることで弱々しさは消え、可愛らしく優しい雰囲気の花束にすることができます。 また、コスモスには色の種類がたくさんあるのでその色を組み合わせることで綺麗な花束になります。 例えば愛をそのまま色にして伝えるように赤色やピンク色を多めにしたり、可愛らしさを強調し黄色の花を多めにしたり、シンプルで大人めに白色を多めにしたり、失恋や暗いイメージの時には黒や紫系の暗い色を多めにするのが良いかもしれません。
花と一緒に送るおすすめグッズやアイテム
やはり、コスモスは種類が多いので、花を送る時はそのコスモスの色の花言葉を知って、それを踏まえて色を考え、花言葉を添えて送るのが相手に花の意味も伝わるため良いかもしれません。
コスモスの飾り方
コスモスはその可愛らしい姿とあまり大きくなく華奢な大きさからアレンジの方法が多種多様です。 例えば、茎から余分な葉を全部落とし、一輪で花瓶にさすことでシンプルに可愛らしい飾り方ができます。 また、コスモスは花畑でもよくあるようにしぜを生かした飾り方がよく似合うのでバスケットに飾ったり、植木鉢型の花瓶などに飾ることで自然本来の姿のように見えとても可愛らしく飾ることができます。 コスモスは本体が細く小さいので他の花を飾っている花瓶にアクセントとして飾ることもでき、アレンジの仕方はその人その人、無限大にあります。
風水情報
コスモスの代表的な色のピンクのようにピンク色の花には恋愛運を高める効果があります。 また、黄色には金銭運白色には健康運なども上がり、コスモスは風水的にはとても使える花のようです。 風水的に花は人と人をつなげるような効果もあるので、色にこだわる必要はありません。 方角は西はピンクや黄色が適していて、北は白色、南はオレンジや緑などが良いです。
コスモスの基本情報
これまでコスモスの種類やその特徴、花言葉などを紹介してきました。 最後にコスモスの基本的な情報をご紹介します。
科名・属名
Asterales・Cosmos
和名・英名
アキザクラ(秋桜)・Cosmos
原産地
メキシコが原産地で日本には明治20年ごろに伝わってきたと言われています。
花名由来
花の名前であるコスモスというのはメキシコからこのコスモスが渡来したときにギリシャ語で「kosmos」(美しい)という意味からコスモスとい名前になったと言われています。
まとめ
今回ご紹介したようにコスモスにはたくさんの色や種類があり、状況や使用する目的により、使い分けることができます。それぞれには独自の花言葉もありますので、プレゼントや贈り物として贈る時はよく花言葉の意味を理解してから贈る方が良いでしょう。 また、コスモスには色や種類がたくさんあることから、その種類ごとに飾る場所や贈る相手など、その時その時に合ったコスモスを用いることができ、贈る時などは花言葉をしっかりと調べてから贈る方が良いでしょう。 皆さんも一度、家などにインテリアとしてコスモスを飾ったり、気になる相手にコスモスを花言葉を添えて贈ってみてはいかがでしょうか?