ナカジマ NO.248 蛍光玉ウキ 6号
JINKING 渓流竿 ロッド
ダイワ(Daiwa) スペクトロン 渓流 XP 60m 1号
デュエル スイベル ローリングサルカン徳用 5号
第一精工 ガン玉セット
OWNER OH ニジマス フック 7-1 釣り針
ジェックス パックDE赤虫
マルキュー 生イクラ
シマノ(SHIMANO) トラウトロッド カーディフ NX
スピニングリール II STX
MARINESTAGE 500M ナイロンライン
Dr.ミノー2 50F
オルルド釣具 10個セット マイクロスプーン
ARスピナー トラウトモデル トリックカラー 2.1g
Zitrades フィッシングプライヤー
サンライク(SANLIKE) タモ網
ニジマスを釣ってみよう!
ニジマスとは、主に日本の清流に生息している、食用としても釣りの対象魚としてもポピュラーな淡水魚の一種。ニジマスの名前が指す通り、美しい模様の体を持つ魚です。今回はこのニジマスの釣り方について、初心者にもわかりやすく解説していきたいと思います。
ニジマスってどんな魚?
ニジマスとは元々は外来の魚で、原産は太平洋東岸とカムチャッカ半島方面。現在日本各地に生息しているのは、食用のために放流されたものがほとんどです。体長は平均して40cm程度ですが、大型の物になると80cmから1mにもなる比較的大型の淡水魚でもあります。
ニジマスの住処は清流など
ニジマスは主に渓流や湖に生息し、水生昆虫などのその他にも甲殻類や小魚なども食べる肉食の魚です。産卵は秋から冬にかけてと、初夏から秋にかけてのどちらかで行い、鮭のの仲間ですが鮭の様に産卵後に死ぬこともなく、そのまま成長を続けます。天然物は禁漁時期が決まっており、大体4月から9月の間で解禁がされます。
ニジマス釣りのポイント
先ほども述べた通り、ニジマスは山の中の渓流や湖などに生息する魚です。当然釣れるポイントもそれに準じ、川などでは他より少し流れが緩やかになっていたり、他より少し深くなっている所を好んで隠れています。
少しポイントにたどり着くまでが難点ですが、美しい自然の中での釣りを楽しみたいなら、野生のニジマスを狙ってみるのもおすすめです。
初心者におすすめは釣り堀
ここまでの話を聞いて、ニジマスは上級者向けの難しい魚かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。ニジマスは初心者の釣り入門向けの魚として数多くの釣り堀が存在し、釣りを全くやったことのない初心者や家族連れでも、簡単に釣ることのできる魚の一種でもあるのです。
家族連れのレジャーにも最適!
釣り堀のいい所は道具の貸し出しも行っている所もあるので、手ぶらで行っても大丈夫なこと。また、その場で釣ったニジマスを焼いて食べる設備が整っている所もあるので、釣ったすぐ後に新鮮なニジマスを焼いて食べるなんてこともできたりします。
足場も整備されて安全なのでお子さま連れでも安心。家族で休日を楽しむことができるレジャースポットとしても、釣り堀はおすすめの場所になるのです。
ニジマス釣りの餌釣り:仕掛け
ニジマスを釣る仕掛けはいくつかありますが、今回はエサを使ったウキ釣りとルアーを使ったルアー釣りの2種類の仕掛けを紹介したいと思います。
水深の浅い渓流では、少しウキ下の長さなどを調節しないといけないので難しいですが、湖や釣り堀ではニジマス釣りのウキ釣りの仕掛けは、上記のような簡単な仕掛けでも釣ることが可能です。初心者の方は、まずは上の様な単純な仕掛けで釣りに慣れるのをおすすめします。
ニジマス釣りの竿
JINKING 渓流竿 ロッド
ニジマスのエサ釣り用の竿は渓流竿の3mから4m程度の物がおすすめ。のべ竿(リールのない竿)は竿の長さ=飛距離に繋がり、長い方が広範囲に狙えますが、あまり長いと初心者には扱いづらいものになります。竿の調子(硬さ)は中硬調か硬調辺りがよいでしょう。
ニジマス釣りのメインライン
ダイワ(Daiwa) スペクトロン 渓流 XP 60m 1号
ニジマス釣りに使うメインライン(道糸)は、ナイロンラインの0.6号から1号程度の物を使用します。この糸が仕掛けのメインとなる釣り糸になるのですが、仕掛けを作る時のコツは、道糸を竿の長さより50cm程度短く取っておくこと。これは道糸の先に、ハリスと呼ばれる魚を食わせるための細い糸を結ぶからです。
竿と道糸の結び方の動画を紹介
俗にチチワ結びと呼ばれる、のべ竿と道糸を結ぶのに使う結び方です。のべ竿を使う釣りには必須の結び方になりますので、動画を見て練習してみてください。
ウキ
ナカジマ NO.248 蛍光玉ウキ 6号
ニジマス釣りに使う浮きは、だいたい6号程度の玉ウキがおすすめです。使い方も浮きゴムを道糸に通して浮きゴムにウキをセットするだけ。初心者でも簡単に取り付けられます。
サルカン
デュエル スイベル ローリングサルカン徳用 5号
サルカンは道糸とハリスをつなげるのに使う仕掛けです。なるべく小さいものを使うのがおすすめです。
オモリ
第一精工 ガン玉セット
オモリは、水深の深さや水の流れによって重さを調節します。最初は5号程度で試してみて、釣り場に合わせてオモリの重さを変えていくといいでしょう。ただ、オモリを重くし過ぎるとアタリが取りづらくなります。玉ウキの上半分が水面に出るように重さを調節するのがコツです。
ハリスとハリ
OWNER OH ニジマス フック 7-1 釣り針
先ほども少し触れましたが、ニジマスを釣るには、道糸の先にハリスと呼ばれる0.4号から0.8号(道糸より細い糸)のラインを繋ぎ、その先にハリを結びます。
自分でハリとハリスを結んでもいいのですが、最近はハリとハリスがあらかじめ結んであるセットのものがあるので、こちらを選ぶのがおすすめです。渓流針と書かれているものなら、大体ニジマス釣りに使用できます。
ニジマス釣りの餌釣り:餌
ニジマス釣りは上級者になると、エサを現地調達するのも楽しみの一つになるのですが、初心者ではなかなかそうはいきません。きざんだソーセージなんかでも釣れたりしますが、ここではお店で簡単に手に入る本格的なニジマス釣りの餌を紹介します。
アカムシ
ジェックス パックDE赤虫
さまざまな淡水魚の釣りエサとして代表的なものがこのアカムシ。ユスリカの幼虫で、全国の釣り道具屋さんでお手軽に手に入れることができるエサです。使い方はお尻からハリを刺して、お腹のアタリで少しハリを出すようにするだけ。使い方もお手軽なエサです。
イクラ
マルキュー 生イクラ
アカムシみたいな活きエサを使うのが苦手という方は、こちらの人工イクラをエサとして使うのをおすすめします。特にマス系の魚に効果のあるエサなので、ニジマス釣りにもおすすめです。
ニジマス釣りの餌釣り:釣り方
ニジマスの餌釣りの釣り方はとても簡単です。エサを付けて魚のいそうなポイントに投げるだけ。あとはウキの様子を見て、ウキが水中に沈んだら竿を上に引き上げてアワセを行います。
ニジマスがかかったらいよいよニジマスとのやり取りの開始。ニジマスの泳ぐ方向と逆の方向に竿を傾けてニジマスの動きをコントロールし、疲れさせるのがコツ。徐々に岸に近づけて釣り上げてください。
ニジマス釣りのルアー釣り:仕掛け
エサ釣りに続いてはルアーでニジマスを釣るための仕掛けをご紹介。ニジマスはルアーにもよく反応する魚なので、ルアー釣りでも釣ることが可能。流石にエサ釣りよりは釣果は落ちますが、仕掛けのお手軽さはルアーの方が上なので、より初心者向けのニジマス釣りの仕掛けとも言えます。
ニジマス釣りのロッド
シマノ(SHIMANO) トラウトロッド カーディフ NX
現在さまざまなメーカーからニジマス釣り用のロッドが販売されています。その中でも初心者におすすめしたいのは、釣り堀で扱いやすいロッドです。野生のニジマスはなかなかルアーに対して反応がシビアです。
まず初心者は管理釣り場で慣らすのが一番。ライトからミディアムライトの硬さのロッドで、自分の身長と同じか少し長い位のロッドが、管理釣り場では扱いやすいでしょう。
ニジマス釣りのリール
スピニングリール II STX
材質 | アルミニウム, ナイロン |
---|---|
自重 | 261g |
ニジマスの釣り堀向きのリールは、おおよそ1000番から2000番台のリール。具体的に言えば、2号から2.5号のナイロンラインを100mから150m巻ける程度の大きさのリールであれば十分です。
ニジマス釣りのライン
MARINESTAGE 500M ナイロンライン
ニジマス釣りに使うラインで初心者におすすめなのが、2号から2.5号のナイロンライン。ナイロンラインは安価で柔らかく、扱いやすいラインなので初心者でも安心して使うことができます。細いラインの方がニジマスに感づかれにくいですが、ラインが切れる確率も上がるので、まずは2.5号の太めのラインが特におすすめです。
ニジマス釣りのルアー釣り:ルアー
ニジマス釣りには多種多様なルアーが使われます。ここではその中でも代表的なルアーを紹介したいと思います。
ミノー
Dr.ミノー2 50F
ミノーは小魚を模したルアーで、ベイトフィッシュ(エサとなる小魚)がいるポイントで特に力を発揮するタイプのルアーです。自然に小魚が生息している河や湖はもちろん、小川をせき止めたタイプの釣り堀にもべイトフィッシュは多く生息し、それを食べるニジマスはミノーに強く反応を示します。
スプーン
オルルド釣具 10個セット マイクロスプーン
名前の通りスプーンの先を模した様な金属製のルアーです。スプーンは日によって反応するカラーが変わるので、複数の色のスプーンを用意しておいて、どのスプーンが今日のアタリカラーなのか探りながら使うとよいでしょう。
スピナー
ARスピナー トラウトモデル トリックカラー 2.1g
スピナーはブレードが回転することによって、ニジマスに強いアピールをするアピール力の強いルアー。ただゆっくり巻くだけでも釣れてしまうので、初心者でも扱いやすいルアーでもあります。飛距離はあまり出すことができませんが、限られた範囲で釣りをする釣り堀での釣りなら、十二分に力を発揮することができます。
ニジマス釣りのルアー釣り:釣り方
ニジマス釣りのルアーをいくつか紹介しましたが、ここからは実際にルアーを使ってニジマスを釣るコツについて解説をしたいと思います。
ただ巻き
全てのルアー釣りの基本となるアクション。それが投げてただリールを巻く「ただ巻き」です。ただ巻くだけと釣り方と言っても侮ってはいけません。巻くスピードの調節など、さまざまなコツが存在する、なかなか奥深い釣り方でもあるのです。
ニジマスを釣るならば、極力ゆっくりとリールを回す、スローリトリーブと呼ばれる巻き方がおすすめです。
トゥイッチング
トゥイッチングとは、主にミノーで使われる魚を誘う釣り方の一つ。小刻みに竿の先を動かして、ミノーのアクションにメリハリを付けた動きを持たせるテクニックです。
コツは竿を動かしたら、竿先を必ず元の位置に戻すこと。そうすれば、より大きくルアーの動きをダイナミックに見せることができます。また、途中で動きを止めて、ニジマスが食いつくタイミングを作ってあげるのもコツの一つになります。
ストップ&ゴー
ストップ&ゴーとはその名の通り、リールを巻く動作と止める動作を繰り返す、ルアーの基本アクションの一つです。やり方は簡単。ただリールを巻く、止めるを繰り返すだけ。
この時のコツは、巻く回数と止める時間をいろいろ変えてみて、どのパターンにニジマスが食いつくかを探ることです。ワンパターンな動きではすぐに見切らせてしまうので、いろいろ試してみましょう。
ニジマス釣りで用意したい道具
最後にニジマス釣りで、できれば用意しておきたい道具を紹介します。なくても釣りはできますが、あればより快適にニジマス釣りを楽しめるでしょう。
取り込みに便利:タモ
サンライク(SANLIKE) タモ網
釣れたニジマスを取り込むのに便利な道具です。ニジマスは特に人間の体温でやけどしてしまうほど繊細な生き物なので、下手に触って弱らせないためにも、タモは必要な道具になります。
ハリ外しに便利:フィッシングプライヤー
Zitrades フィッシングプライヤー
先ほども述べましたがニジマスは繊細な魚です。力任せに掛かったハリを外すより、こういったフィッシングプライヤーなどを使っハリを外すのがおすすめ。むやみに傷つけたりせずにハリをはずしてあげましょう。
楽しいニジマス釣りライフを
以上でニジマス釣りの解説を終わりたいと思います。ニジマスはこれから本格的に渓流などの魚を釣るための入門の他、家族連れのレジャーで幅広い層が楽しむことのできる釣りの対象魚です。ぜひチャレンジしてその楽しさに触れてみてください。