「バンドエイド」|キズパワーパッド
3巻入|キネシオロジーテープ
ヴァセリン |ペトロリュームジェリー(保湿クリーム) 49g 3個セット
カウブランド|石鹸 青箱バスサイズ135g*6個
ATSUGI| ストッキング ATSUGI STOCKING(アツギ ストッキング)
バンドエイド|外反母趾用 レギュラーサイズ 4枚
ボルダースキンケア| 85g
Cheers |衝撃吸収 インソール 付き トレッキングシューズ
ニチバン| 素肌タッチ救急バン ケアリーヴ Mサイズ100枚入り
エキバンA| 10g
メディケア |靴ずれ絆創膏 10枚
ソルボ |バン スクウェアタイプ
トワテック |キネシオロジーテープ
足専ラボ| 靴ずれパッド かかと用 6枚入 横山製薬
ニチバン|ケアリーヴ LLサイズ 7枚 CN7LL
バンドエイド| マメ・靴ずれブロック レギュラーサイズ 4枚
ドクターショール| レキットベンキーザー・ジャパン トウチユ-ブ
シマノ|カスタムフィット インソール USP メンズ
ポイントストレッチャー|皮革柔軟剤セット
ダスコ|シューストレッチスプレー
健栄製薬|無水エタノール
はじめに
登山を楽しんでいる中、靴擦れで満喫できなかった..。そんな経験はありませんか?今回はそんな靴擦れが起こらないための対策やもしなってしまった際の応急処置をご紹介します。 実際の登山でも役立つやり方をご紹介していきますので、これから登山に行こうと考えている方や登山靴を買ったばかりで靴擦れの不安がある方は最後までぜひご覧ください。 それではまずは応急処置の方法からご紹介していきます。
靴擦れの山登り中にできるる4つの応急処置
靴擦れ応急処置①:早く治すことを考えた応急処置
靴擦れの症状には皮膚が赤くなって腫れる軽い靴擦れから水ぶくれができ、さらに水ぶくれの皮剥がれる重い靴擦れ症状まであります。いずれの場合も痛みを抑え、痛い患部が広がらないように応急処置します。 応急処置として先ずはかかと等患部を清潔に保ちます。次に絆創膏を症状に応じたやり方で貼り、患部を保護した上でテーピングします。
靴擦れ応急処置②:従来的な応急処置
軽い靴擦れ症状には絆創膏を貼ります。 水ぶくれが出来た症状には市販や自作の穴あきパッドで水ぶくれを保護した上で、絆創膏を貼ります。歩行を続ける等のやむを得ずかかとや小指等の水ぶくれを潰す場合は、マキロン等で消毒した針で靴擦れを潰します。潰した状態や皮剥がれる状態の靴擦れ症状はマキロンで十分に消毒した上で絆創膏を貼ります。
靴擦れ応急処置③:モイストヒーリング
「バンドエイド」|キズパワーパッド
BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド、ケアリーヴ 治す力、3M ネクスケア ハイドロコロイド等
キズの痛みを抑え、早くそしてきれいに治すための能力は、傷口から出てくる体液(滲出液)が持っています。 キズの患部を清潔に保ち、この体液でキズを覆い続ける治療法が湿潤治療(モイストヒーリング)です。そのモイストヒーリング用絆創膏に「キズパワーパッド」があり、特に皮剥がれる靴擦れ症状に有効です。
靴擦れ応急処置④:応急処置用のテーピング
3巻入|キネシオロジーテープ
キネシオロジーテープ
絆創膏を貼った上からテーピングをします。 応急処置としてのテーピングはには荷造り用のガムテープで十分に間に合います。少し長期なテーピングには伸縮性、通気性や剥がれ易さも重要です。その様なテーピングの目的には関節や筋肉のサポートに使われているキネシオロジーテープが適しています。肌色で目立たない上に多少の耐水性もあります。
靴擦れの応急的な4つの防止策
急に登山が決まったり、登山靴を新調したりして靴擦れの応急的な対策が必要と成ることがあります。その様な場合には、とにかくかかと等で靴と足の摩擦を無くす対策を応急的に取りましょう。 ●足を滑り易くする、 ●靴の内部を滑り易くする、 ●パンティストッキングを利用する、 ●マメ・靴ずれブロックを使う 等が有効です。
靴擦れの応急的な防止策①:足を滑りやすくする
ヴァセリン |ペトロリュームジェリー(保湿クリーム) 49g 3個セット
足の滑りを良くする市販のワセリン
この方法はかかとや小指等足にワセリンやベビーパウダーを塗る方法です。 ワセリンの代わりにリップクルーム等のクリームを塗っても同じ効果があります。靴擦れ防止専用のクリームも市販されています。ワセリンは汗等で取れ、ベビーパウダーの汗と混ざって粘り気を帯びた小さなかたまりを作るので、ある程度時間が経つと塗り直しが必要です。
靴擦れの応急的な防止策②:靴の内部を滑り易くする
カウブランド|石鹸 青箱バスサイズ135g*6個
この方法では靴の内部のかかとや小指等靴擦れのできやすい部分を滑りやすくします。 その為にそれらの部分に絆創膏やテーピングを貼ります。特に絆創膏は剥がれ易いので、代わりに昔から下駄、草履やサンダルで使われて来た方法があります。それは固形石鹸やロウソク等で石鹸やロウを塗っておく方法で、意外に効果があります。
靴擦れの応急的な防止策③:パンティストッキング利用法
ATSUGI| ストッキング ATSUGI STOCKING(アツギ ストッキング)
足の部分をハサミで切りはなして使います
パンティストッキングの足の部分をハサミで切り離して、 靴下の内側にあらかじめ履いておきます。これは米国兵士が実践している実用的で効果的靴擦れ防止法として紹介されています。この方法ではストキングがかかと等で足と靴下の摩擦を大きく軽減してくれます。パンティストッキングは使い古いものでも十分に役立つようです。
靴擦れの応急的な防止策④:マメ・靴ずれブロックを使う
バンドエイド|外反母趾用 レギュラーサイズ 4枚
指用の小さいサイズや足裏用のあります
靴擦れをしそうな部分にあらかじめ貼っておくシートです。 ジョンソン・エンド・ジョンソンやドクター ショールから「マメ・靴ずれブロック」等として市販されています。肌に良くフィットしてツルツルと滑りを良くしてくれます。薄く弾力があり、水に濡れても大丈夫でなかなか剥がれません。特に新しい登山靴には効果があるようです。
靴擦れになる3つの原因
靴擦れはかかと等で足の皮と靴の内側がこすれることが原因で起こります。 このこすれ症状は主には登山者の足の形、登山靴の形状および登山者の歩き方によって起こります。この為に登山靴はそれぞれの登山者の足の形や歩き方の癖などに合わせて作られてきました。登山が一般化した現在では登山靴が大量生産されていることも靴擦れの原因だとも言えます。
靴擦れの原因①:登山者の足の形が原因となる靴擦れ
誰でも足の大きさは左右でことなり、既製の登山靴による靴擦れの大きな原因の1つでもあります。 さらに外反母趾等、足の形状が一般的でに場合にも靴擦れの原因になります。また、既製の登山靴の多くは甲が低く、幅のせまい足に合わせて作られています。甲が高く幅の広い足が多い日本人には向かない登山靴も多く見かけられます。
靴擦れの原因②:登山靴の形状が原因となる靴擦れ
登山靴と一口に言っても現在では形状は様々であり、自分の目的に合致した登山靴を選ばないと足にあった登山靴とは言えません。 さらに素材も皮一辺倒ではなく、ゴアテックス等の方が一般的です。皮の登山靴は買った後に皮を伸す等調整できますが、ゴアテックス、プラブーツやケブラーでは調整が出来にくく成っています。
靴擦れの原因③:歩き方が原因となる靴擦れ
登山靴は登山者が姿勢を正した歩き方をすることを想定してデザインされています。 この為に身体のゆがみや不自然な崩れた姿勢のままで歩くと、靴擦れの原因になります。かかと等靴底の減り方を確かめると、このゆがみや崩れがあること分かります。正しい姿勢で歩けばある程度改善できますが、ひどい場合は骨格強制治療が必要です。
靴擦れの症状・治療法
靴擦れとは主に応急処置で述べた3つの症状です。 これらは足の皮と靴の内側がこすれることで起きる軽い擦り傷です。水ぶくれはこの擦り傷によって足の皮がめくれたり、低温のやけどをおこしたりして出来ます。多くはかかとおよび足指に起きますが、足の側面やくるぶしに起きることもあります。化膿した症状は注意が必要です。
靴擦れの症状①:靴擦れ以外の足の痛さ
外反母趾や下山時の足のむくみで足が痛くなる場合があります。 これらは外反母趾用のバンドエイドやスペンコのセカンドスキン・ドレスキット等である程度緩は緩和できます。水ぶくれやこぶの原因が「とびひ」やおできの一種である「せつ」ことも考えられます。その他、内反小趾や痛風、リュウマチ等では専門医の治療が必要です。
靴擦れの治療法
原則的には靴擦れ応急処置で述べた通りです。 炎症だけの場合は炎症を押させる塗り薬を使うことも効果的です。湿潤法はワセリンや絆創膏で傷口を覆うだけでも効果があり、ラップで被うのも有効です。潰した状態や皮剥がれる状態ではこの化膿止めを塗りましょう。それでも化膿した場合はひろがる恐れがあるので専門医の治療を受けましょう。
靴擦れの4つの防止策
靴擦れの防止策は先ずはかかと、足指、足裏、くるぶし、場合によってすね等の靴擦れのできやすい個所をあらかじめ知ることです。 防止策としては 「摩擦を減らす」、 「足を物理的に保護する」、 「足に靴をフィットさせる」、 「正しい歩き方をする」 等が挙げられます。 様々な防止策から自分の靴擦れに合った対策を工夫しましょう。
靴擦れ防止策①:摩擦を減らす
ボルダースキンケア| 85g
ボルダースキンケア
摩擦を減らす靴擦れ防止策は主には前述した4つの「靴擦れの応急的な対策」です。 その他に 「靴の内側に摩擦軽減のパッドを付ける」、 「パンティストッキングの利用以外に重ね履きなど靴下で工夫する」、 「中敷き(インソール)を利用する」、 「靴擦れ防止ジェルを利用する」、「皮膚保護材ボルダースキンケア」 等があります。
靴擦れ防止策②:足を物理的に保護する
Cheers |衝撃吸収 インソール 付き トレッキングシューズ
注文して製作することもできます
前述の中敷き(インソール)にはスポーツ用の足の物理的保護を目的にしたタイプもあり、 注文すれば自分の足に合わせて制作してもらえます。また、スペンコ・セカンドスキンやドクターショールの靴ずれ・まめ保護ジェルパッド等のジェルシートも有効です。ジェルクッションはお勧めで、中敷き形式のものと部分的な保護を目的とする形式があります。
靴擦れ防止策③:足に靴(皮製登山靴)をフィットさせる
靴擦れしそうな個所に濡れた布で被って皮をひっぱたり、 濡らした皮を親指で押し広げたりすると効果があるようです。また、1対1の割合でアルコールを含ませた水を靴下に浸し、または靴の内側にスプレーしてから靴を履くとなじみます。デリケートクルーム等革皮柔軟剤やシューストレッチャーを使用して皮をのばす方法もあります。
靴擦れ防止策④:正しい歩き方をする
正しい歩き方をするが前提で登山靴は作られています。 崩れた姿勢や間違った歩き方をすつことは靴擦れの原因となります。正しい歩き方は靴底の左右の減り方が均等で無いことなどでチェックしてください。基本的には体の軸がまっすぐになる様に姿勢を正し、靴全体で地を踏みしめ、歩幅を小さくゆっくりと歩くことです。
靴擦れしない為の登山靴を履き方(足の前準備)
足の爪を切っておくことが基本です。 その上で靴擦れし易い個所は絆創膏を貼っておきます。その他、外反母趾、巻き爪や骨の変形部分はジェル等で保護しましょう。次に十分な弾力性を補助できる様に厚い靴下を履き、足と靴に当たる部分は滑り易い材質の靴下を重ね履きしたりします。しわが寄らないように注意しましょう。
靴擦れしない為の登山靴の履き方
靴先に指先が当たらない様に少し空間を保って足を登山靴に入れます。 かかとを3回くらいコンコンと地面に軽く打ち付け靴に密着させましょう。靴紐を靴先から順番にきっちり締めます。その際に足の甲と足首が靴の袋ベロと全体的に良く馴染む様に注意しましょう。その上は軽めに締めて靴に縁に足首やすね等が当たらない様にします。
登山靴購入の注意点(材質)
皮製とゴアテックス(布とゴアテックス素材)かその組み合わせが殆どです。 その他にケブラー等の新素材があります。皮製品は依然として根強い人気があります。他素材との組み合わせではヌバックと呼ばれる裏皮が一般的です。ゴアテックスも今では皮製と遜色ありませんし、日本の山は雨が降ることが多いためにお勧めです。
登山靴購入の注意点(形状)
今では既製の登山靴が一般的ですので、次の様な点に注意しましょう。 ●自分のかかとが靴のかかとのカーブに馴染むこと。 ●自分の土踏まずと靴の弧型に合っていること。 ●足の幅と甲の高さに靴がフィットしていること。 ●足の爪先と靴の前や甲とが1センチ程度の余裕があること。 ●靴のカーフ(一番上)とすねが馴染むこと。
靴擦れ対策グッズ
大学の登山部員や登山家等は靴擦れを繰り返し慣れています。 また自分の靴擦れが出来やすい個所には靴擦れの中に靴擦れを何層も作った経験を持っています。そのことでそれらの個所が固く成り靴擦れし無く成っています。このために靴擦れ対策をすることはありません。しかし、初心者は靴擦れが深刻な問題で、対策が必要です。
靴擦れ対策グッズ①:靴擦れ用絆創膏
靴擦れ用絆創膏としては次の様なタイプがあります。 ●一般的な傷口パッド付きの絆創膏。 ●小さな傷には使える液体絆創膏。 ●足の形に密着して剥がれにくい形状した靴擦れ用予防絆創膏。 ●モイストヒーリング(湿潤療法)用絆創膏。 ●パッドに圧力分散性能を持たした靴ずれ・うおのめ用絆創膏。 それぞれ症状に合わせて使います。
一般的な傷口パッド付きの絆創膏
ニチバン| 素肌タッチ救急バン ケアリーヴ Mサイズ100枚入り
従来のテープ式の絆創膏とパッド付絆創膏があります
靴擦れ予防や赤くなったり、腫れたりしている程度の軽い靴擦れに覇には 一般的な傷口パッド付きの絆創膏が使われます。密着性に富み関節などにもしっかり貼りつきます。防水性や伸縮性に優れものもあります。バンドエイド、エルモ救急バン、大木オレンジケア、ニチバンケアリーヴ、アルゴフィット等が挙げられます。
液体絆創膏
エキバンA| 10g
チューブ式より刷毛式がお勧め
「水ぶくれの皮剥がれる」が小さい場合に液体絆創膏がお勧めです。 皮剥がれる個所に塗ると、すこししみますが、すぐに乾いた透明の被膜をつくります。この被膜には殺菌効果があるとともに、空気やほこりや水から皮剥がれる個所を保護します。主な製品にはキズコロリ、メンソレータム ヒビプロ、ウォーターエイド等あります。
靴擦れ用予防絆創膏
メディケア |靴ずれ絆創膏 10枚
足にフィットし剥がれにくい
足に密着して剥がれにくい形状をしています。 また、表面をつるつるさせて滑り易くしたタイプもあります。森下仁丹のメディケア 靴ずれ絆創膏は薬を塗った後でも使えます。ニチバン靴ずれ専用絆創膏は形状ばかりではなく伸縮性があって足によりぴったりと密着します。絆創膏の名ではなくパッドやテープとして発売されている方が多いようです。
靴ずれ・うおのめ用絆創膏
ソルボ |バン スクウェアタイプ
ソルボセイン発泡体使用
この絆創膏は痛みや 圧迫感を和らげます。 ソルボ バン スクウエアタイプではソルボセインの発泡体を使っています。また、スピールガード 指用 SPG-10Sでは高発泡ポリエチレンパッドを使っています。テープには耐水性、通気性、伸縮性に優れ、密着性の良いものが使われています。パッドとして市販されていることも多いようです。
靴擦れ対策グッズ②:靴擦れ用テープ
トワテック |キネシオロジーテープ
スポーツ用
テーピングには前に述べました。 絆創膏を保護して摩擦を減らす機能があれば大概のテープで流用できます。長期のテーピングでお勧めしたのがキネシオロジーテープです。加瀬建造博士によって開発された人体運動機能テープです。テーピング以外にも切り取って靴擦れを防ぎたい患部を覆って保護することもできます。
靴擦れ対策グッズ③:靴擦れ用パッド
絆創膏の一部であるパッドに注目した名称を持つ各種パッドです。 ●靴擦れ防パッド、 ●モイストヒーリング(湿潤療法)用パッド、 ●マメ・靴ずれ用パッド、 ●外反母趾パッド、 ●底まめパット、 ●ジェルパッド等があります。 一般的には絆創膏類として販売されています。細分化されているので注意して選ばないと、使えないこともあり得ます。
靴擦れ防止パッド
足専ラボ| 靴ずれパッド かかと用 6枚入 横山製薬
足指用等もあります。
かかと等足にあった形でしなやかに密着して靴擦れを防止します。 パッドはクッションの機能もあります。靴擦れや水ぶくれが出来た場合でも靴の圧迫からくる痛みをやわらげて保護してくれます。靴擦れ防止パッドとマメ・靴ずれ用パッドは実質的には殆ど変わりのない製品です。販売上の力点の置き方の違いで商品名も変わるのでしょう。
モイストヒーリング(湿潤療法)用パッド
ニチバン|ケアリーヴ LLサイズ 7枚 CN7LL
ハイドロコロイドパッドが痛みを和らげ、湿潤環境を維持
「水ぶくれの皮剥がれる」状態の傷口を覆います。 空気と触れさせないことで刺激を減らして痛みを和らげます。かさぶたを作らないので滲出液がその効力を十分に発揮できます。また、細胞が滲出液の中を自由に動けるので表皮を滑らかに再生します。このため、傷を残さずに皮膚をきれいに治すことができます。
マメ・靴ずれ用パッド
バンドエイド| マメ・靴ずれブロック レギュラーサイズ 4枚
痛みを抑え、きれいに治す
皮膚にしっかり密着した構造です。 これが、まめ(水ぶくれ)や靴擦れを靴の圧迫や靴との摩擦から保護します。パッドの中はアクリル樹脂、2層構造のラテックスフォーム、ソルボセイン等で作られた緩衝構造となっています。この緩衝構造が靴の圧迫感からの痛みを防ぎます。もう一枚の皮膚を作り出しているとも考えられます。
外反母趾パッド
クッション能力の優れたアクリル樹脂や2層構造のラテックスフォーム等で作られたパッドです。 このパッドは外反母趾が造りだす親指の付け根部の突起を柔らかく包み込みます。それが靴の圧迫や靴との摩擦からの痛み和らげてくれます。同じ原理なので「イボコロリ、ウオノメパッド、 外反母趾パッド」を商品名とする製品も少なくありません。
ジェル
ドクターショール| レキットベンキーザー・ジャパン トウチユ-ブ
これはテューブタイプですが、どのような形でも出来ます
ジェル又はゲルは殆どが無菌水で、透明のプルプルしたカンテン状です。 スペンコ・セカンドスキンのように包装をすべて剥がします。ジェル本体を患部の皮膚に直接貼り付けてキネシオロジーテープ等テーピングで保護して使用されています。その一方でインナーソール、マメ・靴ずれ用パッド、外反母趾パッド等の緩衝材としても使われています。
ソルボセイン
ソルボセインは衝撃吸収力と圧力分散性能をもつ粘弾性高分子化合物です。 細菌やバクテリアの繁殖を抑える抗菌性にも優れているので、足の障害治療で痛みを取り除くのに使われています。スポーツ用には患部に合わせて切り離せますが、インナーソール、マメ・靴ずれ用パッド、外反母趾パッド等の緩衝材としても使われています。
靴擦れ対策グッズ④:靴の調整グッズ
昔の登山靴は皮製の注文生産が殆どで、 足に合わせて作られるので靴の調整グッズは余り必要とされませんでした。登山の一般化と共にキャラバンシューズ等の既製登山靴が多く成りました。既製登山靴を足に合わせるために調整機能を持つインナーソール、シューストレッチャー、アルコールや革皮柔軟剤等が使われています。
インナーソール
シマノ|カスタムフィット インソール USP メンズ
インナーソールとは靴の中敷きです。 整形外科治療用に足底ソール系統のから出たと思われる注文生産のインソールもあります。ベルシャン、スーパーフィート、フットクリエイト等専門のメーカーがあります。一般的にはウレタン、シリコン、ジェル、ソルボセイン等を使った出来合いのインナーソールが市販されています。
シューストレッチャー
ポイントストレッチャー|皮革柔軟剤セット
指等が当たり痛みのある個所を引き延ばす
既製の登山靴を購入した後や登山靴を使用し始めたからも靴の調整が必要と成ります。 これ等は靴に指先があたる、靴の幅が狭い、縫い目が足に当たる等です。皮製登山靴は部分的に皮を伸ばして調整することが出来ます。ねじ込み式ばねが付いた木製のシューキーパー型のシューストレッチャーやポイントストレッチャーを使います。
革皮柔軟剤
ダスコ|シューストレッチスプレー
スプレータイプ
登山靴を足に合わせて皮を柔らかして調整したい場合に使います。 スプレータイプあるいはクリームタイプがあります。シューストレッチャーと共に使うのが一般的です。革皮柔軟剤単独で使って指などで部分的に皮を押し広げこともできます。また、靴の内側の皮が柔らかくなめらかにするためにも使えます。
アルコールの活用
健栄製薬|無水エタノール
無水で無くとも問題ありません
アルコールと水が同量となるように混ぜます。 この液で皮を伸ばすことができます。例えば、スプレー用ビンに詰めて伸ばしたい部分にスプレーして擦る、木綿の靴下を浸して靴を履いたまま乾くまで待つ、皮を濡らして指で押し広げる、等々皮製の登山靴の足への調整に利用することが出来ます。但し、変色することもあり、特に注意しましょう。
まとめ
靴擦れのお悩みを速攻解消として早く治す方法や防止策を始めに述べました。 種々の絆創膏、テーピング、パッド、インナーソール、革皮柔軟剤、歩き方、登山靴の履き方、登山靴の選び方や調整等、靴擦れに対する知識を拡げてください。そうすることで自分にあった靴擦れ防止策が見いだせ、登山がいっそうたのしくなるでしょう。
足の靴擦れをおこす部分