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クチナシの幸せを運ぶ花言葉と贈り方【花言葉辞典】

クチナシの花言葉には、喜びを運ぶ、とても幸せという意味があります。クチナシの花は、結婚式でブーケに使われることもあります。プロポーズの際や、大切な人へ日頃の思いを花言葉に込めて、クチナシの花を贈ってみてはいかがでしょうか?
2020年8月27日
なかゆの
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はじめに

出典: https://pixabay.com/ja/%E8%8A%B1-%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%8A%E3%82%B7-%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88-%E9%9C%B2-2064199/

クチナシは白くて可愛らしい花を咲かせます。 クチナシの甘い香りは、沈丁花(じんちょうげ)・金木犀(きんもくせい)と並んで、三大香木として親しまれています。 クチナシの花言葉や由来、クチナシの贈り方や種類など、くわしくご紹介します。

クチナシの花言葉

クチナシの科名・属名

アカネ科クチナシ属

クチナシの和名・英名

和名:梔子(クチナシ) 別名:ガーデニア 英名:Gardenia/Cape jasmine/Common gardenia

原産地

日本・中国・台湾・インドシナ(温帯・亜熱帯地域)

日本語のクチナシの花名由来

クチナシは「口無し」を意味していると考えられています。 クチナシの果実が熟しても、実が割れないことから由来しているともいわれています。

英語のクチナシの花名由来

クチナシの花は、ジャスミンに似た香りがすることが由来して、英語では「Cape jasmine(ケープ・ジャスミン)」と呼ばれています。 ケープとは喜望峰のことを示しています。

クチナシの花言葉:喜びを運ぶ・とても幸せ・優雅・洗練

クチナシの花言葉は、喜びを運ぶ・とても幸せ・優雅・洗練です。 特徴的な白くて美しい花びらや、甘い香りが花言葉の由来となっています。

日本語のクチナシの花言葉由来

クチナシは白くて美しい花びらと、香りが特徴的です。 初夏の風に運ばれてくる甘い香りから、喜びを運ぶという花言葉がつきました。白くて美しい花びらの様子から、優雅で洗練という花言葉の意味に由来していると考えられています。俗説では、クチナシが「口がない」ということに繋がることから、「嫁に行く口がない」と連想されるため、日本では女の子のいる家には植えないほうがいいと考えられている場合もあります。


クチナシの英語の花言葉

「I’m too happy.」私はとても幸せです。 アメリカでは男性がパーティーなどで女性を誘うのに、クチナシを贈ることから、誘われた女性の幸せな気持ちを意味していると考えられています。 「Transport of joy.」喜びを運ぶ。 日本語の花言葉の意味と同様に、クチナシの甘い香りが由来となって、喜びを運ぶという花言葉の意味があります。

クチナシの誕生花

3月16日・3月18日・3月19日・5月6日・6月7日・6月30日・7月7日

クチナシの開花時期

梅雨の季節に咲く花で、大きさは8㎝前後で、花びらの色は真っ白の6弁花です。

クチナシの花言葉の贈り方

こんな人におすすめ

誕生日がクチナシの花の相手に、花言葉を添えてクチナシの花を贈ることをおすすめします。 クチナシの花言葉には、幸せという意味が込められているため、結婚式のブーケに用いられることもあります。プロポーズの際に、クチナシのブーケを贈ってもよいでしょう。これから結婚する女性や、新婚の友人へ贈るのもおすすめです。 「私は幸せ者」という花言葉の意味を込めて、夫から妻、妻から夫へ日頃の感謝を込めて贈ってもよいでしょう。

プレゼントの贈り方

クチナシの花は、ブーケにして贈ることをおすすめします。 白くて可愛らしいクチナシの花は、柔らかくて優しい印象で、幸せな花言葉の意味を込めて贈りましょう。 クチナシの花は、パーティーになどに誘う際に贈ることがあります。クチナシの花を胸飾りとして贈ったり、髪飾りとして贈ったりしてもよいでしょう。 アメリカのジャズ歌手のビリー・ホリデイが、クチナシの花を髪飾りにして舞台にたったことは有名です。 また、クチナシは盆栽としても楽しむことができます。 盆栽のクチナシを贈っても喜ばれるでしょう。

クチナシの飾り方

クチナシは寒さに弱いため、鉢植えで飾ることをおすすめします。 日当たりのよい場所で、乾燥しないように水やりを行いましょう。

風水情報

クチナシの花は甘い香りがすることから、玄関周りに植えると風水的には恋愛運が高まると考えられています。 また、庭の中心から北に、白くて香りのいい花を咲かせるクチナシの花を植えると、人間関係の運気が上がると考えられています。 しかし、語呂合わせから、女の子のいる家には植えない方がいいとも言われています。

クチナシの花と一緒に贈るおすすめグッズやアイテム

香水

クチナシの香りの香水や、エッセンシャルオイルを贈りましょう。 さまざまなクチナシの種類の香りが販売されているので、好みの香りを探すことをおすすめします。


アクセサリー

クチナシの花と一緒に、指輪を贈ることで結婚したい気持ちを伝えることができます。 クチナシの花がデザインされたアクセサリーもおすすめです。

クチナシの種類とは?

クチナシは世界中に多くの種類があるとされています。 その種類や品種は、200種類以上にもおよびます。 たくさんの種類があるクチナシの中から、代表的な種類をご紹介します。

ガーデニア(オオヤエクチナシ)

クチナシは一重咲きの花ですが、品種改良によってバラのような八重咲のクチナシが流通しています。 八重咲のクチナシの品種は、ガーデニアと呼ばれています。 クチナシの別名として、ガーデニアという場合もあります。

ヌマタクチナシ

少しクリーム色がかった花の色のクチナシの一種が、ヌマタクチナシです。 八重咲の花で、鉢植えなどで販売されています。

コクチナシ

自生しているクチナシの実は、山梔子(さんしし)と呼ばれていて、漢方薬の材料に使われています。

クチナシは着色料として使われている?

クチナシの実から抽出された色素は、黄色の着色料に使われています。 たくあんや栗きんとんの黄色には、クチナシの色素が利用されていることが多いです。 発酵させたクチナシの実から、青色の色素も抽出することができ、繊維などを染める際に利用されています。

クチナシの育て方

クチナシは寒さに弱いため、鉢植えで育てることをおすすめします。

場所

日当たりの良い場所で育てましょう。 直射日光や西日を当てないように注意が必要です。 寒さに弱いため、寒い季節には風に当てないようにしましょう。

黒土と腐葉土を混ぜた土か、花用培養土を使用します。


水やり

乾燥に弱いため、水切れをさせないようにこまめに水やりをしましょう。 夏場は多めに水やりをします。

肥料

肥料は2月と8月に与えましょう。 油かすと化成肥料を混ぜ合わせて、株もとに与えます。

植え替え

2~3年に一度植え替えましょう。

剪定

花が咲き終わったあとに、剪定を行います。 開花後に伸びた枝の先端に花芽ができるため、剪定を強く行うと花芽を失ってしまい、翌年の花つきを悪くするので注意が必要です。 枯れた枝や、混みあった枝を切り落とすことで、風通しや日当たりが良くなります。

増やし方

クチナシは、挿し木で増やすことができます。 6~7月に行うのが最適です。 新しい枝を15㎝くらいに切り、水を十分に吸わせたあとに、赤玉土に挿しておきましょう。 日陰で水を与えながら育てると、1カ月ほどで芽がでます。

病害虫

クチナシには、カイガラムシやオオスカシバの幼虫、アブラムシなどがつき、樹液を吸われて衰えたり枯れたりする恐れがあります。 春から秋にかけて多く発生するため、見つけたら駆除しましょう。 オオスカシバは、クチナシの葉の裏に卵を産みつけます。 葉の裏に卵を見つけた場合は、幼虫になる前に卵をとってしまいましょう。 害虫用のスプレーを利用してもよいでしょう。

まとめ

クチナシの花言葉について、おわかりいただけたでしょうか? クチナシは幸せを運ぶ花言葉の意味があります。 恋人へプロポーズの際にクチナシの花束を贈ったり、日頃の愛を込めて夫から妻へ、妻から夫へ贈ったりしてもよいですね。 クチナシは、大きく純白で美しい花を咲かせるだけでなく、甘い香りを楽しむこともできます。 鉢植えや盆栽で育てることもおすすめです。 幸せを運ぶクチナシの花を、大切な人へ贈ってみませんか?