スタッフバッグ・ドライバッグって何??
まず簡単にスタッフバッグとドライバッグの説明です。 簡単にいえば、スタッフバッグは小分け袋のことです。 ドライバッグは防水加工がされた小分け袋のことです。
スタッフバッグとは?
スタッフバッグは登山用品ですが、登山以外にもスイミングやバイクでのツーリング、キャンプなどなんにでも利用できます。 素材はメッシュ素材のものや防水性の高い素材などがあり、汚れ、埃、砂と水から荷物を保護します。 また、サイズもいくつかあり大きいものならシュラフや衣類を入れるもの、小さいものなら財布や山小屋で購入したこまごました山バッジなどなんでも入れて収納できます。
ドライバッグとは?
スタッフバッグに防水性能がついたものがドライバッグです。 こちらの素材はポリエステル素材のものなどあり、より防水に特化しているバッグです。 同じようにサイズも何種類もあり5L~30Lまでのものがメインでありますがそれ以外のサイズのものもあります。 肩掛けや手提げなど用途によって使い分けることもできるバッグです。
スタッフバッグとドライバッグの種類
ここではスタッフバッグの種類を大まかに説明していきます。
ノーマルのスタッフバッグ
すぐに取り出せるパッキング
登山やトレッキングに行く時ってみなさん荷物はどうしてますか? 日帰りのトレッキング程度でも、お昼ごはん、行動食、地図、スマートフォン、タオル、ティッシュ、水筒、防寒着、着替えetc. 登山に行く時に荷物をリュックにパッキングするのって結構大変です。。 そして『登山あるある』でリュックに入れた荷物が出てこない事って誰にでもあるのではないでしょうか。 パッキングの際に小分けにして荷物をまとめる事ができますので、リュックの中がごちゃごちゃせずに入れたものがすぐに探せて取り出せるというメリットがあります。
バランスよくパッキング
重いもの軽いものを上手くリュックの中に重量配分出来るので、スタッフバッグを使う事で背負うリュック自体のバランスを調整出来て歩きやすくなるメリットもあります。 無くても登山は出来るけど、あると更に快適に山歩きが出来るアイテムなんですよ。
防水加工されたドライバッグ
ドライバッグはスタッフバッグと一緒にされることも多いのですが、スタッフバッグの防水版といえるものです。 日本は山々が多いので登山にも奥深さを感じることができますが、同時に降雨も多い国です。 山間部ならなおさら急な降雨などが発生します。 霧雨ぐらいの雨でもずっと歩き続けるとなると、荷物の中身は結構濡れてしまいます。 地図や着替え、スマホやカメラなどは防水必須。 確実に防水したいもの、リュックの中で絶対に濡らしたくないものなどがある場合は、ドライバックを使うことで防水は完璧です。
向上している防水性
一昔前ならドライバッグと言えども、防水処理された素材でも縫い目のところからしみてきたりしてたのですが、今のドライバッグは各メーカーが開発に力を入れていて、縫い目の裏側には「シームテープ」というコーティング素材が施されていますので防水性のは格段に高められています。 ベテランの登山者などはリュックの中にリュックと同じ大きさのドライバッグを入れて、その中に小分けのドライバッグをいくつも入れて2段階の防水をしている人もいるようです。
モンベルのスタッフバッグだけでもサイズがいっぱい!
サイズは探せば探すほど無数にあります。 おそらく10種類くらいの違うサイズを購入しても使えきれてしまうではないでしょうか。 登山ではストレスなくリュックの中のものを取り出すことができるように荷物専用のスタッフバッグをご用意することをお勧めします。
軽量性を追及して
流行の『ウルトラライト登山』へ
今は新たな登山の楽しみ方として『ウルトラライト登山』が流行りつつあります。 テレビなどでも紹介していたりするので山好きの方は言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、その名の通り、持っていく荷物を超軽くして快適に山歩きをしようというコンセプトで流行りだしています。 「軽いは正義!」です。 確かに荷物が軽ければその分すいすいと歩くことができるので普段見落としがちな景色や草花の自然なども観察する余裕が生まれます。 そんな『ウルトラライト登山』におすすめなのが軽量化されたスタッフバッグです。 もともとスタッフバッグ自体はそんな重いものではないのですが、防水用などで素材が厚かったり、個数がいくつもあったりするとそれだけで重くなります。 具体的に何が軽量化されているかというと、材質です。 「20D超軽ナイロン」という素材で作られたスタッフバッグがおすすめです。 防水機能もちゃんとありますが、防水生地ではないので完全防水ではなく生活防水になります。
末永く登山のお供へ
耐久性重視
軽量化ではなく耐久性重視のスタッフバッグをご紹介します。 生地が薄くて軽いものは破れにくいデメリットもあります。主にナイロン製のものです。 逆に生地がポリエステル製のスタッフバッグは生地も丈夫で耐久性抜群です。 ポリエステル製には水を吸収しにくい性質もあるので防水性能も高く、濡れても水を吸収しないので重くなることもありません。 重量は多少増えますが、その分頑丈なので末永く登山のお供に愛用することが可能です。
どんな時に使うの?
便利な活用術
登山に行くときの荷物の例としては ・シュラフやテント(テント泊時のみ) ・使用済み衣類 ・使用前の着替え用衣類 ・常備薬&救急セット ・ヘッドライト&予備電池 ・地図、手帳、文庫本 ・ティッシュ、トイレットペーパー ・保存食&昼食 ・カメラ&ミニ三脚 ・スマホ&予備充電池 ・調理器具類 こんな感じでサイズ、そして色も数種類用意してもらい自分なりに使い分けると登山がとっても快適になります。
意外におすすめ安眠枕に早変わり
スタッフバッグの意外な使い道として枕として使います。 衣服関係のスタッフバッグを枕として医療すると山小屋泊やテント泊の時に意外に便利です。 特に山小屋泊では誰が使ったかわからない枕を使うことに抵抗がある方にはおすすめですね。
旅行にも必需品のスタッフバッグ
旅行に行くときなどもスタッフバッグを使いパッキングできます。 必要な荷物が旅行かばんなどにパッキングして個別に入ってますので便利です。 気づかぬうちに旅行かばんも整理整頓して上手に使えるようになりそうです。
防水したい!プールなどにはドライバッグ
防水のドライバッグなどはプールに行くときなども活用できますね。 小さい頃の学校のプールなどでもドライバッグがあれば教科書やノートが濡れなかったかも。 プール以外にも釣りやラフティング、スノーボードとかにも便利に使用できます。
スタッフバッグをうまく使って
おすすめパッキング術
更に掘り下げて基本的なパッキング術をお伝えします。 リュックの中を下段・中段・上段・脇などのポケットと、大まかに4つのゾーンに分けて考えます。 【下段に入れる物】 下段には基本的に使用頻度の低い物、軽い物を入れます。 ・シュラフ ・シュラフカバー ・着替えなどの衣類など 【中段に入れる物】 中段にはすぐには使わない、少し重い物を入れます ・食事関係 ・水筒 ・調理器具類 ・ガスなど 【上段に入れる物】 上段にはすぐに取り出したい物を入れます。 ・防寒着 ・雨具 ・カメラ&ミニ三脚 ・スマホ&予備充電池 【脇や外側のポケットに入れる物】 ・常備薬&救急セット ・ヘッドライト&予備電池 ・地図、手帳、文庫本 ・ティッシュ類 このようなイメージで荷物を入れると重さも軽く感じることができバランスの良い山歩きが可能となります。
おすすめスタッフバッグ5選
5-1.『ピーエフスタッフバック』 ノース・フェイス
シューズや着替えなどの収納に適したロール式のスタッフバッグです。 軽量のナイロン素材を採用し、コンパクトに携行が可能。内側の縫い目はバインディングテープで処理。縫い目にシームテープ処理を行い、防水性を向上しています。 単体使用だけでなく、バックパックの防水ライナーとしても活用可能です。
5-2.『U.L.スタッフバッグ 3L』 モンベル
5種類のサイズを展開し、小物の収納からウエアの収納まで、サイズによって幅広く対応する軽量スタッフバッグです。 バックパックに収納した際もデッドスペースができにくい、丸底デザインを採用しています。※防水性はありません。
5-3.『Marmot ニュースタッフバッグ』 Marmot
フルシームシーリングが施されたスタッフバッグ。 雨天時のザックの濡れから衣類などを守ってくれます。楕円形になった底部は衣類などの収納もしやすくまたザックのパッキングも綺麗に纏めることが出来る。山小屋泊やテント泊など宿泊が伴う時の着替えやザック内の整理にもとても便利。
5-4.『プロテクション アクアペル 2L』 モンベル
ホコリや濡れ、衝撃からカメラ機材などを保護する防水バッグです。 出し入れ口を3回折り返してバックルで留める仕様で、さらに縫い目にはシームテープ処理を施すことで防水性を高めています。※高い防水性を持ちますが、完全な防水や衝撃吸収効果を必要とする用途には適しません。
5-5.『パーテックススタッフバッグ2L』 ノース・フェイス
薄く軽量でありながら、高い引き裂き強度を誇るパーテックス:registered:カンタム素材のスタッフバッグ(2L)です。 荷物の仕分けがしやすいカラー生地と、中身を認識しやすいシースルー生地を使用しています。
おすすめドライバッグ5選
5-1.『プレミアム 防水 ドライバッグ 2個』 The Friendly Swede
柔軟性と耐久性に優れた防水ドライバッグは、ハイキング、キャンプ、ラフティング、セーリング、モーターボート等のアウトドアアクティビティーから洋服や食料、その他器具などを水から守ります。
5-2.『 Fold Drybag Endura』 EXPED
EXPED のドライバッグ Fold Drybag Endura はかなりしっかりした作りで、UL的な軽い製品ではありません。ただ、ドライバッグとしては、とても秀逸な防水モデルです。
5-3.『ドライバッグチューブ 15L』 モンベル
極めて高い防水性を実現した丸底デザインの防水バッグです。 両サイドのバックルで留め、ベルトを締めればより高い防水性を発揮しますが、出し入れ口のバックルどうしを留めて使用することもできます。
5-4.『ピーエフスタッフバック』 ノース・フェイス
シューズや着替えなどの収納に適したロール式のスタッフバッグです。軽量のナイロン素材を採用し、コンパクトに携行が可能。内側の縫い目はバインディングテープで処理。縫い目にシームテープ処理を行い、防水性を向上しています。単体使用だけでなく、バックパックの防水ライナーとしても活用可能です。
5-5.『ライトドライバッグ 15L』 モンベル
極めて高い防水性を持ち、軽量で沢登りなどに最適な防水バッグです。「サワークライムデイパック」などのインナーバッグとしてもご使用いただけます。底部を三角形に絞れるストラップホールつき。
モンベルおすすめアイテム5選
モンベルのおすすめアイテムをご紹介いたします。
5-1.『ドライバッグチューブ 20L』 モンベル
極めて高い防水性を実現した丸底デザインのバッグです。 両サイドのバックルで留め、ベルトを締めればより高い防水性を発揮しますが、出し入れ口のバックル同士を留めて使用することもできます。
5-2.『 ドライバッグ レクタ10L』 モンベル
極めて高い防水性を実現した平底デザインの防水バッグ。 底部を三角形に絞れるストラップホールつきで、カヤックのハッチへの出し入れもスムーズになります。
5-3.『ライトスタッフバッグ20L』 モンベル
全ての縫い目にシームテープ処理を施すことで高い防水性を実現したスタッフバッグです。 バックパックに収納した際もデッドスペースができにくい丸底デザインを採用しています。
5-4.『ライトスタッフバッグ2L』 モンベル
全ての縫い目にシームテープ処理を施すことで高い防水性を実現したスタッフバッグです。 バックパックに収納した際もデッドスペースができにくい丸底デザインを採用しています。
5-5.『U.L.スタッフバッグ 1L』 モンベル
5種類のサイズを展開し、小物の収納からウエアの収納まで、サイズによって幅広く対応する軽量スタッフバッグです。 バックパックに収納した際もデッドスペースができにくい、丸底デザインを採用しています。
スタッフバッグ・ドライバッグまとめ
いかがでしたでしょうか? スタッフバッグとドライバッグともに種類は無数にあります。 ネットや店頭でお気に入りのアイテムを見つけて、うきうきしながら山歩きするのも登山の楽しみの一つですよね。 ぜひ、あなただけのお気に入りアイテムをゲットして楽しい登山を楽しみましょう。