Solo Stove Liteソロストーブ ライト【正規品】
Motomo キャンプ ウッド 薪 ストーブ
UNIFLAME(ユニフレーム) ネイチャーストーブ 683033
UNIFLAME(ユニフレーム) ネイチャーストーブ ラージ
FIREBOX (ファイヤーボックス) GEN2 チタン製
◇トークス(TOAKS)・ソロBPウッドバーニングストーブ STV-12
Lixada バーベキューコンロ・焚火台 折りたたみ 薪ストーブ 燃料不要 ウッドバーニング
New Emberlit stove-UL titanium(エンバーリット ストーブ ウルトラライト チタン製)クロスバー及びストーブ収納袋、カーボンフェルト付属
WILD STOVES WOODGAS STOVE MK II(T) (Parallel Imported Product)
ネイチャーストーブとは?
ネイチャーストーブをご存知ですか?キャンプサイトでの焚火の炎というのは、人の心に安心感や安らぎを与えてくれます。でも焚火に火をつけるという作業は、慣れていないとなかなか難しいものです。それに昨今では、直火を禁止しているキャンプ場がほとんどです。そんなときに、小枝や枯葉を燃料にして簡単に焚火や料理を可能にしたのがネイチャーストーブです。そんなネイチャーストーブのしくみや使い方、おすすめの一品、自作方法までを紹介します。
ネイチャーストーブの種類
アウトドアメーカーがさまざまなネイチャーストーブをラインナップしています。それぞれに個性的なストーブですが、大きく2つのタイプに分かれます。
箱型タイプ
パネルを組み合わせ正方形や六角形の箱型にしたのがこのタイプです。パネルはおもに一重構造で、煙突効果によって燃焼する方式が主流です。収納サイズがコンパクトになることと、安定性があり料理をしやすいのが利点です。ネイチャーストーブとしてだけでなく、アルコールストーブやガスストーブなどの五徳がわりという使い方ができる商品も数多くあります。
円柱型タイプ
空気孔を設けた大小の円柱を二重構造とし、煙突効果に加え二次燃焼によって燃焼効率を高めたのがこのタイプです。収納サイズはやや大きくなることと、燃焼中の燃料の補充にやや難がありますが、少ない燃料で高火力を得やすいという利点があります。料理の際の安定性は箱型に劣りますが、気軽にお湯を沸かすときなどは非常に便利です。
ネイチャーストーブのしくみをおさらい
しくみ①:煙突効果
ストーブを箱型の煙突に見立て、煙突効果を狙ったのがこの方式です。ストーブ下部の空気孔から取り入れた空気は、燃焼室の炎によって暖められます。暖められた空気は上にあがる特性がありますので、上昇気流が発生します。そのためさらに新たな空気が空気孔から吸い込まれ燃焼速度を加速させる、といういわゆる煙突効果が得られるのがその特徴です。
しくみ②:二次燃焼
円柱型タイプにおもに用いられる方式です。下部の空気孔から取り込まれた空気は熱せられて、二重壁の間を上昇し、上部の空気孔から燃焼室に吹き出し、そこで二次燃焼をするというのが特徴です。
燃料は何がいいの?
ネイチャーストーブの燃料として使えるのは、落ち葉や小枝など森や林に落ちているものが使えます。また松ぼっくりも燃料としてはおすすめです。箱型で外から燃料の継ぎ足しができるタイプのものは、若干大きめの薪でも使用可能ですし、市販の固形燃料が使えるタイプもあります。ユニフレームのストーブの場合は炭が燃料として使えるので、料理の際は便利です。
ネイチャーストーブの使い方は?
ネイチャーストーブの使い方はいたって簡単です。まずは燃料となる小枝や落ち葉、松ぼっくりなどを本体に入れます。落ち葉などの燃えやすいものに着火すると、自然に燃え広がっていきます。なかなか点かない場合は、燃料の間にティッシュペーパーを挟み、ティッシュに着火すると他の燃料に燃え広がりますが、燃えカスが空気の流れを妨げますので、あまり大量に使わないようにしましょう。
①ネイチャーストーブに落ち葉や小枝、松ぼっくりなどの燃料となるものを入れます。
②燃えやすいものに着火します。ユニフレームのネイチャーストーブの場合は着火口がありますので、そこにティッシュうをつっこんで着火します。
③煙突効果で燃焼が促進され、次々と他の燃料に燃え移っていきます。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の①
バーゴ ヘキサゴンウッドストーブ チタニウム T-415
スペック
●タイプ:箱型 ●使用時サイズ:トップ直径76㎜/ボトム直径128㎜×高さ100㎜ ●収納時サイズ:180㎜×170㎜ ●重量:116g ●材質:チタン
ここがポイント
コンパクトで超軽量なバーゴのネイチャーストーブです。燃焼効率も非常によく、枝や枯葉を燃料として燃やせるだけでなく、アルコールストーブなどの風防や五徳といった使い方もできます。六角形のトップは安定性も高く、料理がしやすいのもこのストーブの利点です。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の②
ユニフレーム ネイチャーストーブ
UNIFLAME(ユニフレーム) ネイチャーストーブ 683033
コンパクトにたためる上に、炭を燃料として使える便利なネイチャーストーブ
スペック
●タイプ:箱型 ●使用時サイズ:縦130㎜×横130㎜×高さ160㎜ ●収納時サイズ:130㎜×130㎜×15㎜ ●重量:320g ●材質:18-8ステンレス
ここがポイント
コンパクトに収納でき五徳や持ち手など便利な機能も充実のネイチャーストーブです。底板に特殊耐熱メッシュを使用しており炭を利用できるのも、料理の際には便利です。ほぼ同じ機能でサイズが一回り大きな「ラージ」もあり、五徳の形状から料理がしやすい構造になっています。
UNIFLAME(ユニフレーム) ネイチャーストーブ ラージ
サイズが210㎜×240㎜×250mmと一回り大きなネイチャーストーブです。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の③
ファイヤーボックス GEN2
FIREBOX (ファイヤーボックス) GEN2 チタン製
FIREBOX (ファイヤーボックス) GEN2
スペック
●タイプ:箱型 ●使用時サイズ:縦80㎜×横80㎜×高さ120㎜ ●収納時サイズ:80㎜×120㎜×6㎜ ●重量:113g ●材質:チタン
ここがポイント
蝶番の使用で簡単に組み立てられるうえ、収納時の厚さがわずか6㎜あまりとコンパクトになり、チタンのために軽量なのもウリです。ネイチャーストーブとしてだけでなく、トランギアなどのアルコールストーブやガスバーナーの五徳としての使い方も可能です。紹介したチタン製のほかに、低価格のステンレス製もあります。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の④
Toaks ウッドバーニングストーブ
◇トークス(TOAKS)・ソロBPウッドバーニングストーブ STV-12
小枝や枯葉だけでなく、固形燃料も使用できるネイチャーストーブ
スペック
●タイプ:円柱型 ●使用時サイズ:φ86㎜×184mm ●収納時サイズ:94㎜×95mm ●重量:151g ●材質:チタン
ここがポイント
小枝や枯葉だけでなく、固形燃料も使用可能なストーブです。円柱形のパーツは3ピース構造ですが、入れ子のようにスタッキング収納が可能なので、コンパクトにパッキングできます。ネイチャーストーブ本来の二次燃焼を利用した高火力のストーブです。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の⑤
LIXADA折りたたみ薪ストーブ
Lixada バーベキューコンロ・焚火台 折りたたみ 薪ストーブ 燃料不要 ウッドバーニング
頑丈なつくりで高効率のネイチャーストーブ
スペック
●タイプ:箱型 ●使用時サイズ:トップ115㎜×115㎜/ボトム165㎜×165㎜ 高さ195㎜ ●収納時サイズ:185㎜×165㎜×10㎜ ●重量:473g ●材質:ステンレス鋼
ここがポイント
コンパクト収納と簡単組み立てで、作りもしっかりしたストーブです。構造的にやや大きめの薪なども使用可能で、単純な焚火台としての使い方も可能です。コストパフォーマンスに優れたネイチャーストーブですが、重量がやや重くなってしまったのが残念です。ステンレス独特の味のある変色を楽しめます。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の⑥
Solo Stove ソロストーブ
Solo Stove Liteソロストーブ ライト【正規品】
2重壁で燃料効率の良いストーブ
スペック
●タイプ:円柱型 ●使用時サイズ:φ108㎜×145㎜ ●収納時サイズ:φ108㎜×100㎜ ●重量:255g ●材質:ステンレススチール(SUS304)、ニクロムワイヤー
ここがポイント
小さいボディながら2重壁の構造で効率的な二次燃焼を行える、高火力のネイチャーストーブです。1リットルの水を10分あまりで沸騰させることができます。しっかりした五徳のおかげで、料理も非常にやりやすくなっています。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の⑦
快速旅団 グリルNo.5V 野炊士多
スペック
●タイプ:箱型 ●使用時サイズ:縦150㎜x横150㎜x高さ105mm ●収納時サイズ:150㎜x150㎜x5mm ●重量:175g ●材質:チタン
ここがポイント
オートバイキャンパーをターゲットにパーソナルなキャンプに的をしぼって商品を開発している快速旅団のネイチャーストーブです。単純な構造はバイクパッキングの収納で問題になる「仕舞寸法」に徹底的のこだわった結果です。姉妹商品として大きなサイズのものや、本格的な薪ストーブもラインナップしており、野外料理にも最適です。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の⑧
EmberLit New Emberlit-UL titanium
New Emberlit stove-UL titanium(エンバーリット ストーブ ウルトラライト チタン製)クロスバー及びストーブ収納袋、カーボンフェルト付属
かなり小ぶりで収納サイズも小さなネイチャーストーブ
スペック
●タイプ:箱型 ●使用時サイズ:トップ89㎜×89㎜/ボトム118㎜×118㎜ 高さ150㎜ ●収納時サイズ:153㎜×127㎜×3㎜ ●重量:136g ●材質:チタン
ここがポイント
小ぶりなボディでフラットにたためるネイチャーストーブです。シンプルな構造ですががたつきもなく、上に鍋ややかんを載せても安定するのが料理向きです。さらに各部を10㎜ずつぐらい小さくしたミニサイズもラインナップされています。単純にネイチャーストーブを楽しみ、料理をしないのであれば、携帯性に優れたミニもおすすめです。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の⑨
WILD STOVES WOODGAS STOVE MK II
WILD STOVES WOODGAS STOVE MK II(T) (Parallel Imported Product)
コンパクトで高効率のネイチャーストーブ。専用ペレットでさらに高火力に。
スペック
●タイプ:円柱型 ●使用時サイズ:φ136㎜×高さ163mm ●収納時サイズ:φ136㎜×70㎜ ●重量:260g ●材質:ステンレススチール
ここがポイント
高効率な円柱型タイプのストーブは二次燃焼の美しい炎が特徴です。2分割でコンパクトに収納でき、専用のポーチにピッタリおさまります。途中で燃料の継ぎ足しはしづらい構造ですが、専用のウッドペレットを使用すると約1.5時間燃焼し続けます。
おすすめネイチャーストーブ徹底比較10の⑩
Motomo キャンプ ウッド 薪 ストーブ
Motomo キャンプ ウッド 薪 ストーブ
コストパフォーマンスにすぐれたコンパクトなネイチャーストーブ
スペック
●タイプ:円柱型 ●使用時サイズ:φ135㎜×高さ185㎜ ●収納時サイズ:φ135㎜×70㎜ ●重量:370g ●材質:ステンレス鋼
ここがポイント
先に紹介したワイルドストーブをベースに作られたようなネイチャーストーブで、似たようなタイプのストーブが他社からもいくつか出ています。価格やデザインで比較して、自分の好みの一品を見つけるのも良いでしょう。小枝などの燃料以外にもアルコールストーブとしての使い方もできます。シンプルな構造でしっかり二次燃焼してくれますし、コストパフォーマンスにすぐれ、ネイチャーストーブの入門編としてはおすすめの商品です。
ネイチャーストーブを自作してみよう
構造さえ理解していれば、ネイチャーストーブを自作することもできます。実際に自作した人も多く、個人ブログでもたくさんの自作法を見ることができます。それでは代表的な円柱型タイプの自作例を紹介しましょう。
材料
円柱型タイプの場合、二重構造で温めた空気を上昇させる空間が必要になります。そこで、大小の筒状のものが必要になります。ここでは1000ミリリットルと750ミリリットルの丸缶を使用します。
①外側の缶に空気孔を開ける
まずは外側になる缶の下部に空気取入れ用の穴を開けます。下側の外周に8~10個ぐらい開けると良いでしょう。缶の外周はドリルが滑りやすく危険なので、あらかじ孔を開ける部分にぐるりと一周マスキングテープを貼っておきます。穴あけはステップドリルと呼ばれる、タケノコ状になったドリルが便利です。
②内側の缶に空気孔を開ける
内側になる缶の方は外周の下部だけでなく、上部にも孔を開けます。これは温められた空気を燃焼室の中に取り込んで、二次燃焼を起こさせるための孔です。上下とも8~10カ所開けます。 続いて内側の缶の底面にも空気取り入れ用の孔を開けます。これは底面全体に均等に20個程度開けてください。
③外側の缶の蓋に穴を開ける
外側の缶の蓋に、内側の缶の円周と同サイズの穴を開けます。手順は以下のようにすると簡単です。 1.蓋に内側の缶の底面を当てて線をケガきます。 2.線よりやや小さめの円になるように、均等にドリルで穴を開けます。 3.開けた穴をつなげるように金鋸またはニッパーで円を切り抜いていきます。 4.内側の円周に合わせ、やすりで円を整える。 今回は内側の缶の底が外側の缶の底を4か所残し、立ち上げて五徳とします。
④内側の缶と外側の缶を接続する
蓋に開けた穴に内側の缶を通します。外缶と内缶の接続部をはんだ付けします。内缶の脱落防止の固定のためなので、はんだ付け以外にも穴を開けてボルトとナットで止めたりしても構いません。蓋を外側の缶にかぶせて完成です。
自作ネイチャーストーブの使い方は?
自作ネイチャーストーブの使い方も、市販品のストーブとほとんど変わりません。下の方に燃えやすい枯葉を入れ、その上に小枝や松ぼっくりを重ねていきます。着火後しばらくは煙が出ますが、しばらくして安定した炎が上がり始めます。内缶上部の孔から炎が噴き出しているのが見え、二次燃焼がちゃんと起こっていることが確認できます。
自作ネイチャーストーブの実力は?
自作ネイチャーストーブの実力はどの程度でしょうか?紹介したタイプで約700ミリリットルの水を沸騰させるのに、約10分ほどかかります。火力は決して強いとはいえませんが、のんびりと煮込み料理などをするのには十分な火力があります。空気孔のサイズや数を変更すれば火力も調節できるので、比較していろいろと試してみることをおすすめします。 少ない材料費で簡単に作れますので、いろいろなタイプを作って、用途に合わせて使いわけるのも面白いかもしれません。
ネイチャーストーブでスローキャンプを楽しもう!
ネイチャーストーブのしくみや使い方、おすすめのストーブから自作方法まで紹介してきましたが、いかがでしたか?自然に与えるダメージを最小限にして焚火を気軽に楽しめるネイチャーストーブは、のんびりとアウトドアを楽しむスローキャンプにピッタリのアイテムです。たくさんのキャンプの荷物の中に、コンパクトなネイチャーストーブをそっと忍ばせていくことをおすすめします。
六角形で超軽量なネイチャーストーブ