グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150
ロゴス(LOGOS) BBQお掃除楽ちんシート(極厚)
【B】ロゴス(LOGOS) エコココロゴス(LOGOS)・ミニラウンドストーブ
BUNDOK 七輪用らくらく竹炭/BD-442
The Friendly Swede フェロセリウム ファイアースターター+ボトルオープナー 木目 (ブラック)
スノーピーク BBQロッド 赤 N-022 [P5] nocu キャンプ用品
道具と技であなたもバーベキューの火おこし達人!
バーベキューは火おこしから始まります。 できれば炭の火おこしに時間や手間をかけたくないのはだれしもが思うことですが、この「火おこし」だけは、キャンプ慣れしている人も手こずることが多いはずです。 しかし、ほんのちょっとした工夫と道具であっという間に「火おこし」も格段に早く楽にできるはずです。それでは、火おこしが簡単にできるコツと道具のお話をしていきましょう。
バーベキューでの炭の上手な選び方
炭にも木炭やオガ炭、豆炭、備長炭など、安価なものから高価なものまで多種多様あります。 しかし、バーベキューなどで使用する炭にあまりお金をかけることはできませんよね。 普通はホームセンターなどで安価な炭を購入するのが一般的ですが、あまり安価な炭は火が消えるのも早いし煙もそれなりに多くでます。一番のオススメは備長炭ほど高価ではないが、火持ちが良く、比較的煙が少ないのが「オガ炭」です。
おすすめ炭:オガ炭
一般的な炭に比べ火はつきにくいですが、一旦火がつくと、火力は備長炭並みに長時間安定して燃焼し火持ちがよいと言われています。 また、臭いや煙が少なく備長炭に比べると安価でバーベキューには最適でしょう。 最近では焼き鳥屋、焼き肉、鰻屋などもこのオガ炭を使用しているところが多いようです。
火おこし手順その1:準備編
火おこし道具のリストアップを
キャンプに行く前に、道具のリストアップを忘れずに準備しましょう! 特に火おこしに必要な道具は現地に到着してから「あれがなかった!」「これがなかった!」と慌てることのないようしっかり準備しておくことが大切です。
火おこし道具セットを作っておこう!
リストアップした火おこし道具は使用後は火おこし器や火バサミなど黒くススだらけになります。またバーナーやナイフなど危険物もありますのであらかじめ火おこし道具を入れるボックス作ってまとめておくと便利です。 まずは火おこしに必要最低限の道具をご紹介いたします。
《火おこし道具必需品》
◇バーベキュー台(他に七輪など) ◇火ばさみ orトング ◇網 ◇炭 ◇軍手(できれば耐火手袋) ◇新聞紙 ◇着火用ライター(着火専用の先が長いものが安全) ◇アルミホイル(BBQ台の底に敷くと片付けが楽) ◇送風機or火吹き棒(無い場合はうちわで代用可) ◇火消し用のツボ(無い場合はバケツで可) ◇水(火消し用に最低バケツ1杯は準備しておきましょう) ◇自分に合った火おこし器や着火剤他、時間短縮アイテム(以下参照)
火おこし手順その2:火起こしアイテム(道具)を選ぶ
火おこしは道具の使い方次第で大幅な時間短縮になることもあります。 これより自分に合った火おこしアイテム(道具)を選んでみましょう。 1.着火剤(固形燃料) 2.着火剤(液体燃料) 3.火おこし器 4.ガストーチ 5.新聞紙、割り箸、木の枝など
1.着火剤(固形燃料)
固形燃料は一般にファイヤースターターやファイヤーライターなどと呼ばれています。 比較的値段も安く、簡単に着火できるので、初心者にはオススメです。 燃料ですので火をつければあっという間に着火しますが、反面消えるのも早いので、着火後、いかに炭に火を上手に移せるかがポイントです。固形燃料は炭の下に設置しましょう。
2.着火剤(液体燃料)
液体燃料は、必ず点火前に作業を済ませてください。 方法は燃料は炭に直接かけたり、炭の裂け目などにジェルを染み込ませて着火しやすくします。 ここで注意する点はこの液体燃料系は、追い点けは厳禁です。液体燃料はわかりやすく言えば灯油やガソリンのようなものです。万が一火がある場所に上からかけたり注入したりすれば、手に持っている着火剤本体に引火し大やけどをします。絶対に後から液体を追加することはしないでください。着火後の際の扱いが初心者には危険な場合もありますので十分に気をつけましょう。
3.炭おこし器
煙突効果で比較的早く着火できる道具です。 最近ではこのタイプの火おこし器はホームセンターやキャンプ用品店にて2000円弱で購入できます。
最近は火消しつぼと兼用できる、火おこし器が販売されています。 バーベキューの後の炭の処理は意外と大変なので、火おこし器と火消しつぼが兼用になったものは便利ですね。
火おこし器の良いところは、大勢での バーベキューで炭の消費量が多い時に、追加炭の火起こしをして準備しておくことができて大変便利です。
4.ガストーチ(バーナー)
これはイワタニ産業から発売されているトーチバーナですが、他にもアウトドアメーカーから多数多機能なものが発売されています。
ガストーチは火力があるので短時間で確実に着火し、慣れれば簡単なため上級者の多くはこの方法で着火する人が多いと思います。しかも直接炭に火をつけることが可能で、燃料や枝、新聞などとあれこれ準備する必要もなく荷物も少なくて済みます。 しかし、火力があるぶん炭が弾けたりと飛び火の危険性もありますので、初心者や女性だけのグループにはこの方法はあまりオススメしません。この方法で着火する場合はガスバーナーの連続運転は避け、軍手をはめるなどして十分に注意して行って下さい。
5.火おこしの基本ー新聞紙、割り箸、木の枝etc
上級者は新聞紙や割り箸、木の枝などで火おこし器を使わずに炭に簡単に点火できますが、初心者は最低でも新聞紙、使い古しの割り箸くらいは準備しておき、他の火おこし道具と併用したほうが良いでしょう。 新聞紙は事前に1面紙を1/4に切ったものを細く硬く絞って棒状にしたものを2〜30本準備しておくと便利です。また割り箸もBBQで出た使い古しの割り箸や串などは、捨てずに点火用に残しておくと便利です。
さあ!手順1と手順2で自分に合った道具選びも終わりました! これで火おこしの準備はできましたね? では、いよいよ火おこしの開始です!
火おこし手順その3:炭の並べ方
バーベキュー台の中央に燃料を置きます。棒状の新聞紙や割り箸であれば、互い違いに井桁のように積み重ねたり、インディアンテントのように中心に向けて斜めに載せていきます。井桁状、インティテント状に積み重ねる理由は、空気の通り道をしっかりと作るためです。 その後その周りを囲むように炭を燃料が隠れるまで積み重ねていけば準備完了です。 火は下から上に上がって行くので、中央一番下の燃料(新聞紙etc)に、隙間から火種を入れ直接火をつけます。 火が中央に届きにくい場合は 棒状の新聞紙や着火用ライター、ガストーチ(バーナー)やミニトーチなどで点火してください。
火おこし手順その4:火がつくまで注意事項!
送風はほどほどに!
送風機やうちわなので風を送りますが、あまり風を送りすぎると、炭同士の火の温度が下がりかえって消える原因になります。やたら風を送るのではなく、ポイントポイントで風を送ることが大切です。また、火が消えそうになったら、常備しておいた新聞紙で作った棒上のものを差し入れて追加していきます、火を送り直します。
火おこし手順その5:火がつくまで
炭は気になって動かしたくなりますが、かえって移動させたり、回転させたりするとせっかく点火しようとしている部分の温度が急激に下がり、消える原因になります。ここはじっと我慢で触らないようにしましょう。
火おこし手順その6:炭に火が回ったらすること
炭火の住み分けをする
十分に火がついたら、バーベキュー台のスペースを3カ所に分け、真ん中を基準にして、高温そして、左右に、低温、追加炭用と分けます。 これにより食材の焼き過ぎを防ぎます。 低温スペースを設けることで食べるスペースが遅くなったときに焦げて破棄するという無駄もなくなります。 また炭が少なくなってきたら、追加用の炭を移動してきてくれば、常に食材を焼くことができます。
火おこし手順その7:バーベキューは片付けまで
時間短縮の片付け技
美味しいバーベキューの後は意外と片付けが億劫だとよく聞きます。 しかしバーベキューは片付けまでがバーベキューです。 炭火は完全鎮火!そして、炭は灰になったものまで全てお持ち帰りしましょう! 炭の片付け方法は蓋つきの缶などに入れて酸素を断ち鎮火させます。 また、バーベキューの網は残った炭火かガスバーナーなどで焼き切ると手入れしやすくなります。 そんな時に便利なのが、「火消しつぼ」と「ロゴスのBBQお掃除楽ちんシート」です。
グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150
グリーンライフの「火おこし兼用火消しつぼ」は上下の蓋を外せば火おこしができ、上下の蓋を付ければバーベキューの後の火消しつぼとして使える両用タイプです。 炭は必ず鎮火してからお持ち帰りするのが鉄則です。
ロゴス(LOGOS) BBQお掃除楽ちんシート(極厚)
極厚のアルミホイルで大きさも普通のアルミホイルの1.5倍くらいはあるでしょうか、とても厚みがあり、少々の火力ではビクともしません。これをBBQ台の下部に敷いておくだけでお掃除は格段に楽になります。 また別の使い方として、BBQ終了後に網の上にかぶせて、余った炭でカラ焼きをすれば、網についた油汚れがかなり落ち、最後にバーナーで網全体をあぶり焼ききれば、帰ってからのお手入れが格段に楽になります。 これと同じシリーズで焼きそば用の極厚アルミホイルも発売されています。
もっともっと簡単に火を起こしたい!楽チンバーベキューへの道!
いやいや、火おこしの達人と呼ばれなくても良いから、もっと簡単にあっという間に火が起こせる邪道な方法はないの?とお考えのあなたのために、とっておきの楽チンバーベキュー炭をお教えします。
【B】ロゴス(LOGOS) エコココロゴス(LOGOS)・ミニラウンドストーブ
マッチで1分で即火がつく! ロゴスが発売している「エコココロゴス(LOGOS)・ミニラウンドストーブ」 火力のしっかり長持ちし、1個当たり40~60分という燃焼力。 1個でステーキ14枚以上焼ければ、バーベキューも格段に楽になること間違い無しですね。 また、名前のとおり森林を伐採せず、ヤシガラを使用して作ったという地球環境を考えた、取り組みも高評価ではないでしょうか。
BUNDOK 七輪用らくらく竹炭/BD-442
こちらもライターやマッチで簡単に着火ができる炭です。 初心者がバーベキューを手っ取り早く始めるならば、こういう成型された炭でも良いですね。
バーベキューグッズに潜ませたいアイテム
さて、ここからは「使ってみたら意外と便利だった!」というグッズのご紹介です。 筆者が使ってみて、キャンプ道具にぜひ潜ませたいと思ったアイテムを何点かピックアップしてみました。
一般にはポケットトーチやミニトーチと言われており、まさにバーナータイプのミニライター版です。 見た目は100円ライターの火が出る部分が伸縮できるものです。 小さい穴の中や細かいところに点火するときにピンポイントで点火できるのでとても重宝しています。 また、これの便利なところは、ガスが充填するタイプと100円ライターを中に装着するタイプの2タイプ販売されており、どちらも人気です。 さらにトーチと言うだけあり、点火の際の火力が非常に強く、強風の中での点火も全く問題ありません。 キャンプ場といえば、山や海、強風がつきものですので、こういう点火グッズはむしろ必需品かもしれません。
The Friendly Swede フェロセリウム ファイアースターター+ボトルオープナー 木目 (ブラック)
火おこし道具「フェロセリウム ファイアースターター+ボトルオープナー」 北欧製らしいウッド製のシンプルでおしゃれなデザインです。 うっかりライターを忘れた!という時や災害時にもこれで火が起こせるので、一本持っておくと便利です。 また火おこしだけでなく、ボトルオープナーやロッドの裏にはミラーが付いており、緊急時にはシグナルミラーとしても使える一石三鳥のすぐれものです。 お子さんと一緒にチャレンジして火を起こす方法を学ぶのもいいですよ!
これがあったら盛り上がる?バーベキューアイテム
スノーピーク BBQロッド 赤 N-022 [P5] nocu キャンプ用品
せっかくの楽しいバーベキュー、ただ焼くだけじゃつまらない? こんなアイテムがあったら盛り上がること間違い無しの逸品をご紹介です。 SnowPeakが発売している「BBQロッド」、見た目は短い釣竿、そして釣り糸のように先端にソーセージを刺し いざ火の中へ! ジリジリと良い匂いがしてきたら、ロッドを上下に動かすだけで、クルッとソーセージが裏返る! ここで参加者の拍手喝采は間違い無し! BBQの網で焼くと焼きすぎたり黒焦げになったりするが、自分の手で火加減を調節できるので、程よい焼き加減で火から引き出すことができるおもしろグッズです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 火おこしの方法から簡単便利アイテムまでご紹介しました。自分にあった火おこし方法を見つけ出してキャンプなどのアウトドアシーンで活用していただければ嬉しいです!
一般には液体燃料または着火燃と言われる着火剤です。