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ストックの育て方!夏はどうする?手入れや管理など長く育てるコツ

ストックという花をご存知でしょうか?よく、フラワーアレンジメントや切り花として使われています。とても香りがよく、女性に人気の花です。そんなストックの手入れ方法や管理方法をご紹介します。これから育てたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
2020年8月27日
naru
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ストックってどんな花?

ストックの花について

ストックという花をご存知でしょうか?ストックとは、「茎」という意味を持っています。花からは甘い香りがすることが特徴です。 ストックは、ほとんどの花が咲かなくなってしまう冬が開花時期なので、花壇や鉢植えにして多くの人に楽しまれています。一つの茎にたくさんの花をつけることから、切り花などにしてもよく使われています。

ストックの花言葉:「永遠の美」

ストックの花言葉は、「永遠の美」「求愛」「愛情の絆」です。ストックの花言葉は、愛にポジティブに感じることができるので、男性から女性にプレゼントするのに最適な花です。 また、ストックは、茎が固いのでフラワーアレンジメントに最適です。開花時期も長く、香りがとてもいいのでフラワーアレンジメントにした後も長く楽しむことができます。フラワーアレンジメント初心者にもおすすめの花です。

ストックの花の種まきと苗の植え付け

ストックは秋まき一年草

ストックを種や苗からの育て方についてご紹介していきます。ストックは、日本の気候では秋まき一年草になります。ガーデニング初心者でも、きちんとして手入れ方法や管理方法を知っていればきれいなお花を咲かせることができます。 ストックは種からでも苗からでも育てることができます。ですが、種からだと発芽までの管理が難しいのと手間がかかってしまうので、苗から育てることをおすすめします。

種からの育て方

種からの育て方について説明します。種まきの時期は、種が発芽する15~20度くらいの温度になる8月末~10月ごろに種まきをします。種まき用土を敷いた育苗箱に種をまきます。土が乾燥しないように水やりをします。発芽した後は、間引きをして日当りのいいところへ移動させましょう。植え替えは、苗が十分に育ってからにしましょう。

苗の場合の育て方

苗の場合の育て方について説明します。苗の場合、10月ごろに鉢植えか地植えにします。鉢植えで準備する鉢は5号の鉢に1本植える割合で植え付けます。鉢底石を忘れずにしいておきます。地植えの場合は、しっかり土をほりおこしておきます。植え付けの時は20cm以上あけて植え付けましょう。

ストックの花の土作りと肥料

花の手入れだけでなく土の手入れも大切!


ストックの花の土作りと肥料についてご紹介します。土作りは、ストックの花を管理していくうえでとても大切です。しっかり肥料を混ぜて、ストックの花の手入れだけでなく土の手入れも忘れないようにしましょう。

土作り

鉢植えの場合、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜて使います。地植えの場合、植え付けの2週間前にピートモスや腐葉土を3土の3割ほど混ぜてしっかり耕しておきます。化学肥料を使うと、すぐに植え付けをすることができます。

肥料の追肥

肥料の追肥は、ストックの花の色がすこし薄くなってきたと感じたときに液体肥料を追肥します。目安は、開花時期の月一度にします。土や肥料の手入れや管理は、ストックの花を上手に咲かせるために重要なことです。忘れないようにしましょう。

ストックの花の水やり

水やりのしすぎも良くない

ストックの花の水やりについてご紹介します。ストックの花は、湿気をとても嫌がります。なので、水やりはあまり必要ありません。土の表面が乾燥したタイミングで水やりをします。土の表面が乾く前に水やりをすると、ストックの花が根腐れをおこしたり葉っぱが黄色くなってしまいます。

地植えと冬場の水やり

地植えの場合もそうですが、水やりはあまり必要ありません。忘れたころに水やりをする程度で十分です。冬場の水やりは昼間のあたたかい時間帯にしましょう。春先は土がよく乾きます。表面が乾き次第水やりをしてあげましょう。

ストックの花を管理する場所

日当りのいい場所で管理

ストックの花を管理する場所について説明します。ストックの花は、日当りのいい場所で管理します。日当りの悪い場所で育ててしまうと、茎が弱いストックになってしまいます。

寒さに弱い

ストックは寒さに弱いので冬の霜のは気を付けましょう。霜があたると枯れてしまいます。鉢植えであれば、軒下へ移動させたり屋内の日当りのいい場所へ移動させて管理しましょう。地植えであれば、防寒用のネットや段ボールなどで霜がストックに当たらないように工夫してあげましょう。


ストックの花の日常の手入れ方法

支柱で支える

ストックの花は、草丈の高くなる品種です。なので、花の重さで茎が曲がってします場合があります。草丈が伸びてきたら、支えてあげるために支柱を用意して倒れないようにしてあげましょう。

花が終わったら花がら摘み

ストックの花は、3月が開花時期です。花が終わったら花がら摘みをしましょう。そうすればまた花を咲かせてくれます。手入れをするときは、花穂ごと摘んであげましょう。また新しく茎が出てきてくれます。こういった作業をすることでストックを長く楽しむことができます。手入れを忘れないようにしましょう。

ストックの花がかかりやすい病気

予防方法もご紹介

ストックの花を栽培していくうえで、気を付けておきたい害虫や病気が存在します。病気や害虫にはやく気付いてあげることで病気にかからず済んだりします。予防方法もあるので覚えておきましょう。

立ち枯れ病

立ち枯れ病とは、土全体に雑菌が繁殖してしまうことで引き起こす病気です。この病気にかかってしまうと、苗全体が枯れてしまいます。枯れてしまったら修復はできません。風通しが悪かったりしても立ち枯れ病にかかってしまう可能性があります。 植え付けの時に、土を殺菌しておくことで立ち枯れ病を予防することができます。もし、一度立ち枯れ病になってまた新しく苗を植える際も土を殺菌しておく必要があります。

アブラムシやコナガの幼虫

ストックのようなアブラナ科の植物に発生しやすいアブラムシは、葉を食べて栄養を取られてしまいます。見つけ次第割りばしやピンセットなどで捕まえてしまいましょう。アブラムシ用の薬剤を散布しておくと安心です。

ストックの花、夏はどうする?

秋に向けての準備が大切

ストックの花は、日本の気候で育てると一年草として扱います。なので、秋に植えて冬越しをしてその後花を咲かせて夏になると枯れてしまいます。ストックは、日本の暑さに耐えきれません。

夏に枯れるため土の管理をしておこう

夏になり、ストックが枯れてしまったらストックを抜いてからまた秋にストックを植え付けることができるように土の管理をしておきましょう。土を手入れして、毎日管理しておくことで立ち枯れ病などの病気を防ぐことができます。また、次植え付けるまでに肥料も混ぜ込んでおきましょう。


ストックの花の楽しみ方

春の花壇にもおすすめ

ストックの花の開花時期は3月と、花が少ない時期に咲きます。そして、花色もとても豊富で草丈も高いのでビオラなどと寄せ植えをすることで一つの作品のような出来上がりになります。春の花壇のちょっとした彩にストックは欠かせない存在です。

寄せ植えで楽しむストックの花

手入れや管理も比較的簡単なので、他の花との寄せ植えにも向いています。鉢植えに寄せ植えすると、いろんな場所へ移動できるのでおすすめです。ちいさめの鉢を購入し、鉢植えすると玄関んなどに飾ることができるのでおすすめです。

フラワーアレンジメントで楽しむストックの花

ストックの花はフラワーアレンジメントで楽しむ花に向いています。ストックは、茎がしっかりしていてあれんじするときにとても扱いやすいです。さらに、とてもいい香りがして枯れにくいことからよくフラワーアレンジメントに使用されています。 ストックの中でも、八重咲きの品種を使うことで少ない花数でもゴージャスな仕上がりにすることができます。フラワーアレンジをしようと考えている方は、ストックの花を使ってみることをおすすめします。

ストックの花言葉は、「永遠の美」「愛の絆」「豊かな愛」「愛の結合」など、愛に対してポジティブなものが多いです。ストックの花色によっても花言葉が変わってきます。 恋人など自分のパートナーに花を送る際、ストックの花でフラワーアレンジメントしているものを送るのもかわいくて喜ばれます。花言葉も考えながら、ストックの花のフラワーアレンジメントを恋人に送ってみてはどうでしょうか?

ストックを長く楽しむ育て方

花を長い時期楽しもう!

いかがだったでしょうか?これまでストックの基本的な育て方についてご紹介してきました。ストックの花は、水やりや肥料の管理をきちんとしていれば長く楽しむことができる花です。ストックのほとんどは切り花として栽培されてきましたが、低温に強い品種のものが出てきてからは鉢植えや地植えで楽しむようになりました。 ストックの育て方のポイントについておさらいしておきましょう。まず、ストックはとても湿気に弱いです。水やりはほどほどにしておきましょう。水のやりすぎは根腐りをおこす原因になります。置き場所は日当りの良い、霜の当たらない場所におきましょう。開花時期が長いので、液体肥料も忘れずに与えましょう。 一年草のため、植え替えの必要もありません。できるだけストックを長い期間楽しめるように育て方のポイントをおさえておきましょう。可愛い花を咲かせてくれるストックの花、ぜひ育ててみてください。